毎度お馴染みのちょ~独断と偏見の7月期クールドラマ総評です。
「お馴染み」と言っても前クールの総評をサボってしまったので、今期もいいかな、と一瞬思ったのですが、なんせレビュー自体をサボってきたのでここくらいは(笑)と。
毎年毎年、夏は各局ドラマを捨ててるよね?と思うほどですが、今年は何だか凄かったですよね……。私、殿堂入りが2本も出そうな勢いです。夏期なのに!!
ラインナップの時にも書かせていただきましたが、各ドラマの短いレビューをこちらに入れています。(えっと、私だけのレビューサイトではないので書きたい方はガシガシ書き込んでやってください。よろしくです。)
https://dramarevue.cinemarev.net
ちなみに、皆さまによる7月期ドラマ投票結果はこちら。たくさんのご協力、ありがとうございました!
https://dramablog.cinemarev.net/bestdrama2018-7.html
って事で、時間もないのでごくごく簡単に。
(雑感のほとんどは、総括っぽいツイートを上げさせていただいております)
お断りしておきますが、あくまでも個人の雑感であり、世間の声とは何の関係もありません。
あくまでも好みで書いておりますので、意見の違う方は読み流して下さいませ。
(対象作品は、2018年7月から始まった4話以上で構成される連続ドラマのみです。)
最優秀作品賞
透明なゆりかご
NHKドラマ10『透明なゆりかご』最終回と総括感想 https://t.co/o2K6swC3EZ @kukucoo 今期一の傑作だったと思う。生と死を泣かせ演出ではなく誠実に描いた仕事現場ドラマ。そして瀬戸康史くんの振り幅の広さは感動を超すわ…… #透明なゆりかご
— くう (@kukucoo) 2018年9月30日
上の記事も昨日泣きながら書いたばかりで、特に追記することはないです。「感動した」とか「傑作だ」とか、おこがましくて言えないほど、何だかもう何もかも超えた完成度でした。
「丁寧で完全な職人作業」を見せていただいたドラマです。スタッフの皆さまには感謝しかありません。
優秀作品賞
dele(ディーリー)
テンプレは出来ていたのだけれど、1話もレビューできなくて自分にイラつく……。
このドラマも完成度高すぎドラマだったと思っております。毎話毎話違うテイストのストーリーを楽しめるのは脚本競作の素晴らしいところ。1冊の本に違う物語が詰まった感覚は楽しかった。そして毎回深い人間ドラマに感動しました。
優秀作品賞次点
この世界の片隅に
原作もヒット映画(→)もある作品ですから、各所で様々な声が上がるのは分りますが、私はこの実写版も好きでしたよ。肉体を持つ意味のある実写版だったと思っています。
しかし、やはり現代パートの必要性だけは最後まで感じられなかったなぁ……。
個人的ランキング
好きなドラマが下の方で悪く書かれてるっっ!!
…って方もいるかも知れませんが……
ただの個人的感想なのでスルーしましょう(笑)
しかし、完走したドラマは、どれも見たくて見ていた物なので。
そしてたびたび申し上げますが、感想も順位もあくまでも私感です(爆))
4位 義母と娘のブルース
キャストとスタッフ的には期待値高かったのですが、実は開始前はそれほど乗り気ではなかったんですよね。「毎回感動で泣くよ~~」みたいな宣伝にイラっとしていて(爆)
でも、結果的には結構毎回泣いてました。まんまと(笑)
改めて、私は綾瀬はるかという女優が大好きです。(とヒシヒシ実感)
5位 トーキョーエイリアンブラザーズ
私のTwitterフォローはほぼほぼドラマ見の方で構成されているのですが、誰も実況してないっつーー……もう、本当~~にもったいない枠だ!
木皿泉がここに来たかっていう空気感でした。ユーモアと切なさと郷愁感あるファンタジー。
6位 限界団地
#限界団地 第6話
うっわーーすごぃーー。
このスタッフ、やっぱりセンスあるわ。ホラーとジョークのセンスがあるわ。
最後まで見入ってしまった。これはもう、… https://t.co/IRGsP8iQFm— くう (@kukucoo) 2018年7月28日
たぶん、このスタッフのドラマとして、個人的にはバウムクーヘンよりも上で(笑)仕上げはおじ~~いちゃ~~ん♪
7位 健康で文化的な最低限度の生活
「どうせ、朝ドラヒロイン的なケースワーカーが、対象者のために無理やり飛び回る話なんでしょ……」と思って見始め、あ、ちゃんと現代の社会問題に対面していくドラマなんだなと。感心しながら見ていました。
まさにタイトルの「健康で文化的な最低限度の生活」について深く知りたい事情があったので(笑)勉強になった一面もあります。
最終回エピソードは松本まりかさんの演技に持っていかれ、大いに盛り上がり面白かったのですが、実は、ここが一番きちんと解決してほしいところだったので(「底辺環境の介護問題」と「底辺環境の子育て問題」と生保について)、ありふれた人情物語に落ちてしまったのはガッカリでした。
おそらく、最終回次第ではもっと上に行っていたと思う……。
8位 探偵が早すぎる
この枠のドラマとは相性が悪い事が多いので、それほど期待していなかったのですが、面白かったですね~~。
テンポよく、何より役者さんたちの楽しそうな生き生きした姿に笑わせていただきました。
9位 ラストチャンス 再生請負人
前作ほどは夢中になれませんでしたが、ビジネスドラマとして楽しく見ていました。
10位 サバイバル・ウェディング
最終的に「ど田舎結婚拒否」からの「私には仕事が~~」という逃げで「編集長と一緒になる」……←ここ!ここに落ちなかったことを大きく評価したいです。
ブランドうんちく、毎回楽しかったな!
