今週のタイトルこそ「仕事って何なん」で良かった気がする。
お客のためになる商品、需要、コスト、人件費、組織にいるなら考えずにいられないたくさんのことを学ぶ機会を得た話……なのでは。
結（橋本環奈）は、友人の菜摘（田畑志真）が働いているコンビニ会社から弁当の共同開発を依頼され、栄養科長の塚本（濱田マリ）に相談する。塚本は快く承諾し、数日後早速打ち合わせがあり、コンビニ会社から菜摘のほか、商品開発部長と製造を委託されている会社の管理栄養士が同席する。一方、夫の翔也（佐野勇斗）はサッカーに励んでいる娘・花の指導に熱血になっていく…
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「おむすび」第22週「理想と現実って何なん？」第108・109・110話感想
感想
簡単感想で(定期)
「弁当制作」の状況を考える
コンビニに来るお客様は秒単位で商品を選ぶといわれています。
見た目は非常に重要なんです。
これやと彩りが少なすぎる。
と、部長から「消費者目線」を指摘され、
会社側の栄養士、土屋さんから
あのお弁当、工場で作ることよく考えた？
あのお弁当、大量生産するとしたらどれだけの作業工程がかかるか。
と「工程について」指摘される ゆいなつ。
それらは決して嫌がらせでも妨害でもなく、真にごもっともすぎる話なのだった。
だったら最初から言ってくれればいいじゃんと思うけれど、自分の家の弁当を作るわけではなく、消費者が手に取る「商品」だと思えば想像できることなんだよね。
とくに、開発に携わっていた なっちゃんは分かっていなければいけないのでは？
結はいつも「患者さんのためなんです」と言って1人ずつの要望に応えるような仕事の仕方をしているけれど、調理する人にとっては大変なことよね。
手に入りそうなもので、他の患者さんのメニューにも適応しそうなもの……を考案するのが本来ならばきっと「組織の管理栄養士」のお仕事だよね。
別に豊岡部長の顔色うかがって反対してるんやない。
どれだけ立派な理想があっても実現できへんのやったら意味ないんや。
と、土屋さんに言われてから、自分たちの思い込みに気づく2人。
次に作った試作品では、
食材も作業工程もこちらのことを考えてご提案いただいていると思いますし、今まで出た問題はクリアしてると思います。
と言ってもらうことができた。
そして、なっちゃんも。
部長はフレイルという言葉をご存じでしょうか？
フレイルとは高齢者の方で健康な状態と要介護状態の中間の段階を指します。心身の活力が低下しており、これが更に進行すると生活機能障害や要介護状態になったり死亡リスクが上がるといわれています。
健康で長生きするためにもいち早くその予防に取り組むことが大切です。
今回の健康弁当と連動しこのフレイル予防の大切さを知ってもらうためのキャンペーンを行ってみてはどうでしょうか？
部長の言葉を汲み取って提案。
GOを貰うことができた。
もっとも、豊岡部長の態度は確かにパワハラだと勘違いされても仕方ないものだったので、そこは塚本科長がきちんと釘を刺してくれる。
な～んや、豊岡部長、部下思いの方やったんですね。それやったらもうちょっと優しいしてあげたらええのに。
あ……彼女は見どころがあるので厳しく教えてきたつもりやったんですけど。
いやいや、今令和ですよ。教え方も時代と一緒に変わってきてんちゃいます？
そういうことで。とにかくきかくは通った。
仕事は流れを見ることが大事。
パパのために頑張る
サッカーの大阪代表になった花ちゃんの専門トレーナーになっている翔也。
ジャンルが違っても、元スポーツ選手。
身体づくりのトレーニングには厳しい。
結はその姿に不安を感じていた。
ねえ、花。
花はパパのためにサッカーやりよんやなくて、自分のためにやっとんやろ？
やったらパパがどう思うかなんか考える必要ないんやないかな。
