【息もできない夏】第9話

悲しいです。
あんなの悲し過ぎます。
あんなの家族じゃない。

樹山さんも亜沙美さんも直人君も、誰も幸せそうじゃない。

樹山さん、どうして亜沙美さんといるんですか?
罪滅ぼしのためですか?

一緒にいることが罪滅ぼしになるんですか?

「息もできない夏」第9話

    息もできない夏

鮎川への電話はやっと通じた。

もう小樽に帰っているという鮎川。

DNA鑑定のことだよね。

私はあなたの娘じゃありません。
それを証明したいんです。

分かった。
明日、東京に向かうよ。

はい。

君のためにも、俺のためにも。
はっきりさせよう。

翌日、鮎川と夕方会う事になったと話すと、樹山は一緒に行くと言ってくれた。

お母さんをあんな目に遭わした男だ。
1人で行かない方がいい。

しかし、約束の時刻になっても鮎川は来ない。
鮎川は空港で具合が悪くなり、病院に運ばれていたのだった。

何度も電話する玲。

そこへ、子どもが走ってきた。
樹山に抱きつく男の子。

僕のプレゼント、いつ買いに行くの?

ああ、サッカーボールだっけな。
今度買ってくるから楽しみにしてろよ。

そして、女性が近づいてきたのだった。

こんにちは。
谷崎 玲さんですよね?

…はい。

うちの人がいつもお世話になってます。

一見、にこやかに見えるが、堅い態度の女性。
しかも、自分の名前を知っている!
あっけに取られる玲。

樹山は、場を繋ぐように

紹介する。彼女は…。

と、言いかけたが、女性は子供の手を取って行ってしまった。

樹山さん、バイバーーイ!

と、去っていく男の子。

樹山さん。
私は大丈夫だから、早く帰ってあげてください。

あっ、いや。

何かあったら向こうから連絡が来ると思うし、その時は樹山さんに知らせます。
今日は付き合わせてしまってすいませんでした。

樹山は仕方なく去って行った。

その頃、辞表を出したシャルロットに、玲を指名したバースディケーキの注文が入っていた。

子供がアップルパイのファンだって。
冷やかしじゃないみたいです。

店長の衣里は戸惑いながらも玲に連絡し、最後の仕事としてやってみないか、と言う。

その仕事をありがたく受ける玲。

ケーキの試作が終わって店を出ると樹山がいた。

お店から出てきたから驚いたよ。
仕事、続けることになったの?

私にバースデーケーキの指名をしてくれたお客さんがいたんです。
断るとお店に迷惑が掛かるから。

最後の仕事です。

樹山は鮎川の事を気にし、玲はもう気にしないでくれと言った。

息子さん、お父さんのこと「樹山さん」って呼ぶんですね。

私、樹山さんに家族がいるなんて考えてもみませんでした。
今まで色々と頼って迷惑でしたよね。

だから、あれも忘れてください。

あれ?

助けてって言ったこと。
…私、どうかしてました。

その日、樹山が仕事を終えると、中津が待っていた。

彼女、大丈夫でしたか?

さあな。

大丈夫かどうかは俺が決めることじゃない。
決めんのは彼女だ。

先輩。
記者の正義って何ですかね?

差別を伝えた瞬間から世間は差別を始める。
無戸籍児について正しく伝えたつもりが、逆に偏見の目にさらしてしまって、
俺、よく分かんないんです。

俺も分かんねえよ。

だから、俺は記者辞めたんだ。

北海道への引っ越し準備は進んでいた。
家族全員が新しい生活を始める気持になっていた。

麻央はこっちでイジメに負けずに最後の試合に出たいという。
玲も最後の仕事としてバースディケーキを受けた事を話す。

夏目の見舞いに行くと、鮎川の事を聞きに樹山が夏目の所まで
来てくれた事が解った。

感じのいい人だね。

夏目にそう言われて、戸惑う玲。

家に帰ると、あの記者がいた。

あなたに何も話すことはありません。

君に謝りたくて!
先輩から止められていたのに、あの時に止めておくべきだった。

樹山さんに?

ああ。
俺が君たちのことを書けば、先輩もまた書きたくなるんじゃないか、そう思った。

樹山さん、何で新聞記者を辞めたんですか?

自分が書いた記事で相手が自殺したんだ。
それで、記者を辞めて、揚げ句の果てに被害者の家族の面倒まで…。

被害者の家族?

