め以子(杏)は、和枝(キムラ緑子)から、親戚や知人と鯛(たい)をやりとりする習慣
「魚島季節(うおじまどき)の挨拶」を手伝うように言われ、はりきって準備にかかる。
たくさんの鯛を安くまかなうために魚屋を手伝い、源太(和田正人)にひやかされつつも、
魚について学ぶことに。
和枝は、挨拶回りでは、め以子を親戚に紹介するという。
だが、何か裏があるという悠太郎(東出昌大)の心配が的中し、め以子は大変な目にあう。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ごちそうさん」第41話「たいした始末」
※(注)東京編よりは好印象で見ていますが、絶賛されている方は読まない方がええですよ。
本当に簡単感想で。
出掛けるし、内容も内容なので…。
昨日のラスト、和枝姉さんが言っていた、
あんさん、魚島って知ってまっか?
は、そういう行事?というか慣習?らしい。
鯛がな、卵を産みに一斉に寄ってきますのや。
それが島みたいに見えるから「魚島」いいますねん。
はい。
きれいな鯛が安ぅあがってきましてな。
その時期に鯛を親戚やお世話になってる方に配って歩く習慣がありましてな。
「魚島季節のご挨拶」いいます。
…はあ。
その手配をお願いできまっか?
そうして、鯛32匹を15円で手配する事になっため以子。
えっと…この時期1円が2500円として…37500円。
良い鯛だと仕入れ値でも1匹5000円以上はしそうなので…32匹だと16万…じゃ済まないですね。
桁が違いますな。
無理しないでほっといたらどうですか?
あなたがやらんかったら姉さんが自分でやるでしょうし。
と言う悠太郎さん。
1年間は祝言挙げないしきたりも変だから、挙げてしまおう的な発言にめ以子は言い返す。
けど、嘘だからって無理やり祝言挙げたところで、お姉さんの許しがない限りは西門の親戚とか
来てくれないだろうし。
そんなの見たらお父ちゃんだってカンカンだろうし。
私に対する風当たりだって強くなるだけだろうし。
結局はお姉さんに認めてもらわない限り何も変わらないのよ。
この根性は偉い。
そして、どう考えても無理なこの注文に、主人公は市場の銀次さんに頼み込んで
働かせてもらう事にするのだった。
出前の真っ最中に和枝姉さんと鉢合わせ。
あんさん、何してはんの!?
あ…魚屋さんをお手伝いしてて。
手伝うって、あんさん!西門のもんが、そんなん…。
え…今、「西門のもん」って…。
やっぱり…和枝さんにとっては「おなごしさん」だから、今まで何をやってもスルーだったわけだ。
しかし、「西門のもん」言うたわ。ついに。
…いうても…おなごしかて内々のもんやさかい。
とバツが悪そうに言って株仲間と去っていく和枝さんであった。
いよいよ「魚島季節の挨拶」前日。
8時には鯛が用意できると報告するめ以子に、初めて優しげに語る和枝姉さん。
あんさんもきちんとしてな。
あんさんもわてと一緒に回るんやで。
えっ?
ええ機会だす。
親戚に紹介して回ったるさかい。
一張羅で頼んますで。
わて、昔、嫁ぎ先で同じような事姑に頼まれましてな。
わては渡された銭では工面でけませんでした。
あんさんみたいに働いてでも工面するのが正解やったのかもしれまへんな。
見ている方としては、ヒジョウ~に複雑な気分です。
これで解決して姉さんのイビリが終わったのだとしたら…。
あら、早いね。もう終わったんだ。
っとも思うし…。
でも、これ以上イビリを続けてほしいとも思えず。
もちろん、主人公は認めてくれたの……かも?と、嬉しさを隠せない。
翌日、荷車に鯛32匹を積んで、えっちらおっちら帰ってきため以子。
しかし、和枝さんは喪服を着こみ、急な葬式が入ってしまったので先に1人で
回っていてくれと言うのだった。
…で…視聴者の嫌な予感通り…。
どの家もめ以子が持って行った鯛を受け取ってくれまへん。
一軒の家の方が真相を教えてくれる。
まぁ…人が良いんだかお節介だかって人は必ずいてくれるもんだよね。
あのぉ…どこ行かはっても同じやと思いますわ。
えっ?
