【半沢直樹】 第7話 感想

湯浅社長。
あなたは私におっしゃいましたね。
古き悪しき伝統を拭い去り、新しい伊勢島ホテルを築きたいと。
あなたのビジョンは間違ってはいない。
あとは、それを成し遂げる強い信念を持てるかどうかです。

伊勢島ホテルを救う可能性が1パーセントでもあるのなら、
私は鬼にでも 悪魔にでもなる。

半沢直樹 第7話

      半沢直樹op

端折り気味のあらすじと簡単感想で。

運命って信じる?私は信じるわ。
あなたとまたこうして会えたんだもの。

と、半沢の前に現れた、らぶりん@黒崎は今は金融庁の人。
今回の東京中央銀行金融庁検査は黒崎を長として行われるのだった。

伊勢島ホテルの120億の損失の件について説明する小野寺。

伊勢島ホテルはここ数年業績不振が続き、前期は20年ぶりの赤字となりました。
それに対し同社は顧客ターゲットを海外、特にアジアからの…。

もっと具体的に!何をどうしたの?

いちいち厳しく食らいついてくる黒崎。

上海、シンガポールの大手旅行代理店との業務提携が既に決定しております。
それに備えて独自のインターネット予約システムなどIT設備の導入も進めており…。

確かシステム開発を依頼していた先は「ナルセンエンジニアリング」だったわよね。

はい。ナルセンは国内でも5本の指に入るIT関連企業です。

120億の損失をどう補填するかについて黒崎は追求。

都内にある社員寮、および関連企業の保有株を手放すことで当面の資金を捻出いたします。

それじゃあ50億ってとこかしら。
全然足りてないじゃないの!

本業のホテル経営が黒字化すれば、不足分は数年で補填できると…。

たらればの話は聞いてません!
はあ…大体、あんた達はさあ、伊勢島ホテルが黒字になると見越して200億もの融資を
したのよねえ。
にもかかわらず、その直後に120億の運用失敗が発覚した。
しかもよ、白水銀行はそれを見越して融資を止めたっていうじゃない。
なのにあなた達はそれを見抜けなかった。

なぜかしら?
無能だからじゃないの?!

社内不正のせいでそうなったのだとは言えず、唇を噛むしかない半沢。

次の聞き取り調査までに120億の確実な補填案が示せなければ、伊勢島ホテルは
実質破綻先として即分類しますから。

そうなると、御行には概算で…
1520億とんで860万円の引当金を積んでもらうことになるから。
いい?もう一回言うわよ。

1520億とんで860万円よ。

半沢たちはその後、損失の補てんを少しでも出来るだけの材料探しに追われる事になる。

京橋支店の古里が書いた内部告発を握りつぶした報告書は、今は半沢の自宅にあった。

処分した方がいいと言う渡真利に半沢はキッパリ言う。

あれは京橋支店と伊勢島ホテルが事実を隠蔽した重要な証拠だ。
金融庁検査が終わったらキッチリその責任を取ってもらう。
それまで処分はできない。

もしも報告書が黒崎の手に渡る事があったら、銀行の信頼も吹っ飛ぶ。

半沢は渡真利と共に京橋支店の貝瀬支店長に会いに行った。

あなたは伊勢島で120億の損失が出たことを知っていた。
にもかかわらずその内部告発をもみ消し、200億の融資が実行されるように仕向けた。

違う…私はただ…

ただ?
いや…ただ、あなたは上からの指示に従っただけ。違いますか?

誰の指示です?
貝瀬さん、この資料が取締役会に提出されれば、あなたはもう終わりです。
だがもし誰かの指示でしたことなら多少処分の軽減があるかもしれない。
正直に話した方がいいんじゃありませんか?

