【シェアハウスの恋人】 第4話　感想

カッコ悪くてもいい。逃げるな。
カッコ悪いかもしれない。
でも、そこから逃げると後でもっと辛くなる。

胸を張って全力でやられて来い。

シェアハウスの恋人 第4話

　　

 

簡単感想で。

 

働きはじめたら、パンを焼いて「行ってきます」と言って出かけるようになった雪哉。
笑顔もちょっと出始めて、いい感じ。

思い切り無表情な時と、表情が崩れた時の違いが面白い。さすが谷原章介さん。

 

今回は自称火星人・寺坂香苗の孫をシェアハウスで預かるのが主なストーリー。
孫役は、鈴木福ちゃん。

 

お願い！こんなこと頼めるの、地球上では川木君ぐらいしか いないの。

と言われると断れない辰平。

突然現れた子供・大に戸惑う雪哉だったけど、学芸会の練習相手とか何だかんだで
一番遊んであげているんだよね。

学芸会の演目は「ももたろう」。みんなの推薦で主役になったんだと大は言う。

 

桃から生まれたの？

はい。だから桃太郎です。

その桃は川から流れて来たの？

うん。

赤ん坊が、お尻を上にして川から流れて来たのが桃に見えたとかじゃなくて？

どういうシチュエーションですか。それ。

それで、おじいさんとおばあさんが桃を持って来て包丁で割ったら中から赤ん坊が出て来た。
俺がおじいさんだったらショック死してるな。

そんなリアルに考えなくていいですよ。

いや、ちょっと雑過ぎないかな？この話…

 

「ももたろう」を全く知らないらしい辰平の昔話ツッコミが笑える。

てか…やっぱり宇宙人なんだな…。

 

ビデオカメラを持って応援に行くという汐と辰平に

学芸会をナメるな！
学芸会は戦争だ。
あんた達には無理だ。

と、キリッ！として言う雪哉。

どの親も子供の大事な瞬間を撮り逃すまいと必死なんだぞ。
自分の子供がどの立ち位置で活躍するか、担任に問い合わせてる親だっている。
２カメ、３カメは当たり前の世界だ。
そんな親の執念にあんた達が勝てるのか？

言ってしまってからハッとする雪哉。

そうやって、空知くんのために戦争に参加してた時もあったんだよね。
たぶん、いいお父さんなんだと思う。

 

汐に優しくするという条件で雪哉からデートを申し込まれた辰平は2人で並んで
プラネタリウムデート。

あった…。
俺の星が。
ここにはまだ あった。消えずに残ってる。

涙ぐむ辰平。

うん…本当に宇宙人なんだね…故郷は今はもうないんだね。

 

「涙とともにパンを食べた者でなければ人生の味は分からない」。

えっ？

ゲーテの言葉だ。

ゲーテ、すげぇ。

雪哉なりの慰めらしい。

雪哉は、辰平といると心が安らぐのだそうな…。
妻にはもう会いたくないらしい。

俺の気持はあんたにある。

告白つきです。

 

さて、学芸会前日。
大は2人が本当に学芸会の応援に来ると知って戸惑っているよう。

当日になると、お腹が痛いと言い出す始末…。

 

学校に様子を見に行ってみると、実は主役じゃなくて「鬼その3」だったんだね。

格好悪いと言う大に雪哉は言うのだった。

 

何で逃げる？

だって…怒られるから！

なぜ怒られると思う？

「自分は桃太郎だ」ってウソついちゃったから。
本当は、どうでもいい役なのに。

「どうでもいい」？

だって、僕、キジにつつかれてやられる役なんだよ？
それだけなんだよ。

出るんだ。

カッコ悪いんだ！

カッコ悪くてもいい。逃げるな。
カッコ悪いかもしれない。でも、そこから逃げると後でもっと辛くなる。

胸を張って全力でやられて来い。

 

これを受けて、大は全力で「鬼その3」をやり遂げるのだった…。

終わった後には、雪哉から一言。

よくやった。

 

いいお父さんだよなぁ…それ、空知くんに言ってやってほしい。

大が居なくなったシェアハウスで、汐は雪哉に電話を渡し、空知にかけさける。

 

ああ、と、う…しか言わない雪哉の代わりに、汐は言うのだった。

 

おとうさん、いつか元気になって必ず空知くんに会いに行くから。

 

雪哉の人柄が垣間見える話だった。
ちゃんと「お父さん」やってたんじゃん…。

本当は空知くんには会いたいんだろうね。
子どもが嫌いなんじゃなくて、空知くんが大好き。

でも、逃げている今の自分には何も言えない…。

強くなって現実と立ち向かえる日が早く来るといいね。

 

誰かに聞いてもらうだけで楽になることあるでしょ。
空知くんもあなたに夢を話すだけで嬉しかったんじゃないのかな？

叶うとか叶わないとかじゃなくて、自分の話を聞いてくれる相手がいるってことのほうが
大事な気がするな。

 

その存在が雪哉にとっては、今は辰平ってことなのかな。

汐も辰平にだったら気持ちを全部言える。

辰平、宇宙人にして、マジ天使。

 

弟カップルの絡みも今回はちょうどいいバランス。

 

…で…ついに、シェアハウスに雪哉の「ぎりぎり嫁」がキターーー!!

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

雪哉（谷原章介）からハンカチを差し出されるという、思いがけないやさしさに
ときめく汐（水川あさみ）。
しかし雪哉の汐への優しさは、実は辰平（大泉洋）が“デート券”と引き換えに雪哉に
お願いしたものだった。
早速その“デート券”を行使した雪哉は、週末に辰平とプラネタリウムでデート
することになる。

その週末、辰平は彼の正体を探ろうと画策している香苗（もたいまさこ）の孫・
大（鈴木福）を預かることに。

日曜日の学芸会で「ももたろう」役を演じるという大のために、劇の練習に付き合う汐と辰平。
雪哉も自分の息子と同じ年頃の大と会話をする中で、
少しずつ忘れかけていた父親としての心を取り戻しつつあった。
そんな様子を見た辰平は雪哉に週末のデートの延期を申し出るのだが、雪哉が納得する
はずはなく…。
カオル（川口春奈）との恋の相談をするために姉の汐を訪ねてきた凪（中島裕翔）に
大の面倒を任せて雪哉とデートに出かけた辰平は、プラネタリウムを見てあることに気づく。

大の学芸会当日。ビデオや横断幕を準備して応援に行こうと張り切る汐と辰平に、
大は来なくていいと言い残して学校へ出かけてしまう。
雪哉は劇の練習の段階から大の様子がおかしいことにうすうす気付いていた。

そして、学芸会本番前、大のウソが判明し、汐たちの姿を見た大は逃げ出してしまう！

(あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

よろしければ→【2013年1月期・冬クールドラマ何見ます？】ラインナップ一覧とキャスト表と展望

　　
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【キャスト】

津山汐 … 水川あさみ
川木辰平 … 大泉洋
櫻井雪哉 … 谷原章介

 

津山凪 … 中島裕翔
綿野カオル … 川口春奈
山吹さん … 三浦理恵子
櫻井空知 … 君野夢真
望月メグ … 木南晴夏

寺坂香苗 … もたいまさこ

【スタッフ】

演出 … 南雲聖一
脚本 … 水橋文美江
音楽 … 菅野祐悟

 
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