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NHK朝ドラ【 花子とアン 】 第25・26回 感想


はな(吉高由里子)は前半部分の翻訳を完成させ、いよいよ芝居の稽古が始まった。
しかし、自らロミオ役に立候補した蓮子(仲間由紀恵)は一向に稽古へ現れず、
ジュリエット役の醍醐(高梨臨)ら級友たちは反発を強める。
無理やり稽古場につれてきても全くやる気を見せない蓮子に、しびれを切らした醍醐は
役を降りると宣言。
騒ぎを聞きつけたブラックバーン校長(トーディ・クラーク)は、やってくるなり意外な
提案をする…(26話)

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

連続テレビ小説「花子とアン」第5週「波乱の大文学会」 第25・26話

     朝ドラ『花子とアン』

 

2話分なので、本当に簡単感想で~。

 

「修和女学校では、年に一度の大きなイベントが近づいておりました」

 

それは『大文学会』…まぁ、今でいう所の文化祭のようなものでございます。
で、みんな大張きりだけれども、どうしてかと言うと単に楽しいからってワケではないらしい。

 

去年は「リア王」のコーデリアを演じた桜子先輩が舞台で見初められて、財閥の御曹司の
ところに嫁がれたのよね。
ご子息の花嫁候補を探しにわざわざ見に来るお母様方もいらっしゃるそうよ。

 

つまり、ボランティアから学校行事に至るまで、彼女らの頭の中は「結婚」でいっぱい…。
今回もそのためにのみ張り切るのだった。 

えっと~…キリスト教精神とか向学心ってもんは~~……。

 

うちは両親や親戚が総出で来るって言ってるの。
はなさんのご家族は?

と、醍醐さん。

おっと……醍醐さんってはなの帰省の時にはお着物を貸しにわざわざ来てくれたりしたのにね。
ここで聞くんだ。「はなさんのご両親」の事を聞くんだ。
もう、空気読めてるのか読めてないのか全く解らない人格でございます。

 

あの方はどうなさるのかしら?
「私には関係ございません」ってお顔なさってるけど。

葉山様のご家族も大文学会においでになりますの?

と、意地悪そうに蓮子さまの方を見るのも…何かちょっとヒドイ。 

 

しかし、こんな子どもみたいな意地悪に怯む蓮子さまではございません。

呼んでみようかしら。
さぞかし面白い事になるでしょうね。

と、ふふっ…と笑いながらおっしゃるのでした。

 

あなたは他の生徒のようにはしゃがないの?

と、はなさんにお尋ねになる蓮子さま。

もう何か…とにかく他の生徒とは世界が違うのだった。
観察しているって感じだよね。

 

私のうちは貧しいから舞台の衣装なんて作れないし、家族を呼びたくても呼べないんです。

そう…。
そういう人もいるのね。

ちょっと感慨深そうに言う蓮子さま。

 

さて…。「はしゃぐ」生徒たちによって、演目は『ロミオとジュリエット』に決定。
この当時は『ヂュリエット』なのですね。
これは、初めて知りましたわ。

 

はなさん。
最後まで翻訳して脚本を書いて下さらない?

という皆さんの希望により、はなは翻訳と脚本という将来に繋がる極めて重要な初仕事を
引き受けることになるのだった。

 

配役は「ジュリエット」に多数の立候補が出るものの、醍醐さんが手を挙げると
みんな引いてしまう…何なの、この空気。 

醍醐さんは押しが強いから
醍醐さんは誰よりも美しい設定
親がPTAの会長 ←んな事ぁない。

ジュリエットには多数の立候補が出たのに、ロミオには手が挙がらない。

男役はイヤらしいっす…まぁヅカもまだ始まっていないこの時代、積極的に男装する人材は
居なかったかも知れません。

 

しかし、立候補はやっと出たのでした。

しかも、それは何と蓮子さま……。

 

他に立候補はおらず、蓮子さまに決定したものの醍醐さんは不満顔。

私、あの方がロミオなんて嫌。
葉山さまって何を考えてるか分からなくて何だか怖いんですもの…。

 

その予感は見事に的中。

蓮子さまはお芝居の稽古を初日からサボタージュ。

ロミオがいなきゃ始まらないじゃないの!

