【半沢直樹】 第5話 感想

甘えたこと言ってんじゃねえぞ。

家族がいるのはお前だけだとでも思ってんのか?
自分の保身のために、これまでどれだけの人間を陥れてきたかよく考えろ。

俺はお前を許さない。
自分のしたことを一生悔やんで生きろ。

半沢直樹 第5話

      半沢直樹op

未樹は国税に寝返り、半沢には出向の辞令が下りる寸前…。

国税の黒崎は、いざとなったら未樹が隠し口座の証拠を持って逃げる手はずになっている
と聞いて、翌日の東田邸へのガサ入れを決定した。

私のことは見逃す約束、守ってよ。

ずいぶんと東田に貢がせたみたいね。
新しいお店の開店資金2千万も東田が出してるんでしょ?

お店の開店資金だけは見逃してあげる。
あなた、これ特別よ。

約束よ。

未樹を付けていた竹下は気が気ではない。
竹下からの報告を聞く半沢の顔色も白い。

やるだけのことはやりました。
こうなったら後は運を天に任せるしかありません。

その頃、浅野支店長は東田と密会中。

明日、正式に内示が出る。
半沢には東南アジアの零細企業に行ってもらうことになる。
そうなりゃもう、何を言おうがかやの外だ。

ドカーン!
半沢の銀行員生命もあと1日だ。

夜、半沢の顔色は相変わらず冴えない。

花はそんな半沢に向かって、江島副支店長の妻から昼間やられた嫌がらせを報告。
副支店長夫人は花に向かって

「何度やっても引っ越しの暗示が出るわねぇ」
「ご主人が転勤になるのかしらね~」

と、言われたそうだ。

そんなのただの嫌がらせだよ。

そうよ。嫌がらせよ。
いつも江島夫人は出向が決まった行員の奥さんを呼んで面白半分に
その占いやるんだって。
てことは、つまり直樹も出向が決まったってことじゃない?

隆博が起きちゃう。

と、誤魔化す半沢。

隆博は幼稚園のお泊まり合宿でいません!

隆博は、この前社宅の友達からパパの事を馬鹿にされて珍しくケンカしたのだそうだ。

闘ってるのは直樹だけじゃないんだからね。
隆博も私も直樹の力になりたいって、こう見えてもいつも思ってるんだからね。

そんな花を連れて、半沢は夜景の美しい高台に行った。

そこで半沢は初めて、父親が病死ではなく銀行からの融資を取り下げられて家業が
立ち行かなくなった事による自殺だと花に話す。

その融資を取り上げた銀行って?

産業中央銀行。つまり、今俺がいる東京中央銀行だ。

どういうこと?
じゃあ、直樹は自分の父親の敵である銀行に就職したってこと?

しかし、復讐心だけで就職したわけでは無い、と半沢は話す。

他人の力になれる銀行員になりたい。
ロボットみたいな人間にならないように銀行を変える。

それが今の俺にできる親父への弔いなんだよ。
だけどそのためには銀行員として生き残らなきゃならない。

それが半沢の覚悟だった。
どこに出向になるにしても付いていく覚悟が花にはある。

あ~あ。なんで銀行員となんか結婚しちゃったんだろ。

そう言いながら笑う花。

翌日、運命の日。

黒崎は予定通り東田邸へのガサ入れを決行した。

未樹へ隠し金の証拠を渡させるためのガサ入れである。
そして計画通り、未樹は東田の大事な通帳を全て手に入れ、それを持って
黒崎の車に乗り込んだ。

一方。
東京中央銀行ではいつも通りの定例会議が行われようとしていた。

その場に半沢がいるのを見て、苛立つ浅野支店長。

半沢くん。
なぜここにいるのかね?

なぜ、とは?

君は他にやるべきことがあるんじゃないのかね?

やるべきこととは何でしょうか?

