やはり、ここまで見ても看護婦と看病婦は仕事の内容が違うよな……と思っている。
けれども、物語はこのまま突き進む。
患者に親切にするかどうかは個人的な問題だしなぁ……。
りん(見上愛)は個室の患者を多く受け持つようになり忙しい日々。ゆき(中井友望)とトメ(原嶋凛)は、患者の小野田(宮地雅子)の食欲がない様子が気になっていて…。そんな中、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)は手術介助を学ばせてほしいとフユ(猫背椿)に再び頼み込むが、フユの家の事情が明らかになる…
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「風、薫る」第9週「看病婦とアメ」第43話 感想

感想
ごく簡単感想で。
訪問看護
看護婦が換気をしようとすれば看病婦に寒いと窓を閉められ、患者の食事には勝手に塩を出されてしまう。
確かに看病婦は病の基本が分かっていない。
けれども、患者の赤ちゃんを預かるのは確かに特に看護婦の仕事ではない気はする。
仕事が増えるんで、患者の子供を預かるのやめてくれませんか?
と、ツヤに言われて、喜代は語りだす。
私ね、子供ができなくて離縁されたんです。
だから子供の扱いに慣れてなくて…。
離縁して、実家に戻ったんですけど兄が家を継いでるものだから居場所がなくて…。それで家を出て看護婦養成所に入ったんだけど、まさか病院で子守をすることになるなんて…。
看護婦はみんな何不自由ない武士ムスだと思っていたツヤは、ちょっと引く。
……だったら…あんなに子供の面倒、見なきゃいいのに。
最初はね、赤ん坊を見るのもつらかったけど…。
だんだん楽しくなってきてます。
「看護婦」はみんなお金持ちというわけではないし、精神的に豊かなわけでもない。
全体ではなく個人の問題なのよね。それを気づかせるためのエピソードかな。
あの…フユさん。
お願いします。私に手術介助の仕事を教えてください!
フユに頭を下げ、相変わらず「お金くれたら」と言われる りん。
フユさんの10年の経験と技術は座学では得られない貴重なものです。
是非私に教えてください!
そんなこと褒められても一つもうれしくない。
フユは一気に家庭の事情を語りだした。
息子は家で待ってなんかないの。十になる前に奉公に出した。
お金ないんだもの。
亭主が足悪くして、しかたなく恥を忍んでこの仕事に就いたの。
私はあんたたちとは違ってこの仕事やりたくてやってるんじゃないの。
他人の看病するぐらいなら家で亭主看てたいわよ。
そんなにトレインドナース?とやらがすばらしいなら、うちの人の看護でもしてほしいもんだわ!
他人の「貧しさ」が、りんにはピンと来ない部分があるのだろうと思う。
直美は十分分かっていると思うけれど。
この時代、子供が奉公に出されるのは珍しいことではないし、「看病婦」はやはり、恥ずかしい仕事なのだろう。
直美は、では、私たちがフユの家でご主人を看護すると言うのだった。
フユの夫は妻の仕事を「看病婦なんか」と言う男だった。
それは同時に働けなくなった自分を責めることでもある。
直美と りんは、寝具を洗い、洗髪をするという衛生面の改善を行って帰った。
まぁでも、フユさんの家だから、そんなに汚くはなかったよね。きちんと整理されて清潔感があった。
ただ、体の洗浄とか、換気や洗濯とか、そういう部分はたぶん、おざなりにされていた時代だと思う。
それで多くの感染症が蔓延していたわけだし。
日本人で感染予防としてマスクが流行するのは大正時代のスペイン風邪から。
明治はまだ、庶民が衛生を意識するのには遠い。
このドラマのレビューを投稿してください

風、薫る キャストとスタッフ
キャスト
一ノ瀬りん – 見上愛
大家直美 – 上坂樹里
一ノ瀬美津 – 水野美紀
一ノ瀬信右衛門 – 北村一輝
一ノ瀬安 – 早坂美海
中村義正 – 小林隆
竹内虎太郎 – 小林虎之介
竹内之宣 – つぶやきシロー
竹内栄 – 岩瀬顕子
奥田亀吉 – 三浦貴大
奥田貞 – 根岸季衣
うなぎ屋の女将 – 大島美幸
和菓子屋の女将 – 義達祐未
柴田屋・松永屋 – たくや・かずや(ザ・たっち)
吉江善作 – 原田泰造
島田健次郎 – 佐野晶哉
小日向栄介 – 藤原季節
槇村太一 – 林裕太
清水卯三郎 – 坂東彌十郎
柳川文 – 内田慈
松原喜介 – 小倉史也
勝海舟 – 片岡鶴太郎
大家トヨ – 松金よね子
大家キク- 広岡由里子
大家嘉平 – 春海四方
大山捨松 ‐ 多部未華子
大山巌 ‐ 高嶋政宏
松山ふさ ‐ 二田絢乃
河合志摩 ‐ 中田青渚
木村佐保 ‐ 井上向日葵
中山マツ ‐ 丸山礼
真風 ‐ 研ナオコ
玉田多江- 生田絵梨花
泉喜代 – 菊池亜希子
東雲ゆき – 中井友望
柳田しのぶ – 木越明
工藤トメ – 原嶋凛
松井エイ – 玄理
梶原敏子 – 伊勢志摩
バーンズ – エマ・ハワード
今井益男 – 古川雄大
藤田邦夫 – 坂口涼太郎
黒川勝治 – 平埜生成
渡辺行成 – 森田甘路
永田フユ – 猫背椿
永田康介 – じろう
柴田万作 – 飯尾和樹
丸山忠蔵 – 若林時英
夕凪 – 村上穂乃佳
三浦ツヤ – 東野絢香
園部弥一郎 – 野添義弘
多田重太郎 – 筒井道隆
和泉千佳子 – 仲間由紀恵
風、薫る スタッフ
◆放送期間 : 2026年3月30日 ~ 2026年3月 日(全130回)
◆制作 : NHK(AK)
◆初回視聴率 : %
◆平均視聴率 : %
◆制作統括 : 松園武大,宮本えり子
◆プロデューサー : 葛西勇也,松田恭典
◆演出 : 佐々木善春,橋本万葉,新田真三,松本仁志
◆原案 : 田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
◆脚本 : 吉澤智子
◆音楽 : 野見祐二
◆主題歌 : Mrs. GREEN APPLE「風と町」
『風、薫る』各回リンク
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13 14 15
16 17・18 19・20
21 22・23・24.25
26・27 28 29・30
31 32・33 34・35
36 37・38 39 40
41 42 43

