あのときと同じだ。
自分の浅はかな行動が、周りの人を傷つけてしまっている。
だけど、もう俺は…親の隣でうなだれてていい子供じゃない。
とんび 第5話
昭和64年…を1週間しか送らずに日本は平成に入る。
昭和天皇が崩御されたニュースをラジオで聞くヤス。
先に逝かれたか。
と海雲和尚。
海雲は入院していた。
アキラは、高校生になり、野球部に入っていた。
ヤスが何を話しかけても「いらない」「なに?」「わかった」。
和尚んとこ、今週あたり顔出してやってくんねえか?
お前行きゃ喜ぶと思うしよ。
分かった。
ヤスは病院で和尚に愚痴る。
まったく!息子ってのはあんなもんなのかよ。和尚。
話しかけてもろくに返事もしやがらねえし。
帰ってくんのも遅えしよ。
グレ始めてんじゃねえだろうな。
お前と旭を一緒にするな。
安心しろ。
バカでクズのお前が、一つだけ自信を持っていいことがある。
それは…お前が最高の父親だってことだ。
和尚…。
お前は息子にとって最高の「反面教師」だ。
お前の背中を見とったら、旭が道を間違えることなどありえんのだ。
いつものように、茶化して喋る和尚だったが、ヤスはなぜか嬉しそう。
「背面教師」なあ…親の背中が語るってやつだな。
それを聞いて仕方なく笑う和尚。
バカだなあ…お前は。
アキラの部活の様子を和尚は聞いてきたが、ヤスには喋らないアキラの事が
全く解らない。
和尚はいつもアキラを気にかけていた。
その時、和尚の容態はヤスの目の前で悪くなり、ヤスはうろたえた。
後で、廊下で照雲に言われる。
海雲和尚は癌だった。
もうリンパに転移しちゃっててさ、今年の夏は越せないだろうって。
じじい、それ知ってんのかよ?
隠してたんだけどねえ。
なんか軽くねえか? お前…。
そお?
親父死ぬって、そんなもん、なの?
いい人生だったと思うんだよ。親父は。
やりたい放題でもヤクシンさんのお上人様って慕われてさ。
それこそ、これ以上望んだら罰が当たるっていうかさ。年も年だし。
いくつだっけ? 和尚…。
74。
そっか…。
照雲は、ヤスに相談したいと言う。
とにかく痛みがすごくて、眠りたくても眠れないような感じでさ。
最後の最後は薬で楽にしてやろうと思ってんだ。
薬って?
薬で意識を失わせて分からないうちに逝かせてあげようって母さんとも言ってて。
意識をなくす…。
で、その薬を打つ時期をさ、ヤスも一緒に決めてほしいんだよ。
何だよ、それ!ヤダよ…勘弁してくれよ…。
ヤスは息子も同然なんだから。
勝手に息子にすんじゃねえよ!
…それから、一回でいいから意識があるうちにアキラ連れてきてくれると…
多分、会いたがってるからさ。お願いします。
アキラの高校は野球の名門校だった。
今、アキラは甲子園に行くための大会レギュラーメンバーの選抜を控えていた。
もう長くないらしいんだよ。
だからよ、早めに見舞い行ってくれよ。
ヤスは頼んだが、アキラの答えははっきりしなかった。
お前、和尚にはかわいがってもらったろうが。
別に行かないとは言ってないだろ。ちょっと待ってくれって…。
いつ会えなくなるかしれねえんだぞ。
今休んだら俺は終わりなんだよ。
お前には来年もあんだろうがッ!
来年は…多分ないんだよ。…とにかく、俺には今年しかないんだよ。
球追っかけて見舞いの一つも行けねえなんて、そんな理屈があるか!
反抗して、屁理屈ばかりこねる息子にヤスは辟易した。
一体、何をやってるんだと、こっそり部活を覗きに行った。
すると、アキラはちょうど1年生を何人か並ばせているところだった。
後ろを向かせ、1人ずつバットで尻を殴っていく…。
ヤスは驚いて飛びだした。
何やってんだ! アキラ!
バットだぞ!そんなやり方あるか!
アキラは驚いた。
関係ないだろ!
じゃかあしゃ!
裏へ連れて行って説教すると、アキラは「伝統だ」と言う。
こんな伝統やめろって言えばいいじゃねえか!
今そんなこと言える立場じゃないんだよ。
ああ?
そんなこと言ったら、俺、ケツ叩かれた分大損だっつってんの!
もういっぺん言ってみろ!
