大正12年9月1日。
銀座のカフェーで郁弥(町田啓太)から派手なプロポーズを受け、恥ずかしさのあまり
店を飛び出してしまったかよ(黒木華)は、気を落ち着かせ店に戻ろうとしていた。
大森の村岡家にいた花子(吉高由里子)は、庭で遊んでいた息子の歩とともに空を
見上げ、見たこともないような大きな入道雲に驚いていた。
そこへ平祐(中原丈雄)が訪れ、一緒にお昼ご飯にしようとした時、大きな地震が
花子たちを襲う…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「花子とアン」第18週「涙はいつか笑顔になる」 第106話
ちょー簡単感想で~…。
※このドラマを楽しくご覧になっている方はこの記事を
スルーする事をお薦めします!
ついに来てしまった……・。
大正12年9月1日 11時58分。関東大震災です。
花子は歩くんと外で遊んでいて、義父がちょうど昼ごはんを一緒に食べに来たところ。
かよは、恥ずかしいプロポーズを受けてドミンゴを飛びだし、店に戻るところ。
英治は出社中。郁弥はドミンゴの中で放心中。
空には「見たこともないような入道雲」。
これから惨事の渦中に陥る人たちの束の間の平穏…
この辺の描き方はドキドキしたし切なさもあったし不気味さもあって良かったと思いました。
でもね…。
いや、地震の後ね…。
「当時の大森は郊外の田園地帯であり、被害は比較的少なかったのです。」
家は無事だった。
とは言え、火事が見えたのならば、もっと動揺しない?
それとも見えなかったのかな。
主人公のやけに落ち着いた態度にビックリしたわ。
外に出ると子どもが何人もうずくまって泣いている。
英治さんは…銀座はどうなんでしょう…。
と言ってはみたものの、後はもう近所の子どもを集めて慰める事に徹するのだった。
大丈夫よ。
そうだ!何か面白いお話をしましょうか。
どんなお話がいいかしら。そうね…。
「ナミダさん」というお話はどうかしら。
炊き出しをふるまう前作の主人公。
今作の主人公は食べものではなくて物語で…と…
いつも朝ドラの主人公は非常時には後光がさしているのでした。
そこへ帰ってくる英治。
英治さん、お帰りなさい。心配したのよ…。
帰ってくる途中、そこいら中火の海でこの世のものとは思えない光景だった…。
郁弥は?会えたのか!?
いえ…。
かよさんは?
でも郁弥さん、かよに求婚するって言ってたじゃない。
きっと かよと一緒にどこかに避難してるのよ。
村岡家は大森。村岡印刷やドミンゴは銀座。
よくその日中に帰って来れたよね…たぶん交通は麻痺して混乱して道は
ガレキだらけで火事とかにもなっていて……大変だと思うんだけど…。
あれ、これってその日の夜だよね?
時間の経過がよく解りません…。
村岡印刷は全壊してしまったらしい。
全壊&火事だよね…ほんとうに大変だと思いますわ。
関東大震災は何が一番被害を広げたかというと火事なので。
ちょうど昼時だったのも災いして、多くの家では火を起こして炊事していたので
建物の崩壊と共にあっという間に燃え広がったという話です。
しかし、そんな阿鼻叫喚の世界はこのドラマにはないのでした…。
主人公周りはお話を聞かせていた子どもたちも親が迎えに来てみんな平和。
いや。
それよりも、もっと不可解な行動を起こした人間がここに…。
葉山伯爵邸では、ボーゼンと椅子に座る伯爵の姿が。
誰か!誰かいないの!?
使用人はみんな金めの物を持って逃げた…。
え…?
今日地震が起きて今日逃げたの?
それとも、これ何日か経っているの?
しかし、そこに蓮子さまが純平を連れて現れたのでした。
お兄様、お義姉、様ご無事だったんですね。
って事は、やっぱり当日?
でも、そのお姿は……寝間着??
地震が起きたのは昼だよ。
蓮さまの起床時間は一体何時なの?←…と他人の事を強く言えないずぶんが…
それとも、屋敷が広すぎて屋敷の中で身内を探している内に日にちが経って
しまったのでしょうか。
時間の経過が見えない……。
蓮子さまが純平を抱いているのは乳母も逃げたからということ。
そこへ、まるで舞台劇のロミジュリか何かのように唐突に宮本が現れたのでした。
行こう!迎えに来たんだ!
え…あんたどこからどうやってここまで来たんだよ…。
そんな近くに住んでたの?
