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NHK朝ドラ【まれ】 第111回・112回 感想

希(土屋太鳳)は、塩づくりからの引退を決意した元治(田中泯)が落ち込んでいるのではないかと心配になり桶作家を訪ねるが、ご近所さんたちと楽しそうに歌って踊っている。そんな希に対して元治は、これから始まる第二の人生では、世界中の祭りを見に行くと笑顔で答える。元治が思いのほか明るかったことに胸をなでおろした希は、塗師屋に帰って弥太郎に報告すると、弥太郎から意外な答えが返ってくる。(111話)

一徹(葉山奨之)が、デイトレードを辞めて元治(田中泯)の塩田を継ぐと言い出した。塩田での力仕事は一徹には向かないと希(土屋太鳳)は説得するが、頭を使えばなんとでもなると、意志は固い。みのり(門脇麦)によると、一徹が塩田を継ぐと言い出した背景には、徹(大泉洋)の存在があるらしい。日が替わり、洋一郎(高畑裕太)に海水をまかせながら、効率的な潮まきを分析する一徹のもとに元治が現れて…。(112話)

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「まれ」第19週「潮時じゃがいもガレット」 第111・112話

   2015年前期朝ドラ「まれ」

 

※このドラマを楽しくご覧になっている方はこの記事をスルーする事をお薦めします!

もはやテンプレっす。 

 

落ち込んどるやろね、元治さん……。

と、桶作家へ行った主人公は、そこで飲んで踊ってお祭り騒ぎしている元治ぃを見る。
そりゃ、踊るよ。泯さま舞踏家ですものっ。

 

あくせく働いたって壊れるのは一瞬だからね。
俺だってね、最後の最後にこんな大どんでん返しが待ってるとは…。

 

と、今日も引退ムードの徹を憎々しげに睨みつける一徹。

分るよ…徹を見るあんたのイラっイラする気持ちが分るよ…視聴者としてな。

だから……デスノート貸そうか。
  まれ105

 

あんまし気にせんとくま。
お父さんもリハビリ期間ねんさけ。

長えわ。

視聴者だけではなく登場人物も長いと思っていたとは…。ほんま、長えわ。

 

ごめんえ。元治さん。
せっかくケーキ屋やれって言うてくれたがに、今はやっぱり無理やさけ。

と言うヒロイン。
そりゃそーだわ…だって修行は終わってないはずじゃん。
ここでケーキ屋開いちゃったら受信料ストライキのお宅がまんで出るわいねぇ…。

そして、

哲也にも断られたわいえ。←と、視聴者のクレームけん制。

 

元治ぃが吹っ切ったように見える若夫婦に

あのくそ真面目な男や「第2の人生」っちゅうたか。
だいぶ無理しとるげわいね。

と言う弥太郎さんの言葉が突き刺さる。

元治ぃが自殺でもしちゃうかってほど急いで桶作家に向かうヒロイン。

しかし、それは元治ぃがどうのどころではなく、津村家のカオスを引き起こすのだった。

後継者を育てようと提案する希に、それはすでに試みたと話す元治ぃ。
弟子を取ったことは過去にあるらしい。
そしてみんな出来なくて逃げて行ったんだと。

そこへ、

あのさ…俺が継ごうか?

と、軽ぅぅぅぅぅぅぅく申し出るヒロインの父。

こいつって……こいつって…ほんと………。

 

いや、だってさ、本当は後継ぎが欲しいんだったら俺も時間あるし。
最近腰の調子もいいしさ。
もしかしたらって事があるかもしれないよ?
どうせ閉めるんだったらさ…。

 

すっとぼけた顔でよよくこんなことを軽ぅぅぅぅく言えるもんだよね……。

あまりの酷さに、ついに怒って立ち上がる一徹である。
よっっ視聴者代表ーーーーー……

 

いい加減にせえま!
元治さんの気持ちも考えん、思いつきでもの言うなま!

 

何なんだよ。お前。こないだから怖いよ?

 

自分で分からんけ?今、どんだけひっでえ姿になっとるか。
会社失敗したがは自分の詰めや甘かったせいやろ?
でっけえ夢でさんざん俺ちをちゃひっかき回しといて、今になって俺には夢は無理やったって
何やいえ!
ほんねんたら最初っから夢なんて見んなま!

