中村蒼

お前のものは俺のもの。俺のものも俺のもの。ジャイアンか……。万太郎（神木隆之介）は、石版に自らの手で植物画を描いて印刷し、ついに植物学雑誌は完成。田邊教授（要潤）もその出来栄えを認めるが、徳永助教授（田中哲司）らは田邊の言葉に違和感を覚える...

「人の心の機微を描いている」と田邊教授に言わしめる西洋の文学。そこの国からやってきたクララ先生が語るのだ。思うままに生きろと。万太郎（神木隆之介）を忘れたい寿恵子（浜辺美波）は、贈られたバラの絵を破ろうとするが、破ることが出来なかった。ダン...

徳永助教授も良い人だよね。そう。人は矛盾に満ちているのだよ。万太郎（神木隆之介）の石版印刷の技術は、ついに万太郎自身も納得のいくレベルになり、刷り上がりを見た竹雄（志尊淳）も驚く。万太郎は、大畑（奥田瑛二）とイチ（鶴田真由）に植物学雑誌の印...

万太郎。このままだと立派な植物学者よりも立派な印刷工になっちゃうよ。そして竹雄の「万太郎」呼びが無理すぎて、ちょっと笑った。万太郎（神木隆之介）は、昼間は大学で研究、夕方からは大畑（奥田瑛二）の印刷所で仕事に打ち込み、雑誌創刊のための技術を...

お寿恵さんというキャラクターに芯が一本ピシッと通っているところが好き。この人の存在が、朝ドラ『らんまん』の恋愛パートを格段に面白くしている。これこそW主人公でも通用するくらいの重き。万太郎（神木隆之介）は、画工の岩下（河井克夫）から石版に絵...

自分の機嫌は自分で取る。ええ言葉じゃ。人に期待せず自分の生活を守る。そうじゃなきゃ自分が生きづらい。万太郎（神木隆之介）が大畑（奥田瑛二）の印刷所に通い始めて３週間が過ぎ、季節はノアザミが咲く夏に。寿恵子（浜辺美波）は、万太郎に会えず悶々（...