【クレオパトラな女たち】第5話

いつも言ってるけど、乳房再建の患者様は皆さんガンの再発や転移の恐怖に怯えてるの。
この患者様から私達はお金を頂いてるんだということ忘れないようにしましょうね。

患者様の貴重な1分1秒、私達はないがしろにしてはなりません。

「クレオパトラな女たち」第5話

 

　　　　　　

本当に簡単感想で。

 

女心も男心も複雑だ。人間の心は複雑だ。

星田は生まれ育ちも良く、優秀で容姿にも恵まれ、プライドたっぷりで生きてきた。

初めて自分の前に立ちふさがる壁。
自分が任されてきた職場でのポストが危ない。

その「壁」である峯太郎だって、決して職場に喜んで居るわけではないんだけど。

峯太くんが来てからポストを奪われた。
お見合いではなぜか断られる。

プライドずたぼろの所へもってきての手術の失敗。

思わず逃げ出した所をわざわざ追ってきて、慰めるどころか責めたてる峯太くん。
どんだけ人の気持ちが読めないんだか……

 

説明してください！
手術中も無視されたり、手術放棄される意味が全く分からないんですけど！
あとシリコン投げつけられる理由も！
僕が何か失礼なことしたんだったら教えてくださいよ。

 

泣きわめく星田先生。

うるさぁい!!
どうせ私は態度悪いわよ！助手を無視したり、手術途中で投げ出したり！
専門医としての認定もないし！
女としてもモテないわよ！
こんなモテない女追いかけて来ないでよ！

分かってないと思うけど、みんなあなたのせいなんだから！

僕のせいなんですか？

あなたが『ＢＳＣ』に来たからよ！

いや、意味が分かりません。

バ～カ！ バカバカ！

バカにも分かるように説明してもらえませんか？

そういう鈍いところが最低なのよ。
専門医の何が そんなに偉いの？
32歳で専門医とったからって何でそんなに威張ってんの！

いや、威張ってませんよ僕は。

威張ってんでしょ！
今そうやって 威張ってるでしょ！

威張ってるつもりはないんですけど…。

あなたさえ来なければみんな仲良く幸せにやってたんだから…。
あなたが来て全部めちゃめちゃにしたんだから！

分かんないなら分かんないなりに責任とりなさいよ！
責任とれ～！

理由が分からないと責任はとれませんよ。

分かんなくてもいいから責任とれ！
結婚しろ！

はい!?

私と結婚して大学病院の教授になって！

 

めちゃくちゃだ・・・・・・

この日は朝から貞子みたいになってたしね。

空気読めない気持ち読めない峯太くんは…
しかし、なぜか変な方向にモテキなのだった。

結婚出来ればいい。このままじゃ生きていられない。と言う星田先生。

でもさ…結婚は人生のゴールじゃないんだけどね。

 

わっかんねぇ・・・。

と、首かしげるばかりの峯太くんに比べて、富坂はスマートである。

 

僕らの不幸は僕らにしか分かりませんからね。

僕らの不幸？

周りに比べて恵まれてるじゃないですか僕達。

それで何で不幸なの？

だって不幸でしょ？星田先生。
生まれた時から家には金があって、頑張ったり踏ん張ったりしなくても
当たり前に贅沢ができた。
気がついたら星田先生は 『シロユリ』に。
僕はケイヨウ大付属小学校に通っていた。

苦労せずに就職までとんとん拍子に決まり、「生きている実感がない。」と言う富坂。

『ＢＳＣ』のスタッフはみんな叩き上げで苦労している。
と、さりげなく周りを貶めて優越感を持たせる。

恵まれ過ぎた者の不幸ですよ。
他の人より何だってある。
何だってできる。

でも何かむなしい。
生きてるぞっていう手応えがない。

じゃあ、何でアオちゃんや峯先生はあんなに生き生きしてるのかしら？

それは多分…ぶざまだからですよ。
ぶざまなほど奮闘してるからです。
でも僕らはぶざまになれない。

プライドがありますから。

今夜は星田先生に会えてよかった。
僕、ちょっと気持が楽になりましたよ。

 

