夫が満州に行くと伝える綾(阿部純子)の手紙。常子(高畑充希)の不安が募る中、暗い雰囲気を払拭しようと、隈井(片岡鶴太郎)は近所の子どもを集めて木っ端で玩具を作る。
笑わせるのが好きという隈井に触発され、常子は雑誌で「笑い」を提供する特集が作れないかと提案する。
そんな折、常子は内務省で働くある男から挿入画をもらってくるよう頼まれる。
その男の名は、花山伊佐次(唐沢寿明)。緊張の面持ちで向かう常子だが…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第12週「常子、花山伊佐次と出会う」 第68話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
簡単に…本当に本当に簡単に。
昨日も書いたけれども、出版社編3日目。
仕事の内容も時世も格段に解りやすくて興味深い脚本になっている。
青柳商店の外に職人さんがおらず活気がないのは、ナレが入らなくても解る。さびしい。
そんな中で行われる隈じいの木製模型おもちゃ配給は、朝ドラらしいベタエピソードながら微笑ましくて、ちょっとウルっとなった。
みんなで時世の話をしながら滝子さまの体調を憂う食卓。
何度も言っちゃうけど、当然この家族の方が自然。
やっぱりここ以前の事は書きたくて書いてるんじゃないから適当だったのかなって気がしてる(ぃゃぃゃ、それは駄目だから)
もっとも、やっている仕事の内容が解りやすいという部分は良いけれども、一体どういう雑誌を作っているのか、それはハッキリして欲しかったりする。
少なくとも何かの専門情報誌じゃなさそう。
「読者の役に立つ雑誌とは何か」というのを考えた結果、今の重苦しくなりがちな銃後の暮らしを少しでも明るくする事が一番役に立つのではないかと思いまして。
こんなご時世だからこそ、読者の皆さんに少しでも笑ってもらえるような読み物を載せたいんです。
という事は大衆読み物雑誌らしいけれども、小説…というわけでもなさそうだし。
でも、
よし。田中嘉彦の作品があれば今回のユーモア特集は成功したも同然だ。
平凡な家に暮らす男が巻き起こす大騒動。
こういう面白い読み物を書かせたら田中先生の右に出る者はいないですからね。
読者からの反響もきっとすごいですよ。
と言うことは、小説なのかな。
とりあえず、文学部出身の鞠ちゃんの文章力を仕事に生かせるように編集長に相談してみるとか、そういう助けはしてあげないんですよね、この姉は。
「大学を卒業した鞠子は工場で事務の仕事に就き…」
この時代に女子大卒というチョー高学歴を持ちながら工場って女工!?と思ってビックリしていたら事務だった…
あまり勉強ができなかったらしい姉が出版社なのに鞠ちゃんは普通の事務なのか。
お給料も全然違うんだろうなと思うと、姉で戸主だからという設定のためのこの格差にちょっと暗澹たる気持ちにさせられる。
内務省?
そんな所まで?
ああ。
そこの宣伝の部署に出入りしている花山って男だ。
田中先生の作品のカットをもらってきてくれ。
カットって挿絵ですよね?どうしてそんな…。
ん~学生時代の先輩でね、これがなかなか面白い絵を描くんだよ。
ただちょっと気難しい男でねえ…気を付けてくれ。
気を付けるってどうやって?
