自分が好きになった「和也」が兄の和也だと知ってしまったはる菜は、
妹だと名乗り出る事が出来ないショックの中にいた。
しかも、それに追い打ちをかけるような事が起きた。
ちえ子が和也を兄だと知っていて、自分を不幸にさせるためにけし掛けていた事である。
はる菜は、ますます和也に自分の事を言い出せないまま、知佳と語り合う。
「ぼくの夏休み」第36話
あらすじは、ほぼ上記通りで……。
どうやら、近〇相〇に至る事は避けられた様子…。
だって、早々にちえ子の計画が露見しちゃったもん。
まずは振り返ってみましょう。
あいつのことまだ怒ってんのか?
そろそろ許してやってよ。
とか、寝ぼけた事を言う栄次郎。
「あいつが和也の事を好き」だろうが何だろうがそんなの関係ありません。
知佳のせいで和也が妹探しを中断してしまい、知りもしない女と暮らし続けてしまった
悔しさが理解できないようです。
その上、自分の事を男として好きだったとか解ったら…気持ち悪いよ。引くよね。普通。
許してどうすんだよ?
前みたいに仲良く一緒に暮らそうって?
だったら俺が出てく。
あいつを許したところで、前みたいな気持ちで暮らすのは無理だ。
お前があの子のことをどう思おうが俺は構わない。
けど、俺にだって曲げられない気持ちがあるんだよ。
失った7年は…擦れ違ったままの7年は…
俺たち兄妹にとってそんな簡単なものじゃないんだよ。
さすがに怒りを見せる和也。当然です。
さて…
アパートに戻ったはる菜は、ちえ子が描いた似顔絵を胸に抱いて泣きそうです。
そこにちえ子が声をかけてきました。
似顔絵、役に立った?
似てる人がいたらすぐ言うんだよ。
私が見分けてあげるから。
ちえ子の楽しそうな様子にはる菜はタジタジです…。
でも、この似顔絵が本物のお兄さんに似てるとは限らないし…。
フッ、バカ!
似てるに決まってるじゃない!
えっ?
あんた、さっきそれ見ながら「お兄ちゃん」って。
似てる人見つけたんでしょう?
もしかして確かめたりした!?
ねえねえ!
この人だったでしょ?
間違いないでしょ!?
ちえ子の豹変が理解できないはる菜。
そこへ、出かけていた菊江が入ってきます。
ちえ子だけが子供のころのはる菜の兄ちゃんを知ってる。
よ~く知ってる!
私らが分からねくても、兄ちゃんだって分かってもおかしくねえ。
わざとだな?わざとだろう!?
兄妹をくっつけようと画策したのだろう、と詰め寄る菊江に、ちえ子姉さん笑い出す。
だって、はる菜も言ったじゃない。
自分だけ幸せになるのは申し訳ないって。
だったら、遠慮なく不幸になってもらおうと思って!
どう?
絶対に結ばれない人を好きになるって気持ちは!?
しかも、お兄ちゃんもあんたのこと憎からず思ってる。
兄妹なのにねえ!
あまりのショックに飛び出していくはる菜。
菊江がはる菜を探しに優子さんの店に飛び込んできたので、はる菜の行方不明を
知った知佳は、探し回って今にも川に飛び込みそうなはる菜を見つけます。
別に死のうとしていたわけではない、と笑うはる菜。
私さ、頑張って「はる菜さん」を見つけてお兄ちゃんに会わせてあげようって、そう思って
たけど、考えてみたら「はる菜さん」にだって色々な事情があるかもしれないし…
もしかしたら、柄の悪い人と関わってるようなあんなお兄ちゃんなんか出てこない方が
いいかもしれないし。
そう簡単なことじゃないんだなって。
本物の「はる菜さん」はどう思うんだろうね?
と、カマをかけてみる知佳。
この人がお兄さんで良かったって、きっとそう思うと思います。
でも、知佳さんが言うように本物の「はる菜さん」の方にもお兄さんの前に現れたくない
事情があるかもしれないし。
…そうだね…。
7年は長過ぎます。
あまりにも色んなことが変わり過ぎていて…。
今さら会っても兄妹とは思えないかもしれない。
知佳、「そうだね」じゃないよぉぉぉ。
ここは、はる菜がどう思っていようが和也に言ってあげるのがあんたの役目でしょ。
知佳自体には、急に良い人化しちゃってイライラしなくなりましたが、
かなりイラっとする展開です。
はる菜も何で言えないいのかもはやワケが解りません。
最終回までまだ間があるので引き伸ばしに掛かっているとしか思えない展開なのでした。
知佳にイラっとしなくなった分、あり得ない男がここにいます。
一番大切な存在だったはずの母親が病気の時、金を隠してまで呼び寄せる事を
反対しまくった知佳にホレてるらしい栄次郎です。
知佳。
何日も経ってないのによく名前呼べるね。
俺はもう切り替えた。
お前ははる菜じゃない知佳だ。
その切り替えの早さ、見習いたいです。
もう1人、見習ってほしいやつがいるけどな。
お兄… 和也さんのこと?
