NHK朝ドラ【あまちゃん】第58回 感想

琥珀（こはく）の坑道で、アキ（能年玲奈）は、ユイ（橋本愛）と水口（松田龍平）を見つける。
水口は、芸能事務所のスカウトマンだった。ユイは、アイドル目指して、水口と
上京するつもりだという。
ユイを遠くに感じるアキ。
そんな折、アキは、春子が持ち帰った古い映画「潮騒のメモリー」のビデオテープを見つける。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「あまちゃん」第58話「おら、スカウトされる！？」

　　　　　

 

あ～また留守電。

「リアス」で携帯を切る美寿々さん。

作業場は圏外なんですよ。地下１０メートルだから。

と、勉さん。

勉さんは何も知らないんだよね～…
あ～もう、勉さんを見るたびに切ない～！

(全然関係ないけど映画館で『真夏の方程式』の予告見るたびに勉さん～！と心の中で叫ぶ…)

 

あ～もう！私と琥珀とどっちが大事よ。

どちらも磨けば光ります。

あ？

あれ？褒めだつもりなんだけど。

薄ら笑いの吉田。

ミズタク関係になると、美寿々さんがピックアップされてくるここ最近…。
実際どんだけの関係だかよく解らないけど、真実を知ったら美寿々さんも荒れるんだろうな～。

 

さて、坑道の中。

あの…水口さんは何してるんですか？

2人を発見したアキは恐る恐る尋ねる。

穴を掘ってます。

穴を掘って何してるんですか？

この琥珀の地層はね、海岸に沿ってまっすぐ南へ延びてるんだ。
だから、このまま掘り続ければ宮古まで行けるはずなんだよ。

え？

宮古から電車に乗って俺とユイは東京へ行く。

 

……間……(←ト書きかっ。)

目を丸くするアキ。

冗談だよ。

え！ああ…ヘヘヘ！

うちの荒巻が上野に劇場を造りまして。

 

…間……。

本題入ってるから。

あ、はい。

冗談と本題が解りづらいらしい。

 

そこに日本全国からアイドルの卵を集めて、コンサートやお芝居を上演しつつ、アイドルを
育成しようというプロジェクトで。

ここから、荒巻インタビュー入ります！↓

「なぜ上野だか分かりますか？そう東日本の玄関だからです。」
「じゃあ西日本の玄関はどこか？イエス・イエス・イエス！品川。」

秋には品川にも劇場をオープンするそうです。

「４７都道府県のご当地アイドルを東と西の玄関に集めてこう…闘わせる。」
「ま、闘わなくてもいいんですけどね。」

それが「ＧＭＴ４７」計画です。

じー　えむ　てぃー…。

地元って意味じゃない？ダジャレだよね。

 

なっなに……そのえーけーびー４８みたいな……。

 

「東京は田舎者のたまり場なんです。」
「マスに向けてコアを放つ的な。コアというのは地元意識ですよね。」
「１億人の地元意識、東京を舞台にコアを集めてマスを形成するみたいなね。」

「ま、やってみないと分からないんですけどね。ふひっっ！」←なにこの変な引き笑い。

 

それらを47都道府県から東京に集めて国民的アイドルグループを作るために
僕は派遣されたんです。

と、ついに身分を明かしたミズタクぅ…。

へえ～　…って、じゃホントに業界の人なんですか？

そこに戻る？

勉さんの弟子じゃないんですか？

バレなきゃそうですね。

バレなきゃ？

バレちゃったから。
いいんだけどね。全くバレないのも問題なんだよ。
ずっと琥珀掘ってなきゃいけないし。

何で嘘つくんですか？

 