花は花のためにサッカーやったらいいと思う。
そんなん分かってる！
でも花はパパに喜んでもらいたいの。
だからサッカーもっとうまくなるためにパパと練習したいの！
俺のせいだ。
つい入れ込み過ぎて厳しく教え過ぎた。
と反省する翔也。
しかし花はちゃんと分かっているのだった。
花は翔也の夢のノートを読んでいた。
難しい字、多いから読まれへんとこもあったけど、パパがどんだけ一生懸命野球やってたか分かった。
だからこれからパパの夢の続きは花がかなえたい。
サッカーうまくなってホンマにオリンピックに出て、プロになりたい。
だからパパ、これからも練習つきあってください。
どんだけ厳しくても花、ついていくから。
それとママ、花の体がもっと強くなるような栄養のあるごはんいっぱい作ってください。
お願いします。
親の夢が自分の夢になる……それだって夢だよね。
子育ての理想と現実？を描いたのかもしれないけれど、良い結末だったのでは。
サブタイトルがあまりピンと来ない週だったかも。
ところで「みるはち」では、あなたのベスト朝ドラ投票所 をリニューアル。よろしければぜひ。
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おむすび キャストとスタッフ
キャスト
米田結 – 橋本環奈
米田(四ツ木)翔也 – 佐野勇斗
米田 花 – 宮崎莉里沙（乳児期：りりや）
米田歩 – 仲里依紗
米田聖人 – 北村有起哉
米田愛子 – 麻生久美子
米田佳代 – 宮崎美子
米田永吉 – 松平健
塚本文香 – 濱田マリ
桑原美和 – 妃海風
杉沢聡 – 犬飼貴丈
松崎瑛人 – 永野宗典
篠宮朱里 – 辻凪子
柿沼莉子 – しまずい香奈
石田拓 – 吉田剛明
森下直久 – 馬場徹
蒲田令奈 – 中村アン
中野学 – 川畑泰史
古賀陽太 – 菅生新樹
風見亮介 – 松本怜生
宮崎恵美 – 中村守里
真島瑠梨 / ルーリー – みりちゃむ
佐藤珠子/ タマッチ – 谷藤海咲
田中鈴音 / スズリン – 岡本夏美
柚木理沙/ リサポン – 田村芽実
大河内明日香 – 寺本莉緒
渡辺孝雄 – 緒形直人
佐久間美佐江 – キムラ緑子
佐久間義之 – 宇仁菅真
若林建夫 – 新納慎也
高橋要蔵 – 内場勝則
明石太一 – 堀内正美
明石真由美 – パピヨンズちよこ
渡辺真紀 – 大島美優
大崎彰 – 内海崇
福田康彦 – 岡嶋秀昭
相原三花/ チャンミカ – 松井玲奈
佐久間菜摘 – 田畑志真
高沢克己 – 加藤虎ノ介
ひみこ – 池畑慎之介
佐々木佑馬 – 一ノ瀬ワタル
松原保 – 長谷川忍
五十嵐郁美 – 若月佑美
川合紗香 – 兒玉遥
草野誠也 – 原口あきまさ
古賀武志 – ゴリけん
大村伸介 – 斉藤優
井出康平 – 須田邦裕
飯塚恭介 – BUTCH
イベント司会者 – 田中健二
四ツ木幸子 – 酒井若菜
四ツ木隆則 – 山内圭哉
矢吹沙智 – 山本舞香
湯上佳純 – 平祐奈
森川学 – 小手伸也
桜庭真知子 – 相武紗季
石渡常次 – 水間ロン
野崎幸太郎 – 大原由暉
中村重治 – 嶋尾康史
澤田龍志 – 関口メンディー
立川周作 – 三宅弘城
原口尚弥 – 萩原利久
大久保育代 – なるみ
田中茜 – 前野えま
松本 – 川西賢志郎
語り – リリー・フランキー
おむすび スタッフ
◆放送期間 : 2024年9月30日 ～ 2025年3月 日（予定）（全130回）
◆制作 : NHK(BK)
◆平均視聴率 : %
◆制作統括 : 宇佐川隆史、真鍋斎
◆プロデューサー : 管原浩
◆演出 : 野田雄介、小野見知、松木健祐、他
◆脚本 : 根本ノンジ
◆音楽 : 堤博明
◆主題歌 : B’z「イルミネーション」
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