広告を載せた新刊が出来上がる。
同じ頃、花山(唐沢寿明)は闇市で売られているパンを見て、小麦を使った料理を次の特集にすることを思いつく。
嬉しそうに編集室に戻る花山だが、最新号を見て表情が変わる。
資金が足りず、こうするしかなかったと説明する常子(高畑充希)。
もう君と雑誌は作れないと、花山は部屋から出て行く。
突如、花山抜きで始めることになった企画会議。
その空気は重苦しく、ただ時間だけが過ぎていった…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第17週「常子、花山と断絶する」 第102話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
簡単に…本当に本当に簡単に。
本日の感想は怒りに任せて、ほとんどツイートしてしまったので上げておきますね(笑)
むしろこうならないと思ってた方がおかしいだろ。あーーこれ始まって以来最大級の不快だ( ´△`) #とと姉ちゃん反省会
— くう (@kukucoo) 2016年7月30日
何この花山が全部自分勝手で悪いみたいなドラマの流れ(笑)「えー!」「どうしてまた」だって。自分だけ何も知らされず裸の王様みたいにさせられたんだよ。そんな職場にいたいかな #とと姉ちゃん反省会
— くう (@kukucoo) 2016年7月30日
無名の新人編集者の頃、原稿獲得が難しい川端康成から、その熱心さで原稿をもらい、下駄の鼻緒が切れても原稿を抱きしめて編集部に走った。そんなひたむきな熱心さで色々な人から愛された。それが本当の大橋鎭子さん。そして、花山さんは足袋で走る鎭子さんのその姿を見ていた。#とと姉ちゃん反省会
— ライ (@Mragopus) 2016年7月30日
史実はなんてドラマチック。川端康成からも可愛がられて、柴田錬三郎からも 手放しで褒められて、そんな素敵な女性はどこに消えたんだろう。あんなに素敵なエピソードがあるのに、なんで、あんなに酷いエピソードを捏造しないといけなかったんだろう。#とと姉ちゃん反省会
— ライ (@Mragopus) 2016年7月30日
私がブツブツ言ってたら旦那に「でも本人がこういう人だったんでしょ?文句言っても仕方ない」と言われた…全力で否定したけど、流し見の人、わざわざ調べない人の意見はこうなんだと思い知った…モデルでもモチーフでも名前を出した以上、最低限敬意を持って描いて欲しかった #とと姉ちゃん反省会
— ありんこめーかー (@arinkomaker) 2016年7月29日
朝ドラだから別に史実通りじゃなくて捏造でもいい。その作り事が興味深くて面白くて史実のモデルの人を表現している、こんな解釈もあるんだ~と思わせてくれる話ならそれでいい。そうなってないですよね。この登場人物たち、どう行間を読めば素敵な人になれるんだ(笑) #とと姉ちゃん反省会
— くう (@kukucoo) 2016年7月30日
#花燃ゆ に近いわ、この感覚….。oO #花燃ゆ反省会 #とと姉ちゃん反省会
— くう (@kukucoo) 2016年7月30日
会社がお金に困っているのに納得行くように印刷し直させたり「理想を追うあまりに現実を見ていない花山くん」、みたいなエピを昨日わざわざ入れて来たのもヒロインの正当性を訴えたいみたいでかなり不快だった。
が、それどころか、今日になったらもう完全に「あなたの暮らし」社では花山は自分勝手な鼻つまみ者、言っても聞かないから仕方ない、事後報告にしよう~みたいな流れになてしまっているのだった(爆)
さっきの話だけど花山さんだってわからず屋じゃない。
君自身の口で誠意をもって伝えれば分かってくれると思うよ。
と、言ってくれていたけれども、五反田さん、事態はもうそういう事ではないです。
何せ事後報告だからな、事後報告。誠意なんてすでに捨てられてる。
今日、伝えるんですよね?
広告載せた事。
えっ!
大丈夫ですかね…。
私の口からきちんとお話しします。
私、どうなっても知らないからね!
ひどい言い方しないの。
しかし、みんな顔つきは暗いし盛り上がらないし、酷いことをしたという自覚はあるらしい。
そう。
みんな心の中では反省しているのよ。
花山さん1人をハブにしちゃった事、バツが悪いと思っているのよ。
人間ってそういうもんよね?
ドラマは別に主人公をイイ人間になんか描いていない。
このドラマは、どうしようもない未熟な人間たちを「仕方ないな~」と思いながら微笑ましく明るく見るドラマなの。
朝ドラってそういうものでしょ。
っていう風に描きたいんだろうけど、微笑ましくも楽しくもなく、未熟さの不快度が高すぎるから文句が増えるんじゃね??