理由は色々あるんだけど、君のお母さんの歌を聴いたから。

ミズタクの言葉に驚くアキ。

驚きました。あんな場末のスナックで聴く歌じゃない。
うまい下手じゃなくて説得力というか本物感があった。

ここで、春子が歌った『潮騒のメモリー』の回想～。

そらそうだよ。
決して上手くはないけどさ(あ、すんません)
本物だよ。やっぱ違うよ。キョンキョンだもん。

ああいうタイプって我々からすると面倒なのよ。
なまじ業界の事を知ってるとガード堅いし。
だから慎重に、少しずつお店の空気になじんで…。

まぁな…
そういう過去以上に性格が面倒だからな。

お座敷列車の潮騒のメモリーズビデオを東京に送ってＧＯサインは出たらしい。

そしていよいよ動こうと思っているところにユイ自身から告白ぅが来たと…。

…っていう流れで。

へえ～！
…ていうか、何してるんですか？
こんな暗闇にユイちゃん連れ込んで！

えっっ！ここに戻る？

ってか、アキがこんな夜に坑道に駆け付けた理由がやっと解ったわ。
暗闇にユイが連れ込まれてる事を心配してたのか。

 

相談に乗ってもらってたの。
最短距離で夢を実現する方法を一緒に考えてもらったり、夕方のテレビに出るように
なったのも水口さんのアドバイスなんだ。

もうすぐ１８じゃん？
決して若くないし、顔と名前覚えてもらった方がいいって。

まあ、２人ともいいキャラだし。
本当は君も東京に連れていきたいんだけど、何か忙しそうだし興味ないんじゃね。

 

興味ないんじゃね…
と言いつつ、アキの顔をシラーーーーーーっと見るミズタクぅ…。

未練とあきらめが混ざったような目で見るユイ…。

 

アキの目がこの時、ちょっと輝いた。

ユイちゃんと２人で東京へ。
アキには想像すらできない事でした。

 

そうかな…。
ここに駆け付けた理由には「それ」も少しはあるんじゃないだろうか。好奇心。

アイドル活動を3月いっぱいで止めたのはアキの意思ではなくて春子の勝手な差し止めだ。

では、アキ自身の意思は…。

 

このドラマってアキが主人公なのにアキの気持ちはとても解り辛い。
アキの気持ちを語るナレーションは夏さんだから、いわば夏さんが想像するアキだ。(と思う)

アキの気持は単純なようで単純ではないのか。
それとも単純すぎるから読めないのか。
あるいは、何も考えてないのか。←案外これが近いかも。

 

いずれにせよ、アキはこの時、夏さんに押されて初めて海に飛び込んだ日を思いだしたのだった。

「飛び込むめえにあれこれ考えたってや、どうせそのとおりにはなんねえ！
　だったら何も考えずに飛び込め！」

 

芸能界に飛びこんじゃうんだろうか…アキ。

そうしたら、海女は？
北三陸はどうすんの？

…と思ったけど、よくよく考えたら秋元康プロデュースのアイドルの子たちって
(いや、秋元康ではありませんよっっ荒巻太一ですよっ)
名古屋だの大阪だの各地で活動しつつ東京にも来てるんだよな。

つまり、ジモドルとして活動しながら東京でも活動する。
これは出来ない事じゃない。…と、いい所に目を付けたね。

そう考えると…物語的に母親と父親の別居は必須だったのかも。
アキには両方に居場所がないわけじゃない。

 

しかし、問題は春子である。

今や春子はアキのおかげでスッカリ北三陸に居場所を見つけ、今日も大吉っつぁんと共に
回想に浸ってマッタリしていたのだった…。

最近はイライラしないそうだけど(見ている側としても大変ありがたい)、この先、
イライラMAX以上の大変な事になりそう～…。

 

春子が家に帰ると目を開けたまま寝ている母と娘。

将来はあれだね。
アキばっぱだね。

 

そうして、映画『潮騒のメモリー』のビデオを春子のバッグから見つけるアキ。

これは…気になるよね。
いや、視聴者が一番早く見たいよね。

これの存在を異様に嫌がる春子。

 

エキストラくらい小さい役で、春子が出ているとか……。

そんな予感。違うかな。

 

※あの吉田里琴ちゃんが荒巻プロデュース「アメ横女学園」メンバーとして
出演するらしい。と言うか、今日ももう荒巻のバックモニターに写ってた。
楽しみですわ。あの「ハガネの女」真理衣さまのエゲツなさっぷり。

・【かわいすぎる天才子役】吉田里琴のプロフィールまとめ　by NAVERまとめ

 

【関連記事】
・【あまちゃん】第42回 「潮騒のメモリー」解明
・【中学生円山】妄想も現実を超えれば真実になる

 

北鉄HP↓のユイとアキの動画。
　　　

 

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