思いを新たにした花子(吉高由里子)は、以前にも増して翻訳家として意欲的に
取り組んでいく。
しばらくたったある日、かよ(黒木華)の店で誰かを待っている醍醐(高梨臨)。
緊張しきりの醍醐をかよが励ましていると、なんと吉太郎(賀来賢人)がやって来る。
はじめはぎこちなかったが、徐々に打ち解けていい感じになるふたり。
やがて、進みそうで進まないふたりの様子に、龍一(中島歩)が一計を案じ花子たちに
声をかける…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「花子とアン」第20週「海にかかる虹」 第120話
ちょーー簡単感想で~…。
※このドラマを楽しくご覧になっている方はこの記事を
スルーする事をお薦めします!
12月。「世界家庭文学全集」が刊行され、『王子と乞食』が収録される。
実際には『王子と乞食』は道雄さんが亡くなった翌年、10月に平凡社の
「世界家庭文学大系〈第2巻〉王子と乞食 (昭和2年)」として刊行されます。
5歳の誕生日を前にしてこの世を去った歩は、私の心に母性という火を
灯してくれた天使でした。
歩はもういないけれど、私の心の火は消えません。
日本中の子どもたちにその光を届けていく事が私の願いです。
3ヶ月で悲しみも癒え………ぇ…
花子が想いも新たに机に向かうアバンから一転、OPが終わると茶番の嵐。
醍醐さん、今日はまた一段とおしゃれですね。
かよの店で誰かを待つ醍醐さん。
「貸切り」らしいけど……いつも貸切りだよね。
予約制高級クラブだよね、この店……うん。
かよさん、どうしよう。
実は私、男の方と二人きりでお食事なんて初めてなんですもの。
心配しなんで大丈夫ですよ。
本当に無口であんまり笑ったりもしませんけんど、別に怒ってる訳じゃないんで。
はあ……どうしよう…。
そこへ、
お呼び立てしておきながらお待たせして申し訳ありません!!
と、軍隊の演習のようにすごい声張り上げてギクシャクと入ってくる兄やん…。
「てっ…醍醐と吉太郎はいつの間にパルピテーションの間柄に?」(ナレ)
……
この2人は今、あの時に借りたハンケチを返すために会っているらしい。
弁当が美味しかった話をする兄やん。
で、あれは畠山さんが作ったのだと白状する醍醐さんであった。
かよじゃなかったんだ。
あっ、でも卵焼きだけは私が作りました。
てっ…。
卵焼きだけなんて自慢できる事じゃないですよね。
お恥ずかしい…。
あの卵焼きが一番うまかったです!
見かけはよろしくなくありましたが、味は一番うまかったであります!
ありがとうございます。
ハンカチも弁当も全部歩くんに繋がることなのに歩の「あ」の字も
出てこやしない。
でも、まぁ……
このやり取りとりはね、正直ちょっと笑ったし微笑ましかった。
私ゃ今日のこの回が兄やんと醍醐さんのパルピ回だってことも知っていたので、
一体、どういうドラマなんだとゲンナリしてたんだが、かよ のこの店のやり取り
だけで終わるんだったら2人とも不器用で可愛い…と思えたかも知れない。
しかし、ドラマはそれで終わらなかった。
舞台は急に村岡家に移り、宮本龍一脚本・プロデュースの茶番劇が
ここで行われることになる。
何だか知らないけど甲府から武まで来てるじゃん……交通費とかちゃんと
出してるんだろうね……。
吉太郎が入って来ると、みんなが茶の間にいて、与えられたセリフを
白々しい演技で喋るのだった。
ストーリーは、甲府の地主・武がここで醍醐さんにプロポーズし、醍醐さんが
それを受けてしまう。
で、これで兄やんが「ちょっと待った!」をかける筋書きだったらしいけれども、
男らしく身を引いてしまったので…
「あ…兄やん。このまま醍醐さんが結婚してしまってもいいですか?」
「そ…そ…しょうですよ…。しょ…。」
「兄やん。醍醐さんの事好きなんじゃねえの?」
「あ…兄やん。地主なんかに醍醐さんが奪われてしまってもいいの?」
「持つ…も…持つ者が…も…もた…持つ…。」
みんながあまりにも酷すぎるので、ついに声を上げてしまうプロデューサー龍一。
持つ者が持たざる者から奪う社会をおかしいとは思わないんですか!