と、思うわけですよ、個人的には。
そう、朝ドラヒロインって全く人間出来ていないのがデフォで、それを「仕方ないなぁ」と笑いながら見るもんなんだよね。
でも、笑えない。
一生懸命生きる人を正論で負かすことが出来ないからって秘密裏に事を運んじゃって自分の方が正しいような顔をしている。
笑えない。
世話になった人に、断られたからって分けることなく家族だけですき焼き。
笑えない(笑)
そういう笑えない不快なエピソードが募り募った時、人はそれを「不快」というのだと思う。
なぜ今まで黙っていた?
こうでもしないと認めて頂けないと思ったんです。
こうすれば私が認めると思ったのか?
認めるも何も出来上がってしまっていては反対もできないじゃないか!
汚いやり口だな。
こういう汚いやり方をする女だというイメージがすでにヒロインについちゃいました。
これがたぶん、視聴者にとってそのままこのドラマの思い出になると思う。
本気でお辞めになるつもりなんですか?
君は金のために魂を売るのか!
私はそんな雑誌ならば出すべきではないと考える。
君は生きるために雑誌を出すべきだと考えた。
相いれないのかもしれないな。
元から、この家族のやる事の根本は金儲けですもんね…。
そこだけは一貫してブレずに描かれてきたと思うよ。
別にお金を儲ける事は悪い事じゃないし、むしろ良いことだと思う。
人間、稼ぐことがイコール向上心だって側面もあるわけですし。
ただ、いつもそれを「世のため人のため」のようにすり替えているのが気持ち悪いんですよね…。
花山を追い出すような結果になってしまい、美子だけはみんなに反発し続けている。
仲直りの切っ掛けを作ろうとしたらしく…
花山が企画していた「小麦粉を使った新しい料理」を提案する美子。
いやいや、あれよ、あの…アメリカが日本にくれた…。
まあ、とにかくそれで、そのおかげで家庭に小麦粉がたくさんあるようになった。
でもどうやって使ったらいいか分からないからうどんかすいとんにするしかない。
でもそれじゃ飽きてくるじゃない?
だから…小麦粉を使った新しい料理を提案したら喜ばれるんじゃないかしら。
信じられない…。
ん?
よっちゃん、これ本当に自分で考えたの?
そうよ。 当たり前じゃない。
じゃあ次号の企画は小麦粉料理で決まりね。
どうなるのでしょうか…のまま、次週へ続く。
花山に隠したまま広告入りの本を出した上に、企画までハクりました…って結果にならなければいいのですが。
まぁ…ならないですよね。
一応、モデルがいる話なのだから~。
よろしければ→【2016年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
小橋 常子 … 高畑充希(子役期:内田未来)
小橋 君子 … 木村多江
小橋 鞠子 … 相楽樹(子役期:須田琥珀)
小橋 美子 … 杉咲花(子役期:川上凛子、根岸姫奈)
小橋 鉄郎 … 向井理
小橋 竹蔵 … 西島秀俊
花山 伊佐次 … 唐沢寿明
水田 正平 … 伊藤淳史
花山三枝子 … 奥貫薫
岡 緑 … 悠木千帆
五反田 一郎 … 及川光博
谷 誠治 … 山口智充
相田良輔 … 兒玉宣勝
富樫隆彦 … 笠原秀幸
村野(中田) 綾 … 阿部純子
東堂 チヨ … 片桐はいり
東堂泰文 … 利重剛
関元 … 寺田農
長澤 … 飯田基祐
青柳 滝子 … 大地真央
隈井 栄太郎 … 片岡鶴太郎
青柳 清 … 大野拓朗
田所 竜子 … 志田未来
銀太 … 中島広稀
三宅 … 有薗芳記
工藤せつ … 西尾まり
平塚らいてう … 真野響子
水田国彦 … 筧利夫
南大昭 … 上杉柊平
赤羽根憲宗 … 古田新太
村山健太郎 … 野間口徹
酒井秀樹 … 矢野聖人
国実恒一 … 石丸幹二
水田たまき … 吉本美優
森田 まつ … 秋野暢子
森田 宗吉 … ピエール瀧
森田 照代 … 平岩紙
森田 富江 … 川栄李奈
長谷川哲典 … 浜野謙太
星野 武蔵 … 坂口健太郎
田畑 … 谷田部俊
根本 … 杉山裕之
下宿のおばさん … 大島蓉子
木戸 稔 … 白洲迅
早乙女 朱実 … 真野恵里菜
多田 かをる … 我妻三輪子
諸橋 道子 … 野村麻純
島田 早紀 … 菅野莉央
山岸 隆一 … 田口浩正
坂田 徳之助 … 斉藤暁
佃 博文 … 斉藤洋介
玉置茂雄 … 大内田悠平
玉置正雄 … 加藤諒
玉置幹雄 … 藤野大輝
山田 … 田中幸太朗
杉野栄治 … 田山涼成
大迫博文 … ラサール石井
ナレーション(語り) … 檀ふみ
※スタッフ
脚本 … 西田征史
演出 … 大原拓、岡田健、藤並英樹、松園武大
プロデューサー … 盆子原誠
制作統括 … 落合将
音楽 … 遠藤浩二
衣装監修 … 黒澤和子
主題歌 … 宇多田ヒカル「花束を君に」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/totone-chan/
とと姉ちゃん(part1) [ NHK出版 ] |
暮しの手帖 2016年4月号 【特集】 『暮しの手帖』を創ったしずこさん(連続テレビ小説 『と… |
【ポケット版】「暮しの手帖」とわたし NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ 大橋鎭子の… |
暮しの手帖別冊 しずこさん「暮しの手帖」を創った大橋鎭子 2016年 04月号 [雑誌] |
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コメント
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>モチーフという言い方で逃げ(たように見え)、故郷や人となりを全く違うものに書き換えているのに、
あの美しい表紙だけはそっくりなものをドラマ内で使わせてもらうってのもすごいなと思ってました。
基本は「暮らしの手帖社」なんですよね…きっと…。
>花山さんが怒って辞めると言った時の常子の反応が解せぬ。そりゃー怒るだろと思いました。
怒るに決まってますよね~。
性格だってもう充分に把握しているはずだし「辞める」「えっ?なんで?」みたいなやり取りにもビックリ~。
>あとなぜ銀行に融資の相談に行かないんだろう?
