【夜行観覧車】 第9話 感想

私、諦めてたんです。
大人になると難しいですよね。
私もこの年になって、もうお友達なんかできないだろうって思ってたんです。

でも、真弓さんに出会えた。

夜行観覧車 第9話

  夜行観覧車

警察に出頭した慎司は、何を聞かれても

やったのは僕です。

の一点張り。

高橋淳子のときと同じですね。
お互いやってないって言い張ることはよくあるけど、どっちかが
嘘ついてるってことですよね。

どっちもだよ。
どっちも何かを隠してる。

淳子は淳子で、やったのは自分だと言い張っている。

子供の言うこと真に受けないでください。
慎司は本当に関係ないんです。
本当に関係ないんです違うんです!
慎司は関係ないんです。

刑事たちは確証のない2人の自供に頭を痛めていた。

学生で経済力のない良幸は慎司たちを保護する資格を持てず、子どもたちは
淳子の妹・晶子に預けるしかない。

しかし、晶子は出産間近で精神的にも不安定な上、犯罪者の身内として
高橋家と同じような嫌がらせを受けていた。

良幸と比奈子も預かる事は出来ないと泣きながら訴える晶子夫婦。

ひばりヶ丘の主婦たちの間では、すでに攻撃対象が小島へと移っていた。

遠藤さん、ご存じだった?高橋さんのお宅のビラ、さと子さんの仕業なんですって。
自分のお宅がうまくいってないからって、よそのお宅に矛先を向けるのは
どうなのかしら。

ご主人は愛人のところに行ったっきり、マー君だって帰ってくる気配はないし。
お気の毒だとは思うけれどだからってねぇ。

眉をひそめながら楽しそうに喋る主婦たちの話に、真弓は付いていけない。

顔を出した小島に真弓は礼を言った。

この前は助けていただいてありがとうございました。

はあ~、もう巻き込まれるのはこりごりよ。

はい。すいませんでした。
…正直、分からないんです。
あの子に何をしてやればいいのか。
でも、私なりに努力してみます。

うまくやろうとしたって、そうそう思いどおりにはならないものよ。
子育てなんて。

…人生なんて、思いどおりにはならないの。

そう言う小島が真弓には寂しげに見える。

彩花は、真弓と2人だとまた何されるか解らない、と学校へ行った。

真弓も寂しかった。

彩花の代りのように自分を頼って話しをしてくれるのは高橋家の子どもたちだった。
慎司が自分が父を殺したと出頭した話を聞いて、真弓は驚く。
良幸も比奈子も憔悴している様子だった。

そんな顔しないで…慎司君のこと待っててあげよう。ねっ。
真弓は2人を力づけた。

慎司は、帰される事になったが、本人の強い希望で晶子の家ではなく児童養護施設に
預けられることになった。

施設に送られる刑事の車の中で、慎司はあの日の事を思い出す。

あの日の朝、小島に言われてゴミを見ると、慎司のバスケ用具は一式捨てられていた。

家に帰った慎司は淳子を問い詰めた。

これ誰が捨てたの?
母さんが捨てたの?今日最後の試合なんだよ!
それ分かってて…。

淳子は、なおもユニフォームを慎司から取り上げる。

何で…返して!

今日のことより明日のこと考えて!
明日内部進学試験なのよ!
万が一落ちるようなことがあったら…パパに何て言えばいいの…。

そう言いながら、淳子は慎司のユニフォームをハサミで切り刻んだ。

慎司は、その日、最後の試合を欠席した。

夜。試験のために勉強しても頭にちっとも内容が入ってこない。

向かいの遠藤家からは、いつものように彩花が真弓に怒鳴り、罵る声が
聞こえてくる。

高校なんか受けねえよ!余計なこと言ってんじゃねえよ、クソババア!

聞いている内に、慎司はイライラしてきた。
言いたい事を言えずにバスケを取り上げられた自分。
彩花はとても自由に感じられた。

気づくと、慎司は叫び声をあげていた。

棚を引っくり返し、教科書や参考書を部屋中にぶち撒けた。
止めに来た淳子に慎司は怒鳴った。

何で!何でだよ!