みんなやられてんだから、やられたヤツは大損だって…!
ヤスはアキラを思い切り殴った。
情けねえだろうが! アキラ!
情けねえだろ! ああ!?
病院では頼子おばさんが、和尚をそろそろ楽にさせてあげたいと言う。
アキラ、いいのかよ?
多分さ、北高の野球部でレギュラー守んのは大変なんだよ。
たかが半日抜けることが、今の旭にとっては命取りに感じちゃうんじゃないかな。
後悔しなくていいと思うよ。
親に殴られんのも子供の権利だからさ。
俺らもよく殴られただろ?ゲンコで。
照雲は笑って言った。
アキラを殴った事をヤスがどんなに後悔しているかは解っている。
よく殴られた。大きなゲンコで。海雲和尚に…。
「夕なぎ」に行くと、たえ子姉ちゃんに「あんたが悪い!」と怒られる。
あのあっくんが親に殴られたなんて話、友達に言えると思う?
気取り屋だからよ、腹割って話せるダチもいねえんだろう。
どこまでバカなのよっ!
あの子は、あんたの暴力を言いふらすことなんかしないって言ってんの。
あそこで殴らなかったら親じゃねえだろっ!
たえ子姉ちゃんは、ヤスに帰れと言う。
そのお金で、あっくんにお肉でも買ってやんなさい。
ガキじゃあるめえし、甘やかしすぎだろっ!
子供にベタベタ甘えさせてやれないような親は親じゃない!
家に帰ってトンカツを揚げていると、1年生の山本の親から電話がかかってくる。
息子がバットで殴られて治療を受けたという苦情の電話だった。
謝りになんか行かなくていいよ。
ギャーギャー言ってもアザだけだよ。
そんなことで謝ってたらほかのヤツらに示しつかないよ。
俺だってケツバットされて座れなかったことあるけどさ、言ったら親父、
抗議の電話かけた?かけないだろ?
叩かれるようなことしたお前も悪いって言うだろ。
その程度のことで騒ぐほうがどうかしてんだよ。
ウチはそういう野球部なんだから、それがやなら辞めればいいんだよ。
分かった…。
あの子も野球部の一員だったら、それは承知してんのかもしんねえ。
けどな、親は子供がケガしたらつらいんだよ。
せめて山本くんのお母さんには謝るべきなんじゃねえのか?
ヤスの口から出てきた親心の話に、アキラはかちんと来て頬に貼っていた
絆創膏をはずした。
口の横が大きく痣になって腫れている。
ヤスに殴られた痕だ。
じゃあ、これは?これ見て、親父つらいの?
どうやって親父がつらがんの?
俺は…謝んねえぞ…。
じゃあ俺も謝る必要ないよな。
お前、いつからそんな…いつからそんな男に…。
育て方が悪かったんじゃないの?
大きな物音にアキラが気付くと、ヤスは倒れていた。
驚いて側に寄ると、ヤスは自分で自分を殴っていた。
何度も何度も、鼻血が出るくらい。
俺は謝んねえぞ!謝んねえけど…ちくしょう!
痛えぞ!
アキラ、痛えぞ!
分かったから!分かったからやめろ!やめてくれよ!
その時、家のチャイムが鳴って、山本の父親が訪ねてきた。
謝るヤスに、山本は言う。
ウチの息子はおたくの息子さんを怖がって野球部を辞めると言ってます。
こんなバカな話はありませんよ。
そちらが辞めるのが筋というもんでしょう。
ああ…えっ?
おい君。悪いが今から退部届を書いてくれ。
土下座をして山本の父親に謝るアキラを「あとは、お父さんが何とかしてやるから。」と、
ヤスは部屋に引っ込ませた。
いつもそうやって甘やかされてるわけですか。
もういっぺん言ってみろ、ワリャ!
そうやって甘やかすから…
親が子供を甘やかさなかったら誰が甘やかすんじゃ、ボケ!
てめえはてめえのガキを甘やかす。俺はアキラを甘やかす。
どこに文句があるんじゃ!
そんな大層なガキだったらな、二度とケガせんように箱の中で野球させとけや!
あなたは親の責任を何だと思ってるんだ!
責任?
責任より、愛のほうが大事だろうが!
