NHK朝ドラ【あさが来た】　第141回　感想

あさ（波瑠）は、世間からの非難に落ち込む成澤（瀬戸康史）を励まし、九転十起の心意気で粘り強く女子大学校の実現を目指そうと語りかける。千代（小芝風花）と東柳啓介（工藤阿須加）の縁談は、東柳家と懇意な大隈綾子（松坂慶子）の仲介でうまくいくと安心していたあさ（波瑠）だったが、意外な便りが東京から届く。新次郎（玉木宏）とよの（風吹ジュン）は、千代の啓介への思いを成就させようと行動を起こす。
(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「あさが来た」第24週「おばあちゃんの大仕事」　第141話

　　　

 

※簡単感想デフォルトでよろしくお願い致します～。
※たまに、夜追記する日もあるかもしれないです…。←知れない…です…。
※いいことばかり書いてないんで、そこんとこよろしくお願い致します～。

↑テンプレだす。

 

簡単で。

いや～…しかし、こんなに叩かれるとは…。
私の信条は「真の楽しみは苦しみの中にこそある」という言葉です。
逆境にも強いつもりでいた。

しかし、そんな私でさえもう潰されそうです。
他人の妬みそねみというものがこんなにも否応なしに人を傷つけるとは…。

 

と、落ち込む成澤を、あさは弁当を持って勇気づける。

 

はぁ。そら、めでたいこと。

 

はい？めでたい？

叩かれるいうのはそれだけ目立ってるいう証拠だす。

今までの女子教育を真っ向からひっくり返した先生がようよう注目され始めましたのや。
どうか存分にポンポンポンポン叩かれとくなはれ。

「出る杭は打たれる」。　
肝心なのは何ぼ打たれても打たれてもへこたれへん頑丈な心を持つ事だけだす。

そして、寄付金集めの事は自分が頑張ると力づけ、田村宜を秘書として付けるからと……。

うーーん…完璧。
まるで足長おじさんのようだよ。(あ、おばさんか)

 

この流れを見ていて、ヒロインがここまで頼もしいのはめでたいこと…
と思いつつも、やはりこの人の心の大きさや人格の素晴らしさやポジティブさは財力に支えられている面も大きいな…と、ついつい思ってしまうのは妬みそねみ？　

こういう、困っている人に人力や財力をポンっと出せる足長おじさん的役柄っていうのは、主人公よりも脇に居た方が好ましいかもね…本来。

 

だから、主人公だって苦労してるじゃん！

って事で娘の縁談の破局……

なワケだが、これだってヒロインの苦難じゃないし、慰めてくれるいいお友達もいるし自分の事以上に嘆いてくれるお祖母ちゃんもいるし…。

成功者の物語は本来気持ちのいいものだが、この人の場合は元々持っている器がデカいので、完全な自力ではないんだよね…。

…と、思ってしまうくらい、この3ヶ月を通してこの人自身の苦難の描き方が薄かったよね。

申しわけないけれども、イバラの道を歩んでいるのは はつだったりこの成澤だったりするわけで、ヒロインはそうでもないようにしか見えなかったなぁ…(もう、まとめに入ってる(笑))

※感じ方はあくまでも私感です！

 

とにかく、おあささまのおかげで成澤せんせーは魔法にかかったように生き返り、石を投げる人も急に居なくなって各地で歌を歌えば賛同者が増えるのだった。
　　

 

先ほどまで昨日のスタジオパークゲストの瀬戸丸を見ていたのだが、ほんと、テンション高いよね、この役。　

思えば大河では、ロクな人生歩んでないからな…いつも暗いし…

本能寺で死んじゃう…キリッとしてるけど暗い…
　　

池田屋騒動で死んじゃう……イイ人だけど暗い……
　　　　　　　

 

今回は……騒がしいけど明るい人生で、今だに創設者としてポン女の学生に慕われて、ほんと良かった。・泣

学校名は「日の出女子大学校」に決まり、ちょっとずつ前へ進む。

 

それに引き換え、加野銀行は不景気でちょっとみんな暗い顔。

その上、大隈夫人から縁談破棄のお知らせがやってきた。

 

当の啓介さんがやっぱり婿養子になる気ぃはないてそない言うてはるみたいだすのや。
恩師の教授さんが政府で働けるようにてもう内務省の参事官にまで紹介状も書いてしもてはって。

それで啓介さんも卒業したらそっちで働きたいて。

 

事のショックと千代可哀想さで具合まで悪くなっちゃう よのさん。

 

しょうがありまへんやろ？
うちは最初から家つき娘だすさかい。
やっぱり榮三郎おじちゃんやお父ちゃんに選んでもろた人と一緒になる方がよろしのや。

泣きそうな気持ちを抑えて微笑むお千代様、かわいそう。
　　

 

で、東京へ行こうかと言い出すおあささま。

 

