【逃げるは恥だが役に立つ】第2話 「秘密の契約結婚！波乱の両家顔合わせ」　感想

周りを説得する自信がないから普通の結婚のふりをするって逃げといえば逃げだし。

逃げたっていいじゃないですか。

ハンガリーにこういうことわざがあります。

｢逃げるのは恥。　だけど役に立つ。｣

役に立つ？

後ろ向きな選択だっていいじゃないか。
恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことの方が大切で。
その点においては異論も反論も認めない。

逃げるのは恥だけど役に立つ。

はい。

そうですね。
逃げても生き抜きましょう。

逃げるは恥だが役に立つ　第2話

　

簡単感想で。

先週の「(妄想)情熱大陸」に引き続き、本日は「ニュース23」から。
どうやらTBSの番組をコンプリートしていくらしい(爆)
来週は何だろう。「世界ふしぎ発見」？

本日のテーマは契約結婚です。
ゲストに森山みくりさんをお迎えしました。

よろしくお願いします。

つい先日、契約結婚をされたとか。

はい。
きっかけは就職活動の失敗でした。

 

すっかり妄想ゲストになりつつ、同時に先週のストーリーをおさらい。上手い。

そして晴れて専業主婦として就職することに。

こうした雇用形態は男女が逆でも成り立つと思うんです。
需要と供給が結びつけば、どんなところからでも仕事は生まれるという。

そうね…。
本来ならば「婚」など付けなくても住みこみの家政婦さんでいいはずである。

これが「日本では受け入れられにくい」というのは家の大きさがそれなりだからだ。
独身だろうが何だろうが部屋が20もあってどこからどう見てもご主人様な男ならば、住み込みの家政婦がいても誰も不思議に思わない…ただし、ガッキーは駄目だ。独身男の家に居たら愛人枠になってしまう。

つまり…
「婚」にしなくてはならないのは、ガッキーだからだね。。

プロの独身だからガッキーが一つ屋根の下にいても大丈夫。らしい平匡も少しずつ揺らいで行く。

両家の顔合わせ。
結婚ならば当然出てくる行事だ。

ここで2人は挙式しない事を発表する。
雇用の関係だから式なんて挙げないのが当然だが、両家には「婚」だと嘘をつかねばならない。

百合ちゃんには名字で呼びあっている事を不審がられてしまった。
だから、名前で呼びあう練習をする。

「さん」付けでもいいですか？

了解です

みくりさん。

平匡さん。
何かテレますね。

気のせいです。

ですね。

ついにきた両家顔合わせ。
いよいよ始まる初めての共同作業。

初めての共同作業が嘘を吐くことって言うのもな。。

結婚式はしません。

しないと２人で決めました。

２人で。

と、2人で揃ってピース。

どちらかのゴリ推しにすると、どちらかの親が嫌な思いをするから2人で決めたと強調しよう…というのは、みくりの提案。

で、結果、当然、どちらの両親もガッカリする。

百合ちゃんが助け舟を出してくれた。

２人が決めたならいいじゃない。
周りのためだけにっていうならやる必要ない。

百合ちゃんって、本当はこの時に気づいたんじゃないかな、と、ちょっと思った。

バージンロードを歩く練習までしていたらしい、みくりの父。

私は嬉しかったな。
みくりが結婚するって聞いて。
幸せになってね。

と言ってくれる母。

男が家庭を持つっちゅうことは全て背負って責任を持つっちゅうことじゃ。
お前にはできんのんじゃないかと思いよった。

今日はうまい酒が飲めそうじゃ。

と、しみじみと語る平匡の父。

あ～愛情深いいい両親の下で育ったんだなぁ、2人とも。

と、思うにつれ、両親が可哀想に思えてきた。
子供に嘘を吐かれるって親にとってはとても辛い。

みくりも、それは実感していた。

しかし、平匡は言うのだ。

僕はむしろホッとしました。
肩の荷が下りた。

僕は父の望むような息子にはなれないので。
たとえ真実じゃなかったとしても喜んでもらえたならいいと。

両親を安心させられたという点においても今回のことは有意義でした。

良かった～。
津崎さんが後悔してたらどうしようかと。
嘘つかないといけないし、重いことさせちゃってるかなって。
周りを説得する自信がないから普通の結婚のふりをするって逃げといえば逃げだし。