11位 チア☆ダン
最初の内はウルウルしながら応援できていたのですが、やっぱり長くドラマを見てきた目では「色んなドラマで出てきた障害を詰め込んで軽く流したね」としか見えなくなってきまして。結果的には女の子たちが可愛いだけのドラマになってしまいました。
初回のキラキラをずっと味わいたかった……。
12位 グッド・ドクター
樹里ちゃんの落ち着いた演技がとても好きで、そこは良かったですが、他のキャストさん、存在感がなくなっちゃって気の毒でした。(あれ、院長、どうなったんだっけ……)NHKの『透明なゆりかご』とネタ的に被る部分もあり、ちょっと分が悪かった気もします。
13位 インベスターZ
お金持ちになるための教本にはほど遠い内容でしたが(当たり前か(笑))、お金に関することをこんなに考えられる仲間がいることは羨ましい。
14位 バカボンのパパよりバカなパパ
正直、伝えたい事がよく分からないドラマでした(笑)雰囲気だけで5話見た感じです。
15位 ヒモメン
働かないどころか家事をやらず、私物まで売るヒモに最初は顔が窪田でも怒りしか感じなかったけれども、最終回にはもう笑って見ていられた(慣れたのか?(笑))
半分、脱落。
16位 絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
最初の方は面白かったんだけど。某キャラが殉職してから演出がどんどん仰々しくなっていって、最後はワケ分らなくなってまして。集中できず、すいません。でも、沢村さんの演技は凄かったですね。そこだけ見たくて見ていた。
17位 ゼロ 一獲千金ゲーム
終わりよければ全てよしな最終回。まぁ、明るく終れて良かったです。
18位 ハゲタカ
綾野剛さんが楽しかったなら、ファンとしてはそれでいいです……。
19位 高嶺の花
千葉ちゃんは見ました。最後まで。
以上。
勝手に授賞式
独断と偏見の授賞式です。
主演男優賞
佐野史郎「限界団地」
沢村一樹「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」
戸塚祥太「トーキョーエイリアンブラザーズ」
滝藤賢一「探偵が早すぎる」
菅田将暉「dele(ディーリー)」
助演男優賞
瀬戸康史「透明なゆりかご」
井浦新「健康で文化的な最低限度の生活」
佐藤健「義母と娘のブルース」
峯田和伸「高嶺の花」
オダギリジョー「チア☆ダン」
伊勢谷友介「サバイバル・ウェディング」
主演女優賞
綾瀬はるか「義母と娘のブルース」
吉岡里帆「健康で文化的な最低限度の生活」
土屋太鳳「チア☆ダン」
清原果耶「透明なゆりかご」
松本穂香「この世界の片隅に」
助演女優賞
尾野真千子「この世界の片隅に」
芳根京子「高嶺の花」
上野樹里「グッド・ドクター」
足立梨花「限界団地」
水川あさみ「透明なゆりかご」
新人賞
横溝菜帆「義母と娘のブルース」
団体賞
東京都東区役所生活課のみなさま「健康で文化的な最低限度の生活」
Rocketsのみなさま「チア☆ダン」
ハゲタカ冥利で賞
綾野剛「ハゲタカ」
癒されるで賞
タロウ「チア☆ダン」
チア☆ダン第2話まであと、5時間!
気比の松原、綺麗だったな〜??#チアダン #タロウ #本日よる10時 pic.twitter.com/bxHaW0mk9Z— 【公式】TBS7月金曜ドラマ「チアダン」 (@cheerdan_tbs) 2018年7月20日
脚本賞
「透明なゆりかご」安達奈緒子
音楽賞
主題歌賞
オープニング・エンディング映像賞
「ゼロ 一獲千金ゲーム」
2018年 夏期ドラマ 視聴率ベスト
平均視聴率ベストランキング10位までです。
1位 「義母と娘のブルース」14.2 %
2位 「刑事7人」11.8 %
3位 「遺留捜査 第5シーズン」11.3 %
4位 「グッド・ドクター」11.2 %
5位 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」10.6 %
6位 「ハゲタカ」10.3 %
7位 「この世界の片隅に」9.7 %
8位 「高嶺の花」9.5 %
9位 「サバイバル・ウェディング」8.8 %
10位 「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜」7.2 %
視聴率=ドラマの評価ではないし、私は全く気にならない方ですが、世間的にはみんな気にしているらしいので一応UP。
毎度申し上げておりますように、そもそももうこの視聴率測定の方法が古いので意味を成さない気がしますが、それでも、録画率が何たらとか地域視聴率が何たらとかいう条件は全ドラマ同じなので。
注目度の目安としては、こんなものなのでしょう。と、思います。
10月期のラインナップです。
https://dramablog.cinemarev.net/2018-10aki.html
では、今期もつたないレビューにお付き合い下さり、ありがとうございました。
ツイッターやFacebookも含めコメント下さった方々もロムだけの方々も感謝しております。
今期もレビューは遅れがち&完成しなかったりしておりますが、どうぞ見捨てずお付き合いくださいませ。
では、秋期もよろしくお願いいたします~。
コメント
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