樹山の書いた記事で、亜沙美の夫は自殺した。

樹山はその事を悔いて、亜沙美に謝り続けた。

ある日、子どもが夜中に具合悪くなり、樹山は病院に運んだ。
腸閉塞で、すぐに連れて行かなければ危うい状態だったという。

その時から、樹山はあの家にいるらしい。
贖罪の気持ちと共に…。

バースディケーキ作りに一生懸命な玲に、シャルロットのみんなは
辞める必要はないと言ってくれた。

それがここで作る最後のケーキになるなんてもったいないよ。
もし、あの記事が原因ならそんなの気にすることない。

店長も、辞表なんて撤回できるから、と言ってくれた。

心から有りがたく思った。

試作品を持って帰ると、麻央も母も喜んで食べてくれた。

お母さん、考えたんだけど、やっぱり引っ越しやめましょう。

えっ?

頑張ってる玲と麻央を見て思ったの。
2人の大事な場所がここにあるのに北海道に行く必要なんてあるのかなって。

今までだって乗り越えてきたんだもん。
私たち家族なら、きっとどんなことでも乗り越えられる。
だから玲も麻央も好きなことを止める必要なんてない。

いよいよバースディケーキをお客様に渡す日…。
依頼主はなかなか店に現れなかった。

やがて、家まで届けてほしいという電話が入る。

私、届けます。

このケーキのおかげでお店に残れたんです。
私にとっても大切なケーキだから。

配達を請け負う玲。

届けた先は、あの女性の家だった。

玄関先に出てきた女性は、この前会った時と同じように冷たく笑った。

じゃあ、私は失礼します。

上がってって。

いえ、結構です。

遠慮なんてしないで。

ホントに結構です。

…上がってって言ってるでしょ!

樹山は、子どもの誕生パーティに玲が現れた事に驚いた。

谷崎さん…。

さあ、遠慮しないでこっち座ってね。
はいどうぞ。

無理やり樹山の隣に玲を座らせる亜沙美。

ケーキを見てはしゃぎ、料理を無理やり玲の皿に取り分ける。
その様子は気持ち悪いほどだった。

谷崎さんには感謝してるのよ。
こうやって最高の誕生日を迎えられて、直人にとっても忘れられない思い出に
なると思うわ。ねえ 直人?

ふふっ。

さあ、遠慮しないでどんどん食べてね。
あなたこれ好きでしょ?
ほらっ、たくさん食べて。

もっとかしら。

今や食卓は、亜沙美以外の全員が固まっていた。

やだ、フフフ。
みんなどうしたの?暗い顔しちゃって。
お箸も全然進んでないし。

いつもは笑いの絶えない家庭なのに。ふふ…。

何かごめんなさいね。
せっかく来てくれたのに。
これじゃ誤解されちゃうじゃない。ねえ?

ふふっ。もっと楽しくやりましょう。いつもみたいに。
ねえ、直人。

無造作に各自の皿に取り分けられたこぼれた料理。
無理やりつがれたワイン。

そんな中で、子どもが口を開く。

お母さん、変だよ!

玲は慌てて逃げ出すように家を出た。

どういうつもりだ?

えっ?

俺たちは違うだろ?
こんなことは違うだろ!

樹山は玲を追ってきて謝った。

谷崎さん。
すまない。みっともないところ見せて。

悲しいです。
あんなの悲し過ぎます。
あんなの家族じゃない。

樹山さんも亜沙美さんも直人君も、誰も幸せそうじゃない。

樹山さん、どうして亜沙美さんといるんですか?
罪滅ぼしのためですか?

一緒にいることが罪滅ぼしになるんですか?

亜沙美さんが可哀想です。

君には分からないよ。

…君には関係ない。

そうですね。
全然分かりません。

でも、いつも前に進めって背中を押してくれたのは樹山さんじゃないですか。
私はいつも それで頑張ってきたのに。

今までありがとうございました。
もう会いません。

さようなら。

  。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

昼ドラかっっっ!!

…っとツッコミながら今日の回を見ていた方は多いのではーー!?

いや…ほんと…ツッコミ所満載過ぎるだろ…。
もう、そういう見方で良いんですよね。誰か良いと言って……

昼ドラにしちゃあ、「悪夢の晩餐会へようこそ」は、ちょっと迫力不足だったかもね。
あっという間に終わっちゃったし~。

私はまた、玲が一生懸命作ったクマちゃんケーキがばーーーーーん!!
と、引っくり返されて~…
それをお祖母ちゃんが拾って「食べれるで…」と、みんなで泣きながら…
いや、それは「カーネーション」じゃーーー!!