 

だから諦めて元治さんの塩田継ごうって言ってんじゃねえかよ。

ふざけんなっちゅうげわい!

 

殴り掛かっていく一徹!!!!

よける徹。

殴り掛かっていく一徹!!!!

よける徹。

殴り掛かっていく一徹……よけるとおr………ぉぃ……

 

ヘタレか……お前もヘタレなのか!!!!

 

最後の下りはちょっと笑ったわ。 

 

塩作りなんて伝統的な物作り、簡単に出来ることじゃないやんね。
主人公の「ほやさけ、修業して」がもの凄く軽く感じられるわけだよ。
だって、この人自身の修行が軽かったからな。

ずぶん的には、この主人公はいずれフランスへ行く…もしくは横浜に戻って修行する。
けれども、その期間はテロップで「〇〇年後」で終了だと思ってるんよ。

ろくに修行してる風にも見えず対決ばかりしていた人の口から出る「修行」の言葉は
軽いわーーホントに。

なぜか、このロクでもないオヤジよりもよほど不快に映るのだった。

っていうかさ……
ここまでロクデナシなのに、前々作の甲府のオヤジの方が憎々しく見えるという…
これはもう大泉洋の力だとしか思えない…。
恐るべし、水曜の徹どうでしょう。

そして、修行といえば、一徹くんはボクシング修行したほうがイイ…。

 

で、散々動き回って一発もパンチが当たらず、口から出た言葉は。

 

ほんなら…俺が継ぐ。
塩田は俺が継ぐわいえ!

 

こりゃまた……とは思うものの、この後の元治ぃの複雑な笑顔がもの凄く良いのだった。

呆れ…50%
ただ面白かった…50%

の他に、こんなにも自分たちの事を思ってくれているらしい一徹への愛情も見える。

まぁ…
物語の動きの酷さはともかく。
ここまで来てもまだ役者さんの力でたまに引っ張られるドラマである事は確か。

 

…で、112話。

 

力やあればいいっちゅうもんじゃねえげ。
頭使えば何とでもなるわいえ!

腕力のなさをみんなに指摘され、腕相撲大会……。
ほんとに好きだよね、大会や対決やコンテストが……。

そして、自分が息子に嫌われていることで悩む徹。

この人ってホントに自分のダメさに全く気付いてないから凄い。 
で、オヤジたちに慰められている間はまだいいけれども、塗師屋の仕事場までウロウロしに
来るのはさすがにやめれ~。

そこまで自己中になったら、さすがに不快感爆発するから。

 

あのいぇ、はっきり言うけどお父さん本当に駄目になっとるよ。

本当にって…。

今までは駄目でもかわいげやあったわいね。
懲りんとでけえ夢ばあかし追うとったけど、家族のために頑張っとったやろ。

ここが徹の設定で腑に落ちないところだわいね。

そもそも、なにがやりたいのかすら定まっていなくて、とにかく社長になれば大喜びってことは、
徹と藍子が目指した[夢]とは何でもいいから社長になる事だったのだな…

と横浜編でやっとわかったわけだが…。

この男の夢が「家族のため」だったことなんて一度もないじゃん。 

なんでそういうことにさせたいのか…。
一体、何がやりたいのか、と同じくらい意味不明だ。

そこが引っかかって前へ進めないのね。ぃゃ、もう最終回の方が近いですが。 

 

圭太が一徹に言った、

言いとねえがなら言わんでもいいわいえ。
ほんでも助けや必要な時は絶対に一人で抱え込むなや。
俺はお前の兄貴ねんさけ。

も、何だかな……。
とりあえずそんな事を義弟に言うくらいなら妻と母親の間にもっと入ってやっとけ。

ってか…
そんな事人に言ってる余裕があるくらいなら女房の修行をもっと推せば~~。 

 

一徹はみのりの食べつわりに気づいているんじゃないのかな。
だからこその「塩田を継ぎたい」なんじゃないのかね…。

 

で…
ついに主人公は一徹のために塩田を手伝うとか言い出しちゃった。

あのーーーー…塗師屋の女将修行は一体……。

 

       

 

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よろしければ→【2015年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

