め以子(杏)の東京の家族が、正月に来ることになって喜ぶ。
悠太郎(東出昌大)は、竹元(ムロツヨシ)にコンクリート建築の小学校を造るよう命じられる。
め以子は、正月に正蔵(近藤正臣)も招きたいが、悠太郎が許さない。
そんな折、かつて正蔵と働いていたという男性が訪ねてくる。
め以子は、いぶかりながらも長屋に案内する。
悠太郎は大震災の記憶から小学校の建築に悩むが、大村(徳井優)に励まされ、取り組む決意をする。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ごちそうさん」第73話「ふくが来た!」
※(注)楽しくご覧になった方は読まない方がええですよ。
基本的には、ほぼ簡単感想で。
先週のサブタイトルは、文章の間に入った「さんま」にすっかり騙されたけど…
今週は何だ、これ?
まさか「ふぐ」じゃないよね?
そんな物、家庭で調理したら中ってシんじ……あ、まぁ、いいのか…
どうせタイトルの料理を主人公が作るわけじゃないんだからな。
お正月、楽しくなりそうですね。
…って事で、震災は「鍋底大根」で軽く終了したらしい。ハ…
あ…あ~…あの~…
この機会にお父さんをって思ったんですけど…無理ですよね、悠太郎さん。
…言うだけ言うてみたら?
けど、無理強いはしないって約束しちゃったし。
ってことで、また父親不在問題がここで出て来るらしい…。
で、西門家の長い間の傷であったはずの父親問題は、もう悠太郎さえ解決すれば
納まる事になっているのだった……。
お静さんは…いいのか…それで。
あんたは自分を捨てて行った男が帰ってきたら、すんなり一緒に暮らせるのですか…。
まぁいいや…。
女たちは3人で悠太郎が正蔵を受け入れてくれるように策を練るのだった。
その策というのが……
いつもよりも丁寧な出迎え、丁寧な言葉遣い、丁寧な世話…みたいな…
まるでサザエさんか何かのような小学生並みの手……。
何やあるんですか?
えっ?
おかしいでしょう。こんな、至れり尽くせりな!
ここまでで、このドラマの1回の放送時間の半分使ってるんだけど。
ってか…私の記憶が確かならば~これって平成じゃないよねぇ…。
悠太郎さんは家長なんだし…これくらいは気持ち悪がられないように毎日やろう…。
東京から卯野一家が来る話は、当然、満面の笑みで受け入れてくれる悠太郎。
しかし、正蔵の話をすると、
分かりました。
ほな、その間、僕は「うま介」の2階に寝泊まりさせてもろて、あの人にはここに
来てもらいましょう。
と言うのだった。
「うま介」には桜子たちもいるんだよね…。
一体、どんだけ広いん……。
そして、「うま介」、いつから宿屋になったん……。
ちょっと待って。そんな事したら心配しはる。
ホンマの事を告げるというなら、きちんと告げましょう。
あの人がどれだけええ加減な事をしてきたかも細大漏らさずお伝えし、なぜ娘をこんな所に
やってしまったかと後悔の念を募らせて頂きましょう。
女3人は黙るしかないのだった。
「なぜ娘をこんな所にやってしまったか」って…今さらそれ。
いくら以心伝心結婚だっていったって、普通、家の話はちゃんと相手の家にするでしょ。
それこそ、駆け落ちじゃないのだから~。
別に…お父さんは亡くなった、でいいんじゃん…。
現実に今までそうなっていたわけだし~。
でも、そうはしておけないの。だって朝ドラなのだから~。
さて。
東京で「まるで建物が人を殺しているよう」な情景を見てしまった悠太郎は、
あんなにコンクリート推進派だったのにすっかり臆病になっていた。
確かにコンクリート造の大多数は安全でした。
しかし現に倒壊したものもありますし、倒壊した場合の被害は木造建築の比ではなかった事を
ご存じのはずだと思います。
建築物が倒壊したのは構造強度か施工技術か、または別の原因か。
いまだに調査は続いています。
この段階で模範を設計しろというのはあまりにも時期尚早ではないでしょうか?
しかし、木造は燃える速度がコンクリ建築の比じゃない事も見て来ているはずだじぇ。
立ち消えになりかけていた小学校の建築を模範建築として造らせてもらえるならば、
それは挑戦するべきなんじゃないのかな…。
もっとも、この辺の悠太郎の気持ちは少し解る気がする。
将来的に何か大災害が起きて、自分が作った建築物が人を殺すようになったら…
そういう恐さは、見てきてしまっただけに当然起きる感情だと思うのだ。
どうして、そんな大役を悠太郎にやらせるのか、と竹元先生に訊ねる大村さん。
これが後輩に先を越されたという嫉妬心からの発言ではない所が良い。
なんていうか……いい先輩だよな。
妙な縁があって、あいつの義理の父親に聞いたんですが、あいつは大火で母親を亡くしていて
それがこの仕事を志すそもそもの初めだそうです。
初めて会った時、「下宿先の店の客がケガをするのを見るのが嫌だ」その思いだけで
何の現場経験もないのにコンクリートの階段を造ってましたよ。
あいつにたった一つの才能があるとするなら、それは責任感です。
溢れんばかりの当事者意識です。
加えてあいつはその目で被害を見てきています。
私は抜擢でも何でもなく、あいつが今必要なものを持っていると判断しただけです。
安酒も昆布が放り込まれる事で上等酒になると私は思うんですがね。
そう語る竹元先生であった。
そして、藤井さんと大村さんは笑いながら、
赤門。
上が「やれ」言うんやからやろや。
ええ話やないか。
計画は継続してくれるいうし、赤門はコンクリートが使える。
グズグズ言わんとやったらええがな。
それにやな、わしの校舎、どうせあかんようになんのやったら赤門に設計し直してもらいたいわ。
と、悠太郎の背中を押す。
さあ…震災を経て…「安全な町づくり」の第一歩が始まるぞ!