東柳さんがお見合い断りはったんうちのせぇやないかて…。

ほら、うちこないだ東柳さんが来てはった時、えらい成澤先生叱咤激励してしまいましたやろ？

それ聞いてこないな家は、かなんて。

 

相手が、自分で選んだ進路に進みたいと言っているのに、ここは尊重しないんだすな。

で、本当にあのわざとらしい一幕のせいで啓介さんが尻込みしたんだとしたら、どうしよう。

そんな単純な理由で、何かあって「やっぱりこの義母を尊敬できると解ったから婿に来ます」みたいな流れだったらどうしよう。　

 

それより何より……

このドラマのおかげで、私ゃ史実の人にまで疑問符が湧いてきてしまったよ。

そもそもなぜ、お千代さまは家付き娘なのか謎すぎる…って史実の人も含めて。

新次郎(信五郎)は、本来は分家の跡取りだったはずだし、史実の人には男子もいるのになぜこの人の娘婿が跡取りなんだろう…。って考えると、史実の人の事まで大奥的に恐く思えてくる。

妾の子供も分け隔てなく可愛がったと伝わっているけれども、残されているのはもちろん浅子寄りの史料だから悪い事なんか書かれていないし。

表向きは可愛がっていたけれども、家を継ぐのは自分の腹を痛めた娘！みたいな～…
妾は元々自分が連れてきた女中だし。

 

家なんかどうでもいいじゃん、元々特別なオンリーワンは人だよ～～って時代ではないんですよ。
この時代は特別なオンリーワンは人より家なのです。

ま…名家は今だってお家が大事なオンリーワンだと思うけど。

 

いやん…歴史ミステリーじゃないんだから～。　

と思って、ちょっと家系図おさらいしてみたら広岡家の十代目は榮三郎のモデルにあたる広岡正秋さん(九代目)の娘婿・正直さんなんですね。

つまり、浅子の娘・亀子さんの娘婿が継ぐか、お妾さんの息子さんが継ぐかって問題は分家の話ってことね。

ドラマでは分家の人という話だけは出てくるものの、肝心の分家が影も形もなくヒロイン夫妻はずっと本家で暮らしているのでややこしや…。

って…ま、ドラマの場合はお千代様が一番年上の娘だから中継ぎ的にも跡取りなんでしょとかそういう事で片づけられるわけですよね、解ります。　

 

でも、別にみんな全然お年寄りじゃなくてバリバリ働いてるし、啓介さんは今のところ白岡家に入る必要がないよね～。

 

　

　　
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よろしければ→【2016年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

　　
※キャスト

白岡あさ(旧・今井) … 波瑠（子役期：鈴木梨央）

眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい（子役期：守殿愛生）

白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡榮三郎 … 桐山照史（子役期：吉田八起→河崎脩吾）

白岡さち … 柳生みゆ
白岡千代 … 小芝風花（子役期：東出奈々→中川江奈→鈴木梨央）
東柳啓介 … 工藤阿須加
白岡正太郎 … 木内義一

眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子
眉山藍之助 … 森下大地（子役期：→南岐佐）
眉山養之助 … 西畑大吾

雁助(山本雁助) … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
かの … 楠見薫
クマ … 郷原慧
ツタ … 畦田ひとみ
弥七 … 竹下健人

山崎平十郎 … 辻本茂雄
高木ツル … 村崎真彩
末松すず … 三宅唯真
中川ハト … 加藤千果
工藤サカエ … 横田美紀

山屋与平 … 南条好輝
美和(晴花亭店主) … 野々すみ花
田村宜 … 吉岡里帆
田村フナ … 高橋由美子
ツネ … 松永玲子
ツゲ … 舞羽美海
竹男 … 中村大輝

治郎作 … 山崎銀之丞
カズ … 富田靖子
サトシ … 長塚圭史
宮部源吉 … 梶原善
伊作 … 中山義紘
福太郎 … 北原雅樹
八五郎 … JEFFI
三坂 … 中川浩三
日野彦三郎 … 上杉祥三
山本平蔵 … 山本浩司
三坂 … 中川浩三
萬谷与左衛門 … ラサール石井

今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井忠嗣(久太郎) … 興津正太郎（子役期：二宮輝生）

五代才助(友厚) … ディーン・フジオカ

大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
成澤泉 … 瀬戸康史
成澤カナエ … 宮嶋麻衣

古田信男 … 宮根誠司
富永巌 … 松平定知
平塚らいてう … 大島優子
大塚健作 … 渡辺いっけい
石川一富美 … 山口智充

福沢諭吉 … 武田鉄矢
渋沢栄一 … 三宅裕司
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶

大隈重信 … 高橋英樹
大隈綾子 … 松坂慶子

ナレーション(語り) … 杉浦圭子

※スタッフ

脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき

原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』

主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48

公式サイト　http://www.nhk.or.jp/asagakita/

 

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