しかし、貝瀬は自分が誰かの名を言った所で証拠は無く、証言しても握りつぶされる、
と、何か大きな力を恐れている様子。

君達にも勝ち目はないよ。
これ以上、この件に触れない方が身のためだと思うがね。

大和田常務が指示をした事は間違いなかった。

しかし、貝瀬は、書類を本部に出したりしたら銀行は自分の首を絞めるだけで
金融庁検査を乗り切れなければ半沢が困るだけだと逆に開き直る。

金融庁検査を君が無事に乗り切れればいいがね。

貝瀬はそう言った。

本店に戻ると小野寺が飛んでくる。

次長!
見つけましたよ。120億の損失を補填できるだけの余剰資産を。

それは、「伊勢島ホテルの聖域」と呼ばれているものだった。

先代である会長所蔵の絵画コレクションと、その美術館建設のために購入した不動産。

湯浅社長にその事を訴える半沢。

それらを売ることを父は許さないでしょう。

と、社長は尻込みした。

どうしてです?ホテルそのものの存続が危ぶまれてるんですよ。
この期に及んで美術館も何もないでしょう。

美術館は父親の夢であったから叶えさせてやりたいと湯浅は言う。
その気持ちは半沢にも解らなくもなかった。

しかし、今はそんな事を言っていられない。

お気持ちは分かりますが、このままでは金融庁検査を乗り切ることができません。
湯浅社長経営危機の時だからこそ、できる選択もあるはずです。
その聖域に踏み込まなければ、このホテルを苦しめる先代の呪縛は永遠に
解けないんじゃありませんか?

半沢の説得に湯浅は折れた。

京橋支店から持ってきた疎開資料のダンボールが崩れて顔に当たったと花は
ぷんぷん怒っている。

そんな花に新たな受難が襲い掛かった。

聞き取り調査の前日、黒崎は取り巻きを引き連れて本店の半沢の元にやって来た。

実はね、あなたのご自宅にお邪魔させていただきたいの。
あなたの自宅に伊勢島ホテルに関する疎開資料があると内部告発があったのよ。

もちろん、あなたがそんなものを隠し持ってるなんて思っていなかったけど、
内部告発があった以上こちらとしても一応確認しないわけにはいかないの。

カメラを着けた部下はすでに半沢家の玄関に到着しており、パソコンで状況を見ながら
黒崎が彼らに指示を出す。

花が洗濯物を取り込んで畳んでもいない内に、彼らは押しかけてきたのだった。

ちょっと、何すんの!?えッ!?
やましいものなんか何もないわよ。

すぐに済むのでお気になさらないでください。

気にするっつうの!

まず、洗濯物をベッドルームに片づける花…しかし、そんな事は全く無駄で、
彼らは床下から天袋まで開けて調べ始める。

慌てふためきブツブツ言う花を尻目に彼らは当然ベッドルームにも入ってきた。

そこは?

ドアを見つけて訊ねる部下の島田。

ここはただのウォークインクローゼットよ!

パソコンで様子を見ていた黒崎は指示する。

開けなさい!

クローゼットを開ける島田。

半沢は目を閉じた。
疎開資料はそこにある…。

しかし、開けるとクローゼットからダンボールは消えていた。

目を見開く半沢。

結局、何も見つからず。

いいわ!引き揚げなさい!

悔しげな黒崎の声で捜査は終わった。

ちょっと、あんた達!
これだけ家の中 かき回したあげく何の挨拶もなしに帰るおつもり?

そのまま帰ろうとする部下たちに説教を始める花。

…お邪魔しました…。

それだけ?一個人のプライバシーに踏み込むならそれなりの礼儀があるでしょう?

これは、ご主人に了承を得た上での金融庁の検査ですので…。

そんなの知らないわよ!
ここは主人の家であると同時に私の家でもあるんですからね!
主人は銀行員という立場上何も言えないかもしれないけど、私は一般市民だから
言わせてもらうわよ!

あなた達、役人の常識はね、霞ヶ関じゃ通用するかもしれないけど世の中では
通用しませんからね!
そういう非常識な役人がこの国をダメにすんのよ!
何とか言いなさいよ!

すっ…すいませんでした…。

銀行員の妻、ナメんなよ!!

聞いていられなくなってパソコンからケーブルを引き抜く黒崎。

随分素敵な奥様をお持ちね。

ええ。自慢の妻です。

ダンボールは花が「邪魔だから」という理由で実家へ送っていたのだった。

それを聞いた半沢は、小野寺を実家にやって回収させた。

黒崎が実家の方に部下をやった時にはダンボールはすでに回収されている。
後の祭り。

まあいいわ…。
半沢が疎開資料を持っていると分かっただけでも十分な収穫よ。
見つかるのは時間の問題ね。

伊勢島ホテルでは、会長は湯浅の説得に耳を貸さず。
「聖域」は崩せそうもない。

羽根専務が会長に入れ知恵していたためだった。

父に何を吹き込んだんです?

