NHK朝ドラ【半分、青い。】第36回(第6週土曜日)　感想

東京の大学に入学し、新生活をスタートさせようとしていた律（佐藤健）は、和子（原田知世）が晴（松雪泰子）と結託して新居を鈴愛（永野芽郁）の近所にしていたことを知る。

だが一方、同じ大学の同級生で隣人の正人（中村倫也）と知り合うのだった。

そのころ鈴愛は、オフィス・ティンカーベルで炊事と洗濯の日々。

ある日、秋風（豊川悦司）から恐れていたとある要求を突きつけられ苦戦するが、それが元で大騒動に発展してしまう。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「半分、青い。」第6週「叫びたい！」　第36話

　　　

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。

簡単感想で。

佐藤健の「おかあさん」たまらん……。(このドラマと『いぬやしき』で2倍美味しい)

 

一人っ子男子(しかもイイ子でイケメンで佐藤健)を手放す母親の気持ちユルクない？というような事を昨日も書いたけれども、今さらここでパパッと入れられても何だかシンミリせん。

私だったら……ここに住むわ。まっ、しあわせ(毒親だと言われようが佐藤健と暮らすことの方が正義ｷｯﾊﾟﾘ)

 

おまけにこのマンションには中村倫也くんも住んでいるんだよ！！なんという天国！

待ってた。この日を。

駆け足ながらも ー アメブロを更新しましたhttps://t.co/1SgD2XvsGE

— 中村倫也 (@senritsutareme) 2018年5月11日

ネコと倫也くんと健ﾝ……たまらん←こればっか。←まんまと。

 

さて、倫也くん演じる「まぁくん」は、律くんと同じ西北大学の1年生。

つまり、まだ上京してきたばっかりじゃん。なのに彼はもうすでにワンレンボディコンねーちゃんをたくさん引っかけているらしい。

 

「美穂ちゃんとくるみちゃん、キョウコちゃんとつきあった、まあ君はどんだけイケてるか……と思うと……あれ……そんなでもない？」

って、ちょっと失礼すぎないか？全国6千万人の中村倫也ファンの皆さん。怒るところです、ここ。

 

しまった。イケメンのために何行も割いてしまったわ。(まんまと)

 

さて。

本日の本題、メシアシとして雇われた鈴愛暴走事件。

どちらが悪いのかという話である。

 

どういうつもりでこんな手法を使っているのかよく分からないが、このドラマは様々なエピソードを飛ばして後出しジャンケンする展開を繰り返している。

 

例えば、鈴愛が片耳失聴のおかげで苦労した事も多かったのだろうと思われる小学校の後半や中学時代なんぞゴッソリと飛んでいる。

けれども、それは「梟会に守られていた」話や、晴さんら家族が視聴者も大袈裟に感じるほど鈴愛の耳に気を使ってることで「成長過程で色々大変なこともあったのだろう」と何となく察せられる。(それは「行間」と言ってもいいと思う)

辛い事をベタベタと描かずにサラッと飛ばすやり方は、このドラマの持ち味の「サッパリ」表現にも繋がることで、個人的には好ましくも思っていた。

 

けれども、エピソードのジャンプは「説明不足」という欠点にも繋がることで。

今日の回みたいなことになるんですよね。

 

鈴愛に五平餅を焼かせるために雇ったのだろう……という事は視聴者もホンノリと感じていたことではある。

けれども、鈴愛自身がそれを知っていたかどうかというと……。

 

「鈴愛は秋風先生のリクエストを何度も逃げていました。あれは仙吉さんの専売特許です。鈴愛はリスみたいにクルミを割っていただけです。」

 

「逃げていた」ということは、「五平餅を焼いたのは鈴愛」だという嘘をどこかで吐いていたということですよね？(視聴者は知らんけど)

慌ててじいちゃんに電話して作り方を聞いている。就職が決まってからたくさん時間があったのに今さらなのか？では、自分も五平餅が焼けるとは言っていなかったのか？(視聴者は知らんけど)