荷物の整理ですよ。
これ以上言わせないでくれ。君のことを思って言ってんだよ。

お心遣いいただいてるようですが、私には心当たりがございません。
時間のムダです。会議を始めてください。

君の出向のことを言っているんだよ!

出向の内示は実際にはまだ下りていない。
ここから出て行かされるいわれはない、と半沢は会議に居座り、未樹の
ネイルサロンへの融資の件で揉める。

5億のことでまだ懲りないのか、と半沢を笑う浅野。

君はこの支店全体の信用を傷つけたんですよ。
申し訳ないと思わないのか?

信用を傷つけたのはあなたではありませんか?

結局、会議室から追い出される半沢であったが、そこへ半沢宛てのバイク便が届く。

差出人は未樹。

その頃、黒崎は車の中で未樹から渡された通帳の束を見て怒り狂っていた。

止めて!
どういうこと!?
全部合わせてもたった数百万にしかならない。
これのどこが隠し口座だって言うのよ!

そんなこと。私に言われても~…。

と、シラを切る未樹であった。

国税への寝返りを指示したのは半沢だった。
未樹が隠し口座の証拠を手に入れるためには、国税にガサ入れしてもらう必要があったからだ。

国税もバカじゃありません。
彼女においしい交換条件を持ちかけたはずです。
彼女が国税になびく可能性も十分にありました。

と、竹下に種明かしする半沢。

けど、あの女はあんたを選んだ。
正々堂々、自分の力で店をやってくと決めたんや。
ええ、ムカつく女やけど男っとこ前やな~!

未樹から送られてきた口座は合せて12億。

まず、ニューヨークハーバーの東田の口座から関西シティの未樹さんの口座へ
5千万が振り込まれ、そしてその金はその日のうちに浅野の口座へと流れてます。

浅野が東田から報酬を受け取った証しです。

これであいつらも終いやな!

いえ、そう簡単には終わらせません。
もっともっと追い詰めて、自分の犯した罪以上の苦しみを味わってもらいます!

証拠が半沢の手に入ったとも知らず…。

半沢の出向はすでにマニラに決定し、浅野は家族と一緒に久しぶりの休みを
水族館で満喫していた。

その最中に例のメールがやってくる。

妻に仕事のメールだと言って、離れた所で冷や汗をかきながら読む浅野。

そのメールには関西シティ銀行の未樹の口座から浅野の口座に5千万振り込まれた
事について書かれていた。

それは「誤解」だと返信する浅野。

「誤解?そうですか」
「では本当に誤解かどうか警察に調べてもらうことにします。」
「あと銀行 それにマスコミにも口座の取り引き記録を送っておきますね」
「あなたの獄中生活がどんなものになるか想像すると楽しみです。」
「あなたの奥さんや 子供たちがマスコミに取り囲まれるところが早く見たい。」

最後の一文は浅野を地獄に落とした。

優しい妻と可愛い子どもたちは何も知らずに水族館を楽しんでいる最中だ。

「どうか家族だけは」

と頼み込む浅野。

「だったらあなたのすべきことは一つしかない」
「銀行と部下に対して自分の罪を認め償うことです」
「あなたをどうするかはその部下が決める」

部下…半沢!!

半沢は竹下と共に東田の店へ向かった。

ガサ入れで何も出て来ず、国税にひと泡吹かせたと思い込んでいる東田は、未樹を隣に
侍らせて悠々と飲んでいる。

半沢たちを見つけて侮蔑の言葉を浴びせてくる東田。

貧乏人がどうした?競馬でも取ったか?
ムダ遣いしたらあかんよ~。

ええんや。今日は記念日やからな。

何の記念日だよ?

お前の破産記念日だ。東田。

何を言うかと思ったら…破産宣告申請ならとっくにしたって言ったろうよ!

