あなたは本を読まないから私の気持ちが分からないかもしれない。
そう思ったんです。
「たかが本のこと」だから。
ビブリア古書堂の事件手帖 第7話
ほぼ感想中心で。(完全なネタバレ感想です。見てない人には理解できません)
太宰治の『晩年』に纏わる先週の続きのストーリーと、足塚不二雄の『UTOPIA』に纏わる
栞子さんの母に関するエピソードの2本立てのような構成。
屋上に追い詰められた栞子は、笠井と対峙する。
そこに後から追いついてきた大輔。
先が鋭くとがったハサミまで出して、近づくなと脅す笠井。
何でだよ?
たかが本で、ここまですることないだろ!
と叫ぶ大輔に、笠井は言う。
たかが?
この本は、他の本とは違う。特別なんだ!
こんな完璧な形で残ってるなんて奇跡としか言いようがない。
その価値が分からないなんて、こっちの方が理解に苦しむね。
だからって人から無理やり奪っていいっていうのか?
別にいいんじゃないか?
この本にだって書いてあるだろ。
「自信モテ 生キヨ生キトシ 生クルモノスベテ コレ 罪ノ子ナレバ」
これは僕のような人間を祝福する言葉だ。
僕はね、本さえあれば他には何もいらない。
家族も友人も財産も。名前だっていらない。
だから、たとえどんな犠牲を払っても、何年何十年かかったとしても、
絶対にこの本が欲しいんだよ!
この女だって僕と似たようなもんさ。
同じ臭いがする。
栞子は、
私は、あなたとは違います。
私には、古い本より大切なことがあります。
だからもう終わりにするべきなんです。
たぶん、太宰は誰かを励ますために本にメッセージを書いて贈ったんです。
なのにこの本のせいで私はケガをしました。
70年の時を経て、この本は太宰が生きていたころとは程遠い、誰も幸せにならない
ものになってしまった。
この本が全ての元凶なんです。だから…。
全てを終わりにします。
そう言って、笠井の目の前で『晩年』を燃やしてしまうのだった。
『晩年』は笠井の祖父のコレクションだった。
しかし、会社が危なくなり、古書コレクション全てを売ってしまったという。
笠井は、栞子も自分と同類だと思っていたのに本を燃やした事が信じられないらしい。
しかし、大輔は気づいていた。
篠川さんは、誰よりも本を愛してる。
栞子が燃やしたのはレプリカだった。
店にはひと目でレプリカと解る物を置き、もう一冊は古びた様相に加工して、
わざとストールを落とし、笠井を屋上におびき出し、目の前で燃やして見せた…。
栞子は、笠井がメールの男だと、だいぶ前に気付いたのだという。
メールの名前「大庭葉蔵」は、『晩年』の中に収録されている『道化の華』の
主人公の名前だった。
志田と笠井の会話の『せどり男爵数奇譚』の主人公が「笠井菊哉」という下りを
聞いて、栞子は「大庭葉蔵」と「笠井菊哉」が同一人物だと確信したのだった。
最初から話してくれれば。
僕が事情を全部分かっていれば…あんな危険な目に遭わずに済んだのに!
と言う大輔に栞子は言う。
あなたは本を読まないから、私の気持ちが分からないかもしれない。
そう思ったんです。
「たかが本」のことだから。
大輔は、心から自分を情けなく寂しく思った。
栞子と大輔の間には、それから距離が出来始めたのだった。
それからしばらく経ったある日、ダンボールに本を詰めた男が1人
本の査定をしに店にやって来た。
大輔が応対すると、
今日は女性の店員さんはいらっしゃらないんですか?髪が短くて、物静かな。
と、男は言う。
奥から出てきた栞子を見て、男は意外そうな顔をした。
一つ聞いてもよろしいでしょうか?
何でしょう?
足塚不二雄の『UTOPIA 最後の世界大戦』は幾らで 買っていただけますか?
…初版で美本だとしたら?