あれは実は祖父のものでして…。うちの五平餅は祖父しか作れないんです。

 

では秋風羽織が勝手に鈴愛が焼いた五平餅だと誤解して雇ったのだろうか。そもそもどういう雇用契約になっているの？

(視聴者は知らんけど)

「会社」なのに、色々といい加減すぎないか？

 

今日の回を見ている限りでは、鈴愛がどこか視聴者は知らんタイミングで、自分が焼いた五平餅です、と言ったとしか思えない。

だとしたら、耳が聞こえないよりも秋風羽織にとっては重大な嘘である。しかも、マズイらしいのだから食べかけで捨てられても当然でしょう。仕事なんだから。

 

しかし、

 

キミのその手は五平餅は焼いてもペンを持つ事はない。
消しゴムすら持たない。
あなたはメシアシです。
永遠にメシアシ。

そう、炭水化物要員だ。

　

 

これは明らかに詐欺である。

秋風羽織は新人漫画家を育てている。お嬢さんを育てて一人前のプロにすると、そういう話にはなっていたはず。(そこは視聴者も知っている)

 

でも、だからといって原稿を捨てていいことにはならないでしょ。

だって仕事だから。

それにさ……

デジタル下絵とかない時代なんで。
一度ダメになった絵は、二度と同じものは描けないんだよ。

私だったら発狂するね。
秋風羽織的にはヒリヒリワクワクするかも知れないけどさ。

 

後だしジャンケンのせいで、次に何が起こるかワクワクするよりも、時に「またかよ」とイライラする(爆)

 

鈴愛は精神的に子ども過ぎだから、仕事とは何たるかを分っていないという話なのだろうけれど。

今回の展開、秋風羽織がヒリヒリしたくてワザと鈴愛を怒らせたとかいうオチだったら、かなり萎える(笑)

 

とりあえず、重要書類を破損させようとする社員はクビだし。

会社は雇用契約、ちゃんとして。

　　
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※キャスト

楡野 鈴愛… 永野芽郁（子役期：矢崎由紗）

楡野 晴… 松雪泰子
楡野 宇太郎… 滝藤賢一
楡野草太… 上村海成（子役期：志水透哉）
楡野仙吉… 中村雅俊
楡野廉子… 風吹ジュン

萩尾 律… 佐藤健（子役期：高村佳偉人）
萩尾和子… 原田知世
萩尾弥一… 谷原章介

西園寺 龍之介… 矢本悠馬
西園寺 満… 六角精児
西園寺 富子… 広岡由里子
木田原 菜生… 奈緒（子役期：西澤愛菜）
木田原 五郎… 高木渉
木田原 幸子… 池谷のぶえ
まさこ… ふせえり

秋風 羽織… 豊川悦司
菱本 若菜… 井川遥
小宮裕子… 清野菜名
藤堂 誠… 志尊淳

朝井正人… 中村倫也
森山涼次… 間宮祥太朗
田辺一郎… 嶋田久作
元住吉祥平… 斎藤工
藤村光江… キムラ緑子
藤村 麦… 麻生祐未
藤村めあり… 須藤理彩

小杉… 大野泰広
真鍋… 安井順平
北野編集長… 近藤芳正

豊島… 佐藤夕美子
伊藤 清… 古畑星夏
友永 … スマイリーキクチ
小林 … 森優作
神崎トオル… 鈴木伸之
青山セントラルリゾート開発部長… 斎藤歩
小倉 瞳… 佐藤江梨子
山田先生 … 尾関伸次
クラゲ先生 … 春海四方
医師… 眞島秀和

岡田 貴美香… 余貴美子

語り… 風吹ジュン

※スタッフ

脚本 … 北川悦吏子
演出 … 田中健二、土井祥平、橋爪紳一朗
プロデューサー … 松園武大
制作統括 … 勝田夏子

岐阜ことば指導 … 尾関伸次

音楽 … 菅野祐悟

主題歌 – 星野源「アイデア」

公式サイト　https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

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