【スターマン・この星の恋】 第10話 最終回 と総括感想

とにかくだ。私には愛する妻がいる。
今は事情があって別れて暮らしてはいるが、私は妻を愛している愛しているんだ。
40年だ、40年。
私がこの星に漂流して以来、ずっと妻と生きてきた。

慣れない星でつらいこともあった。
たくさんあった。
でも妻はいつでも変わらずにいてくれた。
私は、妻と一緒に…一緒にこの星で死ぬつもりなんだ。
あいつは かわいい女なんだ。

スターマン・この星の恋 第10話

      スターマン

大団円…&ちょーハッピーエンド。

空を覆う大きな白い光…。

星男は、佐和子に向かって微笑み、大きく空に向かって両手を広げる。

重田家では、同じようにして重田さんが光を迎えていた。

これは隕石ではない。船の光だ。
来たのか。ついに。

あんた、どうしたの?帰りたいのかい?

いや、私は帰りたくない。
だが…。

必死の形相で重田さんを呼ぶ古女房。
しかし、重田さんの表情は明らかに光を「迎え入れている」ように見えた。

すまん。
今まで言わなかったが、私には星に愛する人がいた。
この星の言葉でいうと「婚約者」だ。

一度星に戻ってひと言おわびを言いたい。
それだけでいい。
必ず戻ってくる。

うそだよ。そんな…あんたは戻ってきやしない!

泣きながら玄関の柱に縋り付く古女房。

すまん。 許してくれ。

光はますます大きくなってくる。

…え…戻って来るなんて事、できるの

宇野家では、庭で光を迎え入れていた星男をみんなが見つめる。

佐和。迎えが来たみたいだ。
ちょっとだけ会ってくるね。
すぐ帰ってくる。

どういうこと?

僕はこの星に残る。
それを伝えにいくだけだ。

この星で愛する人を見つけてしまったから。
…それに、帰るわけにはいかないよ。
だってケンカの途中でしょ?

微笑む星男。

そんな…重田さんも星男も、行っちゃったらそう簡単に帰って来られるの

一方。
こちらはもう大きなリュックにいっぱい手荷物を詰め込んで、自ら光の下に駆けつける祥子。

玄関から飛び出す祥子の名を呼ぶ家族……と、安藤くん。

祥子~~~~~!!!

光の下で色が変わる祥子の目。

月に帰るかぐや姫のように光に吸い込まれていく祥子。
空の上で安藤くんを振り返って微笑む……。

安藤くんは、ただ光の道を見つめ続け、そして、祥子は消えた。

重田家では…

両手をいっぱいに広げて待っていたのに何事もなかったかのように消えてしまった光に
唖然とする重田さん。

えっ?
そんな……。

茫然……。

ふ~ん。

古女房は重田さんを見てそう言い、玄関に鍵をかけてしまった。
ま…閉め出されるような告白をしちゃったからね。

そして、星男も同じように茫然と光が消えた空を見ていた。

どういうことかしら?

…違ったんじゃない?

えぇ?そうなの?
じゃあ、おうちに入りましょうか。ねっ。

子供たちの背中を押して部屋に入る美代さん。

ふっ…ふふふっ…ふふっ。

思わず笑いが漏れる。

何か…かっこ悪いよね。

うれしかった。ありがとう。

微笑んで家の中に入る星男と佐和子。

いや…良かったよ。
だって、行っちゃったらきっとそんなに簡単に帰れないよ。

さて、婚約者の存在の発表を先走ってしてしまった重田さんは古女房から締め出され、
宇野家の客人となった。

ちょっと、そこの宇宙人2人!いつまで寝てんの?
起きろ~!この星の起きる時間だよ!

「この星の起きる時間」って…(笑

怖っ。

その起こし方はやめてくれ。
宇宙人2人とは何だ。

居候星人のくせに何言ってるわけ。
文句あんの?

…ない。

佐和子の激しい起こし方に布団に横たわったまま何か会話し始める2人。

今、私の悪口言ったね?2人で。

えっ?

とぼけんな!わかってんだからね、あんたたちの考えてることぐらい大体。
地球の女をナメんなよ。
ほら起きて!飯だよ。

あれ、佐和子さん、何か性格が変わった

食卓では重田さんの納豆掻き回し術に歓声を上げて喜ぶ子供たち。

重田さん。

はい。

奥様はまだ許してくださらないのかしら?