何ていいましたっけな? 半沢はん。何とか信託っちゅう…

「ニューヨークハーバー信託」。

その名を聞いて顔色が変わる東田。

それや!どこぞのアホがためこんどりましたで。約12億。

でも、その金は先ほど全額差し押さえました。

店内には、何か手がかりをつかもうと国税の相模たちも来ていた。
それを見つけて近づいていく半沢。

これはこれは。国税の皆さん。
銀行に来て偉そうな態度をとる暇があるのなら、もう少しマシな捜査をしたらいかがです?
東田の隠し資産は全て差し押さえました。

帰って黒崎統括にお伝えください。
分け前が欲しければ、頭の一つも下げに来いってな!

ようやく未樹の裏切りに気付いた東田が店内で大暴れするのを得意の立ち回りで
押さえる半沢。

東田、たくさんの会社を見てきた銀行員としてひとこと言っておく。
金さえあれば何でもできると思ったら大間違いだ。
お前に人はついていかない。
お前は、社長の器じゃない!

そして、半沢はついに浅野支店長への10倍返しに行くのだった……。

う~ん……。
何かもう~…ここに来るまでに、きっと家族のために甘い裁断になるんだろうなって
フラグが立ちすぎちゃって…。

なんだ、あの水族館でのわざとらしい子どもからの「パパ大好き」のお手紙は。
こういう所が漫画的なんだよね、ほんと。

そして、花からの浅野も家庭では良いパパなんだとかいう忠告フラグ。

迷うよね~。バサッとは行けなくなるよね。

私は銀行を…この東京中央銀行を裏切っていた。
支店長として、いや銀行員としてあるまじき行為だ。申し訳ない。
このとおりだ。許してくれ!

あなたを許すつもりはない。
俺はあんたを刑事告発する。
徹底的に糾弾するから覚悟しておくんだな。

と、一度は言ったものの…。
ここに、まさかの奥さん登場。

あの…主人のことよろしくお願いいたします。

本当にどうかお願いします。
こんな人ですけど、本当にどうか、どうかよろしくお願いいたします!

奥さん、どこまで知っているのかは知らないけれども…ある程度はダンナが
罪を犯した事を知っていた様子…。

あんなに何度も手まで握られてよろしくされちゃ…。

株で失敗して気づけば5000万もの借金が出来ていたという浅野。
家族のためだと思ってやったことが、そんな結果になって途方に暮れていた所に
悪い話が舞い込み手を汚してしまった。

妻は、家族だけは、傷つけたくないんだ。
だから、どうか告発だけは勘弁してください!
このとおりです!頼みます。

甘えたこと言ってんじゃねえぞ!
家族がいるのはお前だけだとでも思ってんのか?
自分の保身のためにこれまでどれだけの人間を陥れてきたかよく考えろ。
俺はお前を許さない。
自分のしたことを一生悔やんで生きろ!

そう言いつつ…。

やはり、最後には家族の重さに負けてしまうという結末に終わってしまうのでした。

本部の営業第二部、エリートが集う精鋭集団への異動と、半沢の部下への希望のポスト
を条件に浅野を許した半沢。

それと、約束していた土下座ね。

そして浅野支店長は、

浅野くん。君、英語は得意ですか?

と言う大和田常務の言葉とともに、マニラ出向を言い渡されるのだった…。

まぁ…きれいに納まったっちゃー納まったけれども、これ、銀行側にはどういう
報告になってるの

一応、半沢は「5億を回収したから精鋭部の本社に異動できる」という流れになっている
けれども、5億を西大阪スチールに融資してしまった件についての責任は、会社的には
半沢のせいっていうことになっているのかな。

もちろん、大和田常務はたぶんあの手この手で真実を掴んでいる気はするけれども、
全てが露見しているとしたら会社的には浅野はマニラ出向どころか解雇だよね。
でもって、社会的には犯罪者だよね。

会社としても、そんな犯罪が社内で行われた事は恥になるから、真実は大和田の所で
止めておこうって感じになったんだろうか。

その辺、スッキリしなかったわ。

半沢も部下たちも思い通りの地位を手に入れて良い感じに納まったんだからいいじゃん。
犯罪を犯した事は家族のために隠しておいてあげても…。

という流れは、同じ原作者の「七つの会議」とは随分違うなぁ…。

ずぶん的には、社宅を見送られる花ちゃんと江島奥さまとのやり取りの方がスッキリしたわ。

沙苗さん。
おかげさまで引っ越すことになりました。
沙苗さんの占い、本当~~~によく当たりますねえ!

