Twitterの「反省会タグ」問題で何か盛り上がってる(もり下がってるぅ?)ネットニュース界隈だけれど、AK朝ドラからBK朝ドラに移る時のこの流れも割ともう朝ドラ伝統である……。
反省会タグが生まれたのは『#純と愛反省会』あたりのような気がするけれど(ちなみに『純と愛』はBK制作)、その前の『梅ちゃん先生』の時にも反省会タグに近い何かはあった気がする。
まぁ、伝統なので。バトンタッチ反省会も来月くらいには下火になる(はず)。
めぐみ(永作博美)が東大阪へ帰ったことで、舞(浅田芭路)と祥子の二人暮らしが始まる。祥子は、舞が自分のことは自分で出来るようにとしつける。そして、いろんなことに舞を挑戦させる。しかし、舞は洗い物の皿を割ったり、寝坊して学校に遅刻したり、失敗ばかり。祥子はそんな舞を叱ることなく「失敗は悪いことではない」と舞を励まし、出来ないことは次に出来るように。出来ないなら、出来ることを探すようにと助言する…
(Yahoo!テレビより引用)
連続テレビ小説「舞いあがれ!」第2週「ばらもん凧(だこ)、あがれ!」第6話
感想
そうです。おいが ばらもん凧です。
五島ん言葉で「元気者ば指すばらかもん」から名付けられたといわれとっとです。
そうなんです。さださんは「ばらもん凧」だったったとです。
大阪編でも、さださんのナレが入っているということは、遠く高い空の上から見ているということよね?(で、いいのよね?)
思いやり
めぐみさんを一人で大阪へ帰らせた祥子さん。
何でまた、そがん引き離すことばして……。
と、驚く木戸さんは言葉をのむ。
祥子さんもやっとめぐみちゃんに会えたとにさ。14年ぶりやぞ。
めぐみ・祥子母子にどれだけの確執があったのかは分からないけれど、今はお互いに意地悪や頑なさで話をしているわけではないことは確か。
めぐみさんは祥子さんがいるから舞ちゃんを任せて帰って行った。
これは思いやり。
大阪に帰った めぐみさんが、散らかった部屋について浩太さんに何も言わないのも思いやり。
母に会いに二階から下りて来た悠人が、両親の会話が妹の事だと分かって黙って上へ戻っていく。これも思いやり……。
「自分でやる」を始める
食事の後片付けをしたことが無かった舞ちゃん。
自分の食器ば流しに持っていけんとね。
やったことない……。
こん島では自分のことは自分でやる。
皿を落として割っても、おばあちゃんは怒らない。
朝は自分で起きる。
遅刻の時間になってもガミガミ言われない。ただゆったりゆっくり見守る。
大阪では熱が出るから走ってはいけないと言われていた。
ここでは誰も走ってはいけないと言わない。
熱は出た。
けれど、走ってはいけないとも急いではいけないとも言われない。
おばあちゃん。
私な、何やってもうまいことでけへんねん。
できんことがそがん嫌とか?
できんと母ちゃんに叱らるっとか?
代わりにやってくれる。
できんことは、次できるようになればよか。そっでな、できんならできることば探せばよかとぞ。
「できること」を探すためには、たくさんのことを体験しなくてはならない。
やりたいこと。それは体験。
そして「やりたい」気持ちが、熱を引かせてくれるのでは……。
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舞いあがれ! キャストとスタッフ
キャスト
岩倉舞 – 福原遥(子役期:浅⽥芭路)
岩倉浩太 – 高橋克典
岩倉めぐみ – 永作博美
岩倉悠人 – 横山裕(子役期:海老塚幸穏)
才津祥子 – 高畑淳子
梅津貴司 – 赤楚衛二(子役期:齋藤絢永)
梅津勝 – 山口智充
梅津雪乃 – くわばたりえ
望月久留美 – 山下美月(子役期:大野さき)
望月佳晴 – 松尾諭
笠巻久之 – 古舘寛治
八木巌 – 又吉直樹
津田道子 – たくませいこ
木戸豪 – 哀川翔
浦信吾 – 鈴木浩介
山中さくら – 長濱ねる
刈谷博文 – 高杉真宙
由良冬子 – 吉谷彩子
鶴田葵- 足立英
柏木弘明 – 目黒蓮
矢野倫子 – 山崎紘菜
中澤真一 – 濱正悟
吉田大誠 – 醍醐虎汰朗
水島祐樹 – 佐野弘樹
大河内守 – 吉川晃司
語り – さだまさし
舞いあがれ! スタッフ
◆制作統括 : 熊野律時、管原浩
◆プロデューサー : 上杉忠嗣
◆演出 : 田中正、野田雄介、小谷高義、松木健祐
◆脚本 : 桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
◆音楽 : 富貴晴美
◆主題歌 : back number「アイラブユー」
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