『月』闇市の手入れで警察に連行されため以子(杏)は罰金だけで戻される。
め以子は希子(高畑充希)から放送局で弁当を売ることを提案される。
『火』米国人が弁当に興味を示し、め以子は彼らにまで弁当を売る。
倉田(綾田俊樹)の発案で、蔵を改修して「お座敷」を始めることになる。
『水』め以子は蔵の改修に取り掛かるが、そこに竹元(ムロツヨシ)が現れる。
改築を買って出た竹元は、奇想天外なイメージを膨らませる。
『木』希子は米国人からめ以子のおむすびをまた食べたいと頼まれる。
米国に反感を持つめ以子だったが彼らの「おいしい顔」を初めて見る。
『金』蔵座敷が完成した。米国人将校が来たがっていると聞いため以子は迷う。
そこへ海軍で活男(西畑大吾)と一緒だった青年が訪ねて来る。
『土』青年の話を聞き、め以子は活男の戦死を受け入れる。
活男が残した手帳を読んだめ以子は、活男の食べたかったものをできる限り作る。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ごちそうさん」第24週「チョッコレイトな開戦」
※(注)楽しくご覧になった方は読まない方がええですよ。
基本的には、ほぼ簡単感想で。
第24週まとめ簡単感想。
いつもの事ですが、もう、ほんっといい事書いていないのでよろしく……。
闇市から警察に引っ張って行かれ、戻ってきた主人公に楽しそうにインタビューしまくる室井に
マジで切れた月曜日…。
もう、ほんっっっっと…※■△☆※★▽……
取り調べってどんなだった!?
牢屋は!?
入ってきた!?
女囚見た!?
ホントに…マジでマジで何であんたが満shu…………。
何で私が罰金払わんとあかんの?
米とられて金払うなんておかしいやろ!?
怒り狂う主人公であったが、まあ…待て。
確かにこの時期、闇市がなければ物資はなかなか手に入らなかった。
金のある者は必要な物は法外な値段だと知りつつも闇市で購入した。
闇米を拒否して栄養失調で死んでしまった山口良忠などもいたくらいだから、
(闇米を拒否して倒れてしまった下村建造という医師もいたらしいくらいだから…)
配給物資では圧倒的に足らなかったのである。
けれども、闇市は犯罪だ。
なぜかというと誰の物かも解らない土地を不法に占拠して行っていたからである。
そして、本来ならば配給で分配しなければならない品物を勝手に仕入れて
売りさばいていたからである。
もっとも…先ほども書いたように配給では圧倒的に物資が不足していたし、闇業者が
この世に居なくて全ての米が配給に回されていたとしても不足に変わりないんだけどね。
でもさ…
主人公は一応役人の妻なんだよね…。
正しい事だけやって餓死しろとは言わないけどさ…仕方ないにしても犯罪を犯している
という自覚は持とうよ…。
しかも、その闇市は主人公のせいで開催できなくなってしまったらしい。
あんたのせいや。
と、余所さまから言われる主人公。
前述したような有り様だから、当時、警察は闇市の取り締まりには手を抜いていた。
必要悪だと思っていたのだろう。
しかし、1949年、GHQからの闇市撤廃命令が出る。
まだ、そこまで年数行っていないみたいだけど(一体、今、何年なんだ?来週47年みたいだけど)
そろそろ取り締まり始めていたんだろうね~。
アメリカのせいで私は米持っていかれたんか。
主人公のアメリカへの憎しみはますます膨らむのであった。
進駐軍が子どもたちに投げているチョコレートを憎々しげに見るめ以子。
食べもん投げたらあかんやろ!
そんな事も分からんのか。どアホ!