うん。まだ怒ってる。
当たり前だよ。
はい…
ツッコミたい所は知佳が全部ツッコんでくれました。
自分が嘘をついて「はる菜」になりすましたせいで、和也を傷つけてしまった…
と、知佳は今まで視聴者が心の底から思っていた事を栄次郎に説明。
でも、知佳が全部悪いんじゃなくて勘違いした和也が悪いんだと栄次郎…。
ほんっっと、平気かこいつ!!!
だったら、あんた、和也が知佳をはる菜と確定した時に、もっとよく調べろと
アドバイスとかしたのかよ!!!
いや、していないに違いない。
知佳は和也にも会って「ありがとう」と礼を言います。
いや…まずは「すみませんでした」からだろ…と、またツッコむ私…。
はる菜はちえ子のアパートから出ていくことを決めました。
どうせ妹だって和也んとこ行って1人で楽しようとしてるだけなんだからさ。
そんなわけねえべ。
はる菜が、いまさら…今さらあの人の所に妹だって行けると思うか?
行けねえようにしむけたのはちえ子、お前だろ。
いや…行けばいいじゃん。
なぜ行かないんだ。
別にあんなことやこんなことまでしちゃったわけじゃないんだし、ただキスしただけやん…。
ちえ子は、今まで生活の面倒を見てやってきたのに不義理だと怒りはじめます。
まだ借りは返してもらってないと思うけどね。
あんたが無くしたお金も。
あんだけ稼ぐのに…私がどれだけつらい思いをしてきたか!
一度経験したことあるあんたなら分かるよね!?
言わないでおいてあげる…。和也に。
あんたが本物のはる菜だってこと、言わないでおいてあげる。
だって、本当の妹だって言ったら、和也絶対あんたを連れていくし、無くしたお金だって
妹のためにって必死で返そうとするだろうしね。
そんなの…和也がかわいそうじゃない?
いや、ちえ子姉さん…。
お金を取られたのは、むっちゃんのせいです。
しかし、今でも不思議だよ。
何で、はる菜はあの時、和也が取りかえしてくれた金を素直に
受け取らなかったんだろうね。
いや、パンパン仲間だと思われたくなかったって気持ちは解ってるけど、
そんな事言って済まされるような札束の厚みじゃなかったよね。
一方、和也は「和也オリジナル曲・世界に一つだけの花」←ぉぃ…
コンサートを開こうと計画。
会場が上手く手配できない事から京子さんと結婚話が出てくる…という…
相変わらずなハチャメチャ展開。
残り話数はあと9話。
ラストに復員してきたらしい五十嵐先生の姿が!
ここだけに、ちょっとした救いを見いだせる気がします…。
五十嵐先生と言えば、ちえ子の養父。
先生、お願い!!