じっと男を見つめ、言葉に詰まる栞子。
実物を拝見してみないと分かりませんが…100万単位の金額にはなるかと思います。
男は、駐車場に車を動かすと言って出て行き、ダンボールを置いたまま
店に戻ってこなかった。
途中まで住所が書かれた伝票だけを頼りに、栞子は男の家を
探すと言う。
車を出すことになった大輔。
そんなに珍しいんですか?『UTOPIA』って。
3年前までは現存するのは10冊ほどと いわれていました。
えっ?たった10冊!?
マニアの間でも幻の1冊とされていたそうです。
じゃあ 作者は有名な人なんですね?
足塚不二雄は、藤子・F・不二雄と藤子不二雄Aのデビュー当時のペンネームです。
そうだったんですか。
足塚という名字は手塚治虫にちなんで付けられたそうです。
手より足の方が、ずっと下にあるという意味だそうですよ。
その後、2人は「藤子不二雄」という名義で作品を発表するようになりました。
栞子は車を坂の下に停めさせ、歩いて行くと言う。
そして、アッサリと男の家を見つけ出したのだった。
こんなに長々とあらすじ書いておいて、ここから端折るのもナンなんですが…。
この男・須崎が売りに来た蔵書は亡くなった父親のコレクションで、
『UTOPIA』以外の蔵書は須崎から栞子の母への気持ちとして
全てビブリアに売ると言うのだった。
以前、栞子の母も、こうして本を置いたまま帰ってきた父を訪ねて
この家に来たのだと。
その時、須崎は栞子の母に初恋をしたのだと…
だから、今回も試すために伝票を途中まで書いて本を置いてきたのだと言う。
栞子の母が返しに来た『UTOPIA』には2000円の札が挟まっており、
その価値を知らないはずのない母親がそんな値段をつけるはずがない。
母は、須崎の父がどうしても『UTOPIA』を欲しくて万引きしてして
しまった事を解っていた。
盗品の売買は危険だから、母は『UTOPIA』の代わりに、他のコレクションを
よこせと取引きしたのに違いない、と栞子は言う。
須崎の父がビブリアを「善意の第三者」と言っていた…という話を栞子は
大輔に解説する。
例えば、うちに盗品が持ち込まれたとします。
私が、そうとは知らずに買い取って、他の客に売ったとしても罪にはなりません。
事件のことは何も知らない第三者ですから。
それを、民法上では「善意の第三者」と呼ぶんです。
もし、その値札が本物と見なされた場合、『UTOPIA』をうちに売った人間が
他にいるということになるんです。
つまり、母は架空の犯人をつくりあげたんです。
私の母は、そういう人なんです。
栞子は母親を憎んでいる模様…。
10年前、栞子の母は、突然居なくなったのだという。
最後に見た母は、いつものようにここに座ってコーヒーを飲みながら
本を読んでいました。
気が付くとカップと本だけが無造作に残されていて、何だかふと用事を思い立って
ふらっと出掛けただけみたいな、そんな感じでした。
うん…。
これが栞子さんが母を憎んでいる本当の理由だったのか…。
しかし、本当にコーヒーはカップになみなみと入ったまま。
本は何と開いて裏に伏せた状態で放置。
この状態を見たら…私だったら失踪したというよりも、攫われたと思っちゃうけど。
母が消えてしまった事が、栞子さんの母に対するトラウマなのか…。
今回の2つの話は、繋がっていないように見えて、案外繋がっている。
栞子という人が本のためなら何でもする女なのかどうか。
という事。
古書を燃やしたのはポーズだったわけだから、本物を持って屋上で
追い詰められたとしたら、栞子はどうしていたか…それは解らない。
本に関しての愛情が薄いと読んだ大輔を騙して、笠井との確執に巻き込んだのは、
「本のためなら何でもする女」に近い物があるかもしれない。
笠井に言われた言葉は、栞子にとって「本のためなら何でもする女」である母を
思い起こさせたかもしれない。
でも、本も人も傷つけたくなかったから嘘をついた…とも取れる。
そして、最終的には、大輔にきちんと詫びている。
これからはあなたのことを信じます。
だから…だから、許してもらえませんか?