いやいや……あんたかて、今までかなりの食べ物を「実験くん」にしてますやん…。
お茶に毒仕込んだ事もあったやろ。←しつこく覚えてます。
あんたの口からそういう事聞かされてもね…。
闇市がなくなって困るかと思いきや、もちろん「ごちそうさん」は
そんなドラマではありません。
今週は怒涛のごとく主人公にお仕事が現れるのであった。
四次元ポケット以外の道具も装備されているらしい。
まずは希子ちゃんからの依頼で放送局の弁当屋。
このおむすびがモリス大尉やらのお気に召し、弁当は進駐軍にも売れるようになる。
おむすび1個、日本人価格=10円。米国人価格=100円。
闇市どころじゃない暴利である。
倉田さんからは、蔵を改造してお座敷を作ってくれと頼まれる。
もちろん、お金は倉田さんが全部出してくれるらしい。
前の借金は一体……どうなっているのでしょうか。
藤井さん、大村さんが協力してくれ、何と竹元が設計してくれて、倉座敷が完成。
竹元教授の設計は、入り口階段があの開明軒に悠太郎が造ったコンクリート階段と同じ。
悠太郎愛
に溢れた設計なのだった。
こうして、月曜には弁当屋、水曜日には倉座敷の女将になるめ以子。
しかも全て他人の金、他人の案、他人の力で出来上がっているのだった。すごいね。
ついでに言っておくと、一筆書いているので土地も和枝さんの物であるはずだ。
次々と運が向いてくる中、金曜日、主人公の元に不運の知らせがやって来る。
活男と同じ船の主計兵だったという青年が訪れたのだ。
その青年は最期の出撃の時には病気で病院に入っていたのだと言う。
立派な最期だったそうです。
愕然とするめ以子とお静さん。
この小関という青年は、め以子に活男の手帳を届けてくれたのだった。
西門君はいつも笑ってて。
みんなにかわいがられてました。
握り飯を作るのがとても速くて上手で。
「ごちそうさん」って言われるとうれしそうな顔して。
「うちの母親は『ごちそうさん』てあだ名なんや」ていつも自慢してました。
何か、目に浮かぶよね…。
あの子だったら、きっとみんなに可愛がられただろう。
手帳の中には、船で見た夢がたくさん書かれていた。
いつも食べようとすると消えてしまう好物たち。
そして、夢の中にはいつも楽しそうに料理する母親の姿があるのだった。
め以子は、やっと活男の葬式を出す決心をする。
カレー、肉ジャガ、お浸し、ネギと揚げのみそ汁、ドーナツ、しょぼ焼き、オムライス…。
手帳に書かれていた活男が食べられなかった好物をできる限り作って並べ、
それを活男を知る人と共に食する供養。
そこには、みんなの食卓から少し離れた階段に座る活男の姿があった。
「ごちそうさん」
ずっと言えなかった言葉をやっと言えて、消えていく活男。
かっちゃんは、もう…おなかすかへんのやなあ。
死を受け入れて、前を向いて生きていこうと決めた主人公だった。
葬式はともかく、かっちゃんには泣けたわ…。
なんか、いい子だったもんね。無邪気で、優しくて。
別にさ…こんなにいっぱい上手い事運んでいるドラマで、登場人物殺さなくても…
と、私は思うんだけどな。
生きて帰った人も死んでしまった人もいる…
っていうのをどうしても描きたかったのでしょうか。
いいじゃないか…別にそれは、かっちゃんじゃなくても。・泣
でもね…
肝心のかっちゃんの夢シーンの主人公の踊りには笑わざるを得なかった……
えっと…かっちゃんも笑ったと書いていたので、あそこは笑ってもいいシーンですよね?
学芸会のこぶとり爺さんみたいにしか見えなくて~踊りが…。
さて…。
「うま介」も何故か主人公の許可を得て、新たに建て直し開店する。
元々、喫茶店だからね。
米軍好みの物が多いわけで。
前を向くと決めた主人公だったが、コーヒーを飲みに来る米兵には耐えられない。
頭ではわかってるんや。
せやけど…私は…お母ちゃんやから。
かっちゃんの敵の国の人にコーヒー入れたりはでけへん。
「うま介」が復活するんは嬉しい。
せやけど、私は……来られへんわ。
無理に来なくてもいいんじゃない…?
