【リッチマン、プアウーマン】第9話 感想

金の管理なんて俺がやりますから。
あなたは、もっとワクワクするようなことを考えてくださいよ。
8年前のあなたと日向のように。

みんな、あなたたちが見せてくれた夢に胸を躍らせたんだ。

あの無茶苦茶な2人はどこ行ったんだろうな?



「リッチマン、プアウーマン」第9話

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真琴の膝枕で、海辺で驚いて目覚めた日向。


…はぁぁ…この状況で寝られる自分に驚くな。

大丈夫ですよ。
大丈夫。

何てったって日向 徹ですからね。

これからまた、いくらでもすごいことできる…。


真琴の言葉をストップさせてKISS……
しようとして、砂が付いてるからと言って止めた。


明日、これからの作戦立てましょう!

と、真琴は笑う。


翌朝、朝比奈は記者会見を受けていた。

称賛であれ非難であれ、世間から評価されるポジションに立つことに
今はわくわくしていますよ。



一方、日向の方は、新会社設立のための部屋を早くも借りているのが解り驚く真琴。

デスクは4つ。3つは、付いてくると言っていた安岡たちの分だ。

今まで250億の資産を持っていた日向には金銭感覚がない。

あなた、今、ご自分が現金を幾らお持ちか分かってますか?
個人資産250億は1カ月前の話ですよ。

おそらく、今のあなたの全財産はこれぐらいですよ。


数字を見て驚く日向。


朝比奈の方は、提携したJIテックから経費が掛かりすぎるのでインターフェイスを
変えろと要求されていた。

そうですね。
理想ばかり追求していたら物事は進まない。
このインターフェースはやめましょう。


日向が開発したインターフェイスをあっさりと捨てる朝比奈。


当然、開発に関わった安岡、細木、小川は反対した。

しかし、朝比奈に提示された新しい契約書の契約額を見て3人は息をのむ。


国の情報を預かるんだ。
その責任の重さを考えれば、これぐらいは当然だし、君たちにはその能力が
あると思ってる。

東京タワーやスカイツリーを作った人たちの子供が「僕のお父さんはあれを作ったんだ」と
誇らしげに言うように、君たちの子供も言うんだよ。

「僕のお父さんはパーソナルファイルを作ったんだ」って。

君たちはそういう仕事をするんだ。

商品は、完成させて世に送り出さなきゃ意味がない。

作り替えてもらえるかな?



しかし、出来上がったインターフェイスは藤川事務次官を満足させなかった。


以前の日向 徹さんが作ったものの方が、ずっと洗練されていて使いやすいと思うんですが。
今のはまるで、お役所が作った使えないウェブサイトみたいですけど。


予算の問題です。
国民の税金で作るにしては、以前のインターフェースはコストが掛かり過ぎます。
現実的な形を模索した結果です。


「NEXT INNOVATION」から日向 徹が抜けると、結果こういうことになるんですね。
分かりました。




その日、朝比奈は業者を呼んで、あの壁を白く塗りつぶさせた。

大切な記念の字は自分自身の手で塗りつぶした。

何か切ないなぁ。

やるせなさそうにそれを見る社員たち。


真琴は自分の通帳に「NEXT INNOVATION」から多額の振り込みがされているのを見て
朝比奈と会う。

その日、耀子は日向に会いに行った。

兄が情報漏えいした証拠を持って。


こんな事、してくれなくていい。

どうして? はめられたのよ!?
これがあればいくらでもやり返せるの!


もうどうでもいい。

あなたのために何かしたいの。
私、お兄ちゃんがあなたのこと裏切ろうとしてるの知ってて言わなかったし…。


やめてくれ!
君には関係ない。



「関係ない」
と言われて、耀子は失望した。
同時に、こんな日向の側に居て日向を支える事ができる真琴に嫉妬した。


耀子は日向を外に連れ出し、朝比奈と真琴が会っている所を見せた。

分かったでしょ?
あんまり良い人ぶってるとバカを見るわよ。


しかし、日向は耀子の手を払って去って行った。


真琴は藤川に呼びだされ、「日向 徹にしかできない仕事」を請け負った。


喜び勇んで日向の元に戻ると、日向は真琴の就職先を決めている所だった。

朝比奈と真琴が会っている所を見た日向は、真琴が「NEXT INNOVATION」に
戻ろうとしていると誤解した。

お前も、もう限界だろ?
無理させて悪かった。もういい。


私は重荷ですか?

どうせお前もいなくなる。



日向の頭の中に、いつも人が去っていくイメージがあった。

それは、母であり、朝比奈であり、そして真琴……。


みんないなくなればいい。


翌日、日向は真琴のメモを見つける。


「期限は3日」


それは、藤川事務次官から請け負った、パーソナルファイルのインターフェイス。

僕を何だと思ってる?
2日でできる。



2日後。

「NEXT INNOVATION」の社員たちは藤川事務次官から、新しいインターフェイスを見せられる。

予算に収まる現実的なものを作っても、誰も使わなければ結局
税金の無駄遣いです。


このインターフェースは?

