2018年 日本連続テレビドラマランキング
2018年の連続ドラマが終了いたしました。
昨年までは「全部ランキング」などやっていたのですが、2018年、毎期毎期キチッと総括してきたわけでもないし、全部ランキングするほど情熱を持って見ていたわけでもないので、ベスト10だけ選出する形で〆たいと思います。
こう書くと、つまらない年だったのかと思われてしまいそうですが、決してそういうことではなく。
ずっと記憶に残り続けるだろうドラマもあります。好きだったドラマもあります。
全体的には冬と夏に、そういったドラマが多かった気がします。
好きだったよ2018年のドラマベスト10
あれ、各期のドラマのベストと違うよね……というのは気にしないで。
総括
各ドラマのレビューにもそれなりに書いてあるので今さらゴチャゴチャ書きませんが、やはり映画と同じく、ドラマも真摯に命と向き合うものが好きだなぁ……と、思います。
大声で叫んだり、うるさく盛ったりすることなく、しんしん染み入るように語りかけてくるものが好きです。6位までの全てがそういうドラマだったと思います。
特に『透明なゆりかご』はセリフの一つ一つ、俳優さんの眼差しの一つ一つ、静かな劇伴、カメラワーク、風景、何もかも、思い出すと泣けてくるくらい。
その上に『アンナチュラル』があるのは、サスペンスとしても命のドラマとしても、グループアクションとしてもミステリーとしても、本当に本当に面白かったから。野木亜紀子さんのオリジナル脚本の凄さを改めて知ったから。
1位にしてみました。どちらが好きなのかと聞かれたら実は「ゆりかご」なのかも知れません。自分でもよく分らない(笑)
10本の中で特筆すべきものとしては『モンテ・クリスト伯』ですかね。
これは、もう、「古典を現代ドラマにして面白いのかよ?」「おディーンさまが主演で悪い顔なんて出来るのかよ?」「歌なんかまで歌っちゃって笑いを誘わないのかよ?」という予想をことごとく引っくり返して、すっごい名作に仕立て上げた意外性に賞を捧げたいです。(舐めててすいませんで賞)
フジは来年の1月期に今度は「レ・ミゼ」を連ドラにしちゃう(SPドラマだそうです)わけですが、二匹目のドジョウ狙いで今度こそ「笑いを誘わないのかよ?」にならないように……(まだまだ不安を隠せないで賞)
今年は本当にレビューをサボりまくってまして、ほぼほぼ朝ドラと大河レビューのためのブログになりつつあります。
来年はどうなるのか、まだちょっと分りませんが、できる限り書いて行きたいとは思っております。
以下は各クールリンク。
・10月期
・7月期
・4月期
・1月期
では。
来年も良いドラマに巡り会えますように。
皆さまの年間ベストの結果は、来年1月の発表です。
投票の受け付けは1月3日。奮ってご参加くださいませ。
映画のベストはこちら。