ちえ子を何とかして!!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
(第36話あらすじ)
「この世のどっかで生きているかもしれない妹のために…」と、客を前にジャズバーの
ピアノで、「世界に一つだけの花」を演奏する和也(井上正大)。
その曲を聞いて彼が兄だと確信したはる菜(有村架純)は、涙をこらえて店から飛び出す。
しかも、絶対に結ばれない人を好きになるよう、ちえ子(水野絵梨奈)から仕向けられていたのだと
知ったはる菜は、さらにショックを受け…。
そんな中、はる菜が和也の妹だと知り、彼女に真実を伝えるべきかどうか思い悩む知佳(逢沢りな)。
しかし、全てを知っているはる菜は、今更会っても兄妹とは思えないかもしれない、と
知佳に力なく告げる。
一方、はる菜を見つけるため、コンサートを開くことを思いつく和也。
優子(村井美樹)の店に相談に行くと、そこにははる菜がいて…。
(上記あらすじは Yahoo!TVより)
よろしければ→【2012年7月期・夏クールドラマ何見ます?】ラインナップ一覧とキャスト表と展望
【キャスト】
・第一部(昭和19年)
青山和也(12) – 綾部守人
青山はる菜(9) – 二宮星
上条佐代・青山詩緒里 – 高岡早紀
青山浩二 – 中原裕也
上条マツ – うつみ宮土理
上条大五郎 – 升毅
上条耕作 – 崎本大海
上条勇作 – 森永悠希
上条栄次郎 – 西山潤
片岡文子 -土谷春陽
小野寺省吾 – 北条隆博
鹿野健一 – 松田賢二
五十嵐先生 – 山崎銀之丞
五十嵐ちえ子 – 水野絵梨菜
吉岡 – 田窪一世
菊江 – 伊藤麻実子
・第二部(昭和27年)
青山和也(20) – 井上正大
青山はる菜(17) – 有村架純
望月知佳 – 逢沢りな
上条栄次郎 – 佐野和真
むつみ – 石丸椎菜
倉持京子 – 仲間リサ
佐伯優子 – 村井美樹
佐々倉祐一 – 天野浩成
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コメント
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>恋愛ドラマの一度や二度のすれ違いになら「あ~ん!も~!!」とかって胸キュンするんですけどね、もうこのドラマのここまで来ての度重なるすれ違いにはイライラしか起こらない!www
私は元々1度や2度の擦れ違いでもイラッとする方で、だから恋愛ものは苦手なので、
もう、ホントにイライラする事限りなしですww
>なんか予告見る限り五十嵐先生は助けにはならず逆効果な感じだし
そういう方がとても多くて(;_:)
やっぱり五十嵐先生、病んじゃってるのかなぁ…助けは現れないのですね。
まだ9話残ってるから(爆
>それとももういい加減に感動の再会して他の展開な行くのかなー?
ぜひともこれでお願いしたいです。
自分的には兄妹のあれこれはすでに飽きました( ̄∇ ̄;)
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恋愛ドラマの一度や二度のすれ違いになら「あ~ん!も~!!」とかって胸キュンするんですけどね、もうこのドラマのここまで来ての度重なるすれ違いにはイライラしか起こらない!www
なんか予告見る限り五十嵐先生は助けにはならず逆効果な感じだし、結婚話が出てきたことで今度は「京子さんからはる菜への嫉妬で一波乱」のフラグが立った気がしてしょうがない(-_-;)
とりあえず平成に戻れないとすると内容的に今週中にはまだ正体は明かされないのだろうか……それとももういい加減に感動の再会して他の展開な行くのかなー?
なんだかんだ突っ込み満載不満満開の中で見逃さずにいるのがメディアの罠にハマってるようでイヤだなwww
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コメントありがとうございます^^
そして、いつも読んで下さっているとの事、ありがとうですー。
>昭和で思春期を迎えて、初めて本当に好きになった人がお兄ちゃんだったなんて、やっぱり言いにくいと思います。
お兄ちゃんにも会いたいけど、もし兄弟だと言ったら、本当に終わってしまうとゆーか、、。
確かにそうかも知れませんねー。
言ってしまった日は失恋の日でもありますもんね。
ただ、私の心にそういうピュアさがもう欠けているのですね^^;
あまりこのドラマの恋愛面に切なさを感じられないというか…
お互いのためにも早く言え!と、ついつい思っちゃうのでした。
>私、夢落ちで良いんですけど!!むしろ夢であってほしい。
だってはる菜可哀想すぎる。あんな外人と・・(涙)
いやーー、はる菜は、もちろん綺麗な身体のままで平成に戻ってほしいですよね!
夢だとしたら、あんな…あまり小学生と縁のない知識、どこから
仕入れたんだよ和也ってことになってしまうわけですが、それでも、
子どもの姿で平成に戻ってもらいたいですね。
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はじめまして。
いつも楽しく拝見させて頂いております♪
いつも、ほぼ感想が同じなのですが、今回少し違ったのでついコメントしてしまいました~
はる菜がお兄ちゃんに本当の事言えないのは、(もちろん、ドラマを長引かせる為なのですが(笑))
昭和で思春期を迎えて、初めて本当に好きになった人がお兄ちゃんだったなんて、やっぱり言いにくいと思います。
お兄ちゃんにも会いたいけど、もし兄弟だと言ったら、本当に終わってしまうとゆーか、、。
もう二度と恋人にはなれないと思ったら、やっぱり言えない。。だって男としてスキなんだもん。
最後までいかなかったにしろ、初めて好きな人とキスしたのに、それが会いたくて仕方なかったおにいちゃんだったなんて。
本当に切なすぎですよね。
どんな最終回になるのか私には全然読めませんが、全員がハッピーで終わりますように・・
私、夢落ちで良いんですけど!!むしろ夢であってほしい。
だってはる菜可哀想すぎる。あんな外人と・・(涙)
だらだらと、長々とすみませんでした。
ありがとうございましたー!