それか、クマちゃんケーキが血みどろケーキになったりとかーー…。

いっその事「今日はあなたの好きなコロッケよ」と…

      たわしコロッケ
あ、「真珠夫人」知らない?じゃスルーしてw
 (ちなみに現昼ドラ「赤い糸の女」の脚本家は「真珠夫人」の方です)

このくらいの仕掛けはしてほしかった…
ここでもう一度ツッコんで下さい。

昼ドラかっっ!!

そういう意味では面白かった。

私は最初から、「亜沙美の話ってこのドラマに必要?」と思ってたんですよ。
だって、「戸籍」に何の関係もないし。

これって、ただのホラー担ですよね。

今までも影から怪しく見ていたりして、何であそこまでするのか
サッパリ解らなかった。

もちろん、描こうとしている事は解ります。

戸籍問題と一緒に、こういう問題に対する報道の在り方。
マスコミ報道、または世間の騒ぎようが、報道被害者を作り出すという。

その問題もたぶん一緒に描きたいんだろうと。

亜沙美さんという人は、夫をペンで殺した樹山という人が憎くて憎くて、
でもたぶん好きで好きで、もう愛憎入り混じってドロドロなんだよね。

でも、亜沙美と樹山に対して玲はあまりにお子ちゃまであり、
ライバルの対象にならなくないか

それに、今まで樹山はただ玲と笑いあっていたり話していたりしているだけで、
別にキスしてたり抱き合ったりしてる所を見られているわけじゃないんですよね。

被害妄想、行き過ぎじゃないか

ほんっと…病っぽい人が多すぎて、もう普通に見られなくなってきた。
というか、本当に普通に見られなかった、今回。

鮎川があまりにも苦しそうで話し方も落ち着いているので、鮎川の方が
普通の人に見えてしまう。
これじゃ、鮎川に同情しちゃうよ、視聴者。レ〇プ野郎なのにっ

さて…

戸籍の件は今回も進まず。
…というより、戸籍の「こ」の字も出てきませんが何か

引っ越しもいきなり取りやめ……ぇ…

このドラマ、果たして最終回までに戸籍取れるんでしょうか。

このまま、戸籍の取れない秋に突入……

 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

玲(武井咲)は、周作(北大路欣也)からの提案を受け入れ、北海道で暮らすことを決意し、
そのことを樹山(江口洋介)に告げる。
これまで幾多の困難を乗り越えてきた玲だったが、葉子(木村佳乃)や麻央(小芝風花)、さらには
シャルロットで働く安倍川衣里(橋本麗香)たちにまで迷惑をかけてしまったことで、心が折れて
しまったのだ。
樹山はそんな玲を優しく受け止める。

深夜、携帯の不在着信に気付く玲。何度かけても繋がらなかった鮎川(要潤)からだった。
玲は緊張しながらも電話をかけ、DNA鑑定について鮎川と話し合う。
鮎川の娘でないことを証明したいという玲の思いを受け、鮎川は翌日小樽から東京へ向かう
ことを約束する。

翌日、心配して一緒に来てくれた樹山と共に鮎川を待つ玲。
しかし、鮎川は到着時間を過ぎても姿を現さない。
電話をかけると一旦つながったものの、鮎川の声は聞こえない。
鮎川は、羽田空港に到着後、腹部に激痛を覚え、意識を失っていたのだ。
玲からの電話に気力を振り絞り出てはみたものの、声を出すことができず再び意識を
失ってしまっていた。
そのことを知らない玲は、勇気をもって鮎川と真剣に向き合おうと思っていただけに、
むなしくてやるせない気持ちになる。

そんな玲を「飛行機が遅れることもある」と励ます樹山。
そんな樹山の支えに助けられる玲。
しかし、玲をさらに落ち込ませることになる人物が、玲と樹山の目の前に現れる…。

(上記あらすじはYahoo!TVより引用)

よろしければ→【2012年7月期・夏クールドラマ何見ます?】ラインナップ一覧とキャスト表と展望

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ PINGOO!カテゴリテレビ・ドラマ
にほんブログ村  

【キャスト】

谷崎玲 – 武井咲
樹山龍一郎 – 江口洋介
谷崎葉子 – 木村佳乃
草野広太 – 中村蒼

井川さつき – 原幹恵
亜沙美 – 霧島れいか
谷崎麻央 – 小芝風花
田所光子 – 濱田マリ

鮎川宏基 – 要潤
中津大輔 – RIKIYA
安倍川衣里 – 橋本麗香
西川純 – 清水一希
筒井宗太郎 – 勝 信

(谷崎啓介 – 神尾佑)

谷崎香緒里 – 浅田美代子

夏目周作 – 北大路欣也

  

 
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
※FC2にトラックバックが飛ばないブログ&サイトさま記事リンク(お申し出下さい)

【息もできない夏】第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話