JIテックさんにお願いして作っていただきました。
コストは当初の半分です。



プログラムの最後に隠されていたイースターエッグ(隠しメッセージ)。
それは、インターフェイスを一緒に開発した3人への画像。

誰がこのインターフェイスを作ったか…
聞かなくてももう誰にも一目瞭然だった。

そして、安岡たちは、日向の元にやってくる。

本当に自分たちの作った物に誇りが持てる場所へ。


3人が去った事を知った朝比奈は、

まあいい。それも自由だ。

と笑った。

そして、

山上さん。例の銀行の融資の件ですけど。

と、話題を変えた時、山上は珍しく声を荒げたのだった。


金の管理なんて俺がやりますから。
あなた、もっとワクワクするようなことを考えてくださいよ。
8年前のあなたと日向のように。

みんなあなたたちが見せてくれた夢に胸を躍らせたんだ。
「何言ってんだ? 若造が」って、俺は思ったけど、気付いたら楽しくなっててね。

あの無茶苦茶な2人はどこ行ったんだろうな?


朝比奈はショックを隠し切れなかった。


僕のやることは、そんなにつまらないですか?


あなたは塗りつぶしたかっただけなんだろうな。
日向がやったことを。全部。

あなたを止めるべきだった。日向を切ると言ったときに。

今のあなたは楽しそうじゃない!




  。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


日向の世界にまた光が当たってきた。

光を差し入れてくれたのは真琴。

やりたい仕事がやってきた。
「部下」ではなく、「仲間」が戻ってきた。

会社の名前は「Wonder Wall」


反対に陰っていく朝比奈の世界はまさに三日天下。

主義主張に迫力と正しさはあっても、そこに心は無かった。


楽しくなければ上を目指しても虚しいだけ。
魂のない仕事は社員たちにも受け入れられない。

高額の給料で釣っても、みんな結局はやりたい仕事を認めて
くれる場所に行ってしまう。

そんなことは、たぶん朝比奈自身だって知っていたはずなのに。


執拗に日向が書いた言葉を塗りつぶす朝比奈の姿に希望は見えない。

そこには、呪いがあるだけだ……。


そして、ついに個人情報流出の容疑で、朝比奈は逮捕される。


偽物のライトが当たったのは、ほんの一瞬だった。

暗くなるのがあまりにも早かった。


  逮捕される院………
 link.gif


まぁ…解ってたことなんだけど。

だって、日向の周りには人がいて、才能もある。

日向を呪って陥れた朝比奈には人は付いてこない。彼はいつも1人。

この孤独……誰も救ってあげないの?
元はと言えば、日向が与えた孤独なんだよ。

このままじゃ、本当に院が怨霊化してしまいます……

 
 来週から写経が始まる予定です…
 


「Wonder Wall」。ああ。
じゃあ、うちにもウオール書きましょうよ。



怖がらないで書けばいいじゃないですか!

大丈夫。
私たちは、いなくならない。



書いた言葉は

「お金は大事。
 仕事は何でもやる。 でも、

  魂は売らない」



何でも…始まりは明るくてウキウキして楽しくて…

そして、物事の終りは沈みきって暗くて、悲しい……。


 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

朝比奈恒介(井浦新)からパーソナルファイル事業までも奪われ、送別会を飛び出した
日向徹(小栗旬)。
日向の後を追った夏井真琴(石原さとみ)は、あなたについて行きたい、と後部座席に
乗り込み、徹はそのままバイクを走らせた。
日没後の海辺で目覚めた日向の隣には、真琴が寄り添っていた。
気まずい状況のなか、真琴の顔に風でコンビニ袋が張り付き、笑う徹。
彼女の顔を見つめながら…。

NEXT INNOVATIONでは、新社長となった朝比奈が、記者から取材を受けていた。
「真のカリスマ動く!」と賞賛された企画に朝比奈は微笑む。

そんな中、提携先のJIテックから、現状のパーソナルファイルのインターフェイスは
コストがかかり過ぎるとクレームが入る。
朝比奈はインターフェイスを改変して、総務省報告会で発表する。
事務次官・藤川(大地真央)から、日向が開発した前の方がよかったと指摘されるも、
顔色一つ変えない。

そんな折、朝比奈燿子(相武紗季)は、日向を呼び出し、兄のとった行動を謝罪、朝比奈が
個人情報流出を仕組んだ証拠が入っているUSBメモリを差し出すが、徹は、謝る必要はない、
と興味を示さない。
バカが1人ついてきたから…、と真琴への想いまでも伝えられ嫉妬した耀子は、日向を外に
連れ出した。そこには、リラックスした感じで談笑する朝比奈と真琴の姿があった。

日向は凍り付いたままふたりをじっと見つめ…。

(上記あらすじはYahoo!TVより引用)



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【キャスト】

日向徹 – 小栗旬
夏井真琴(「澤木千尋」) – 石原さとみ
朝比奈 耀子 – 相武紗季
朝比奈 恒介 – 井浦新

安岡 倫哉 – 浅利陽介
小川 聡史 – 中村靖日
宮前 朋華 – 八木のぞみ
立石 リサ – 舞川あいく
小野 遥香 – 野村麻純
久我 友樹 – 古川雄輝

乃木 勇太 – 丸山智己
山上 芳行 – 佐野史郎

澤木千尋 – 萬田久子

笛木 匡正 – 中原丈雄



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