うん、まあ…その日によってお気に召さない箇所が変わるから僕にも分からん。
ミッチーらしい役っちゃ、そのまんま。
美しい女性の悲しむ顔は見たくないので。
と軽口叩くと思えば、
その美しい女性に困ったお使いを押し付ける。
花山伊佐次…モデル元の人は花森安治。
大橋鎭子さんと『暮らしの手帖』にとってなくてはならない人だ。
帰れ。邪魔するな。
帰れ。邪魔するな。
帰れ。邪魔するな。
いいね。
よろしければ→【2016年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
小橋 常子 … 高畑充希(子役期:内田未来)
小橋 君子 … 木村多江
小橋 鞠子 … 相楽樹(子役期:須田琥珀)
小橋 美子 … 杉咲花(子役期:川上凛子、根岸姫奈)
小橋 鉄郎 … 向井理
小橋 竹蔵 … 西島秀俊
青柳 滝子 … 大地真央
隈井 栄太郎 … 片岡鶴太郎
青柳 清 … 大野拓朗
花山 伊佐次 … 唐沢寿明
五反田 一郎 … 及川光博
谷 誠治 … 山口智充
水田 正平 … 伊藤淳史
花山三枝子 … 奥貫薫
村野(中田) 綾 … 阿部純子
田所 竜子 … 志田未来
銀太 … 中島広稀
森田 まつ … 秋野暢子
森田 宗吉 … ピエール瀧
森田 照代 … 平岩紙
森田 富江 … 川栄李奈
長谷川哲典 … 浜野謙太
星野 武蔵 … 坂口健太郎
田畑 … 谷田部俊
根本 … 杉山裕之
下宿のおばさん … 大島蓉子
木戸 稔 … 白洲迅
早乙女 朱実 … 真野恵里菜
多田 かをる … 我妻三輪子
諸橋 道子 … 野村麻純
島田 早紀 … 菅野莉央
山岸 隆一 … 田口浩正
坂田 徳之助 … 斉藤暁
佃 博文 … 斉藤洋介
東堂 チヨ … 片桐はいり
玉置茂雄 … 大内田悠平
玉置正雄 … 加藤諒
玉置幹雄 … 藤野大輝
山田 … 田中幸太朗
杉野栄治 … 田山涼成
大迫博文 … ラサール石井
ナレーション(語り) … 檀ふみ
※スタッフ
脚本 … 西田征史
演出 … 大原拓、岡田健、藤並英樹、松園武大
プロデューサー … 盆子原誠
制作統括 … 落合将
音楽 … 遠藤浩二
衣装監修 … 黒澤和子
主題歌 … 宇多田ヒカル「花束を君に」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/totone-chan/
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コメント
三度も言わせるな>『とと姉ちゃん』第68話
遂に
唐沢寿明@花山伊左次登場!
でも、手放しでは喜べない
ミッチーは今のところ
ミッチーだから良い!
…という程度
つまり、まだ
五反田というキャラの魅力は出ていない
花山もどうなるか分からない
本当の本当に
今や運命の分かれ道ってヤツっすよ
だってもう
ミッチーや唐沢さんが登場するまでの辛抱!
…とは言えなくなってしまったのだから
…
三度も言わせるな>『とと姉ちゃん』第68話
遂に唐沢寿明@花山伊左次登場!でも、手放しでは喜べないミッチーは今のところミッチーだから良い!…という程度つまり、まだ五反田というキャラの魅力は出ていない花山もどうな…
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>やっと、やっと、不自然な「間」も「きっかけ」も無く、
普通に楽しめそうな感じになってきました。
うんうん!
>前に雇った人は、すぐに辞めちゃうってことでしたが、
物凄く常子の立場が羨ましいですけどね^^。
あまり忙しそうじゃないし、丁寧に指導してくれるし、女扱いもしてくれて一人前扱いもしてくれるという……素晴らしい職場だわ!