どう考えても重田さんが悪いよね。

そんなこと言ってもだな。

そうだよ佐和。そんなふうに言わなくても。

えっ、何?星男もそっちの味方?

派手にケンカを始める男(宇宙人)たちと女(地球人)たち。

朝から宇宙大戦争やめてもらっていいですか?

冷静に注意する大。

それがウケて笑い出したり…宇野家は今日も平和だった。

何でもさ、そうやって笑って終わりにするのやめようつってんの。俺は!

しかし、大人たちは馬鹿騒ぎを止めない。
あきれて席につく大であった。

あれから何も変わった事は無く、仕事が終われば子供たちに野球を教える星男。

秀は一度もバットにボールが当たった事がない。

そっか。打ちたいよな。ヒット。

ファウル!ファウル打ちたい!

お前、望みが小さすぎるだろ。

ファウルがいいんだよ。
みんなボールの行方見て、あぁ~、惜しい!って言うでしょ?
あれがいいんだよ。

何で惜しいのが夢なんだよ?

だってヒットだったら走らなきゃなんないもん。

ファウルを打つ練習をしていると、突如また何かの啓示を受ける星男。

どうしたの?また何か来た?

やった~。

…やった~!
2人共悪い!先に帰っててくれるかな?
あっ、ごめんね。

満面の笑顔を浮かべて、チョースピードで去っていく星男。

ちょースピードでスーパーに行き、佐和子が帰ったのを確認して、家へ。

忙しくてなかなか話し出す機会はない。

重田さんと美代さんは、台所でピッタリくっついて料理している。

そこへやって来て、2人の仲を誤解し、ショックを受ける溝上先生。

えっ…えっ?
いつからそんな関係に?

美代さんはモテモテ。

…そして、重田さん、やっぱり男たちから嫉妬される運命。

誤解だ。

ん~~何がだ?

美代さんは素敵な女性だが、私には愛する妻がいる。

今、追い出されてるけどね~。

美代さんの口から直接誤解だと聞いて、やっとホッとする溝上先生。

とにかくだ。私には愛する妻がいる。
今は事情があって別れて暮らしてはいるが、私は妻を愛している愛しているんだ。
40年だ、40年。
私がこの星に漂流して以来、ずっと妻と生きてきた。

慣れない星でつらいこともあった。
たくさんあった。
でも妻はいつでも変わらずにいてくれた。
私は、妻と一緒に…一緒にこの星で死ぬつもりなんだ。
あいつは かわいい女なんだ。

それは、古女房に直接話してやってよ。

…と思ったら、いつの間にかちゃんと聞いているのだった。
どんどん人が集まって来るな、この家。

仲直りする重田夫妻。

あっ!てかさ。
溝上先生には内緒だったんじゃないの?

あっ。あら。

…気付いてくれてありがとね。大。

重田夫妻に当てられて存在すら無になっていた溝上先生。

そうだったんだよね、ねぇ?
そういうことだったわけだ…。

いや、あの…。

何だよ、もう。
だったら早く言ってくれればいいのに。
自信なくなっちゃってたんだから私。

すみません。

すまん。

ごめんなさいね。

でもなるほどね。納得できちゃいましたよ。

えっ?すんなり受け入れた?今。
信じるの?

何を?
宇宙人の存在?

そりゃいるでしょ。
この広い宇宙に地球人だけってことはないでしょ。

重田さんと握手する溝上先生。

そして、星男からの発表。…やっと。

佐和。

はい。

おめでとう!
感じるんだ。

えっ?

…と、いうことは…。

おめでとう!