昨日、西門さんとこの和枝さんからいうて魚屋さんから鯛が届いて、この文が
付いてたみたいです。
「悠太郎の連れ帰った東京の女子が私の言う事を聞かず、一人前の嫁として自ら
魚島時のご挨拶をやると言いだしました。」
「気ィの強い嫁で私の手に負えまへん。いくら一緒にやろう言うても聞きまへん。」
「ご挨拶も済んでおりませんのにそちら様に突然伺う事もあるかもしれません。」
「留める力のない私をお許し下さいませ。」
家に帰ると…。
受け取って貰えなかった鯛+お返しに届いた鯛…で台所は40匹を超える鯛の群れ…。
どないすんの?この鯛。40匹はありそう。
…と、相変わらずノンキでちょっと楽しそうなお静さん。
知りません!知りません!
お姉さんがやったんだから、お姉さんに聞いて下さい!
でも、この鯛…。
だったらお静さんが考えて下さい!
もう!いつもいつも私ばっかり!もう!
そして…口々に喋り出す鯛の群れ……
「腐るん?」
「腐っても鯛いいますねんけど」
「わてら腐ってまうん?」
「ホンマに?何でぇなあ」
「瀬戸内の海に卵産みん寄ったのに?」
「せめてきれいに食べてもらわんと」……
鯛たちの目が目が目が………
め以子を見ている!!!!!!
「家族八景」の火田七瀬だって魚の声は聞かへんで~。
今まで和枝さんのイケズは、それなりに意味があった気がしたし、主人公にも
非があると思っていたから世間が言うほどの不快感は無かったんだけど~。
これはホンマの意地悪だよね~。
意味のない意地悪。
自分も同じ目に遭ったから同じように追い出そうとか…そういう風にしか見えんわ。
新参者への洗礼としてもやりすぎちゃうか~。
魚の声が聞こえちゃう主人公の気持ちがちょっと解る。
…つづく。
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公式にレシピページ出来たよ。
※キャスト
卯野 め以子 … 杏(幼少期:豊嶋花)
卯野 大五 … 原田泰造
卯野 イク … 財前直見
卯野 トラ … 吉行和子(ナレーション)
卯野 照生 … 井之脇海
西門 悠太郎 … 東出昌大
酉井 捨蔵 … 近藤正臣
西門 静 … 宮崎美子
西門 和枝 … キムラ緑子
西門 希子 … 高畑充希
村井 亜貴子 … 加藤あい
泉 源太 … 和田正人
大村 宋介 … 徳井優
藤井 耕作 … 木本武宏
堀之端 桜子 … 前田亜季
野川 民子 … 宮嶋麻衣
近藤 学 … 石田卓也
室井 幸斎 … 山中崇
宮本先生 … 奥貫薫
竹元 勇蔵 … ムロツヨシ
※スタッフ
脚本 … 森下佳子
演出 … 木村隆文、小林大児
プロデューサー … 内田ゆき
制作統括 … 岡本幸江
フードコーディネーター … 飯島奈美
音楽 … 菅野よう子
主題歌 … ゆず「雨のち晴レルヤ」
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コメント
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もう今日の分を見ちゃってからのレスで申しわけありません~。
>今回は、「腐っても鯛」この諺を思い出せたので、鯛32匹で、はは~んと、和枝のやることがほぼ読めてしまいました。・・・しかし、40匹になるとは予想外!(笑)
私はこの風習自体を知らなかったので、昨日の回には驚きましたわ。
でも、32軒持っていくと32匹のお返しが来るんですよね?
じゃあ最終的には64匹じゃん…とか思いながら見てました^^;
>しかし、鯛は鯛、魚は足がはやいし、早めに調理して早めに食べねば、本当に腐って捨てる結果になるかもしれませんね。保存するとしても、どのくらいもつものか・・?