ああ、それはもう行ったんですよ←行間を読んでみました(爆)
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>ちょっと前まで(「リーガル・ハイ」を思い出す)は
朝ドラのヒロインってイイ子ちゃんの代名詞だった気もしますが…。
「イイ子ちゃん」ではなくて、未熟なのに他人のことにガンガン首突っ込んで行く「優等生っぽさ」なのだと思いますよ。
(古美門先生の言う「朝ドラヒロイン」もまさにそこを突いている。だから黛くんがソレなんです^^;)
あささんも決して人間的に素晴らしい人だったわけではなく、空気読めないところがいっぱいあったし。
問題は脚本を作る人が「未熟だと思って描いているか否か」で、そこが視聴者と食い違うと違和感だらけになるという…。
断絶>『とと姉ちゃん』第102話
週タイトルに「断絶」と入れまんま断絶で終わり来週の予告にはもう一緒に雑誌を作る様子を映す視聴者にドキドキワクワクさせる気なんて微塵もないんだろ、西田?え?今更そんなこと…
断絶>『とと姉ちゃん』第102話
週タイトルに「断絶」と入れ
まんま断絶で終わり
来週の予告には
もう一緒に雑誌を作る様子を映す
視聴者にドキドキワクワクさせる気なんて
微塵もないんだろ、西田?
え?
今更そんなことに配慮しても
もう本編そのものがダメダメになっているから
どーでもいい?
だったら大橋鎭子さんや花森安治さんや『暮しの手帖』関係者に
ごめんなさい!
と頭を下げて撤退したら…
とと姉ちゃん第17週(7.25-30)
手狭な部屋をミカン箱を利用して小奇麗にするアイディアを思いつき、
最新刊を発行する小橋常子(高畑充希)と花山(唐沢寿明)。
だがライバル誌の増加で出版業界は不況、
会社存続の危機に追い込まれた常子は花山に黙って雑誌に広告を掲載、
怒った花山は出版社を去ってしまったと。
『常子、花山と断絶する』というタイトルだったけど、
実際は『常子、花山から断絶される』という内容でしたな。
常子がどんなこ…
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いやーいろいろすごいですねー。
モチーフという言い方で逃げ(たように見え)、故郷や人となりを全く違うものに書き換えているのに、
あの美しい表紙だけはそっくりなものをドラマ内で使わせてもらうってのもすごいなと思ってました。
(線の太さとか間隔とか原本とはびみょ~違うらしいですがそれにしても)
花山さんが怒って辞めると言った時の常子の反応が解せぬ。そりゃー怒るだろと思いました。
あとなぜ銀行に融資の相談に行かないんだろう?
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>朝ドラヒロインって全く人間出来ていないのがデフォで、
>それを「仕方ないなぁ」と笑いながら見る
ちょっと前まで(「リーガル・ハイ」を思い出す)は
朝ドラのヒロインってイイ子ちゃんの代名詞だった気もしますが…。
むしろ前作のあさ等は才能に恵まれ両親の教育や周囲の人間関係等
恵まれすぎて毒気に欠けた印象でした。
「カーネーション」が良かったのは才能に恵まれても人間的には欠点だらけの
糸子を脚本家が甘やかさなかった点に尽きる訳ですが。
とと姉ちゃん (第102回・7/30) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第17週『常子、花山と断絶する』『第102回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
広告を載せた新刊が出来上がる。同じ頃、花山(唐沢寿明)は闇市で売られているパンを見て、小麦を使った料理を次の特集にすることを思いつく。嬉しそうに編集室に戻る花山だが、最新号を見て…