やめなさい!やめなさい慎司!

最後だったのに!
何でだよ!

慎司は泣きながら淳子を突き飛ばした。

部屋の外に突き飛ばされ、柱に身体を打って淳子は混乱した。
そんな慎司を見たのは初めてだったから…。

助けて。もうやめて!許して!

それを聞いて、弘幸が二階に上がってきた。

そして、慎司は弘幸に張り倒された。

学校へ行き、久しぶりに教室に顔を出した彩花は、早速、志保たちの餌食になっていた。

帰り道、志保の制服を汚したからと、彩花は鞄を川に投げ捨てられた。

流れていく鞄を無言で見つめる彩花に志保は言った。

取りに行けば?流されちゃうよ。
何してんの? 早く行きなよ。

別にあんたが死んだって、悲しむ人なんていないよね。

彩花は冷たい川に入って行った。

良幸たちと会った帰りに、川沿いの道を車で走っていた真弓は、偶然それを見つけた。

慌てて自分も川に入っていく真弓。

彩花!
彩花、何やってるの!彩花!

羽交い絞めにした真弓の腕を彩花は勢いよく引き離す。

お願い、やめて!

触んな!もうどうだっていいんだ!

やめて!

もういいの!もう全部ヤダ!死ねばいいんだよ。私なんて!

何言ってるの!

あんたも死ねばいいって思ってるくせに!殺そうとしたくせに!

違う!

嘘だよ!

嘘じゃない。

離せよ!

離さない!嫌!絶対離さない!絶対離さない!
絶対、絶対、離さない!

彩花は真弓の腕の中で泣いた。

家で、熱を出して彩花は寝込んだ。

お父さん。
私、大事なこと忘れてた。
彩花がいてくれるだけで、生きててくれるだけで幸せなんだって。

真弓は啓介にそう言った。

外では相変わらず近所の主婦たちが、慎司が犯人らしい、と楽しそうに話している。

真弓は言った。

あの、そういうのもうやめませんか?

無責任な噂話がどれだけ人を傷つけるか。
もし、本当に心配してるなら、手を差し伸べてあげたらどうですか?
それができないなら、黙って見守ってあげるのが思いやりなんじゃないですか。

主婦たちは
結構な事ね。正義感がお強くて。
と言って帰って行った。

それを2階から見つめる彩花。

真弓は、しみじみと高橋家を眺める。

ここに引っ越してきた時、淳子が声をかけてくれた。
誘ってくれた。ご主人も良い人だった。子供たちも…。

真弓は1人で高橋家のガレージにベタベタ張りつけられた中傷ビラを剥がし始めた。

啓介も手伝ってくれた。

会社は?

いいよ。どうせ代休たまってるし。

晶子の家を出て帰ってきた良幸と比奈子は、自分の家に張られたビラを
剥がしてくれている遠藤夫妻を見た。

キレイにしたら、みんな帰ってきてくれるかなと思って。
ありがとうございます!

真弓が気付くと、彩花が外にいた。
寝ていた時のスウェットのままで、どこかに走り去っていく彩花。

彩花は、比奈子の高校に来ていた。

あの日、カラオケに連れて行って彩花があんな事を言ったから…。
比奈子は友達もいなくなって苦しい気持ちでいたのに。

すみません!
高橋比奈子さんのお友達いませんか?
話があるんです!高橋比奈子さんのお友達誰か!お願いします!

中傷ビラは、なかなか剥がれず、みんな苦労した。
夢中で剥がしていた比奈子が気付くと、いつも仲良くしていた学校の友達がいた。

彩花が連れてきてくれたのだった。

みんな、ビラをはがすのを手伝ってくれた。

彩花ちゃん…。
この間はひどいこと言ってごめんなさい。
ありがとう。

比奈子は目を潤ませて彩花に礼を言い、彩花も爽やかに笑ったのだった。

外が綺麗になった頃、良幸は、真弓に礼を言った。

ホントにありがとうございました。

頑張ってね。私達も応援するから。

ありがとうございます。大丈夫です。…覚悟、決めましたから。

遠藤さん。
1つ、お願いしてもいいですか?

何?

