【イロドリヒムラ】第9話「日村大岩」感想 木南晴夏ゲスト・沖田修一監督回

イロドリヒムラ第9話「日村大岩」 

 

     イロドリヒムラ9話

 

TBS「ドラマNEO」枠10月期。

「バナナマン・日村勇紀を10人の映画監督と10人の豪華女優でイロドるドラマ。」
と言うコンセプトでお送りする1話完結ドラマの第9話目。

簡単感想のみで。(ネタバレしてます)

 

面白かった~~~!!
夜中に笑ったわ。

 

何と日村さんは芸人を突如引退。
人形浄瑠璃の新しい芸能「ヒムラ」として世界中に旋風を巻き起こしたらしい。

物語の舞台はそれから50年近く経った2060年。
今や「ヒムラ」は日本の文化遺産で世襲制になっているんだって

 

こんばんは。浜野祐二です。
「芸能散歩の時間」へようこそ。
月曜の夜皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて今夜お送りいたしますのは、あの三代目・日村勇紀の代表作とも
言われております「日村大岩」になります。

 

という浜野祐二=いい声・志賀廣太郎さんの司会する番組でスタート。

あとは、ずっと人形劇が繰り広げられるわけだけど、これが可笑しい…。

恐らく本職の方かと思われる三味線、そして太夫。
本格的な舞台で人形遣いをするのは、もちろん三代目・ヒムラ。
そしてお菊人形を遣う女人形遣い。(この人の本名が「森田」なのか)

人形劇に見入るお客さんたちの合いの手がツボ。

ヒムラが遣う人形・徳さまのセリフは、ほとんどが「おい、お菊」「お菊、待て」ばっか。

「えッ?」「あッ?」「うん?」「あッ?」
(合いの手)聞き返しっ!

「ううん!」
(合いの手)出たっ!咳払いっ!

 

そして「日村大岩」の正体は・・・・・・。

ヒムラの顔、そのものかよ!! wwwwww

 

終いには三味線はエレキに変わってるし、ワケの解らない人形劇に
ゲラゲラ笑って終わった……。 

確かに、こりゃ新しい「芸」だわ。

そして、人形高速移動のために出てきたTAMIYAのエプロンつけた人に最後まで
一番目を奪われたのだった。 

司会の浜野祐二さんら中学生の一団は、わけの解らなさにボーっと席に座り込み、

冷めた声で

立つ?
やっと終わったな。
疲れたな。
…うん。

と語り合うというオチ…。

浜野さんの目は、ちょっと潤んでたけど…感動してたのか(あくびしてたのか)

 

なるほどねぇ…。
女優にイロドられるって言うよりも、人形・お菊にイロドられた日村さん。

しかし、木南ちゃんのとぼけた演技はさすが。
TAMIYAのリモコンカーに乗った人形たちが戻ってきた時、2人揃って
リモコン投げ捨てる顔に笑った。

そして、日村さんも、やっぱり上手いわ。声もいいしね。
「インシテミル」のインディアンの声も上手かったもんね。

また1つ新しいお仕事が増えそうなイロドられ方。
沖田監督、お見事でした。

 

とにかく「南極料理人」が大好きで。
今年公開された「キツツキと雨」も、いい映画だった。

ただ、どちらもヤロウが中心で面白い作品だったので、女性が中心になる
沖田修一作品ってどんな風になるんだろうという興味があったんだけど……

ふふ…
こういう女優の使い方かぁ。

来年2013年に公開が控えている「横道世之介」も、とても楽しみ。

 

さて…

日村さんが色々な形に彩られてきたこのシリーズも来週で最終回。
とっても寂しい。

最終回は相方・設楽さんの初監督作品。
どんな風に彩るのか楽しみにしてます。

 

公式サイトに掲載されている監督のラインナップです。
(リンク先は当方の映画レビューです)

・第1話
監督:堤 幸彦(「包帯クラブ」「20世紀少年」)脚本:北川悦吏子
・第2話
監督・脚本:飯塚 健(「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」「彩恋 SAI-REN」)
・第3話
監督:森 義隆(「宇宙兄弟」)脚本:一雫ライオン
・第4話
監督:三木孝浩(「ソラニン」「僕等がいた」前篇、後篇)脚本:持地佑季子
・第5話
監督:白石達也(助監督「BECK」「劇場版 SPEC~天~」) 脚本:牧野圭祐
・第6話
監督・脚本:深川栄洋(「白夜行」「神様のカルテ」)
・第7話
監督:中村義洋(「ゴールデンスランバー」「フィッシュストーリー」)脚本:鈴木謙一
・第8話
監督:犬童一心(「ゼロの焦点」「のぼうの城」)脚本:今泉力哉
・第9話
監督・脚本:沖田修一(「南極料理人」「キツツキと雨」
第10話
監督:バナナマン設楽 脚本:オークラ

初代日村勇紀(日村勇紀)の代表作となる「日村大岩」は、恋仲となったちりめん問屋の
主人・徳べえ(日村勇紀)と遊女・お菊(木南晴夏)が誤って妻・お園(池谷のぶえ)を
殺してしまい日村大岩に逃げる、という愛の逃亡劇である。

名作とされ世界中で上演が続く「日村大岩」の幕が上がる…

(上記あらすじはYahoo!TVより引用)

 

よろしければ→【2012年10月秋期ドラマ一覧】ラインナップとキャスト表

 

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【キャスト】

瀧 秀二 – 日村勇紀
お菊・森田 – 木南晴夏
浜野祐二 – 志賀廣太郎
お園 – 池谷のぶえ
お坊さま – 森下能幸

※スタッフ

監督・脚本 – 沖田修一

 

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コメント

  1. イロドリヒムラ TOP

    2012年10月15日から同年12月17日まで、TBSのドラマNEO枠(毎週月曜日24:20 – 24:59 (JST))で放送中。全10回予定。 概要 オムニバス形式で繰り広げられるドラマ。脚本家も監督も共演者も毎回変

  2. イロドリヒムラ (第9話・12/10) 感想

    TBS系ドラマ『イロドリヒムラ』(公式)の第9話『日村大岩』の感想。

    まさか、未来の「ヒムラ」を“ネオ文楽師”として描くとは!

    現在の日村勇紀さんを世襲制の「初代日村勇…

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