山本はしぶしぶ帰って行った。
まあ…これでどうかしてる親で、息子もかわいそうにって同情してくれんだろ。
笑って言うヤス。
アキラは言葉もなかった。
翌日。
病院から和尚の危篤を知らせる電話が入った。
学校では、レギュラーを決めるテストの日。
ヤスは学校を覗いたが、アキラには何も告げずに病院へ向かった。
病室に駆けつけると、照雲はいなかった。
「おつとめ」の最中だと幸恵は言う。
それも縁だから、って言ってた。
親の死に目だろうが…。
いいんだよ。ヤス。
それが、お父さんの本懐なんだから。
心の底で望んでることなんだから。それが嬉しいの。
分かんねえなあ…俺には。
ヤス、どうしたの? その顔。
いや…アキラと色々あってよ…自分で殴ったんだよ。
ヤス、その話、お父さんにしてあげて。
こんなときするような話じゃねえよ。
してあげてよ。
話をしている内に、照雲が駆けつけてくる。
護摩で焼けたと言って、真っ赤な鼻をして…。
ヤス…旭、来るかな?
今日は、レギュラーのテストとかでよ……すまん…。
いいんだ。いいんだ。
縁がなかったってことだ。
いよいよ、和尚の命が消えるという頃、アキラが駆けつけてきた。
野球のボールを持って真っ直ぐに和尚に近づき、話しかけるアキラ。
和尚。
俺、レギュラー取ったよ。
今度は、俺が甲子園目指すから。
アキラは、ボールを和尚に握らせた。
もう、動かないはずの和尚の手がかすかに動き、ボールを握ったかに見えた。
動かいはずの口が開き、アキラに最期の言葉を伝えた。
「ありがとう」
そう言っているようだった。
すいません…泣きながら書いてる…。
親がないヤスの父親であり、アキラの双葉の筆頭にいた海雲和尚の最期。
最後まで、自分も自由。他人も自由。
自由以外の何物も押し付けず、そして、人間である事の責任を教え続けてきた和尚。
臨終の場に息子が居なくても、誰が居なくても、旭が居なくても、
それは、「縁」だとこの家族は言う。
臨終も「縁」だとは、今まで考えた事もなかった。
人の「縁」は、最後まで、なんだね。
押し付けない。無理やり来させない。最後の場にいるかいないかは運命。
たぶん。
死ぬという事は、肉体を失くすという事は、この人たちにとっては、
あまり意味のないことなんだろう。
死んだって人の心はそこにある。
そういうものだと、身を持って教えてくれたような気がします。
旭は反抗期。
でも、それと同時にレギュラーを取りたい心の内には海雲和尚がいたのだと思うのです。
見舞いは、レギュラーを取れた報告と共に。
旭の中に、そういう決意があったような気がします。
そして、和尚が待ったのか、本当に「縁」なのか、旭は間に合った。
照雲の父としての海雲はあまり描かれなかったけれども、甲子園で活躍できなかった
息子の無念は痛く感じていたはず。
旭もそれを解っていたようでした。
ボールを握らせてやれた最期。
旭は充分におじい孝行した。
最後まで説教かよ。
と、ヤスに言わせた手紙。
「お前のことを考えると、浮かぶのは げんこつだ。
本当に お前のことはよく殴った。いや 殴ることを余儀なくされた。
わしが この世で一番 殴った人間は、おそらく お前じゃないかと思う。」
「親でもないのに、何とも ご苦労なことだと、わしは 自分で自分の徳の高さに
恐れ入るばかりだ。」
「そんな お前に 礼を言う日が来るなど思ってもみなかった。」
「お前に旭のことを相談されるのは わしの楽しみだった。
バカな お前が何かあるたびに つまずき、間違いを繰り返しながら、
バカなりに努力を重ねる姿を見るのが わしは好きだった。」
「そのたびに成長していく旭の姿を見るのが楽しかった。
そこに関われることが わしの喜びだった。」
「わしが お前に望むことは一つだけだ。」
「バカでもいい」
「間違ってもいい」
「殴ったっていい」
「お前のことだ。旭に嫌われるかもしれない。だけど お前は お前なりに
親であろうとし続けろ。
そして いつか、わしが お前と旭を見て味わった思いを味わってほしいと思う。」
「曽根崎海雲」
親父だよ…
これは、もう。
単なる近所の子どもを見守り続けてきた目じゃない。
孫がいなかった海雲和尚。
それに対して何も言う事はなかったけれども、旭を本当に孫のように
見守ってきたのはもう今さら言うまでもないこと。
愛のあるゲンコは「暴力」ではなく、「教え」だ。
