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NHK朝ドラ【半分、青い。】第26回(第5週火曜日) 感想

鈴愛(永野芽郁)は、農協には就職せず、東京に出て漫画家になると晴(松雪泰子)に告げる。思いもよらない告白に、烈火のごとく怒る晴。同意を得ようとする鈴愛に、とりつく島を与えない。

すっかり険悪な雰囲気になってしまった楡野家に、秋風(豊川悦司)のマネージャー・菱本(井川遥)から電話がかかってくる。

そのとき受話器を取った宇太郎(滝藤賢一)の発した一言が、菱本の怒りの導火線に火をつけ、事態は急変する…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

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連続テレビ小説「半分、青い。」第5週「東京、行きたい!」 第26話

   hanbunaoi-op

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。

…テンプレだす…。


簡単感想で。

コネ入社の真実までが感謝よりも憎しみになってしまうとは……。

 

アバンで、幸子さんが「お祝いにって」と言ってくれているのに、その目の前で破けてしまった入社式スーツ、痛い……。

人の好意が踏みにじられる感じ、すごく悲しい。

池谷のぶえさんの悲しそうな表情、やるせない。

 

スズメ、秋風羽織に名刺もらったんやろ?
そのあと連絡しとらんの?

と訊ねる菜生ちゃんに、

ほんだってどう言ったらいいか分からん。

「親に許してもらえないんですけどどうしたらいいでしょう?」…なんて小学生みたいな事は言えん。

 

どうしたらいいのか分からない気持ちはよく分かるが、その親を説得もせずに放っぽっておく事は充分に子どもっぽいとも言える。世間はそんなに甘くない。

 

放っぽっておけば消滅するのが「機会」というもので。

 

放っぽっておく以上の不幸が鈴愛に訪れる。

 

あの……そちら、うちの大事な一人娘を貰うっつうのに、その親の私に挨拶もなしですか?

秋風何とかがいくら偉いか知らんけども。

だってそうでしょう?
いきなり娘に東京に出てこないか、漫画家にしてやる、なんて美味いこと言って。

そりゃ、こっちは赤子の手ひねられたみたいなもんですよ。

コロっと行っちゃいます。
おかげで我が家はスッタモンダで。

すっっごく分かる、宇太郎さんの気持ち。

要するに、農協と違って秋風ナンチャラは得体が知れないんだよね。(現に得体が知れない風体だから、挨拶に来たらますます恐いかも(笑))

むしろ、こんな話に18歳の娘をホイホイと「よろしく」しちゃう方が詐欺に引っかかりやすすぎるマンだと思うのである。

 

しかし、オフィスティンカーベルは芸能事務所ではない。

菱本側からすれば、就職させてやるありがたい機会をやってやってるのに挨拶に来いって何やねん、むしろ逆やろうが!!(ギザギザの用紙とかで描いてる素人をよ!!)という話である。

 

私たちは、たまたま原宿に買い物に来た右も左も分からない栃木の13歳の女の子をアイドルとしてデビューしないかとスカウトした訳ではありません。

お嬢様はそれはそれは斬新な原稿をサイン会で秋風にお見せになりました。

はっきり言って、いい根性してるなと思いました。

ずうずうしいともいえるし頼もしいともいえる。

しかし、今、お話を聞いていると、とても東京で漫画家を目指す事は困難かと存じます。

1週間そちらからお電話もありませんでしたし。

そのようにお父様がおっしゃるなら、このお話はなかったという事でよろしいでしょうか?

「怒ると立て板に水のようにしゃべる」菱本さん、当然の弁である。
 菱本

 

そして、

じょ……上等やないか!!

と、言ってしまう宇太郎さん。

 

やってまった……か? 俺。

 

やってまったね。

でも、それは全て鈴愛のせいである。(ちょっと秋風羽織のせいでもある)

 

鈴愛と秋風羽織との「口約束」は突然に容易に決まり過ぎた。

鈴愛は他に就職が決まっていることも言わなかったし、「親を説得して連絡します」とも言わなかった。

 

充分に子どもだ。

 

なのに、

やっていい事と悪い事がある。

信じられん。 
子どもの夢潰して何がお父ちゃんや。

私はもう大人だ。
自分の事は自分で決める!

だもんね。

農協の件も、鈴愛の勝手に堪りかねた晴さんが、つい言ってしまったら、感謝どころか、

 

おじいちゃんまでグルか?

嘘つき。
この家は嘘つき家族や!