それともやっぱり何日か経ってるの?
この子が純平か…。
はい。
出て行こうとする2人に伯爵夫人が叫びます。
蓮子さん、お待ちになって!あなたも…。
もう自由にしてやれ!
はぁぁぁぁぁぁぁ??
ちょ…待て……
監禁していたのはあんたですよね?
これじゃまるで奥様が監禁していたのを止められなかったみたいになってるじゃん…。
こうして宮本と蓮さまは純平を連れ、震災のどさくさに紛れて出て行ったのでした……。
いや…実際には震災のどさくさで2人が再会できるのはそうなんだけどね。
蓮さま、別に葉山伯爵邸にいたわけじゃないからね。
色々と預けられて駒込にいたところを宮崎家関係の人が預けられていた中野家に説得に
行ってくれて、それに心打たれた中野家の人が宮崎家に託してくれた…
というのが史実。
本来ならば蓮子を預かってくれて震災でも一緒に避難して命を救ってくれた中野家に
何かあっても良さそうなものの挨拶さえしに来ない伯爵家に中野家が腹を立て、
蓮子に同情して解放してくれた、というのが真相だったりする。
つまり、史実の伯爵は確かに酷いので別にもう兄妹とも思う必要がないが、
このドラマはドラマじゃん。
このドラマでは、蓮子さまはデンに愛されていたのを宮本がケチつけて
奪ったんだし、酷い兄といっても明らかに妹カップルに迷惑かけられてるし、
宮本…妹連れていくなら一言くらい兄に挨拶して行けよ!
被災に対する気遣いのひと言もないし、この男、やっぱり何か欠けてる。
まるで震災ラッキーにさえ見えてしまう脳天気な描き方…。
これ、本当に今日この日に入れる必要があったシーンなのか?
それに比べて……
憔悴しきって茫然と歩く かよは本当に心配してしまうレベルなのだった…。
ではでは、ごきげんよう~。…だから、ごきげんよろしくないって……。
※ちょっとまたコメントにレスができない状態で申し訳ありませぬ~。
こぴっと読ませていただいております!かしこ。
よろしければ→【2014年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
安東はな/村岡花子 … 吉高由里子(子役期:山田望叶)
安東吉平 … 伊原剛志
安東ふじ … 室井滋
安東周造 … 石橋蓮司
安東吉太郎 … 賀来賢人(子役期:山崎竜太郎)
安東かよ … 黒木華(子役期 : 木村心結)
安東もも … 土屋太鳳(子役期 : 須田理央)
葉山蓮子 … 仲間由紀恵
村岡英治 … 鈴木亮平
醍醐亜矢子 … 高梨臨(子役期:茂内麻結)
梶原総一郎 … 藤本隆宏
宇田川満代 … 山田真歩
須藤大策 … 西沢仁太
三田悠介 … 本田大輔
村岡郁弥 … 町田啓太
村岡平祐 … 中原丈雄
宮本龍一 … 中島歩
葉山晶貴 … 飯田基祐
葉山園子 … 村岡希美
嘉納伝助 … 吉田鋼太郎
嘉納冬子 … 城戸愛莉
山元タミ … 筒井真理子
黒沢一史 … 木村彰吾
村岡香澄 … 中村ゆり
村岡美里 … 三木理沙子
茂木のり子 … 浅田美代子
富山タキ … ともさかりえ
白鳥かをるこ … 近藤春菜
ブラックバーン校長 … トーディ・クラーク
スコット先生 … ハンナ・グレース
綾小路先生 … 那須佐代子
山田国松 … 村松利史
浅野中也 … 瀬川亮
木場朝市 … 窪田正孝(子役期:里村洋)
徳丸武 … 矢本悠馬(子役期:高澤父母道)
本多先生 … マキタスポーツ
緑川幾三 … 相島一之
木場リン … 松本明子
徳丸甚之介 … カンニング竹山
阿母里教会・森牧師 … 山崎一
合田寅次 … 長江英和
一条高子 … 佐藤みゆき
畠山鶴子 … 大西礼芳
松平幸子 … 義達祐未
北澤司 … 加藤慶祐
望月啓太郎 … 川岡大次郎
ナレーション … 美輪明宏
※スタッフ
脚本 … 中園ミホ
演出 … 柳川強、松浦善之助、安達もじり
プロデューサー … 須崎岳
制作統括 … 加賀田透
音楽 … 梶浦由記
アニメーション製作 … 和田羊平
原案 … 村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
主題歌 … 絢香「にじいろ」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanako/
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コメント
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>想像のおにぎり食べてるから大丈夫なのでしょうか。
それは主人公だけの特技にしといてあげて…って感じですよね^^;
生活感のまるでないドラマですよね~。
食べる心配しないのかな。自分の子どもだっているのに~。
>それから火災で逃げ切れなかったのに「埋葬を見届けた」って一体何?
