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【真昼の悪魔】第8話 最終回「「贖罪」愛を知った悪魔の行く末は」感想

その決断に至るまでに何があったのか、私には分かりません。
もう神父ではない私には関係のないことですが。

 

すいません。
僕のせいで。

あなたのせいではありません。
私が神父を辞めたのは、人の善の心が信じられなくなったからです。

私の本心を言いましょうか?

 

あの人が改心などするはずがないでしょう。
あれは生まれついての悪魔です。

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オトナの土ドラ 真昼の悪魔 第8話「贖罪」愛を知った悪魔の行く末は

 
  
  ドラマimg

う~~ん……
ここまで楽しく見てきたけれども、やはり予想通り最終回で萎んでしまったなぁ…。

とりあえずツイッター実況上げで、後ほど簡単感想。


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お願いします!
私、まだ死ねないの。
お願いします。殺さないでください。
私も。 娘も。

 

小林照美ごときに必死に土下座して頼んで、手を踏まれても我慢しているとか何なのよ。

…と、思ったけれども、これも全て

こんな所で今殺されたら大事な実験が出来なくなってしまう!!

という一心だったわけですよね。解ります。。

閻魔…じゃなくて、恵真を産んだのも育てたのも666日目に殺すという実験を遂行したかったから。

元々は人の苦しむ顔を見たかった葉子さまだけれども、いつの間にか実験は「人の苦しみと自分の感情の動き」のようなものがテーマになり(論文でも書くか。)、愛する娘を殺したら、どれだけ悲しいかという究極の課題を思いつくに至る。

 

あんなに追い求めていた涙を流せたのに全然満足しないんです。
むしろ、すごく虚しくて……。

 

と神父さまに言っていた葉子さま。

恐らく、難波くんに「人間」扱いされ、病も持つ弱い者のように神父様に言われ、初めて泣き喚いた。

それがクセになっちゃったんじゃないかと思うのだ。

 

あーーもう一回、思い切り泣きてぇ…
そうだ、子どもは何よりも可愛いと聞く。それ殺してみたら泣けるんじゃね?

こんな感じの実験。

それこそが「悪魔的贖罪」。

娘は思っていたよりも遥かに可愛かった。
夫もとても従順だ。だからホノボノ家庭を演出しよう。
きっと、その方が実験結果がもっと悲しいだろう。

けれども、誤算は娘が本当に可愛かったので実験を遂行できなかった事。

葉子さまは人間になんてなりたくなかった。
なのに、人間になってしまったの。

 

私の娘を悪魔の子なんて呼ばないで!

 

だって、人間の子になってしまったのだから…。

葉子さまは敗北したのだ。

 

…なのに、ここからステーキをモグモグと食べているシーンに行っちゃうのがよく解らないのね。。

 

1. 小林照美を射殺して、悪魔を一からやり直す事にしたからステーキを食べに行った。
→ラストの病院シーンが要らない。

2. 悲しき人間になったから、自首して刑務所に入る。
→楽しそうにステーキ食べるシーンが要らない。

3. 小林照美を射殺して頭がおかしくなり、そのまま精神病棟へ。
→ステーキ食べに行けるはずがない。

 

よく解らない展開になりました。。

個人的には1.で終わっていただきたかった。
自分の子供は殺せなかったけれども、葉子さまは悪魔。
可哀想な気狂い老人にしないでいただきたかった。

 

ちなみに…
原作のラストは全くこんな感じでは無く。
別の意味で ちょっとポカーンとなりますが、これから読む方が多そうなのでネタバレはしないでおく。。

 

ドラマ自体のラストは残念だったけれども、このドラマの田中麗奈さんの美しさと演技の確かさは満喫できた。

大倉孝二さんのイケメンっぷりにも惚れ直した。
いいダンナさまだったなぁ。(ドMだけど)
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ラストはポッカーーンでも、7話までの面白さでお釣りがくるくらい。

久しぶりに良かった。
オトナの土ドラ枠。

葉子(田中麗奈)は大塚(大倉孝二)と結婚し、一人娘をもうけ富士山の麓の町で小さな診療所を開き、医師を続けていた。
葉子は3年前に、難波(中村蒼)が録音したICレコーダーの内容が病院内で公になり、解雇されていた。  

一方、小説家として頭角を現していた難波は、次回作に葉子を主人公とした物語を書こうと思い立つ。
3年ぶりに神父(伊武雅刀)を訪ねた難波は、神父の退院後に葉子が教会に来たことを聞く。
難波が葉子に会いに行くことを知った神父は「おそらく今は眠っているであろう悪魔が覚醒していないか慎重に見定めて欲しい」と忠告する。  