最後は、褒めて持ち上げて〆。
これで、「優越感」の一丁上がり…。

「優越感」で立ち直った星野先生は翌日からもう派手な服を着て生き生きと出勤。

すごいわ。富坂テク。　

そして、峯太くんは、またもや

わっかんねぇ・・・。

と、つぶやくのでした。

 

そんな峯太くんに

嫌われてるんじゃなくて愛されてるんだよ。

と言う裕くん。

みんなが何か救いを求めている事だけは解る、と言う峯太くんに

大人になったね。

と、言ってあげる裕くん。

 

そんな裕くんに向かって

お前も女だな。

とか言っちゃうまたまた空気読めないバカ峯太くんなのでした。
も～ホントばか。

 

「女じゃないよ」当たり前だ。峯太くんのばか！　　　　タオルでクシュクシュ……
　

 

今回はニューハーフの患者様の乳房再建カウンセリングと、乳がん後の患者様の
カウンセリングがあった。

美しい乳房がほしい気持ちはどちらも同じ。
でも、乳がん後の患者様は再発の恐怖に怯えている。

患者様の貴重な1分1秒、私達はないがしろにしてはなりません。

と、みんなに語る院長。

そう、そういう仕事なんだよね。
希望と慰めと喜びを患者さまに味わっていただくための仕事。

峯太くんも、少しずつ人の心が解って、人の心に添える人に変わっていくといい。

 

この院長先生、本当に大好きなんだけど…ちょっと心配なシーンがあったね。
先生も、もしかしたら、しこりが…？

 

次回は恋愛絶好調なアオちゃんが、やっぱりこうなったかの荒れっぷり……

 

　　それにしてもベスト・スーツ男子はなぜこんなにステキなのか…
　　　　　

 

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酔って荒れる睦（稲森いずみ）を心配し、彼女を見守りながら一夜を明かした峯太郎
（佐藤隆太）。
翌朝の睦は、普段の彼女に戻っていた。前の晩とはうってかわった睦の態度に、峯太郎は戸惑う。

一方、裕（綾野剛）は、睦の所へ行ったまま帰ってこなかった峯太郎のことが気がかりだった。
そして、自分の気持ちが峯太郎に届かないもどかしさに苦しむ。
見合い相手から一方的に断られてプライドを傷つけられた美羽（芦名星）は、
すっかり自信を失っていた。
葵（北乃きい）たちＢＳＣのスタッフは、美羽のすさんだ様子に驚き、一体何があったのかと
興味しんしん。
美羽の異変を聞かされた富坂（三浦翔平）は、彼女に近付こうとする。

峯太郎が睦から期待されていると知り、医師としての自信も揺らいで劣等感を深める美羽。
彼女は、峯太郎が目障りでたまらず、いきなり物を投げつけたり、無視したりと峯太郎に
いら立ちをぶつける。

マリ（余貴美子）は壁にぶつかった美羽を成長させるため、美羽の得意な鼻の手術を
任せることに。
その手術中、美羽がミスをして患者の出血が止まらなくなってしまう。
パニックに陥った美羽は、最後まで自分で処置をすることができずに逃げ出す。
峯太郎は、美羽が犯したミスのフォローをする羽目に。

美羽に振り回されてばかりの峯太郎は彼女に、自分が一体何をしたのかと問いただす。
すると、美羽は、峯太郎がＢＳＣに来たから自分の幸せが壊されたのだと逆上。
さらに、美羽は「責任を取って結婚してほしい」と言い出し…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

よろしければ→【2012年4月期・春クールドラマ何見ます？】ラインナップ一覧とキャスト表と展望

 

　　
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【キャスト】

岸峯太郎 – 佐藤隆太
市井睦 – 稲森いずみ
岸谷葵 – 北乃きい
黒崎裕 – 綾野剛
富坂昇治 – 三浦翔平
村松春 – 宮地雅子
星田美羽 – 芦名星
土井珠子 – いせゆみこ
中尾志野 – 奥田恵梨華
佐藤綾香 – 杉本有美
田淵もえ – 小篠恵奈

岸慎太郎 – 山崎一
湯川マリ – 余貴美子

 
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