東京から戻った美代子(木村佳乃)は、みね子(有村架純)に実(沢村一樹)が行方不明であることを打ち明ける。
不安が的中し、動揺するみね子。
自分が大人だったら一緒に行ってあげられたとたまらない気持ちになるが、正月には帰ると言っていた実を信じて待つと約束する。
翌日、いつもより明るく振る舞うみね子に気付いた時子(佐久間由衣)と三男(泉澤祐希)。
事情を知って、聖火リレーをやめようかとみね子に聞くが…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ひよっこ」第3週「明日(あす)に向かって走れ!」 第13話
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
「お父さん、お元気ですか?
お元気でいるとみね子は信じています。
留守中のことはどうかご心配なく。
みね子にお任せ下さい。」
存在しない人への語りかけは、時に愚痴になり悪態になるもの。
けれども、みね子は父や家族を支える語りをし続ける。
谷田部家は本当に善意の塊りなんだな…。なのかな…。
こんなに性善説で固まっているはずはないから、きっとお父ちゃんが金や女のことで蒸発してしまい、優しい家族は総崩れ、それでもワチャワチャ開き直りながら生きていく……みたいな話になるのだろうと1週目は想像していたのだけど(笑)
お父ちゃんの蒸発っぷりが、本当に深刻なので。
朝ドラの父に有りがちなクズ蒸発じゃなさそうだし…。
(もっとも岡田さん脚本の『おひさま』ではダンナが深刻で共感できない蒸発をやってのけたので、まだ完全に信用できる状況ではない)
とにかく無事で…
と、祈るように見てしまうね。
分がんね。
さっぱり分かんね。
どこさ行ってしまったのかどうしていんのか、全然分がんね。
生きているのかどうかも分がんね。
あ…!
ごめん、みね子…ごめんね。
お母ちゃん、ひどい言い方したね。ごめんね。
こんな状況なのに何度も何度も娘に謝る母。
親が子どもに申し訳なさそうに謝るなんて、こんな育て方も育てられ方もしたことない。
一人で行ったの?東京。
怖かった?
一人で怖かったんでしょ?
心細かったんじゃねえの?
私がもっと大人だったら一緒に行ってあげられたのに。そしたら…。
と、自分の気持ちよりも母を思いやる娘。
こんな風に育てられたら、こんな優しい子になるはずだよね…。
いづもと変わんなくしてなきゃいけねえんだよ。
「やめる」なんつったら、お母ちゃん悲しい顔するよ。
お互いの事を考えたらメソメソできないし、事情を知らない小さな子供たちもいる。
だから、美代子さんは君子さんに抱きしめられ、みね子は時子に抱きしめられる。
いい友達だなぁ。
美代子さんは君子さんに抱きしめられ、みね子は時子に抱きしめられる。「助川家」は「助」けてくれる家なのかしら。「泣くのがよー結局ーー」「うらやましいか」ベタベタ泣かせないでカラッとしてるのがいいよねーー #ひよっこ
— くう (@kukucoo) 2017年4月17日
うらやましかっぺ?
多くの男性視聴者が「うらやましいっぺ!!!!!」と叫ぶ朝………。
悲しくてもベタっとしてない気質と描き方が好き。
同時に、娘たちを見守るおじいちゃんに寂しい男の哀愁を見てしまったな…。
おじいちゃんだって泣きたいほど息子を心配しているだろうに、淡々と状況を見据える。
誰か、抱きしめてあげて…。
※キャスト
谷田部 みね子 – 有村架純
谷田部 実 – 沢村一樹
谷田部 美代子 – 木村佳乃
谷田部 ちよ子 – 宮原和
谷田部 進 – 高橋來
小祝宗男 – 峯田和伸
小祝滋子 – 山崎静代
谷田部 茂 – 古谷一行
助川時子 – 佐久間由衣
角谷三男 – 泉澤祐希
助川君子 – 羽田美智子
角谷きよ – 柴田理恵
角谷征雄 – 朝倉伸二
角谷太郎 – 尾上寛之
助川正二 – 遠山俊也
益子次郎 – 松尾諭
田神 学 – 津田寛治
牧野鈴子 – 宮本信子
牧野省吾 – 佐々木蔵之介
井川元治 – やついいちろう
朝倉高子 – 佐藤仁美
前田秀俊 – 磯村勇斗
綿引正義 – 竜星涼
永井愛子 – 和久井映見
青天目 澄子 – 松本穂香
兼平豊子 – 藤野涼子
秋葉幸子 – 小島藤子
夏井優子 – 八木優希
語り – 増田明美
※スタッフ
脚本 – 岡田惠和
演出 – 黒崎博、田中正、福岡利武、渡辺哲也
プロデューサー – 山本晃久
制作統括 – 菓子浩
音楽 – 宮川彬良
主題歌 – 桑田佳祐「若い広場」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/hiyokko/index.html
ひよっこ(Part1) [ NHK出版 ]
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ひよっこ(上) [ 岡田惠和 ]
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コメント
巨炎さん
>事故か何かで記憶喪失とかが素人視聴者が思いつく限界でしょうか。
今週の週予告で刑務所だか拘置所のような場所が映されているんですよね。
あれは何なのでしょうか。
もしかしたら、スリと間違えられて捕まってしまったとか……。
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明日に向かって走れ>『ひよっこ』第13話
『幸せなら手をたたこう』 幼稚園の時だったかに歌わせられたけど ヒネクレひじゅにには、まさに「明る過ぎ」な歌で ちょい苦手だった この歌詞を手掛けたのは木村利人さんという人で 彼がフィリピンに農村復興ボランティアに出掛けた際 「僕達、友達になろう!そして二度と戦争が起こらないようにしよう」 …と 涙ながらに語り掛けてきた一人の青年の言葉が発端となり 生まれたのだそうだ …
ひよっこ (第13回・4/17) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』(公式) 第3週『明日(あす)に向かって走れ!』『第13回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 東京から戻った美代子(木村佳乃)は、みね子(有村架純)に実(沢村一樹)が行方不明であるこ…
失踪の原因となるヒントの描写がなく
蒸発ありきで見切り発車の可能性も無くは無い。
「おひさま」は後に行く程、綻びが目立っていったから、そこが心配です。
事故か何かで記憶喪失とかが素人視聴者が思いつく限界でしょうか。