今の教育はそこの所を神経質に間違って、子どもに対してビクビクし過ぎている。
親はいつも子供のご機嫌をうかがっている。
ちょっと叩かれれば、すぐにモンペの登場だ。
ゲンコをいっぱい授けて育てた我が子が、天使のように素直で優しい孫を
連れてきてくれた。
和尚にとって、それは限りない喜びだったに違いない。
孫を見せ、孫について相談し、親として育っていく姿を見せるのもまた孝行。
ヤスも親孝行してきたね。
ほんとに…すごい密な人間関係だ。
血の繋がりなんていらない。
みんな家族なんだ。本当に。
さて…。
現代アキラの方は、先週の人影は、ただの保育園モンペだったって事で…。
林泰文さんも、東根作寿英さんも、小っちゃいモンペ男の役、お疲れ様でした。
ヤスと同じように自分を殴ってみた旭。
気持は…かなり通じたっぽい……。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
平成元年。
入院している海雲(柄本明)の見舞いにヤス(内野聖陽)は毎日のように病院に通う一方で
アキラ(佐藤健)は高校の野球部でレギュラーを決めるテストを控え、一度も顔を出せずにいた。
ある日、ヤスは照雲(野村宏伸)から実は海雲が癌で先が長くないために、アキラに
意識のあるうちに会いに来るよう頼まれる。
ヤスは見舞いに行くよう頼むのだが、「今は野球の練習が大事だから」と断るアキラの一方的な
態度に腹を立てる。
悩んだヤスは、アキラを見舞いに連れて行こうと野球部の練習を訪れると、偶然に後輩・山本
(大内田悠平)らの尻をバットで叩くアキラの姿を目撃してしまい…。(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
よろしければ→【2013年1月期・冬クールドラマ何見ます?】ラインナップ一覧とキャスト表と展望
【キャスト】
市川安男…内野聖陽
市川旭…佐藤健 (少年時代/五十嵐陽向(3)、荒川槙(6)、福崎那由(11))
坂本由美…吹石一恵
幸恵ゆきえ…加藤貴子
照雲…野村宏伸
葛原鉄矢…音尾琢真
尾藤社長…ベンガル
市川美佐子…常盤貴子
たえ子…麻生祐未
海雲…柄本明
【スタッフ】
プロデュース … 石丸彰彦
演出 … 平川雄一朗、山室大輔、中前勇児
脚本 … 森下佳子
原作 … 重松清
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コメント
とんび 第5話 簡単感想
「おまえは、息子にとって最高の反面教師だ。」入院してもいつもの和尚節は変わらず。しかし本当はガンがリンパに転移していてもう、長くないらしい。<続きは本家記事でご覧くださ…
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>和尚がこうなるのは予告でわかってはいたものの
予想外のアキラの反抗期があったりで余計泣けました。
死んだことに対して泣くと言うより、本当に感動したよ~(;_:)
この人たちの心持ちに…。
本当に最後まで優しい人たちだ~。
>それにしても学校でアキラを怒っていたヤスのセリフ、納得です。伝統だからと言われても、ですよね。
多くを語らず「情けねえ」というのがまたいいです。
育て方が悪かったのくだりは親として切ない・・・!
あれは、やっぱりさすがの旭も高校生になるとグレるんだなぁ。
巻かれていくんだなぁと思いながら見てました。
まぁ…いつまでも良い子っていうのも有りえないんで、それをヤスがしっかり正してやってるって
感じでいいのかなぁと。ヤス、頑張ってるなぁ^^
>それにしても元だんなかと思いきやモンペ・・・そこはちょっとがっかりでした(笑)
毎回ラストの引っ張りは、それほど大きな展開はないんだなと再認識^^;
>柄本親子がしんじゃった週でしたね・・・(^^;
あはははははwwそうだ。両方とも!
>来週は何やら旅立ちで親子がまた揉めてる風な予告でしたね。
ヤスさん倒れてる映像だったし!
また号泣かなー。
うん。また号泣の予感。
とりあえず、ヤスが心配ですわ~。
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>小学生から、いきなり高校にドラマではなりましたが、見る前のとり腰はおいといて、意外と違和感がなかったですね、健くんの学ラン姿とか!(ファンの贔屓はあるかも・・・?)
