【ぼくの夏休み】初回簡単感想　ミタ次男・綾部守人と二宮星の演技輝くフジテレビ昼ドラ

夏休み…離婚寸前の折り合いの悪い両親。
しつこいウザい妹。

行きたいわけじゃないけど、母の田舎に行くことになった。

でも…

着いた所は、いつものおばあちゃんの家じゃなかった…。

 

「ぼくの夏休み」第1話・第2話

　　　　　　

 

昨日から始まったフジテレビ13時30分昼ドラ枠。

小学校が夏休みに入るので、子供向けドラマになっている。

だったら、もう少し遅く始めればいいのに…と思ってしまう。
小学校、まだ半日じゃないよ。　

だって、初回から見れないのは、すごくもったいない。
本当に良いドラマだったからだ。

 

離婚寸前の両親から夏休みは田舎に行くように言われて、和也(綾部守人)とはる菜(二宮星)の兄妹は
2人きりで母の実家へ向かう。

妹は無邪気で人なつこい性格だが、和也にとってはうるさくてウザい存在だった。
電車の中でもスマホのゲームに夢中になっていた和也だったが、乗り合わせていた老婆から
ゲームに向かって吐いた「死ね！」と言う言葉を咎められる。

その後から、段々と町の様相が変わってくるのだった。

老婆と同じ電車に乗りたくない和也は途中下車して次の電車を待つ。
しかし、駅に入って来たのはSL。

着いた駅は古く、田舎の家は和也たちを知らないと言う。
街角では戦地に赴く若者のための万歳三唱……。

 

歩き疲れて民家で倒れてしまったはる菜のために、お祖母ちゃん(のはず)の家は宿を貸してくれた。

そこで、和也は現在が昭和19年である事を知る。

 

ここまでが今日と昨日の物語の流れ。

 

とにかく、和也役の綾部守人くんの演技が素晴らしい。

 

昨年放送された高視聴率ドラマ「家政婦のミタ」の次男・阿須田海斗役で一躍有名子役に。

しかし、ただヒットドラマにぼんやり出ていたから有名になったというわけではないんだよね。

 

俗に兄弟の真ん中はミソっかすになりやすいと言いますが……

「家政婦のミタ」でも綾部守人くんは、そうなりそうな位置づけにいた。

 

久々の連ドラ主演に開始前から話題沸騰のミタさん・松嶋菜々子。

「セカンドバージン」で世の奥様を虜にし、「鈴木先生」で世のドラマクラスタを虜にした
その直後の出演に期待値の高い父親役・長谷川博己。

姉弟の中で唯一オーディションなしで配役されている若手有名女優の長女役・忽那汐里。

あまり知名度は無かったものの、ルックスがジャニーズばりだったので、女性視聴者の
心をすぐに掴んだ長男役・中川大志。

ただそこにいるだけで可愛いと思わせる事が出来るマスコット的存在、妹役・本田望結。

そんな強烈なキャラクターの中で、綾部守人くんは、ただもうその演技力で視聴者を魅了し、
ミソっかすではなくなっていったのである。

実際、何回彼の表情を見ているだけで涙がウルウル出てきたか解らない。
感情を絞り出して訴えかけるまなざし…。

まだ13歳ですよ。本当に先恐ろしいね。

(ちなみに長男役の中川大志くん、先ほどルックスの事しか書きませんでしたが、彼も素晴らしい
表情演技でした。「ミタ」は本当に子役にやられたドラマだったよ。
中川大志くんは現在「平清盛」で源義朝の長男・頼朝の少年期を熱演中。
本日から開始される「GTO」にもレギュラー出演します。ファンの方はお見逃しなく。)

　　　設定は14歳と12歳の兄弟だけど実は大志くんと守人くんは同じ年らしい。　
　　　　　　

 

二宮星ちゃんは、「カーネーション」ファンならお馴染みすぎる顏である。

天真爛漫だけど…小学4年生設定としたら、ちょっと色々と無知すぎるかも…。
脚本家さんは、もう少し学年に沿った脚本をお願いしたいです。

でも、タイムスリップ先でイジメに遭って怯える兄を泣きもせずに手当てするなど、案外
しっかりした妹のようなので、今後は大きく活躍しそう。

 

とにかく…

映像も美しく、セットもお金かかってる感じ。　
昼ドラ見るのは久々ですが、これはやる気の感じられる凄い物が始まったな、と思った。

 

小学生の子供がたった2人きりで戦時中の世界に放り込まれたら…
どれだけ不安だか想像できますか？

たぶん、想像してもしきれないほどの不安を2人の子役がリアルに演じています。

子どもに見せる価値はあると思う。
お母様方は、ぜひ録画してお子さんにも見せてあげてください。

 

レビューですが…

本来なら「梅ちゃん先生」を止めちゃってこっちを毎日上げたいくらいだけど、
あっちはツイッターから引っ張ってきてるだけだから何の手間もかかってないんだよね。　

こっちは毎日ガッツリ書くのは大変なので…

1週間まとめレビューを計画しています。

 

まだどうなるかは解りません。
案外、この先、最終回しか書けなかったりして。　

 

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「第2話」
SLから降りた和也(綾部守人)とはる菜(二宮星)の前に広がっていたのは、昭和19年の町並みだった。
和也は自分がどこにいるのかが完全に理解できていないが、理解もしたくはない。
その瞳は恐怖に包まれる。

母からもらったメモの住所には見知らぬ人が住み、人々からは見慣れない姿を怪訝そうに見つめられる。
こうなったのは、あのSLと駅のせいだと気づいた和也。
だが、駅を目指して黙々と歩いた線路の先にあったものとは…。

「日本は負ける、みんな死ぬぞーっ」上条旅館の息子・耕作(崎本大海)は、鍵をかけられた薄暗い
部屋で一人叫んでいた。
父・大五郎(升毅)は戦地から帰還した耕作のその言動のせいで上条家が非国民扱いとなったことに苛立つ。
たしなめる女将のマツ(うつみ宮土理)だったが、彼女の元に洗濯物と食料が盗まれたと知らせが入る。

(上記あらすじはYahoo！TVより引用)

 

よろしければ→【2012年7月期・夏クールドラマ何見ます？】ラインナップ一覧とキャスト表と展望

　　
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【キャスト】

青山和也（12） – 綾部守人
青山はる菜（9） – 二宮星

上条佐代・青山詩緒里 – 高岡早紀
青山浩二 – 中原裕也

上条マツ – うつみ宮土理
上条大五郎 – 升毅
上条耕作 – 崎本大海

上条勇作 – 森永悠希
上条栄次郎 – 西山潤
文子 -土谷春陽

※詳しい出演者情報はシャブリさんのブログへ

 

　　

 
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