心臓発作で苦しんで臨終だったら……
一人一人に声かけてる場合じゃないもんね。
だから暢子にまで遺言が行き渡らなかったんだよ(そういうことじゃない)
しかしベタだなぁ(あ、言った)
東京から来た青柳史彦(戸次重幸)、和彦(田中奏生)の父子と交流が深まったある日。比嘉家の大黒柱、父・賢三(大森南朋)がキビ畑で倒れた。急報を受けて暢子(稲垣来泉)たち四兄妹も学校から駆けつける。懸命に、家族に何かを伝えようとする賢三。優子(仲間由紀恵)も必死に見守るが…。働き手を失って、厳しい運命に晒(さら)される家族の、新しい生活が始まる…
(『ちむどんどん』上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ちむどんどん」第2週「別れの沖縄そば」第6話
感想
朝ドラ特性を考えたら仕方ないのかもしれないけれど、先週末にOPを後ろに回してまで特別感を出して終わったのに、
東京のおいしいもの食べた~い!食べた~い!
……1964年、まだアメリカの統治下の沖縄。
の回想から明るく始まるのはどうかと思うのだった。
金曜ラストの緊張感が消えてしまうーー。
南朋の退場(悲)
1964年の沖縄だから?それとも貧しいから?
死んじゃうほどの発作なのに病院には運ばれなかったの。
一応、強心剤は打ちました。
かるーーい心臓発作診断で、子供たちが駆け付けるのを待ってお父ちゃんは亡くなってしまった。
賢秀……お母ちゃんとみんなを…頼むよ。
良子……頑張って立派な先生になれな……。
暢子……。
歌子……。
幸せになれよ……。
私はこれは、暢子と歌子、下の子両方へのメッセージだと受け取っていたのだけど、暢子は自分だけが何も言ってもらえなかったと受け取ったらしい。
そのままでいいと思ったから。
暢子は暢子のままでいい。そう思ったから何も言わなかったと思うよ。
良子の子役さんの佇まいが、もうそのまんま川口春奈ちゃんみたいで、凄いなと思うのだった。
葬列のシーンはさすがに見入ってしまった。
やはりロケーションが素晴らしいよね。
でも、海に向かって叫ぶのは……ベタだよなぁ……
悲し気なBGMも何だかな……。
ほぼ突然死だというのに……立ち直るのも……早いよね。
ファンとしては南朋の退場がひたすら悲しい。
史実ベースでもないのに、こんなに早く死ななくてもいいじゃん。
大河の撮影始まるから?
【チーム家康、出演者発表!】
— 2023年 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) April 15, 2022
特技は宴会芸えびすくい
家臣団のリーダー
酒井忠次:#大森南朋
人質時代も常に家康を心配し、自分の意見を控え、家康を守ることだけを考えている。個性派家臣団のまとめ役。家康の叔父。時に宴会芸を始め、場を盛りあげる気遣いの人。#どうする家康 pic.twitter.com/qjM3iHwfe4
子供は我慢できない
元々貧しそうだったところへ持ってきて、出稼ぎまでしていた大黒柱の死。
子供3人。一番金がかからない義務教育期間だったとしても、食べ盛りだし家計は苦しい。
(良子は教師になるらしいけれど大学には行けるん……?)
ここからは悲しむ間もないことは納得できる。
家の手伝いをする子供たち。
働きづめのお母さん。
みるみる貧しさが増す描写は良かったけれど……。
母ちゃん、ズック運動会までに買ってくれるよね?
うちの体操着は買ってくれるでしょ?
までは、子供は無邪気だから仕方ないな、と思えた。
我慢も出来ないよね。
でも、食事が大事なドラマなのだから食事中に立ち上がって騒ぐのはやめて。
ベタは別にかまわないけれど、ストーリーを進めるために心が置き去りになる演出はいやだな。
ちむどんどん キャストとスタッフ
キャスト
比嘉暢子 – 黒島結菜(子役期:稲垣来泉)
比嘉優子 – 仲間由紀恵
比嘉賢三 – 大森南朋
比嘉賢秀 – 竜星涼
比嘉良子 – 川口春奈
比嘉歌子 – 上白石萌歌
青柳和彦 – 宮沢氷魚(子役期:田中奏生)
石川博夫 – 山田裕貴
砂川智 – 前田公輝
前田善一 – 山路和弘
前田早苗 – 高田夏帆
下地響子 – 片桐はいり
比嘉賢吉 – 石丸謙二郎
喜納金吾 – 渡辺大知
新垣のおばぁ – きゃんひとみ
安室のおばぁ – あめくみちこ
マスター – 川田広樹
青柳史彦 – 戸次重幸
矢作知洋 – 井之脇海
大野愛 – 飯豊まりえ
猪野清恵 – 佐津川愛美
田良島甚内 – 山中崇
猪野寛大 – 中原丈雄
大城房子 – 原田美枝子
二ツ橋光二 – 高嶋政伸
平良三郎 – 片岡鶴太郎
平良多江 – 長野里美
金城順次 – 藤木勇人
語り – ジョン・カビラ
ちむどんどん スタッフ
◆制作統括 : 小林大児、藤並英樹
◆プロデューサー : 高橋優香子、松田恭典、川口俊介
◆演出 : 木村隆文、松園武大、中野亮平
◆フードコーディネート : 吉岡秀治
◆脚本 : 羽原大介
◆音楽 : 岡部啓一、高田龍一、帆足圭吾
◆主題歌 : 三浦大知「燦燦」
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