いやっ。違和感なかったです (`・ω・´)キリッ
健はまだまだ学生服イケると確信。
>後輩のだらしない描写とかそんなに出てなかったし、伝統で自分も先輩にやられたと台詞で語られてますが、バットでたたいた旭のほうだけが、かなり悪者に見えたんじゃ?と心配な感じではあります。
暴力と愛のゲンコの違いを描きたかったのかなぁと思いました。
ケツバットは唐突な感じはしましたが、ダメなことはダメだとヤスが
きっちりアキラを教育しているというエピとして悪くないと私は思ってます^^
>このドラマのいいところをやぶって、もんぺを現代のシーンに入れてくる必然があったのか、(回想は原作どおりです)現代のシーンの言いがかりが、かなり無茶苦茶だったので、開いたドアでゴン!の笑いでやわらいだものの、かなり後味悪かったです。
現代サイドのモンペは、言ってることがおかし過ぎですよね。
あれこそ、本物のモンペ^^;
しかし、近年ではあんなのが本当に溢れてますからね。
まぁ…いっか…って感じです。
私は、そういう所はサラッと見て海雲和尚の方にめいっぱい感動できました^^
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こんばんは!
今回も泣けました!!><
和尚がこうなるのは予告でわかってはいたものの
予想外のアキラの反抗期があったりで余計泣けました。
それにしても学校でアキラを怒っていたヤスのセリフ、納得です。伝統だからと言われても、ですよね。
多くを語らず「情けねえ」というのがまたいいです。
育て方が悪かったのくだりは親として切ない・・・!
あれをいわれたらたまりませんね。
まあそのあとの自分を殴る仕草はイマイチわかりませんでしたが気持ちは痛いほど伝わったようで、
現代アキラまでやってましたね(笑)
現代アキラの自分殴りに吹石さんの常識がないようで・・・の謝罪。
二人とも変人で通りそうで、これまたヤスのときと同じですねー。
それにしても元だんなかと思いきやモンペ・・・そこはちょっとがっかりでした(笑)
柄本親子がしんじゃった週でしたね・・・(^^;
来週は何やら旅立ちで親子がまた揉めてる風な予告でしたね。
ヤスさん倒れてる映像だったし!
また号泣かなー。
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修正機能使おうとしたけど、なぜか上手くいかなくて・・・
いっそ、けつバット!うんぬんは、おもいっきりカットして、
純粋にレギュラー争いの話にしてもよかったような、気はしてます。
いや過去にルーキーズを作ったという実績がなければ、そうは思わないですけどね(笑)
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このエピは、原作との違いを語らないと、感想がまとまんなくて、
なんとなくコメント書くの躊躇してました
原作ではこのエピソード、旭は中学生です。
小学生から、いきなり高校にドラマではなりましたが、見る前のとり腰はおいといて、意外と違和感がなかったですね、健くんの学ラン姿とか!(ファンの贔屓はあるかも・・・?)
昨今のニュースでも問題になっている、しごき、体罰うんぬんがじゃっかんからんだ展開でもあったのですが、もんぺ(モンスターペアレントのことですよね?)のほうが、現代のシーンとの対比でクローズアップしてました。
後輩のだらしない描写とかそんなに出てなかったし、伝統で自分も先輩にやられたと台詞で語られてますが、バットでたたいた旭のほうだけが、かなり悪者に見えたんじゃ?と心配な感じではあります。
このドラマのいいところをやぶって、もんぺを現代のシーンに入れてくる必然があったのか、(回想は原作どおりです)現代のシーンの言いがかりが、かなり無茶苦茶だったので、開いたドアでゴン!の笑いでやわらいだものの、かなり後味悪かったです。
追っ払い方も、由美さんのほうが見事だったような感じがするのもなんかくやしい。ヤスしか、こんなことせんだろー的な、つきぬけかんなんかほしかったかなあ
そんなわけで、海雲さんの旅立ちの感動の余韻にひたれなくて・・・(一番くやしいのはそこかしらん)
なんかこれから繰り返し見たら、感想も変わるかもしれないです
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>親のしに目に会えないって、凄く罰当たりな気がしてた・・・
なので、霊柩車見たら親指隠せとか、
夜に爪を切ったらいけないとか、
同じ同じ~!(≧▽≦)
子どもにも夜に爪切るなって言ったりしてね。
ってか、私はしょっ中自分の親にいつ会えなくなるか解らないのに連絡がないとか、
死に目がうんたらとか一年中言われてるし、何だかこれを見たら目からウロコだった。