では皆さん、お元気で~!

プラス半沢と花の息子(なんと5話目にして初登場ぉぃ)隆博くんの

おばちゃん!頑張ってね!

これを言うための登場だったのか…。GJだぜ。

  ※浅野支店長、BS時代劇では赤目小籐次にやられたばかりで1日に2度もお疲れ様です。
   半沢直樹5話

垣内→ニューヨーク支店。
中西→ 関西支部最大の難波支店・主任待遇。
角田→大阪西支店・新融資課長。

だそうだが…。

竹下さんはこの後上手く会社を再建できるのだろうか

不景気やし俺らみたいなしょうもないおっさん、何もええことないかなと
思ってたんやけど、正義はたまには勝つ。

「正義はたまには勝つ。」これは良いセリフ。

竹下さんは新たに会社を作るなら探偵事務所をお薦めするよ。

ってことで…。

次回から第2部。
舞台が東京に移っちゃうので、今までの登場人物とはお別れ
えっ。らぶりんはらぶりんは出して~

東京はクセモノが多そうだなぁ…。
ずぶん的には渡真利も今イチ信用してないし。

で、来週は世界陸上のため一週お休み。

残りはあと5話。
今度は父の仇でもある大和田常務に5話かけて倍返し

※原作ご存じの方の先読みネタバレ的なコメント、ご遠慮下さるよう
心からお願いいたします
削除させていただく事もありますので、ご了承ください。

半沢(堺雅人)が最後の望みを懸けて協力を依頼した東田(宇梶剛士)の愛人・未樹(壇蜜)
が、国税局に寝返ったとの知らせが入る。
浅野(石丸幹二)支店長の画策で東南アジアへの出向が内定した半沢は、万事休すの状態に。
国税局の黒崎(片岡愛之助)は未樹から得た情報を基に家宅捜査を決行。
未樹は、現場を監視していた竹下(赤井英和)の目の前で、東田に託されて持ち出した
通帳類を外で待ち受けていた黒崎に手渡してしまう。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

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※キャスト

半沢直樹 … 堺雅人
半沢花 … 上戸彩

渡真利忍 … 及川光博
近藤直弼 … 滝藤賢一
近藤由紀子 … 山崎直子

大和田暁 … 香川照之

岸川慎吾 … 森田順平
小木曽 … 緋田康人

浅野匡 … 石丸幹二
江島浩 … 宮川一朗太
中西英治 … 中島裕翔
垣内 … 須田邦裕
角田周 … モロ師岡

黒崎駿一 … 片岡愛之助
相模 … 石黒英雄
大塚 … 永岡佑
脇屋 … 岡あゆみ

東田満 … 宇梶剛士
藤沢未樹 … 壇蜜
竹下清彦 … 赤井英和
波野吉弘 … ラサール石井
板橋 … 岡田浩暉

浅野利恵 … 中島ひろ子
江島沙苗 … 田中美奈子
角田美津代 … 中田優子
垣内芳江 … 宇田川さや香

半沢慎之助 … 笑福亭鶴瓶
半沢美千子 … りりィ

中野渡謙 … 北大路欣也

※スタッフ

脚本 … 八津弘幸
演出 … 福澤克雄、棚澤孝義
プロデューサー … 伊與田英徳、飯田和孝
音楽 … 服部隆之

原作 … 池井戸潤 「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」

公式サイト(終了) http://www.tbs.co.jp

 【半沢直樹】第1話 第2話 第3話 第4話 第5話