ということは…。

僕らの子供が生まれてくるよ。

で、「UFO」歌っての大宴会。

…同じころ、節っちゃんが放りっぱなしにしてきた店で「エキストラみたい」と
ぼやきながら例のマシーンのスイッチ入れちゃったキコリ3人組もお客が
いっぱい来ちゃって大宴会。

ここで終わっても良かった気もするんだけど、一応、お約束で星男が佐和子を
助けようとして「力」を使ってしまい、死んだか生きてるか……。

生きてた。

ていう下りも入れてあるのだった。

つまり…とても、最終回らしい最終回だった。(ほめてるよ)
このドラマは、こんな終りで良かったよね。

大が食卓の宇宙大戦争の時、

「何でもさ、そうやって笑って終わりにするのやめようつってんの。」

って叫んで届かなかったように、視聴者がちょっと予測していた「切ないラスト」を
笑い飛ばすような最終回だった。

そういう話はそのまま笑って受け入れろよ、と制作は言いたかったのかなぁ…。
細かく細かく先読みして、しかも暗い方向を読みやすい視聴者に対しての言葉なのかも。

では、細かく深読みさせていただきましょう。

この富士山のふもとの町は、やはりラインを超えた死者の国なんだね…。
だって、宇宙人はみんな死んだ誰かの中に居るんだもの。

祥子ちゃんの例もあるように、自分では気づかず生活している人がいっぱいいる。
マシーンを動かすとあんなに集まって来ちゃうように、知らず知らず
ここに集まってしまっている死者の国。

たぶん、佐和子も。

いつか、勇気がなくて町を出られないという話をしていたけれども、たぶん、
佐和子は町を出られないんだ。

タツヤに「死ぬ気がしない」と語っていた美代さん。
だって、もう死ぬことはないから。

生きている人間はちゃんと町を出ることができている。
ミチルのように。

ミチルはたぶん、タツヤと一緒に何か危険な仕事をしていて、
死にかけてこの町へ来た。
…そして生還したから出て行ったんだね。

昇天して逝った祥子ちゃんは、生まれ変わりの旅へ出て行った。

そして、佐和子の元には新しい魂がやってくる。

住民票も税金も要らない町。

……というのは、「熱海の捜査官」の世界だけど。

軽い冗談です。←実は、ちょっと本気。

とにかく。

笑って終れて良かったよ。うん。

夢のように宇宙人の王子様が降ってきて、それを捕まえた佐和子。
何の引っかかりもない良い人たち。
温かい家族。

最後まで幸せな気持ちで見ることが出来た。

こういうドラマも、たまにはいいよね、って、そう思えた者勝ち。

俊@五十嵐陽向くんの一番カワイイ時を切り取ったドラマでもあったなぁ…。
あっという間に大きくなっちゃうもんね。
子役キャストが替わるくらいなら続編やSPは絶対いらない。

上空に現れた謎の光は、隕石(いんせき)が落ちたときとは比べものにならないほど
強烈なものだった。
ついに“お迎え”が来たと悟った星男(福士蒼汰)は、愛する佐和子(広末涼子)のために
地球に残ろうと決め、その意思を伝えてくると言い残して光の方へ。
重田(國村隼)は、故郷の星に婚約者がいたことを古女房(角替和枝)に告白。
一度、星に帰って婚約者にわびを言い、必ず地球に戻ると告げて光の中に向かっていく。
祥子(有村架純)も、泣き叫ぶ安藤くん(山田裕貴)に優しい笑みを浮かべ、光を見つめる。
一方、節(小池栄子)は、ついに運命の男性がやってきたと思い、謎の光から節を守ろうと
する幸平(KENCHI)をはねのけ、空を仰ぐ…。

光が消えた後、物語は予想もつかないクライマックスを迎えることに!

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

よろしければ→【2013年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

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※キャスト

宇野佐和子 … 広末涼子
星男 … 福士蒼汰

宇野大 … 大西流星
宇野秀 … 黒田博之
宇野俊 … 五十嵐陽向

須多節 … 小池栄子
臼井祥子 … 有村架純

ミチル … 木南晴夏

前川浩介 … 石井正則
安藤くん … 山田裕貴
平岡林太郎 … 本田大輔
富山 … 村松利史
佐竹幸平 … KENCHI
溝上先生 … モト冬樹

宇野光一 … 安田顕

柏原美代 … 吉行和子
重田信三 … 國村隼

※スタッフ

脚本 … 岡田惠和
演出 … 堤幸彦
プロデューサー … 河西秀幸、平部隆明
音楽 … 大橋トリオ
主題歌 … YUKI「STARMANN」

公式サイト http://www.ktv.jp/starman/index.html

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