一期一会も死に目も「縁」なんだね。そう考えると何だか肩の荷が下りるね。
心の大きい人たちだな。
>この世は縁と片思いで出来ている byとんび&はらちゃん
うん~両方とも心に残る言葉がいっぱいのドラマだね(;_:)
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親のしに目に会えないって、凄く罰当たりな気がしてた・・・
なので、霊柩車見たら親指隠せとか、
夜に爪を切ったらいけないとか、
そんな事したら親のしに目に会えないぞ!との
脅し文句に忠実に従ってたあたし・・・
臨終に立ち会えるのも会えないのも縁かぁ・・・
それが普通のドラマの普通の人物が言ったセリフでなく
このとんびというドラマで、和尚姿の照雲さんが言った事で
余計に納得させられた・・・
てか、ドラマ見た際にはそんなに心に残らなかったけど、
今くうしゃんのレビュでの解釈を読ませてもらって泣きそうになったよ・・・
この世は縁と片思いで出来ている byとんび&はらちゃん
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私、以前はフィギュア大好きで必ず見てたんですが、この頃はスッカリ見なくなっちゃって^^;
ほんと、あれもこれも録画してると時間がないですよね。
>やっぱり手紙のところはじーんとしました。
夫がいたのですがお構いなしに見てたら(でないと見るときがないので)夫は初めて見るのに泣いてました(笑)
いやーーすごい。ダンナさまも泣かせた^^
ウチのダンナはじぃーっと見てましたが泣いてたんだろうか。
何せ私自身が泣いてたので、構ってる間がありませんでしたわw
こういうドラマは年齢も男女もなく、感動できますよね。
どうぞ、ご一緒に楽しんでください~(^^)/
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>以前NHKで放送した時は観てました。でも前後編と短い放送だったので何か原作とちょっと違うなあ・・・、と。
で、今回は敢えて観てなかったんですが・・・
やっぱりTBS版はじっくり書いている感じでいいですよね。
NHK版は前後編で90分ずつ…でしたっけ。
確かに短いでしょうね。
主なエピソードを追うだけになってしまう。
TBS版はいっぱい時間がありますから、その分ジックリですね^^
>特に内野さんは本当に「ヤス」そのものです。
おお、そうですか!
私は原作知らずなので堤さんのヤスはとても好きでしたが、(ファンです (`・ω・´)キリッ)
内野さんも好きなので…まぁ、とにかく上手いですよね~。
いずれ原作を読むのを楽しみにしてます^^
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コメントありがとうございます^^
> NHK版、原作と見て、TBS版と3タイプの”とんび”を見れてとてもうれしいです。
特に原作は今でもすごくなけます。
ね~原作は良いとよく聞きます。
私はNHK版を半分しか見なかったので、何か消化しきれていない気がしていたのです。
TBSは原作とはかなり変わっているようですが、放送してくれて良かった^^
> 最後まで見たあとに原作を読んで見るのもいいと思います。
はい!ぜひそうさせていただきます^^
ドラマや映画は全くネタバレのない状態で見たい方なので、終わってから読むのを楽しみにしておりますわ。
> 僕もヤスさんみたいな父親になりたいけど、娘にでれでれの父親だから多分無理です。
私は自分勝手な子育てをしてきた方だと思います^^;
小さい頃、ヤスほどの愛情をかけてあげればよかったなぁと反省しつつ見ています。
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>私も、毎回泣きながら書いてるけど、今回も泣けたよーー
だよね~…もうやられっぱなしだよ(;_:)
>『縁』ってそういうことだったんだね。
わたしゃ、初めて知ったよ。
そして和尚を看取ったみなさんの在り方というかさ・・
本懐を遂げさせるために、動く姿に感動したよ(TmT)ウゥゥ・・・
考え方が自由だよね。
「臨終なのに何で来ないんだ」とか、絶対に言わないし、全て自然に任せようっていう…。
死に目も「縁」っていう考え方にはホント目から鱗だったわ。
>殴った手の痛みを感じながら和尚はヤスのこと叩いてきたんだもの。
殴れば自分の手も痛いし心も痛いもんね。
自分はどこも痛くないっていうのは「暴力」だよね。
和尚とヤスの親子同然の繋がりを感じるよ。可愛かったんだろうね…。
>って、今回のラストの旭のつぶやきを聞いたら、ヤス、生きてるんだよね?