あんなふうにみんな呼んでお祝いまでして、私の力で受かった訳やないなんて心ん中で私を笑っとった。

 

だもんね。

 

でも、まぁ、若さアルアル。

自分が何者で、どうやって大きくなって、周りがどんな気持ちで育ててくれていたか。

理解しないで「大人は汚い」ばかり連呼できるのは子どもの特権よね。

 

悲しくても、受験に専念させたい律を呼べない鈴愛。

……だが、それもブッチャーに言われたから。

 

うん。充分、まだ子ども。

実験的に公開します。(まだこのページ含むいくつかしか出来ていません。)このドラマについてひと言ふた事書きたい、書いて下さるって方はぜひどうぞ。

https://dramarevue.cinemarev.net/2018-4/hanbunaoi/

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※キャスト

楡野 鈴愛… 永野芽郁(子役期:矢崎由紗)

楡野 晴… 松雪泰子
楡野 宇太郎… 滝藤賢一
楡野草太… 上村海成(子役期:志水透哉)
楡野仙吉… 中村雅俊
楡野廉子… 風吹ジュン

萩尾 律… 佐藤健(子役期:高村佳偉人)
萩尾和子… 原田知世
萩尾弥一… 谷原章介

西園寺 龍之介… 矢本悠馬
西園寺 満… 六角精児
西園寺 富子… 広岡由里子
木田原 菜生… 奈緒(子役期:西澤愛菜)
木田原 五郎… 高木渉
木田原 幸子… 池谷のぶえ

秋風 羽織… 豊川悦司
菱本 若菜… 井川遥
小宮裕子… 清野菜名
藤堂 誠… 志尊淳

伊藤 清… 古畑星夏
朝井正人… 中村倫也

豊島(とよしま)
演 – 佐藤夕美子
まさこ… ふせえり
友永 … スマイリーキクチ
小林 … 森優作
神崎トオル… 鈴木伸之
青山セントラルリゾート開発部長… 斎藤歩
小倉 瞳… 佐藤江梨子
山田先生 … 尾関伸次
クラゲ先生 … 春海四方
医師… 眞島秀和

岡田 貴美香… 余貴美子

語り… 風吹ジュン

※スタッフ

脚本 … 北川悦吏子
演出 … 田中健二、土井祥平、橋爪紳一朗
プロデューサー … 松園武大
制作統括 … 勝田夏子

岐阜ことば指導 … 尾関伸次

音楽 … 菅野祐悟

主題歌 – 星野源「アイデア」

公式サイト https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

【半分、青い。】
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コメント

  1. くう より:

    巨炎さん
    >鈴愛は聴覚障害がある分、口が達者なキャラなのでしょうか

    口数の多さはまさに幼子のものだと思われます。要するに幼いんですよね。守られ過ぎていたということなのでしょうか。

    >B子や糸子のように張り倒しのツッコミが入らないと個人的に感情移入は難しいでしょうか

    感情移入は全くできませんが、自分の娘のような気持ちで見ています(笑)←あ、ウチに娘はいませんが(笑)

    だから親たちの方に同情しちゃう^^;

  2. 連続テレビ小説『半分、青い。』第26回

    内容東京に行き、漫画家になりたいと母・晴(松雪泰子)に伝えた鈴愛(永野芽郁)だが、やはり晴は激怒し、猛反対する。そんななか、秋風(豊川悦司)のマネージャー菱本(井川遥)から、楡野家に電話がかかってくる。宇太郎(滝藤賢一)の受け答えに、菱本が怒り。。。。。敬称略対比のためだと信じたいが。東京の部分が特徴的すぎて、主人公たちが普通すぎる。。。。と感じてしまった。まあ、それで、本来は、当たり前なの…

  3. 巨炎 より:

    鈴愛は聴覚障害がある分、口が達者なキャラなのでしょうか。
    ものの見事に台詞の中で子供と大人を使い分けてますね。
    18歳で、もうちょっと親に配慮できる大人な子供だっている訳で。
    B子や糸子のように張り倒しのツッコミが入らないと個人的に感情移入は難しいでしょうか。

  4. 破れたスーツ>『半分、青い。』第26話

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  6. 半分、青い。 (第26回・5/1) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』(公式) 第5週『東京、行きたい!』 『第26回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 鈴愛(永野芽郁)は、農協には就職せず、東京に出て漫画家になると晴(松雪泰子)に告げる。思いも…

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