責める湯浅に羽根は笑いながら言う。

私はただ、社長が銀行にだまされてるとそう申し上げただけです。

だまされてる?

ええ。
銀行は金融庁検査を乗り切るために会長の美術品を売って目先の利益を
上げようとしてるだけだと。

それは違う。
半沢次長は伊勢島ホテルのことを本気で救おうと考えてくれてます。

そうでしょうか。

うちが金融庁から不良融資先だと分類されたら、今後東京中央銀行からの融資は
完全にストップする。
そうなったら、うちは生き残れない。
それでもいいとおっしゃるんですか?

いいわけないじゃありませんか。
私は、あなたが生まれる以前からこのホテルのために尽くしてきました。
このホテルのことを誰よりも思ってるのは、社長でもあの半沢という銀行員でもない。
この私です。

伊勢島ホテルは、私が守ります。

タミヤ電機の経営破たんに直面している近藤は、鬼だと思われても良いからと
社長を説得したらしい。

たとえ社長と殴り合ってでもタミヤ電機を変えてみせる。
相手の顔色をうかがうのはもうやめたんだ。
本気でぶつかるってのはそういうことだろ。

強くなった近藤を見て、半沢も力を得た気がした。

金融庁の聞き取り調査まであとわずかな時間しかない。

夜半だったが、半沢は再び湯浅に会いに行く。

父である会長を更迭しろという半沢の申し出に湯浅は驚いた。

あなたはひどい人だな。

湯浅社長。
あなたは私におっしゃいましたね。
古き悪しき伝統を拭い去り、新しい伊勢島ホテルを築きたいと。
あなたのビジョンは間違ってはいない。
あとは、それを成し遂げる強い信念を持てるかどうかです。

伊勢島ホテルを救う可能性が1パーセントでもあるのなら、
私は鬼にでも 悪魔にでもなる。

半沢の決意を聞いて湯浅は動き、「聖域」は崩れた。

つらい役回りをさせてしまい申し訳ない。

と、電話で謝る半沢に湯浅社長は晴れ晴れと言った。

いや、それが更迭することを伝えたら、親父のやつ急に笑いだして好きにしろと。
親父はこうなることを望んでいたのかもしれない。
初めて腹を割って話せた気がします。

半沢さん。こうなることを分かってたんですか?

まさか。
社長の覚悟がそうさせたんです。

絵画と美術館のための不動産。
概算で116億とんで320万。

前回申し上げた社員寮の売却分等合わせますと、120億の運用損失の補填には
十分かと思われますが。
いかがでしょうか?黒崎検査官。

半沢の提示した報告に、黒崎はそれほど悔しそうな顔はしなかった。

いいわ120億の補填、認めてあげる。よくできました。

あっさりと言われて、拍子抜けする金融庁対策メンバー。

それじゃ、後回しにしてた経営再建案の精査に移るとしましょうか。
ではまず、伊勢島ホテル…その前に前回あなた方が言っていた最新のITシステム?
もしあれが完成しなければどうなるのかしら?

君、答えなさい!

指されて恐る恐る答える小野寺。

それは…恐らく経営の再建は不可能になるかと。

そうね。よくできました。

何がおっしゃりたいんですか?

伊勢島ホテルがそのITシステムの開発を頼んでる会社、何ていったかしら…。

「ナルセンエンジニアリング」。

そうそう。ナルセン。そのナルセンね、

破綻するわよ。

…んで…湯浅と羽根と半沢と大和田の四者会談…の、後の湯浅社長交代案と…。

一族経営を捨てれば経営が安定するかもしれないからとか…ムリでしょ。
しかも、黒崎承認済みだって。

結局、らぶりんも大和田と組んでたのかよ…。

第二部になったら、もしかしたら手を組む事もあるかと思ってたのに、
ちょっとガッカリ~。

そして、担当から外すと言う話に、言われた通りに土下座する半沢であった…。

ああ、悔しい。

土下座は半沢にとっては特別な屈辱なんだよね。
大和田の前で生前土下座している父親を見てるからさ。

しかし、ここまで追い込まれても社長が交替すれば再生できるの?このホテル。
だって元々は羽根がこの破たんを招いたんだよねぇ…。

大和田は黒崎に打診済みだと言っていたけれども、こんな事で金融庁から
救いの声が出るかなぁ
らぶりんは、そんなに甘くないと思うけど。

それより解らないのは、確か破綻する「ナルセン」ってインターネット予約システムとかの
ITシステムを導入するための会社よね…。
それ、他の会社に依頼すればいいんじゃないのかね
もうお金払っちゃってるから返ってこないよってこと