謝らないでください。
ここで働かないかって誘われて、一緒に古書にまつわる謎を解いて、それだけで
何となく分かり合えたと思ってた僕の方が悪いんですから。
ああ、今のは皮肉でも何でもなくて。
信用されなくて当たり前なんですよ。
だって、僕はあなたにとって一番大切な本のことを何も分かろうとしなかったんだから。
だから、僕も努力します。
そして、いつかちゃんと本が読めるようになりたいんです。
栞子が本のためなら人を傷つける…ような女ではないと思わせてくれるラスト。
五浦さんが本を読めるようになったら、私もうれしいです。
と、柔らかく笑う栞子さんが可愛いと思った。
…色々言われてるけど…剛力彩芽ちゃんは可愛い、と、私は思うのだった…。
母の事は、まだまだ後に残りそうです。
…で…崇徳院…もとい井浦新兄ぃの出番はこれで終わりですか?
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
篠川栞子(剛力彩芽)は太宰治の『晩年』を抱えたまま、病院の屋上で笠井菊哉
(田中圭)と対峙していた。
駆けつけた五浦大輔(AKIRA)はふたりの間に割って入ろうとするが、笠井の手には
鋭いハサミが握られていた。
笠井は、本は傷つけないが人間には容赦しないから『晩年』を渡せと迫る。笠井は『晩年』を手に入れるためならどんな犠牲を払っても構わないと鬼気迫る表情で
栞子に詰め寄る。
栞子は、自分は笠井とは違う、自分には古い本よりも大事なことがあると言い、
ライターを取り出すと、この本がすべての元凶だと火をつけようする。後日、ビブリア古書堂に買い取り希望の須崎(井浦新)がやってきて、髪が短くて
物静かな女性店員はいないかと大輔に尋ねる。
栞子が戻ってくると、須崎は足塚不二雄の『UTOPIA 最後の世界大戦』はいくらで
買い取るか、と聞いた。
その言葉に表情を変えた栞子に、鶴書房版の初版でしかも美本だと言う須崎。
栞子は、実物を見た上だが、100万円単位になるのでは、と返す。
すると、須崎は満足そうな表情を浮かべ、車を移動してくると言って外へ出て行く。
しかしその後、何時間経っても須崎は戻ってこなかった。その後、栞子と大輔は買い取り表の住所を頼りに須崎を訪ねた。
ふたりを部屋に入れた須崎は、膨大な古書漫画のコレクションを見せるとともに、
栞子の母・智恵子(安田成美)と自分の接点を語りはじめ…。(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
よろしければ→【2013年1月期・冬クールドラマ何見ます?】ラインナップ一覧とキャスト表と展望
【キャスト】
篠川栞子 … 剛力彩芽
五浦大輔 … AKIRA
笠井菊哉 … 田中圭
藤波明生 … 鈴木浩介
横田奈津美 … 北川弘美
篠川文也 … ジェシー
小菅奈緒 … 水野絵梨奈
佐々木亜弥 … トリンドル玲奈
橋本さやか … 内藤理沙
篠川千恵子 … 安田成美
五浦恵理 … 松坂慶子
志田肇 … 高橋克実
【スタッフ】
プロデュース … 小原一隆、藤野良太
演出 … 松山博昭、宮木正悟
脚本 … 相沢友子
原作 … 三上延
【送料無料】《本屋大賞2012 ノミネート作品》ビブリア古書堂の事件手帖 [ 三上延 ] |
【送料無料】《本屋大賞2012 ノミネート作品》ビブリア古書堂の事件手帖(2) [ 三上延 ] |
【送料無料】ビブリア古書堂の事件手帖(3) [ 三上延 ] |
【送料無料・UVカット高撥水コートビュイ度なしレンズ付】Ray‐Banパソコンメガネに最適!ダテ… |
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
※FC2にトラックバックが飛ばないブログ&サイトさま記事リンク(お申し出下さい)
・
・
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
晩年で2話めいっぱい使うものだとばかり思ってましたが。
朝方、コメント欄のところまでスクロール出来なかったんですよ。
漫画までネタに出来るとは・・・
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
コメントありがとうございました。
井浦新さんと、田中圭くんに関しては、
原作の感じからすると、
おそらく、出番は終了……ではないかと思います。(^^;
井浦新さんに関して言えば、勿体無いな、と私も思いましたが。
ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」第7話
第七話「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』」
視聴率10.2%
ハンチョウ&ビブリア古書堂
2月26日 ハンチョウ&ビブリア古書堂
アメブロが5月15日よりTB廃止する事が発表されましたので
5月15日以降に更新した記事では当ブログでTBを受付ます
当ブログ
ビブリア古書堂の事件手帖 第7話
『複数の真実』
内容
大輔(AKIRA)は、栞子(剛力彩芽)の“晩年”を狙うのが笠井(田中圭)
だと気づき、そのことをすぐに栞子に伝える。
栞子は、病院の屋上へと逃げるのだ
SECRET: 0
PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
>忽然と姿を消してしまったような感じですよね。
もはや神隠しのレベル?