持たざる者が富める者から奪ってこそ意味がある!
てっ…久しぶりに聞いたわ。この不快なセリフ。
社会の問題じゃないだろ…。
醍醐さんが武を好きならそれでいいじゃんか。
第一、よく蓮さまの前で正義みたいにそのセリフをしゃーしゃーと言えるよね。
『持たざる者』とやらは、奪ってもいいのかよ。それが正義なのかよ。
それに……一体誰が仕事してんのかサッパリ解らない環境で一日中ドミンゴで
騒ぎまくってどこかから沸いて出てくる金で優雅に学生やっていたあんたに
『持たざる者』とか言われたくね~。
そこへ色ボケした蓮さまが、台本にないセリフを…。
吉太郎さん!
醍醐さんの事が好きなら略奪してでも一緒になるべきだわ。
たとえ世間から後ろ指 さされたって好きな人と一緒にいられれば耐えられる。
好きな人と一緒に生きられる事ほど幸せな事はないわ!
私ゃこの茶番にも引いたけれども宮本が作ったこの台本に一番引いたよ…。
なんなの?
このドラマにおいて「真剣な恋」とは「奪う事」なの?
あくまでも不倫推奨ドラマなの?
セリフもごちゃごちゃになってきて、ついに自分からプロポーズしてしまう醍醐さん。
今のは全部お芝居で…
吉太郎さんがなかなか思いを告げて下さらないから、私…焦ってしまって…。
えっ?
私が好きなのは吉太郎さんなんです!
吉太郎さん。
私と…結婚して下さいませんか?
いったん、
いや…駄目です。
と、お約束どおり断った兄やん。
こういう大事な事は自分の性分として女の醍醐さんに言わせる訳にはいきません。
自分から言わせて下さい。
自分もあなたの事が好きであります!
本当に結婚してほしいと思っておるのであります。
ですが…。
自分は憲兵という立場上、独断で結婚する事はできません。
少し時間を頂けませんか。
いくらでも待ちます。
ほら……別にこの寸劇なくても最初の かよの店で全部終わったよね…。
なのにどうしてこういう事がやりたいのかしら~?
悲しいことの後にはドタバタを持ってきて緩和するのが王道だから?
たしかに、そういう描き方をしているドラマもいっぱいありますぜ。
でもね、それには物すごいテクが要ると思うの。
テクのあるスタッフだけが、ドタバタを見て「生」を感じ「死」を傷んで泣きながら笑う…
そういう作品を作る事が出来るわけですよね。
ただドタバタしてりゃいいってもんじゃないんだよ。
こうやって人の死がゴミのように葬り去られてしまう話が一番情けないね。
まぁ…
こうして「安東家」の人がまた1人増えたのだった……よろしゅうございましたね…。
ただ、兄やんは架空の人物だからな。
「少し時間を頂けませんか」には何かフラグが立ったかもよ。
ではでは…ごきげんよう~……。
※ちょっとまたコメントにレスができない状態で申し訳ありませぬ~。
こぴっと読ませていただいております!かしこ。
よろしければ→【2014年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
安東はな/村岡花子 … 吉高由里子(子役期:山田望叶)
安東吉平 … 伊原剛志
安東ふじ … 室井滋
安東周造 … 石橋蓮司
安東吉太郎 … 賀来賢人(子役期:山崎竜太郎)
安東かよ … 黒木華(子役期 : 木村心結)
安東もも … 土屋太鳳(子役期 : 須田理央)
葉山蓮子 … 仲間由紀恵
村岡英治 … 鈴木亮平
醍醐亜矢子 … 高梨臨(子役期:茂内麻結)
梶原総一郎 … 藤本隆宏
宇田川満代 … 山田真歩
須藤大策 … 西沢仁太
三田悠介 … 本田大輔
村岡郁弥 … 町田啓太
村岡歩 … 横山歩
村岡平祐 … 中原丈雄
宮本龍一 … 中島歩
葉山晶貴 … 飯田基祐
