【クレオパトラな女たち】第4話

うちは、基本的にはキレイな顔を崩すような手術はしません。
美しい顔を生かして生きられない人は、どんな顔にしてもそれを生かして
生きることはできないわ。

そういう患者様は、私達がどんなに一生懸命やっても満足することはありません。
それは私の経験的直感です。

「クレオパトラな女たち」第4話

本当に簡単感想で。

今回も、ちょっとコメディ仕立て。

しかし、人間の本質はちゃんと描かれている。

美しい顔を生かして生きられない人は、どんな顔にしてもそれを生かして
生きることはできない。

子どものころから美しさを妬まれて仕事が上手くいかない、という患者の事を
院長はこう評す。

これって顔だけじゃなくて、何にでも当てはまる事。
何にでも不満がある人っているもので、そういう人は環境が変わろうが顔が変わろうが、
必ずまた不満を探してくるんだよね。

前向きじゃない。
明るい将来を思い描けない。

顔が変わったって、この人は変わらない。

クリニックは、前を向いて歩きたい人の背中を押してあげる所なんだよね。

深いなぁ、と思った。

そんなクリニックに勤めていながら、まだその意義を今いち解り切っていない峯太くん。

大学病院にいた時、事故でメチャメチャになった顔を元に戻したり、赤ちゃんの
先天奇形を治したりすると心から感謝された。

でも、それってやっぱり切実じゃない！
やらなくてもいい手術をやってんだから。
俺が大学でやってた手術は、人間が生きて行くために必要な手術だったんだ。

そんな峯太くんに、裕くんは、

すごいね、峯太は。

と言ってあげる。

ビールを出して、おつまみを作ってあげる。

優しい……。

もう、まるっきり、良く出来過ぎた奥さん。

星田先生は、峯太くんがクリニックに来てから医師としての自分の能力に悩んでる。

市井先生は家庭での自分の位置づけに悩んでる。

みんな、それぞれの悩み。

…でも、患者さまには誠心誠意あたる。

峯太くんも、だいぶ態度が柔らかくなったよね。

何歳になっても、人は成長していくんだなぁ。

植毛手術は初めて見た。
こういう、未知の世界も楽しい。

このドラマ好きだな。…と毎週言ってるか。　

旦那さんの前でなぜか萎縮して、失敗してしまう市井先生。

夫は教授になるために稼ぎのいい女房が必要だっただけ。
私のことなんか好きでも…ないし愛してもないわ。

愛はお金なら、夫は私のために1円も使わないわ。
私は愛されてない。
お金を運んでるのは私だけ。
「市井先生みたいになりたい」なんてみんなバカ。
みんなウソ。
幸せなんかみ～んなウソ！

ビール1本で酔っぱらって、峯太くんを呼びつける。

これって故意なのか、本当に正体失くしてるのか……。

たぶん、峯太くんは市井先生が気になっている。

そう予感しているだろう裕くんが切ない。

　　峯太くんのために肉選んでるのに…・泣　　　　　1人で帰る裕くん・・・・泣
　

峯太くんは、ホントに人の心に鈍感だよね。

裕くんは失ったら大きい人だぞ。

幸せになってくれ…裕くん。

　　　。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

美人で困っているという患者・堤が、ＢＳＣにやってくる。
わざわざ美しい顔を変えたいという堤の奇妙な依頼に、峯太郎（佐藤隆太）は困惑するばかり。
一方、美羽（芦名星）に見合い話が持ち上がる。相手は、将来を嘱望される医師だった。
富坂（三浦翔平）とＢＳＣの女性スタッフは興味しんしんで、美羽の見合い相手が
どんな男性なのかを調べる。

そんな中、ＢＳＣで極秘の植毛手術が行われることに。
患者の梶原（西田健）は医大の主任教授で、睦（稲森いずみ）の夫・克也（宇納佑）の上司。
その手術中、睦がミスをしてしまう。
いつもの毅然とした姿とは、うってかわって、克也の前では萎縮する睦。
さらに、峯太郎は、睦の意外な一面を知る…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

よろしければ→【2012年4月期・春クールドラマ何見ます？】ラインナップ一覧とキャスト表と展望

【キャスト】

岸慎太郎 – 山崎一
湯川マリ – 余貴美子

持田香織 (ELT) モチダカオリ / 美しき麗しき日々 【CD Maxi】 価格：1,890円（税込、送料別）

 
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