これは、ワザとなのかもしれませんけど…(汗)
ワザとかぁ~そうかも知れませんね。
ただ、本を何よりも愛する人があの置き方…ただ事じゃない気がしちゃいますよね。
消えたと言うより消されたように見えてしまいました。
>井浦新兄ぃの出番はこれで終わりですか
そうだとしたら、ちょっともったいない扱いですよね。
次回は次回で豪華ゲスト陣みたいなので、
こういったちょいちょいキャラでの登場を演出するドラマなのかもしれません♪
そうそう!予告のゲストにも驚きましたわ。まるで「未来日記」メンバーみたいw
ARATA兄ぃにはもう少し出てきていただきたいなぁ…←個人的に^^;
SECRET: 0
PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
>私はたとえレプリカと分かっていても本を燃やすのは抵抗あります。
記事にも書きましたが、これが人も本も傷つけない一番良い方法だと思ったのかもしれません。
まぁ、また、大事な物を守るためなら小者は斬り捨てるという性格を
表しているという見方もできると思います。
この場合はレプリカと大輔は切り捨てって事ですかね^^;
>笠井が言っていた「本以外は何もいらない世界」
それってとても孤独で辛い世界のように感じられます。
栞子さんはそういう世界を認めたくない思いがあるものの、自分もそう言う人間かもという
恐れも抱いているのかなと思いました。
大輔のような人間と触れ合うのは、栞子さんにとっては良い事なのでしょうね。
>ところで、前回、栞子のストールは自然に屋上から落ちたように見えました。
ただ、今回は栞子がわざと屋上から落とす再現シーンがありました。
論理ではなく、映像で視聴者を騙すのはアンフェアだと思いますよ。
うーん、でも、ミステリーってそういうモンなので仕方ないかなぁと…^^;
一週経って、ああ、こういう事だったのかと視聴者を驚かせるのは映像的にも常套手段かな、と思ってます。
dinner七話&ビブリア古書堂の事件手帖七話感想
■dinner七話
ギャグだね。。もちろん、男の友情と、やりたいことへの情熱の話はいい話だったんだけど。それとは別に、半分くらいはギャグだったね。松重豊のカラオケシーンとかなん
「ビブリア古書堂の事件手帖」第7話★安田成美が剛力にそっくり〜井浦新が失言
「ビブリア古書堂の事件手帖」第7話
複数の真実
美人店主・栞子(剛力彩芽)が病院の屋上に追い詰められてピンチになって前回が終わって・・・。
そして1週間溜めに溜めて、いよ…
ビブリア古書堂の事件手帖 第7話
病院の屋上に追い詰められた栞子(剛力彩芽)は、抱き締めていた「晩年」を笠井(田中圭)の前で燃やして見せます。
笠井・・・本当に「晩年」がほしかったみたいですが、こんな
ビブリア古書堂の事件手帖 第7話〜いつかちゃんと本が読めるようになりたいんです
しっかり恋愛ドラマしてますなぁ。
「いつかちゃんと本が読めるようになりたいんです」
「五浦さんが本を読めるようになったら、私もうれしいです」
これって本をネタにして、ふ…
ビブリア古書堂の事件手帖 第7話
第7話
JUGEMテーマ:エンターテイメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
>母が消えてしまった事
忽然と姿を消してしまったような感じですよね。
もはや神隠しのレベル?