だったらなおさら、社長が交替したって何も変わらないんじゃないのかな~。

う~ん…今イチ腑に落ちない。

半沢は土下座してまでお願いしなくても、もう放っとけ。
こんな会社、関係なくなったらむしろ幸いじゃん、と思うけど、そこは一度持った担当は
救いたいという意地なのでしょうか。

第二部もやっぱり最終回までジリジリするんだね…と思いつつ、

今回は花ちゃん返しだけが痛快だった

5行くらいでまとまりそうな所を思わず丁寧に拾っちまったよ。

しかし、今日も子供はおらず、おもちゃなど子供が生活している気配もなし。
また最終回で「おばちゃん」って言うためだけに出て来るのか……。

ところで…

内部告発潰し資料の内部告発って…
渡真利じゃないよね……。

だって、あれ、半沢の家にあるって知ってるの渡真利だけだし~。

※原作ご存じの方の先読みネタバレ的なコメント、ご遠慮下さるよう
心からお願いいたします
削除させていただく事もありますので、ご了承ください。

※感想文中でよく「だよね?」と書くのは当方のクセであって、別に聞いているわけでは
無いので答えを知っていても答えて下さらなくて結構です。

※コメント欄、一応解放しますがレスできないかもです。すいません!

金融庁の検査が始まった。半沢(堺雅人)は、再び検査官として現れた黒崎(片岡愛之助)
から伊勢島ホテルへの融資について追及され、防戦に追われる。
一方で半沢は、内部告発を握りつぶして伊勢島ホテルに対して200億円の融資を実行した
人物の正体を探る。数日後、前触れもなく銀行に現れた黒崎が、今すぐ半沢の自宅に資料が
隠されていないか調べたいと言い出す。
既に準備がすべて整っており、半沢は断ることができない。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

よろしければ→【2013年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

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※キャスト

半沢直樹 … 堺雅人
半沢花 … 上戸彩

渡真利忍 … 及川光博
近藤直弼 … 滝藤賢一
近藤由紀子 … 山崎直子

大和田暁 … 香川照之

内藤 寛 … 吉田鋼太郎
小野寺順治 … 牧田哲也
坂本新之助 … 岡山天音
福山啓次郎 … 山田純大
時枝孝弘 … 高橋洋
貝瀬郁夫 … 川原和久
古里則夫 … 手塚とおる

羽根夏子 … 倍賞美津子
湯浅 威 … 駿河太郎
戸越茂則 … 小林隆
田宮基紀 … 前川泰之
野田英幸 … 利重剛
油山 … 木下隆行

黒崎駿一 … 片岡愛之助

島田亮太 … 竹財輝之助
木下 愛 … 近野成美
岸川夫人 … 松居直美

中野渡謙 … 北大路欣也

岸川慎吾 … 森田順平
小木曽 … 緋田康人

浅野匡 … 石丸幹二
江島浩 … 宮川一朗太
中西英治 … 中島裕翔
垣内 … 須田邦裕
角田周 … モロ師岡

相模 … 石黒英雄
大塚 … 永岡佑
脇屋 … 岡あゆみ

東田満 … 宇梶剛士
藤沢未樹 … 壇蜜
竹下清彦 … 赤井英和
波野吉弘 … ラサール石井
板橋 … 岡田浩暉

浅野利恵 … 中島ひろ子
江島沙苗 … 田中美奈子
角田美津代 … 中田優子
垣内芳江 … 宇田川さや香

半沢慎之助 … 笑福亭鶴瓶
半沢美千子 … りりィ

※スタッフ

脚本 … 八津弘幸
演出 … 福澤克雄、棚澤孝義
プロデューサー … 伊與田英徳、飯田和孝
音楽 … 服部隆之

原作 … 池井戸潤 「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」

公式サイト(終了) http://www.tbs.co.jp

 【半沢直樹】第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話