その頃葉子の診療所には思いがけない人物が訪れていた。
それは以前病院で葉子に散々な目にあったあの女だった。
娘を盾に葉子を脅し、土下座をさせて金を取り、「またすぐに来る」と言い去っていった。  

難波は葉子の病院の同僚だった医師たちに話を聞いていく。
すると葉子が以前そそのかした女児が病院で悲惨な事件を起こしていたことがわかり、難波はその女児の父・竹居道明(坂上忍)に、葉子と対峙した時の話を聞いた。
一方刑務所に服役中の芳賀(篠原篤)は、葉子の悪魔としての第2章が始まったと嬉々として話す。
葉子が考えているのは、常人には理解できない悪魔的贖罪だと…。
葉子に関わってきた人々に会い、考えを巡らせた難波は、葉子の診療所へと向かった。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

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※キャスト

大河内葉子 … 田中麗奈

難波聖人 … 中村蒼
芳賀明善 … 篠原篤
吉田誠 … 鈴木省吾
渡来倫子 … 福田ゆみ
浅川純 … 瑛蓮
大塚光 … 大倉孝二

大河内徳広 … 村井國夫
小林照美 … 朝加真由美

神父 … 伊武雅刀

※スタッフ

脚本 … 香坂隆史
演出 … 森雅弘
プロデュース … 遠山圭介、高橋史典、馬場三輝

音楽 … 大間々昂、兼松衆、田渕夏海
主題歌 … 倖田來未「On my way」

原作 … 遠藤周作「真昼の悪魔」

コメント

  1. 真昼の悪魔 第8話(最終話)

    最終話『贖罪』2017年3月25日 放送 ラテ欄「「贖罪」愛を知った悪魔の行く末は」  葉子(田中麗奈)は大塚(大倉孝二)と結婚し、一人娘をもうけ、富士山のふもとの町で小さな診療所を開き、医師を続けていた。葉子は3年前、難波(中村蒼)が吉田(鈴木省吾)に託したIC…

  2. くう より:

    きこりしゃん

    >なんかよくわからんかったけど田中麗奈様は良かったよね。

    もう、そんな誉め方しかできないよね(笑)

    >ステーキになんか入ってたの?(笑

    そう思えちゃうくらいラストがバタバタだったね^^;
    一体、どうしてあんな感じに入れ込んだのか…時間が足らなくて適当に〆たみたいに見えちゃったわ。

    きこりさんが書いていたようにオール妄想物語っていうのが実は正解かも。
    悪魔に見させられている夢ね。

    とりあえず、ツッコミは楽しかったわw
    次作はすっごくお金掛かってそうだね!

  3. トリ猫家族 より:

    「真昼の悪魔」 最終話 贖罪 

     「(ーヘー;) うーむ・・・よくわからんラストだったなぁ・・・ 葉子様は望んでいた通りの普通の人間になって、そのため罪の意識から病んで 何十年も精神病棟に入院して老いてし …

  4. なんかよくわからんかったけど田中麗奈様は良かったよね。
    わたしゃ、肉食ってたからまた悪魔として生きるのかと思ったけど、一度人間になっちゃったら
    もうダメだったのかい?
    あのステーキハウスの場面っていったい・・・( ̄ー ̄?)…..??
    食べ納め?それともやっぱりくうさんが書いておられるようにステーキに
    なんか入ってたの?(笑
    アレなかったら人間として普通に狂ってしまったんだな~ってわかるけど。
    小林さんの死体の始末とかちゃんとしたのかしら・・?
    最終回の記事は???ばかりになってしまったけど、ツッコめるドラマだったから楽しかったね( ̄▼ ̄)

  5. 真昼の悪魔 最終回『贖罪』

    それから、数年… 葉子さま(田中麗奈)は大塚(大倉孝二)と結婚し、一人娘をもうけ、富士山のふもとの町で小さな診療所を開き、ほそぼそと医師を続けていました。公園にお弁当をもって家族で出かけ、まるで、絵に描いたような幸福な若夫婦!でも、葉子は3年前、難波(中村蒼)が吉田(鈴木省吾)に託したICレコーダーが病院内で公になり、解雇されていたのですね。難波は、今や売れっ子作家に次には、自らの驚愕の体験を書こうと、取材を試みます。神父さま(伊武雅刀)は、神父をやめ、ボランティアに励む毎日。難波に葉子さまの事情を…

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