>そうそう、何故鞠ちゃんの才能を、それと無く紹介しないのか。
使えない姉である。
言うよね。文学を学んでいる妹がいるんですって。
文芸誌なら余計、そう言うよね。
何なら自分が辞めても学んだ妹の方を押しこんでくれても良さそうなもん…^^;
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>あの本の体裁は専門情報誌っぽいですよね。
ググってみたら文芸関連らしいんですよね…ええぇぇ…なんか違う気もする^^;
>最初に教えてもらわないとこのままなんの雑誌なのかわからないまま見続けることになりそう。
鳥巣商事は結局何の会社なのかサッパリ解らないまま終わりましたもんね。
文具の会社だったらしいんですが知ってました?びっくりぽん…。
>かかは「そう」の一言だけでしたね。結果としては事務でしたが。
この人はいつもそういう人ですよね。
娘になんか実は関心無いように見えますよね。
>問題は常子が最初に言われたほど忙しそうじゃないってことです。
全然人使いが荒くないですもん、あそこの出版社。
私も実はそう思っています。
あの程度で「どんどん辞める」って、これまで雇った人材はどんだけゆとりだったんでしょうか。
何か、違う^^;
>花山さん(モデルの花森さん)が戦意高揚標語を選出している場面を入れたところはとてもよかったです。
面白くなるといいですね~~。
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>話が本格始動するのは後半になってからとは事前に
言われていましたがテキトーで良いかと言えば…。
いやいや、ダメでしょう(笑)
>自分は朝ドラ出演を切欠に嫁さんゲットした癖に
ヒロインには「結婚するな」とかヒデー奴だと思わなくもないが
まあ男の主戦場で女が戦っていく厳しさを説いていると言えなくもない。
確かに、出会いは朝ドラ(笑)
でも、ドラマ中ではこの生涯を左右する出会いが結婚へとは結びつかないようで。
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やっと、やっと、不自然な「間」も「きっかけ」も無く、
普通に楽しめそうな感じになってきました。
前に雇った人は、すぐに辞めちゃうってことでしたが、
物凄く常子の立場が羨ましいですけどね^^。
そうそう、何故鞠ちゃんの才能を、それと無く紹介しないのか。
使えない姉である。
とと姉ちゃん 第68回
内容ようやく仕事が見つかった常子(高畑充希)
そのころ、祖母・滝子(大地真央)が、病で。。。。
一方、鞠子(相楽樹)も、工場で働くことを決断。清(大野拓朗)も、“外”で働くことを決める。
そんななか、隈井(片岡鶴太郎)が、木の端切れで作ったおもちゃを作り、子供たちを笑顔に。子供たちを見ていた常子は。。。。
敬称略
いまさら常子が活躍しよ…
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>仕事の内容も時世も格段に解りやすくて興味深い脚本になっている。
ほんと、流れが自然になりましたよね。
>少なくとも何かの専門情報誌じゃなさそう。
あの本の体裁は専門情報誌っぽいですよね。
最初に教えてもらわないとこのままなんの雑誌なのかわからないまま見続けることになりそう。
常子たちにもわかってなかったりして。
本の内容はあまり関係がなく「このご時世に笑える読み物を出版」という設定がほしいだけなのでは。
>あまり勉強ができなかったらしい姉が出版社なのに鞠ちゃんは普通の事務なのか。
ふつう娘が工場で働くと言い出したらそこは何を作っているの?立ちっぱなしで体はつらいのではないの?
とか心配すると思うのですが、かかは「そう」の一言だけでしたね。結果としては事務でしたが。
問題は常子が最初に言われたほど忙しそうじゃないってことです。
全然人使いが荒くないですもん、あそこの出版社。
しかもミッチーにかわいいだの美しいだのいわれるおまけつきです。
あ、雇われたのが男だったら忙しいのかしら?それは逆差別な気もしますが。
花山さん(モデルの花森さん)が戦意高揚標語を選出している場面を入れたところはとてもよかったです。
とと姉ちゃん (第68回・6/21) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第12週『常子、花山伊佐次と出会う』『第68回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
夫が満州に行くと伝える綾(阿部純子)の手紙。常子(高畑充希)の不安が募る中、暗い雰囲気を払拭しようと、隈井(片岡鶴太郎)は近所の子どもを集めて木っ端で玩具を作る。笑わせるのが好…
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>ここ以前の事は書きたくて書いてるんじゃないから
>適当だったのかなって気がしてる
話が本格始動するのは後半になってからとは事前に
言われていましたがテキトーで良いかと言えば…。
でたな、唐沢寿明。
自分は朝ドラ出演を切欠に嫁さんゲットした癖に
ヒロインには「結婚するな」とかヒデー奴だと思わなくもないが
まあ男の主戦場で女が戦っていく厳しさを説いていると言えなくもない。