家族でヤスに会いにいける日がくればいいな~
そっか~…あれは生きているって意味だったのか、と、きこりさんの記事を見て
初めて思った。←自分の中ではもう勝手に居ない設定ww
来週、倒れちゃうっぽかったけど…大事ないのかなぁ…。
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>今回も泣かされました。
同じく和尚の手紙を読んでるだけで(><)
もう、泣くために見てるんだよな~とは思うんですけどね、狙い通りに泣かされてますよね^^;
ほんと、このスタッフのお仕事には降参しますわ。
>この親子も、和尚にとっては家族同然で。
だからこそ孫のような旭を最期まで待っていたんだろうなぁ。
旭が来てから亡くなるっていうのはね、待ってたんですよね。あれは…。
間に合って良かった。ほんと。
うん。名作ですわ。
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>今回から、旭がルーキーズ、佐藤健ですね。子供時代の子役もいいですが、彼がやってくれた方が華がありますね。
子役さんは最初の3歳の子があまりに天才的でしたね^^;
16歳から健というのは、全く違和感ありませんでした。
まだまだ学ランでイケますね。
>それと、今回はヤスがキャッチボールの時のように女々しくなく、昭和の親父としてどっしり構えているので、安心して見ていられます。
まぁ…それでも試行錯誤してますけどね。仕方ないです。
試行錯誤して成長するのが親なので。
>くうさんが言っているのは、今は希薄になった「地域の教育力」というやつですね。
今はそういうのはないですね~。
家族はほとんどが核家族で、近所との連携もなく孤独な子育てをしている人がほとんどです。
私自身も正直言って子どもは好きですが近所みんなで家族のように…みたいなのは
煩わしいと思う方です。時代ですね^^;
>これ、分かるけれど、親であるヤスや親代わりの海雲和尚だから許されるんであって、ちょっと危険ですよ。
今は世の中が複雑になって、「地域の教育力」も「愛のあるゲンコツ」もなくなっています。
例えば、学校などの場では教師よりも親のクレームの方が強くなってしまって、
教師は生徒がどんなに酷くても「叱れない」状態です。
親子はいつの間にか友達親子になってしまって、家庭でも親は子どもを叱らない状態。
結果、大人をなめた子供の犯罪が増えている気がします。
だからと言って昔に戻れとも簡単に言えないし、難しい問題だとは思います。
昔の方が色々と単純で良かったのではないでしょうか。
>私はヤスがモンペに言い返した「親が子供を甘やかさなかったら誰が甘やかすんだ」が好きです。ヤスが言うから、という側面はありますが・・・
たえ子姉ちゃんの受け売りですね^^
そう、間違った事はきちんと叱れるヤスが言うからこその「甘やかせ」です。
「とんび」父と子の愛情5アキラの暴行にヤスは殴り飛ばすも自らも殴って痛みを感じた体でアキラの行為を謝罪したのだった
「とんび」第5話は年号が平成となりヤスは毎日のように海雲の見舞いに病院に通う一方でアキラは高校の野球部でレギュラーを決めるテストを控えていた。ある日ヤスは海雲の見舞い …
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ただでさえ見たいドラマが多いのにフィギュアも見てたらますます追いつかなくなってきました。
カラマーゾフも八重の桜もまだ見られてません・・
明日はNHKの2本もあるし・・
そんな中今日とんびを録画で見ました。
やっぱり手紙のところはじーんとしました。
夫がいたのですがお構いなしに見てたら(でないと見るときがないので)夫は初めて見るのに泣いてました(笑)
最初のうちはいちいちあれは誰だとかうるさかったのですが、半分くらい見たら入り込んでましたね。
しゃーないからまた来週も一緒に見てやるか(笑)
とんび 第5話:さらば愛しき人
海雲和尚・・・合掌(ノω・、) ウゥ・・・
ヤスさんに当てた手紙、バカバカ言いつつ、和尚らしいユーモアと愛情あふれる内容だった…
幼い頃から、本当の子どものようにヤスさんを見
とんび 第5話
第5話「さらば愛しき人」2013年2月10日 平成元年。入院している海雲(柄本明)の見舞いにヤス(内野聖陽)は毎日のように病院に通う一方で、アキラ(佐藤健)は高校の野球部でレギュ
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実はTBSの「とんび」はあまり観てなかったんですよ~
重松さんの本が好きで、原作も読んでいます。
以前NHKで放送した時は観てました。でも前後編と短い放送だったので何か原作とちょっと違うなあ・・・、と。
で、今回は敢えて観てなかったんですが・・・
やっぱりTBS版はじっくり書いている感じでいいですよね。
特に内野さんは本当に「ヤス」そのものです。
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最近なかなか見れなかったので久しぶりに見ました。
NHK版、原作と見て、TBS版と3タイプの”とんび”を見れてとてもうれしいです。
特に原作は今でもすごくなけます。
TBS版は内容を少し変えたりして成長した”アキラ”目線からの表現は今までになく、新鮮でいいです。
原作のアキラの彼女は豪快な人のイメージなのでちょっとびっくりです。
このあとの展開がつながるかな?