意味不明ですよね…。
たぶん倒壊した建物に押しつぶされて火災で……ですよね…。
震災から3日くらい?
もう埋葬?
>史実では前年に亡くなっているはずのお父さんにあんな悲しい思いをさせるのはなぜ?
そうなんですよ。
パパは本来ならばこの世の人じゃないのに生かした意味は何なんでしょうか。
反対に宮本の生きているはずの社会運動家の父を亡き者にしてしまった理由も知りたい^^;
>吉高さんはいついかなるときも端正な表情を動かさないひとなんですね。
うん…でもねぇ…この脚本じゃ感情動かす演技が難しいと思うのでした…。
子役が泣く演技も好きなわけじゃありませんが、歩くんも…泣かない子だね……。
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>関東大震災・・・来る!
と、気持ちが曇りそうで結構身構えてたのに、
コントでも見てるみたいだった。
来る前は結構ね、映像も良かったのにね。
どうしてこう…コントみたいになっちゃうのでしょう。
なんか「不謹慎」な震災だなぁと思っちゃったわ^^;
こんなに軽くていいのか…。
花子とアン 第106回
内容
郁弥(町田啓太)から、派手なプロポーズを受けたかよ(黒木華)は、
店を飛びだしていく。
心を落ち着かせ、店へ帰ろうとしたとき。。。。
そのころ、花子(吉高由里子)のもとを、平祐(中原丈雄)が訪ねていた。。。
敬称略
一応突っ込んでおきますが。
平…
花子とアン (第106回・7/31) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
第18週『涙はいつか笑顔になる』【第106回】の感想。
大正12年9月1日。銀座のカフェーで郁弥(町田啓太)から派手なプロポーズを受け、恥ずかしさのあまり店を飛び出してしまったかよ(黒木華)は、気を落ち着かせ店に戻ろうとしていた。大森の村岡家にいた花子(吉高由里子)は、庭で遊んでいた息子の歩とともに空を見上げ、見たこともな…
入道雲>『花子とアン』第106話
う~ん
微妙…
感想は今日も今日とて
批判的な傾向を帯びてしまいそうだけど
意識的に擁護もしますぜ!>ぉ
…ひじゅにですが何か?
「凄い揺れだった」by Mr.ドミンゴ
↑台詞ひとつで大震災を表現するとは
凄いぞ『花アン』!
いやいや
ちゃんと表現していた…様な気がするぞ。 ←擁護
入道雲と入道雲と、ま…
入道雲>『花子とアン』第106話
う~ん微妙…感想は今日も今日とて批判的な傾向を帯びてしまいそうだけど意識的に擁護もしますぜ!>ぉ…ひじゅにですが何か?「凄い揺れだった」byMr.ドミンゴ ↑台詞…
「花子とアン」第106回★「関東大震災」「ナミダさん」
連続テレビ小説「花子とアン」
第106回(7月31日)
いつもと違ってアバンタイトルなしで、いきなりOP曲。
なにかを予感させるスタート。
−◆−
11:50過ぎに求婚されたかよ(黒木華)。
「郁弥さんの バカっちょ!」と言ってドミンゴから駆け出ていきました。
店の外でかよは「て…恥ずかしかった…。」
恥ずかしかっただけなのかぁ・・・。
<郁弥の派手なプロポ…
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(金)あまりのひどさにおもわず書き込みます。あの子たちおなかすいてないの?とまず心配になりました。「ごちそうさん」のほうが共感できる日が来るとは。想像のおにぎり食べてるから大丈夫なのでしょうか。それから火災で逃げ切れなかったのに「埋葬を見届けた」って一体何?史実では前年に亡くなっているはずのお父さんにあんな悲しい思いをさせるのはなぜ?吉高さんはいついかなるときも端正な表情を動かさないひとなんですね。おめめキラキラ能年ちゃんはかわいいなあ。
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あははは。
今回は、いつにも増して酷かったね。
くうさんの感想読んでたら、可笑しくなって来た。
関東大震災・・・来る!
と、気持ちが曇りそうで結構身構えてたのに、
コントでも見てるみたいだった。