【イロドリヒムラ】第8話「才能がない」感想　市川実和子ゲスト・犬童一心監督回

イロドリヒムラ第8話「才能がない」　

 

　　　　

 

TBS「ドラマNEO」枠10月期。

「バナナマン・日村勇紀を10人の映画監督と10人の豪華女優でイロドるドラマ。」
と言うコンセプトでお送りする1話完結ドラマの第8話目。

簡単感想のみで。(ネタバレしてます！)

 

1話の中に青春の苦しみや喜びが詰まった、とてもいい話だった。
何だか懐かしいなぁ。こういう感覚。

音楽や創作芸術は努力だけじゃ続かない。

 

知らねえよ、いい歌なんか！
適当につくって適当に歌ってたんだよ。
自然と出来てたんだよ。何もやってねえよ俺は。

自然に出来たってことはな、もう何かやろうと思った時点で絶対に出来ねえんだよ！

俺だってキツイんだよ。
もう面倒くせえわ。

お前も、バンドも。

 

そんな事言わないで努力しろよ!!

とは言えない。

そう。本当に苦しいんだよ。生み出せない苦しみからパチンコに逃げる。

 

昔の自分と彼女の姿を見てしまうファンタジー。

過去を振り返ったついでにダイエットもしろ…

とか、色々とツッコみつつ、川瀬の涙につられて泣いた。

 

瀧の歌を初めて聴いたのはずいぶんと昔だ。

忘れ物をして放課後教室に戻ると、机に座って窓に向かって
へたくそなギターで歌っている瀧がいた。

本気で楽しそうでちょっと寂しそうで、その背中を見ていたら
好きになっちゃった。

17歳だった。

市川実和子さんのモノローグに泣いた。

 

こうやって、振り返ったり進んだり躓いたりして、生きてる人たちの話が好きだ。

青春の思い出は、いつだって人生に力と癒しをくれる。

 

18歳の君が現れて
本当のことを さらっと言う

35歳の君は何も言わず
ただただ 今ここにいる

 

ほっこりした。

日村さんのシャウトするボーカルは、青春ものによく似合う。

 

※公式サイトに掲載されている監督のラインナップです。
(リンク先は当方の映画レビューです)

・第1話
監督：堤 幸彦（「包帯クラブ」「20世紀少年」）脚本：北川悦吏子
・第2話
監督・脚本：飯塚 健（「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」「彩恋 SAI－REN」）
・第3話
監督：森 義隆（「宇宙兄弟」）脚本：一雫ライオン
・第4話
監督：三木孝浩（「ソラニン」「僕等がいた」前篇、後篇）脚本：持地佑季子
・第5話
監督：白石達也(助監督「BECK」「劇場版　SPEC～天～」)　脚本：牧野圭祐
・第6話
監督・脚本：深川栄洋（「白夜行」「神様のカルテ」）
・第7話
監督：中村義洋（「ゴールデンスランバー」「フィッシュストーリー」）脚本：鈴木謙一
・第8話
監督：犬童一心（「ゼロの焦点」「のぼうの城」）脚本：今泉力哉
・第9話
監督・脚本：沖田修一（「南極料理人」「キツツキと雨」）
第10話
監督:バナナマン設楽 脚本：オークラ

プロバンド・デカダンスのギター＆ボーカルの瀧（日村勇紀）は千葉（岡田浩暉）、上島（
古城康行）、出川（荒川秀）と長年活動を続けていた。
しかし瀧が曲を作れなくなるのと並行するようにして人気は下降、瀧は酒を飲み、食べ、
ただただ惰性でバンド活動を続けているようだった。
そんな瀧にいらだつメンバーたち。
デカダンスのマネージャーで瀧と同棲している川瀬（市川実和子）も同じ想いだった。
そして川瀬には瀧になかなか言い出せないことがひとつあった・・・。

(上記あらすじはYahoo！TVより引用)

 

よろしければ→【2012年10月秋期ドラマ一覧】ラインナップとキャスト表

 

　　
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【キャスト】

瀧 秀二 – 日村勇紀
川瀬靖子 – 市川実和子

千葉正雄 – 岡田浩暉
上島 – 古城康行
出川 – 荒川 秀
松本 – 陰山
泰 里美 – 藤崎ルキノ
男子高生 – 前田公輝

※スタッフ

監督 – 犬童一心
脚本 – 今泉力哉

 

 
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