これは、ワザとなのかもしれませんけど…(汗)
どうして姿を消したのか…
それが早く知りたいところです。
>井浦新兄ぃの出番はこれで終わりですか
そうだとしたら、ちょっともったいない扱いですよね。
次回は次回で豪華ゲスト陣みたいなので、
こういったちょいちょいキャラでの登場を演出するドラマなのかもしれません♪
「ビブリア古書堂の事件手帖」第7話
“たかが”…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201302260001/
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)三上延 アスキー・メ
「ビブリア古書堂の事件手帖」推理少女の事件手帖7たかが本の言葉に栞子は大輔を1度は信じなかったが栞子の母親の過去を知り大輔は栞子の心の叫びを知るのだった
「ビブリア古書堂の事件手帖」第7話は栞子が笠井に追い詰められたが、直前で大輔が駆けつけて、栞子は晩年をライターで焼いて笠井は呆然と倒れ込んで事件は解決した。しかしこの …
SECRET: 0
PASS: f48f0bc14be20a480a061d1ada7fcfd4
おはようございます。
始めの15分のどんでん返しどうでしたか。
私はたとえレプリカと分かっていても本を燃やすのは抵抗あります。
前回みなさんご指摘のなぜ警察に行かないのかは、笠井のような人間は、結局出所したらまた「晩年」を狙うから、彼の目の前で本を消滅させる必要があったんでしょうね。
栞子には、犯人は既に分かっていたし、自分ひとりで決着を付けるつもりだったんでしょう。
そのためには、ご指摘のように大輔さえ利用する。
それは栞子が、「晩年」という本を愛するあまりの、誰も信用せずに行う孤独な作業だったろう。
ただ、栞子がそんなことをするのは、自分の嫌っていた「本のためなら何でもする」黒い母の血筋が影響を与えていると受け取れます。
笠井が言っていた「本以外は何もいらない世界」
それってとても孤独で辛い世界のように感じられます。
笠井や栞子の母はそんな世界の人間なんでしょうか。
その結果、犯罪や失踪という事態が生じているように思われます。(栞子も笠井の言うように、そこに加わるはずだったかもしれない。だが、栞子には大輔がいる)
だから、これから大輔が栞子に影響を与えていくであろうラストは、微笑ましくていいと思います。
ところで、前回、栞子のストールは自然に屋上から落ちたように見えました。
ただ、今回は栞子がわざと屋上から落とす再現シーンがありました。
論理ではなく、映像で視聴者を騙すのはアンフェアだと思いますよ。
ビブリア古書堂の事件手帖 第7話「複数の真実」
太宰治の『晩年』を巡る争いの顛末。 そしてまた別の希少本に関してのエピソード。 たかが本、されど本を愛する人は何でもやってしまうものなんですね。 (あらすじ)篠川栞子(剛力 …
もしわたさぬとおっしゃればただではすまぬ(安田成美)
コミック「UTOPIA 最後の世界大戦/足塚不二雄」(1953年)は後の藤子不二雄、現在の藤子・F・不二雄、藤子不二雄Ⓐによる共作である。 当時の近未来を舞台にしたファンタジーであり、東西
ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」 第7話 あらすじ感想「複数の真実」
栞子の母親の秘密----------—-!!
犯人は-----—-笠井!!
なぁんて、前回最終回的ノリだったので、ここでそういう話になるのかと思ったわけですが、本当あっさり事件解決(><)…
ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」 第7…
栞子の母親の秘密----------—-!!犯人は-----—-笠井!!なぁんて、前回最終回的ノリだったので、ここでそういう話になるのかと思ったわけですが、本当あっさり事件解決(><)逆に驚…