見守っててほしいんです。
この先、何が起こっても。

翌朝。

ワイドショーは慌ただしく騒いでいた。

「ひばりヶ丘です!昨夜、高橋家の長男から連絡を受けたマスコミ各社が
 長男の会見が始まるのを待ち受けています」

テレビに注目する結城刑事。

そして、真弓。

テレビの中に現れた良幸は落ち着いた様子で語りだした。

僕達家族には、人に言えない秘密がありました。…

今日が10話目で最終回だと思ってた…。
まだ、あと1話あると知って、放送開始前から辟易…あ、すいません。

先週、兄弟が力を合わせるのは今だ。みたいに終わったのに、
何か今回またバラバラになってるし。

色々と引っ張っては次にまた掻き混ぜて元に戻すというのを繰り返したドラマだったなぁ…。
(あ、なんか統括っぽくなってる)

実はこれ、2時間前後編くらいの尺があれば終わったんじゃないかなとか思ってます。

とりあえず…
啓介は随分と落ち着いてたけど、凶器はお客さんの裏山に埋めて
そのまんまなんですよね。いいのか…。

彩花が少し落ち着いて遠藤家はかなりまとまったようです。
良かったですね。(遠い目……

別に犯人は誰だとか、そういう内容はとっくに期待してませんが、家族が
まとまる話としても何だかね。

下↓の原作本リンク、犯人があらすじに載っていたと聞いたので、先週の次点で
もうイライラしてクリックしちゃいましたわ。

確かに書いてあったけど、これが本当かどうかはまだ解りませんよね。
って言うか、もう犯人が誰だろうがどうでもいい気がしてきた。

だって、元々、今自供している2人以外だったら無理があるし。

慎司くんが犯人だとしたら…
あの日、彩花の喚き声に触発されて暴れ出したらしいから、彩花が間接的に犯人か
その彩花を荒れさせてるのが真弓だから大元は真弓が犯人か。
でも、慎司を荒れさせた原因は淳子だから淳子が犯人か。
いや、でも淳子がああなる切っ掛けを作ったのは弘幸らしいから自業自得か……。

いや、犯人は「ひばりヶ丘」その物か。

まぁいいや。来週、早く決着つけて。

とりあえず…最終回なんだから、彩花は志保を1発殴ってほしいわ。
それが出来たら称賛する。

※コメントのレスが滞っております。すいません。
しかし、全て楽しみに読ませていただいております。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


弟・慎司(中川大志)の殺人自供を目の当たりにし、良幸(安田章大)は
ショックが隠せない。
なんとか真実を聞き出そうとするが、口を閉ざし、一人児童養護施設に
引き取られていく。
そんな高橋家の兄弟を見て、胸を痛める遠藤真弓(鈴木京香)。
一方、執拗なイジメに苦しむ真弓の娘・彩花(杉咲花)は、川に落ちた鞄を取って
くるよう命じられ、冷たい水の中に入っていく。
それを目撃した真弓は、自らも川へ飛び込み・・・。

(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

よろしければ→【2013年1月期・冬クールドラマ何見ます?】ラインナップ一覧とキャスト表と展望

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ PINGOO!カテゴリテレビ・ドラマ 
にほんブログ村 

【キャスト】

遠藤真弓 … 鈴木京香
遠藤啓介 … 宮迫博之
遠藤彩花 … 杉咲花

高橋淳子 … 石田ゆり子
高橋弘幸 … 田中哲司
高橋良幸 … 安田章大
高橋比奈子 … 宮﨑香蓮
高橋慎司 … 中川大志

田中晶子 … 堀内敬子
村田志保 … 吉田里琴
野上明里 … 滝裕可里

小島さと子 … 夏木マリ

結城哲也 … 高橋克典

【スタッフ】
脚本 … 奥寺佐渡子、清水友佳子
演出 … 塚原あゆ子、山本剛義
原作 … 湊かなえ

【注】これ↓ クリックすると犯人解っちゃうらしいです。
(解らなかったというご報告をいただきましたが「あらすじ」に載っているそうです~)

 
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
※FC2にトラックバックが飛ばないブログ&サイトさま記事リンク(お申し出下さい)

夜行観覧車第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話