…ほ、ほらね。ちょっとワクワクするじゃん…。
だから~こっちが主人公の方がいいって私は言っているのだよ…。
このドラマで、そこがどのくらい真剣に描かれるか解らないのが不安だけど。
それは、主人公サイドのグダグダした家庭の小さな問題が邪魔をしているから、
そっちで時間を取られてしまうのがいけないのだよ……。
…ぇ…主題はそっち?そうなの?
親戚の正月回りとか…なんか、あんまりどうでもいい気がしちゃって。
もうこの機会にパーーーッっと親戚一同集めて式挙げちゃえば~?
主人公サイドにとって邪魔だった和枝姉さんも居なくなったことだし~。
今、とっても自由で楽しそうだもんね。
そして、正蔵の前には昔の仕事仲間現る……。
正蔵のトラウマと悠太郎の震災トラウマが関連して、結果2人とも前へ進む切っ掛けに
なるのだと妄想予想しとく。
ついでに和解か……。
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公式にレシピページ出来たよ。
※キャスト
卯野 め以子 … 杏(幼少期:豊嶋花)
卯野大五 … 原田泰造
卯野イク … 財前直見
卯野トラ … 吉行和子(ナレーション)
卯野照生 … 井之脇海
西門 悠太郎 … 東出昌大
西門正蔵/酉井捨蔵 … 近藤正臣
西門 静 … 宮崎美子
西門和枝 … キムラ緑子
西門希子 … 高畑充希
村井亜貴子 … 加藤あい
泉 源太 … 和田正人
大村宋介 … 徳井優
藤井耕作 … 木本武宏
堀之端桜子 … 前田亜季
野川民子 … 宮嶋麻衣
近藤 学 … 石田卓也
室井幸斎 … 山中崇
安西真之介 … 古舘寛治
高木馬介 … 中村靖日
宮本先生 … 奥貫薫
竹元勇蔵 … ムロツヨシ
※スタッフ
脚本 … 森下佳子
演出 … 木村隆文、小林大児
プロデューサー … 内田ゆき
制作統括 … 岡本幸江
フードコーディネーター … 飯島奈美
音楽 … 菅野よう子
主題歌 … ゆず「雨のち晴レルヤ」
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コメント
時期尚早>『ごちそうさん』第73話
竹元さんったら
悠太郎の才能=安酒
取り柄である責任感=昆布
って(笑)
でも
逆だったら最悪だしな
それに
昆布は大阪の味、そして西門家の味の要だしな
…ひじゅにですが何か?
「大した才能もありませんしね」by竹元
↑あ、そういう位置付けなんだー
と、ちょっぴり驚いた台詞。
ほら、め以子がダメダメだから
帝大出で理屈…
時期尚早>『ごちそうさん』第73話
竹元さんったら悠太郎の才能=安酒取り柄である責任感=昆布って(笑)でも逆だったら最悪だしなそれに昆布は大阪の味、そして西門家の味の要だしな…ひじゅにですが何か?「大…
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きゃーーー本当だぁ。
いやぁ…ボケボケですねん。ありがとうございます。
訂正しました。
っていうか…誰だろうこの方、聞いた事ない方だ^^;
アニメ畑の方らしいですわ。
SECRET: 1
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
水曜日の脚本家がふたつとも橋部敦子さんになってるかと(;´д`)
何回か見たので…。すみません。
ごちそうさん 第73回★職場から勝手に外出しようとする悠太郎(東出昌大)
連続テレビ小説「ごちそうさん」第73回(12月23日)
め以子の東京の家族から、正月に伺って良いかと手紙。
で正月に両家が揃いそうなのでめ以子は「この機会にお父さんをって思ったんですけど。」と正蔵(近藤正臣)も加わっての正月に思いをはせます。
しかしめ以子「無理ですね、悠太郎さん。」
悠太郎と正蔵の諍いを引きずったエピソードを再び繰り返すのね。
今の距離感で平和…
ごちそうさん 第73回
『ふくが来た!』
内容
ある日、実家の母から、手紙が届いため以子(杏)
卯野家の面々が正月にやって来るという。
一方、悠太郎(東出昌大)は、進めていた仕事が急遽変更されたと知る。
竹元(ムロツヨシ)の鶴の一声だったよう。
そんななか、正蔵(近藤正臣)を訪…
ごちそうさん (第73回・12/23) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第13週『ふくが来た!』【第73回】の感想。
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