  
※キャスト

紺谷(津村)希(まれ) … 土屋太鳳(子役期・松本来夢)

津村徹 … 大泉洋
津村藍子 … 常盤貴子
津村一徹 … 葉山奨之(子役期・木村聖哉)
桶作元治 … 田中泯
桶作文 … 田中裕子

紺谷圭太 … 山崎賢人
蔵本一子 … 清水富美加
津村(寺岡)みのり … 門脇麦
二木高志 … 渡辺大知
角洋一郎 … 高畑裕太

蔵本浩一 … 篠井英介
寺岡真人 … 塚地武雅
角慎一郎 … ガッツ石松
蔵本はる … 鈴木砂羽
寺岡久美 … ふせえり
小原マキ … 中川翔子
紺谷弥太郎 … 中村敦夫
紺谷博之 … 板尾創路
紺谷直美 … 藤吉久美子
若林キミ子 … 根岸季衣
輪島市長 … 酒向芳
新谷浩介 … 山本圭祐
マスター … 諏訪太朗
岡野亜美 … 梶原ひかり

池畑大悟 … 小日向文世
池畑輪子 … りょう
池畑大輔 … 柳楽優弥
池畑美南 … 中村ゆりか
浅井和也 … 鈴木拓
矢野陶子 … 柊子
植田弥生 … 福田彩乃
珍文棋 … 孫成順
西園寺一真 … 黄川田将也

桶作哲也 … 池内博之
桶作しおり … 中村優子
桶作友美 … 恒松祐里
桶作麻美 … 浜辺美波

ローベル幸枝 … 草笛光子

ナレーション … 戸田恵子

 

※スタッフ

脚本 … 篠﨑絵里子
演出 … 渡辺一貴、一木正恵、西村武五郎、他
プロデューサー … 長谷知記
制作統括 … 高橋練
音楽 … 澤野弘之

製菓指導 … 辻口博啓

主題歌 … 「希空~まれぞら~」/作詞:土屋太鳳 作曲:澤野弘之

 

 【まれ】
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コメント

  1. お父さんと同じ>『まれ』第112話

    塩の味が違う
    …という希の言葉がまだ解決されてないけど

    ももももしかして

    みのりのために
    いつになく大量に

    じゃがいもを茹でているから!?

    …だったら
    ちょっと凄いかも『まれ』>どこが?

    …ひじゅにですが何か?

    「後継ぎおらんがは村全体の問題やわいね」by塚地

    ↑台詞でハッキリ解説しちゃうところが全くもって『まれ』流

    輪島…

  2. お父さんと同じ>『まれ』第112話

    塩の味が違う…という希の言葉がまだ解決されてないけどももももしかしてみのりのためにいつになく大量にじゃがいもを茹でているから!?…だったらちょっと凄いかも『まれ…

  3. まれ 第112回

    内容
    元治(田中泯)のあとを継ぐと言い始めた一徹(葉山奨之)
    力仕事は無理だろうと希(土屋太鳳)たちが言っても。。。。

    敬称略

    また。。。“勝負”ですか。。。。。。。(失笑)

    もうすでに、パティシエの話でも無ければ、

    塗師屋の女将の話でも無いという。

  4. まれ (第112回・8/6) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
    第19週『潮時じゃがいもガレット』『第112回』の感想。

    なお、当記事は、受信料を支払ってるだけでモノ言わぬのもしゃくなので、本作への僅かな期待と愚痴と重箱の隅突きなっております。楽しくご覧になっている方や愚痴や重隅突きはウザいと思う方は、読まない方が良いです。また、ネタバレサイトで先のあらすじを読んだ方、こちら…

  5. 連続テレビ小説「まれ」第112回★みのりが編み物

    連続テレビ小説「まれ」
    第112回(8月6日)

    一徹(葉山奨之)が、デイトレードを辞めて元治(田中泯)の塩田を継ぐと言い出した。塩田での力仕事は一徹には向かないと希(土屋太鳳)は説得するが、頭を使えばなんとでもなると、意志は固い。みのり(門脇麦)によると、一徹が塩田を継ぐと言い出した背景には、徹(大泉洋)の存在があるらしい。日が替わり、洋一郎(高畑裕太)に海水をまかせながら、効率的な…

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