これは和彦くんとの別れの日でもあるわけサァ……。
暢子の見送りでいっぱいいっぱいで、誰も青柳先生親子を送りに来ないの、青柳先生親子、つらい……。
東京の遠い親戚からの申し出は、「四人のこどものうち、ひとり預かってもいい」というものだった。誰を行かせるべきか。家族と離れるのは誰なのか。本当は四人の兄妹、誰も行きたくはなかった。悩む優子(仲間由紀恵)。さまざまな葛藤の末に、暢子が自ら「東京に行きたい!」と…。そして、やんばるを去る史彦(戸次重幸)、和彦(田中奏生)とともに、暢子(稲垣来泉)が家族と離れる日がやってきた……
(『ちむどんどん』上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ちむどんどん」第2週「別れの沖縄そば」第10話
感想
さすがに別れのシーンは泣いてしまったサァ。
仲間さんはもちろん、子役さんたちの演技、本当に良いよね。
しかし……
これからどうするんだ。
別れ……(?)
お母ちゃん、今日まで育ててくれてありがとう。
いっぱいわがまま言ってごめんなさい。
これに対して涙をこらえて笑顔で語る仲間さんの演技も素晴らしいさ。
でもさ、ここは黙って抱きしめて泣いてやってもいいと思うんだよね。
偉いねえ。
「ごめんなさい」と「ありがとう」が言えるのが暢子の一番いいところ。
お母ちゃんもみんなも、これからもずっとず~っと暢子のことが大好きだからね。
みんなで歌う『椰子の実』。
今は亡きお父ちゃんの代わりに三線を弾くのは歌子。
沖縄の風景はいつも綺麗だったさぁ。
でも、人の心は今ひとつだったよね。
シーミーについて青柳先生に語るお母ちゃん。
旧暦3月の先祖供養ですよね。
そうですね。にぎやかです。
うちの家族の場合は特に……。
みんなで踊る回想の中には、今は借金の事しか言わない叔父さんも入っていて、この人ともこんな時期もあったんだよなと気づかされる。
(もう少し、良い時期描いてくれないと叔父さんも気の毒だよな)
別れのシーンは、優子さんの親心が辛くて、涙してしまった。(今から考えたら涙を返して……)
でも、大丈夫。
青柳さん親子がついている。
和彦くんも、
大丈夫。僕がついてる。
と、手を握ってくれたし……。
しかし、暢子は結局行かなかった。
まぁ……昨日も書いたけれど、開始前予告でも沖縄の学生になっていたので「知ってた」って感じだけれど。
でもさ……
借金はどうするの……。
毎週金曜日はOPが後ろに回る
毎週金曜日はOPをラストに持って来る決まりなの?
毎週毎週ヤマで大変だな。
でもさ……
借金はどうするの……。
(元々、子供が3人に減ったからって、それほど生活が変わるとは思えなかったけど)
そして、来た時は「ヤマトンチュヤマトンチュ」と歓迎されていた青柳親子が、すっか影が薄い旅立ちになってしまい、つらい……。
こんなことがなければ、このシーン、和彦くんとの涙のお別れシーンのはずだった……。
そして7年後
そして「借金はどうするの……。」の答えも無いまま7年経過したサァ。
叔父さんに頭下げていたけれど、叔父さんは貸したわけではなくて保証人だから青くなっていたわけだよね。
まぁ……
借金返済計画の7年間なんて描かれても仕方ないから飛ばしてくれてもいいんだけれど。
7年後の暢子はたぶん高校生だよね。
この時代、ここまで貧しかったら高校に行かせられていない気がするんだよね……。
中卒で働いていた子もたぶん結構いたさ。
お母ちゃん、頑張ったんだね……。うん。
ちむどんどん キャストとスタッフ
キャスト
比嘉暢子 – 黒島結菜(子役期:稲垣来泉)
比嘉優子 – 仲間由紀恵
比嘉賢三 – 大森南朋
比嘉賢秀 – 竜星涼
比嘉良子 – 川口春奈
比嘉歌子 – 上白石萌歌
青柳和彦 – 宮沢氷魚(子役期:田中奏生)
石川博夫 – 山田裕貴
砂川智 – 前田公輝
前田善一 – 山路和弘
前田早苗 – 高田夏帆
下地響子 – 片桐はいり
比嘉賢吉 – 石丸謙二郎
喜納金吾 – 渡辺大知
新垣のおばぁ – きゃんひとみ
安室のおばぁ – あめくみちこ
マスター – 川田広樹
青柳史彦 – 戸次重幸
矢作知洋 – 井之脇海
大野愛 – 飯豊まりえ
猪野清恵 – 佐津川愛美
田良島甚内 – 山中崇
猪野寛大 – 中原丈雄
大城房子 – 原田美枝子
二ツ橋光二 – 高嶋政伸
平良三郎 – 片岡鶴太郎
平良多江 – 長野里美
金城順次 – 藤木勇人
語り – ジョン・カビラ
ちむどんどん スタッフ
◆制作統括 : 小林大児、藤並英樹
◆プロデューサー : 高橋優香子、松田恭典、川口俊介
◆演出 : 木村隆文、松園武大、中野亮平
◆フードコーディネート : 吉岡秀治
◆脚本 : 羽原大介
◆音楽 : 岡部啓一、高田龍一、帆足圭吾
◆主題歌 : 三浦大知「燦燦」
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