葉山園子 … 村岡希美
嘉納伝助 … 吉田鋼太郎
嘉納冬子 … 城戸愛莉
山元タミ … 筒井真理子
黒沢一史 … 木村彰吾
村岡香澄 … 中村ゆり
村岡美里 … 三木理沙子
茂木のり子 … 浅田美代子
富山タキ … ともさかりえ
白鳥かをるこ … 近藤春菜
ブラックバーン校長 … トーディ・クラーク
スコット先生 … ハンナ・グレース
綾小路先生 … 那須佐代子
山田国松 … 村松利史
浅野中也 … 瀬川亮
木場朝市 … 窪田正孝(子役期:里村洋)
徳丸武 … 矢本悠馬(子役期:高澤父母道)
本多先生 … マキタスポーツ
緑川幾三 … 相島一之
木場リン … 松本明子
徳丸甚之介 … カンニング竹山
阿母里教会・森牧師 … 山崎一
合田寅次 … 長江英和
一条高子 … 佐藤みゆき
畠山鶴子 … 大西礼芳
松平幸子 … 義達祐未
北澤司 … 加藤慶祐
望月啓太郎 … 川岡大次郎
ナレーション … 美輪明宏
※スタッフ
脚本 … 中園ミホ
演出 … 柳川強、松浦善之助、安達もじり
プロデューサー … 須崎岳
制作統括 … 加賀田透
音楽 … 梶浦由記
アニメーション製作 … 和田羊平
原案 … 村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
主題歌 … 絢香「にじいろ」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanako/
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【花子とアン】
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コメント
茶番>『花子とアン』第120話
昨日
悲しんでいるのは花子の気持ちを
村岡さんは分かっていない
…みたいな台詞に
失礼だろっ!
と思ったけど
たまたま覗いた某所の感想に
村岡さんは元々そういう人
と書かれていた
先妻が亡くなってすぐにアッサリ花子と再婚した人だから
…と
うむ、納得>ぉ
…ひじゅにですが何か?
「私、焦ってしまって」by醍醐
↑吉太郎君…
茶番>『花子とアン』第120話
昨日悲しんでいるのは花子の気持ちを村岡さんは分かっていない…みたいな台詞に失礼だろっ!と思ったけどたまたま覗いた某所の感想に村岡さんは元々そういう人と書かれていた先…
花子とアン (第120回・8/16) 感想 ※追記あり
NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
第20週『海にかかる虹』【第120回】の感想。
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「花子とアン」第120回★醍醐(高梨臨)と吉太郎のパルピテーション
連続テレビ小説「花子とアン」
第120回(8月16日)
今回は感想書きにくいなぁ。
赤面モノのエピソードだったものなぁ・・・。
−◆−
1926年(大正15年)12月に小さくタイムスリップ。
9月に歩を失った花子は海で虹を見て悲しみを克服し、今に到る。
で、世界家庭文学全集の一冊として『王子と乞食』が刊行されることに。
花子の心の声<5歳の誕生日を前にしてこの世を…
花子とアン 第120回
内容
花子(吉高由里子)が、今まで以上に翻訳家としての仕事に打ち込みはじめ。。。
それからしばらくして、かよ(黒木華)の店に醍醐(高梨臨)がいた。
だれかとの待ち合わせ。やってきたのは吉太郎(賀来賢人)だった。
だが、ふたりの様子に。。。。。。
ある日の…