役に立つ？

後ろ向きな選択だっていいじゃないか。
恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことの方が大切で。
その点においては異論も反論も認めない。

逃げるのは恥だけど役に立つ。

はい。

そうですね。
逃げても生き抜きましょう。

そうね。
外れた事をしようと思うと生きづらい世の中。
死んでしまうくらいなら逃げたって良いと思う。

逃げて生きるのは許される…そう言ってくれる場がある事はホッとする。

けれども、反面、思う部分もあるのだ。

偽りの上に立つ人生は決して自分自身の物にはならないと。

昨日『何者』を見てきたばかりで、余計考えてしまう。
逃げ続けて自分が何者だか解らないような人生もまた苦しいよ。きっと。

このドラマが「逃げる」をどう結論づけるのか。
そこに、ものすごく興味がある。

結婚を疑う同僚が突然押しかけてきて、混乱しつつも話は進む方向。

風見を襲うのではと気をまわした事で沼田を傷つけた平匡。
(あまり傷ついてるようには見えないけど。節度ある大人なホモだから。
)

知らないって怖い。
僕はこれまでどれだけの人をどれくらい傷つけてきたんだろう。

ひょっとしたら みくりさんだって。
僕の考えなしの言動に傷ついたり言いたいけど言えない気持ちを隠していたりするのかもしれない。

ちゃんと、そういう所にきづくのだから、平匡って普通～～の青年だよな。
少なくとも心のないサイコパス的な人間ではない。

そして、そこに、みくりに対する配慮が出て来ると言う事は…。

お互いが寝た布団の温もりや存在を意識するということは。

すでに、雇用の関係は超えているよね。

これは、恋が育つ物語なんだなと。

シングルベッドを確認されて、偽装の結婚はバレつつあるけれども、周りに偽装がバレるほどに本人たちの心は偽装じゃなくなっていくんだろうな。

恋愛ものは苦手分野だけれども、キュンとする。ほんとに(笑)

幸せになってほしい人たちのドラマだ。

みくり（新垣結衣）と津崎（星野源）は、雇用主と従業員として、周囲には秘密で「仕事としての契約結婚」をスタートさせる。
待ち受けるのは、両家顔合わせ。
二人はバレずに夫婦を演じられるのか？！

さらに津崎の結婚を怪しんでいる同僚の沼田（古田新太）と風見（大谷亮平）が津崎の家に押しかけてきて、泊まらせて！と言い出し、二人は雇用関係なのに、同じ部屋で一緒に眠るのか？！
次々と迫るピンチに二人は？！
波乱の第二話

あらすじはＹａｈｏｏ！テレビより引用

 

よろしければ→【2016年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

　　
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※キャスト

森山みくり …新垣結衣
津崎平匡 …星野源

風見涼太 …大谷亮平
日野秀司 …藤井隆
田中安恵 …真野恵里菜
梅原ナツキ …成田凌
堀内 柚 …山賀琴子
竹中道彦 …高橋洋
渡辺一馬 …葉山奨之
茉菜 …古畑星夏
森山ちがや …細田善彦
森山 葵 …高山侑子
山さん …古舘寛治
津崎宗八 …モロ師岡
津崎知佳 …高橋ひとみ
沼田頼綱 …古田新太

森山栃男 …宇梶剛士
森山 桜 …富田靖子

土屋百合 …石田ゆり子

※スタッフ

脚本 … 野木亜紀子
演出 … 金子文紀、土井裕泰、石井康晴
プロデューサー … 那須田淳、峠田浩、宮崎真佐子

音楽 … 末廣健一郎、MAYUKO
オープニングテーマ … チャラン・ポ・ランタン「進め、たまに逃げても」
主題歌 … 星野源「恋」

原作 … 海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」

公式サイト　http://www.tbs.co.jp/NIGEHAJI_tbs/