でもTBS版はうまく原作と変えて飽きないようにしているところがにくいです。
最後まで見たあとに原作を読んで見るのもいいと思います。
僕もヤスさんみたいな父親になりたいけど、娘にでれでれの父親だから多分無理です。
とんび #05
『さらば愛しき人』
日曜劇場 「とんび」 第5話
「僕としては・・できれば、健介君の父親になりたいと思っています!」
旭っ、言えたねっ!ヽ(゚∀゚)ノ
ケンカ相手の父親に心から頭を下げた、その姿は健介の親父そのものだっ …
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私も、毎回泣きながら書いてるけど、今回も泣けたよーー
『縁』ってそういうことだったんだね。
わたしゃ、初めて知ったよ。
そして和尚を看取ったみなさんの在り方というかさ・・
本懐を遂げさせるために、動く姿に感動したよ(TmT)ウゥゥ・・・
今回はいろんなことを考えさせられたなぁ・・・
>愛のあるゲンコは「暴力」ではなく、「教え」だ。
そうなんだよね。
殴った手の痛みを感じながら和尚はヤスのこと叩いてきたんだもの。
あるがままヤスを愛し、導いてくれた和尚の大きな愛に泣けたさーー
って、今回のラストの旭のつぶやきを聞いたら、ヤス、生きてるんだよね?
家族でヤスに会いにいける日がくればいいな~
とんび 第5話
ヤス(内野聖陽)は、入院している海雲(柄本明)の見舞いのために、毎日のように病院に通っていました。
一方、旭(佐藤健)の方は高校の野球部でレギュラーを決めるテストを控
とんび 第5話「さらば愛しき人」
第5話「さらば愛しき人」
JUGEMテーマ:エンターテイメント
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今回も泣かされました。
同じく和尚の手紙を読んでるだけで(><)
この親子も、和尚にとっては家族同然で。
だからこそ孫のような旭を最期まで待っていたんだろうなぁ。
ベタなんですけど、映像と、みなさんの演技と、優しい台詞に泣かされてます。
名作ですね、これは。
ドラマ「とんび」 第5話 あらすじ感想「さらば愛しき人」
大切な人の死----------–!!
今回もまたベタな展開ではあるんだけど、泣かされたなぁ。
和尚の優しい想い。
ヤスの一生懸命なお父さんの姿。
昭和の終わり。
海雲和尚が入院
ドラマ「とんび」 第5話 あらすじ感想「…
大切な人の死----------–!!今回もまたベタな展開ではあるんだけど、泣かされたなぁ。和尚の優しい想い。ヤスの一生懸命なお父さんの姿。昭和の終わり。海雲和尚が入院。末期のガンで…
とんび 第5話
『さらば愛しき人
内容
由美(吹石一恵)から距離を置かれた旭(佐藤健)
ショックを受けるが。。。。
そんななか、由美の息子・健介が、
園で子供を殴ったと言われているのを見てし…
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こんばんは。
眠れないので、変な時間ですが、コメント書きます。
今回から、旭がルーキーズ、佐藤健ですね。子供時代の子役もいいですが、彼がやってくれた方が華がありますね。
テレビ見ながらの、親に対しての失礼な返事でも・・・
それと、今回はヤスがキャッチボールの時のように女々しくなく、昭和の親父としてどっしり構えているので、安心して見ていられます。
くうさんが言っているのは、今は希薄になった「地域の教育力」というやつですね。「とんび」のテーマとして、旭をヤスだけでなく、地域の大人たちが協力して育てていくというのがあるのは明らかなので、くうさんの言うようなことは重要ですね。
>愛のあるゲンコは「暴力」ではなく、「教え」だ。
>今の教育はそこの所を神経質に間違って、子どもに対してビクビクし過ぎている。
これ、分かるけれど、親であるヤスや親代わりの海雲和尚だから許されるんであって、ちょっと危険ですよ。
今は世の中が複雑になって、「地域の教育力」も「愛のあるゲンコツ」もなくなっています。
ヤスが「夜行観覧車」の真弓と彩花の親子を見たらどう思うかを思わず考えてしまいました。(同じ局なんですよね。昔と現代の親子の差でしょうか?)
私はヤスがモンペに言い返した「親が子供を甘やかさなかったら誰が甘やかすんだ」が好きです。ヤスが言うから、という側面はありますが・・・