だって倉座敷の方も仕込みやったりしなきゃならないでしょ。
戦後、多くの人が米軍を憎み、今だに受け入れていないお年寄りだっている。
けれども、ドラマはそういう人の1人を描く気持ちは無く、米国の事を受け入れて
世界も見ながら人種関係なく平和に生きていく方向に持って行くらしい。
そして大方の視聴者は「世界みんな仲良く」の中に〇〇が入って来ると〇〇ドラマだと
騒ぎ出すのに「米国と仲良く」は抵抗なく流すのだった…。
で…
小関くんは、かっちゃんの死を見たわけではないので、おらはまだ活男は生きているに
3000点賭けとく……。←しつこい。
あ、言うまでもないけど、悠太郎は絶対に帰って来るから。
…だって……ぬか床がスタp……で…ネタバ………。
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公式にレシピページあるよ。

※キャスト
卯野 め以子 … 杏(幼少期:豊嶋花)
西門 悠太郎 … 東出昌大
西門 静 … 宮崎美子
西門 ふ久 … 松浦雅(少女期:原見朋花/乳児期:森山咲瑠)
西門 泰介 … 菅田将暉(少年期:三澤瑠斗)
西門 活男 … 西畑大吾(少年期:二宮輝生)
川久保希子(旧姓・西門) … 高畑充希
川久保啓司 … 茂山逸平
西門和枝 … キムラ緑子
西門正蔵/酉井捨蔵 … 近藤正臣
卯野大五 … 原田泰造
卯野イク … 財前直見
卯野トラ … 吉行和子(ナレーション)
卯野照生 … 井之脇海
泉 源太 … 和田正人
大村宋介 … 徳井優
藤井耕作 … 木本武宏
村井亜貴子 … 加藤あい
室井桜子(旧姓・堀之端) … 前田亜季
室井幸斎 … 山中崇
高木馬介 … 中村靖日
室井 文女 … 杉本瑛
竹元勇蔵 … ムロツヨシ
野川民子 … 宮嶋麻衣
近藤 学 … 石田卓也
安西真之介 … 古舘寛治
宮本先生 … 奥貫薫
※スタッフ
脚本 … 森下佳子
演出 … 木村隆文、小林大児
プロデューサー … 内田ゆき
制作統括 … 岡本幸江
フードコーディネーター … 飯島奈美
音楽 … 菅野よう子
主題歌 … ゆず「雨のち晴レルヤ」
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【ごちそうさん】
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コメント
お葬式>『ごちそうさん』第144話
う~むむむ
やっぱ活男君は戦死か…
どーせ
ヒロインの周囲は無事なままで
メデタシメデタシ…な
能天気な結末だろう
と高を括っていたもんだからさ(上目線
…ひじゅにですが何か?
「かっちゃんはもう、お腹空かへんのやな」byめ以子
病気のために船に乗らずに済んだ少年の荷物に
何故か紛れ込んでいたという活男君の手帳。
1:ご都合主義
…
お葬式>『ごちそうさん』第144話
う~むむむやっぱ活男君は戦死か…どーせヒロインの周囲は無事なままでメデタシメデタシ…な能天気な結末だろうと高を括っていたもんだからさ(上目線…ひじゅにですが何…
ごちそうさん 第144回
内容
活男と一緒だったという青年がやって来て、
め以子(杏)は、その時のことを知らされる。
そして、手渡される手帳。。。。
敬称略
まあ。。。スタッフは、したり顔で。。。
一部の熱狂的ファンなどは、感動だというのだろう。
たしかに、“普通のドラマ”なら…
ごちそうさん (第144回・3/22) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第24週『チョッコレイトな開戦』【第144回】の感想。
なお、本作は2/25にクランクアップしたため、ざっくり且つ皮肉混じりで観ておりますので、楽しくご覧になっている人や細部に拘る人は、読まない方が良いです。
め以子(杏)は静(宮崎美子)とともに、海軍で一緒だったという青年の話を聞き、活男の戦死を受け入れざるを得なくな…
ごちそうさん 第144回★金色に輝く活男の幽霊が「○○○○○○」
連続テレビ小説「ごちそうさん」
第144回(3月22日)
活男と海軍で一緒だった小関君「立派な最期だったそうです。」
そして、どういうわけか都合良く小関君の荷物にカツオの日記のような手帳が紛れ込んでいたので、め以子にこれを手渡します。
カツオは出撃、小関君は病院で療養だったのに、どうやったらこんなに都合良く手帳が紛れ込むのか—なんてことを細かく考えていたら『ごちそうさ…