7日後に食べる分がどうたら…言ってましたよね~?そんなに保つもんなんでしょうかね。
保たせるって言ったらお酢しか思い浮かばず、鯛寿司みたいなもんを開発するのかなぁ
と思っていたのですが、それはありませんでしたね。
>あははは。 サトリます、みたいに、家族の心が聞こえる家政婦のやつですね。これはお気に入りでした。
そうそう、筒井康隆の七瀬シリーズです。
深夜帯ドラマの名作でしたわ。
鯛が喋る所だけ演出がホラーでしたね。
思い出したくない前々作を思い出してしまった^^;
魚島>『ごちそうさん』第41話
おお、遂に
週タイトル『たいした始末』の
鯛が登場!
長かった…
長い道のりだった…
あ、でも
フォンだって昆布だって登場は遅かったっけ
とはいえ今迄はタイトルだけでシャレなのはバレバレ
今週はすぐには分からなかったよ>私だけ?
…ひじゅにですが何か?
「この子の好きで古くなってるわけじゃないのに」byめ以子
おむすびの形に意…
魚島>『ごちそうさん』第41話
おお、遂に週タイトル『たいした始末』の鯛が登場!長かった…長い道のりだった…あ、でもフォンだって昆布だって登場は遅かったっけとはいえ今迄はタイトルだけでシャレな…
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今回は、「腐っても鯛」この諺を思い出せたので、鯛32匹で、はは~んと、和枝のやることがほぼ読めてしまいました。・・・しかし、40匹になるとは予想外!(笑)
私の予想は、配る所より多めに注文させて、「ま、こんなに余って! どうにかしておくれやす!ふん!」・・・あたりだったんですけどね。(せいぜい10~15匹を想定)
しかし、鯛は鯛、魚は足がはやいし、早めに調理して早めに食べねば、本当に腐って捨てる結果になるかもしれませんね。保存するとしても、どのくらいもつものか・・?
>「家族八景」の火田七瀬だって魚の声は聞かへんで~。
あははは。 サトリます、みたいに、家族の心が聞こえる家政婦のやつですね。これはお気に入りでした。
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>「勝手に、東京から来た嫁が嫌いで、陥れてる」とバレバレの文章ですね。
め以子に同情する人もあまりいなさそうですが。
今日はホントひどいなぁ~と思いましたわ。
ドーンとやられましたね。
和枝さんのあんな文章でも信じちゃう人はいるもんなんですかね^^;
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「勝手に、東京から来た嫁が嫌いで、陥れてる」とバレバレの文章ですね。
め以子に同情する人もあまりいなさそうですが。
ごちそうさん 第41回
内容
和枝(キムラ緑子)から“魚島季節の挨拶”を手伝うよう言われるめ以子(杏)
鯛を振る舞うのだという。
多くの鯛を安く仕入れようと、め以子は魚屋で働きはじめる。
すべては、和枝に認めてもらうため。。。
そんな様子のめ以子を悠太郎(東出昌大)は心配するが。。…
ごちそうさん (第41回・11/15) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第7週『たいした始末』【第41回】の感想。
め以子(杏)は、和枝(キムラ緑子)から、親戚や知人と鯛(たい)をやりとりする習慣「魚島季節(うおじまどき)の挨拶」を手伝うように言われ、はりきって準備にかかる。たくさんの鯛を安くまかなうために魚屋を手伝い、源太(和田正人)にひやかされつつも、魚について学ぶことに。和枝は、挨拶回…
ごちそうさん 第41回★鯛が喋り始め「どうせやったら骨までしゃぶってや。」
連続テレビ小説「ごちそうさん」第40回(11月14日)
め以子(杏)は和枝(キムラ緑子)から、親戚や知人と鯛をやりとりする習慣「魚島季節の挨拶」を手伝うように言われ、たくさんの鯛を安くまかなうために魚屋を手伝うなどして何とか鯛を確保・・・。
和枝「15円でできたん?」
め以子「一応・・・」
和枝は「あんさんも きちんとしてな。あんさんもわてと一緒にまわるんやで。ええ機会だ…