お怒り露わな醍醐さん。

自分が脚本を書いている事もあってか…たぶんもうお世話係は解放されたんだろうけれど、
はなは蓮子さまをお稽古に引きずり出すために走り回る。

顔を出したら出したで、台本を読んで「ぷっ」と吹き出される蓮子さま。

「おお!いとしいジュリエット。私はあの月に誓う。そなたへの永遠の愛を」
…こんな芝居じみたセリフ、恥ずかしくて言えませんわ。

これ、お芝居ですから。

こんな陳腐なセリフに感情を込めろという方が無理です。

陳腐…。

それはいくら何でも翻訳してくれたはなさんに失礼じゃないですか?

私よりもシェークスピアに失礼です。

はなどころかシェイクスピアをもディする蓮子さまの態度に、醍醐さんは役を降りると
泣きだす始末。

 

うん…醍醐さんのお怒りはもっともです。
……でも、ウザい。 

 

揉めている所に先生方が登場。

感情的に事情を話す学生たち……の会話を通訳するはなさん。

すると、ブラックバーン校長は意外な事を言い出すのでした。

 

Then RENKO should play Juliet.

「では、蓮子さんがジュリエットをやりなさい」と。

騒然とする生徒たち。

 

「そして真面目に稽古をしなさい」

 

去っていくブラックバーン校長。
苦々しそうにうつむく蓮子さま。

泣いちゃう醍醐さん。

 

どうしてこんな事になっちゃったのかしら。
あの人がジュリエットで私がロミオなんて…。
本科最後の大文学会だから素敵なドレスを着て舞台に立ちたかったのに。
葉山さまはみんなの神経を逆なでして失敗させたいだけじゃないのかしら…。

 

はなは、ブラックバーン校長には何か考えがあるのだと思いつつ、醍醐さんを
慰めます。

 

醍醐さんは背が高いからきっとロミオ役、すてきよ。
私、醍醐さんのロミオ見てみたい。

はなさん…本当?

うん!絶対似合うと思う。

 

すごいぞ、はなさん…。 
あっという間に機嫌が直る醍醐さんなのでした。

まぁ…

醍醐さんってはなの事がきっと本当に好きなんだよね。
性格は何だかどんどん悪化している気もするけど…お嬢様だから人の立場に立つとか
そういう気遣いは出来なそうなところはあるけれど…。

悪気はない子なのよ。うん。 

 

しかし、蓮子さんの方は「悪気」の塊りなのだった。 

配役が変わっても稽古に来ない蓮子さま。

 

稽古場に来て下さい!

皆さん一生懸命すぎて疲れちゃうんですもの。

蓮子さん、無責任すぎます!
どうして舞台の主役なんか引き受けたんですか!
ちゃんと説明して下さい。

 

復讐したい人がいるの。

はなさん。
私の復讐につきあって下さらない?

 

復讐、キタァァァァ!!!!

……って、言わせたいのか 

言わせたいんだよね、もう狙ってるよね。 

 

サキ・マイヤー復讐計画進行中…。

ワインは没収されちゃったけどね……。
   花子とアン25

 

ではでは、ごきげんよう。

 

よろしければ→【2014年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

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※キャスト

安東はな/村岡花子 … 吉高由里子(子役期:山田望叶)

安東吉平 … 伊原剛志
安東ふじ … 室井滋
安東周造 … 石橋蓮司
安東吉太郎 … 賀来賢人(子役期:山崎竜太郎)
安東かよ … 黒木華(子役期 : 木村心結)
安東もも … 土屋太鳳(子役期 : 須田理央)

葉山蓮子 … 仲間由紀恵

村岡美里 … 三木理沙子
茂木のり子 … 浅田美代子
富山タキ … ともさかりえ
醍醐亜矢子 … 高梨臨(子役期:茂内麻結)
白鳥かをるこ … 近藤春菜

ブラックバーン校長 … トーディ・クラーク
スコット先生 … ハンナ・グレース
綾小路先生 … 那須佐代子
山田国松 … 村松利史
浅野中也 … 瀬川亮

葉山晶貴 … 飯田基祐
村岡英治 … 鈴木亮平
梶原総一郎 … 藤本隆宏
嘉納伝助 … 吉田鋼太郎
宮本龍一 … 中島歩

木場朝市 … 窪田正孝(子役期:里村洋)
徳丸武 … 高澤父母道
本多先生 … マキタスポーツ
木場リン … 松本明子
徳丸甚之介 … カンニング竹山
阿母里教会・森牧師 … 山崎一

一条高子 … 佐藤みゆき
畠山鶴子 … 大西礼芳
松平幸子 … 義達祐未
北澤司 … 加藤慶祐

ナレーション … 美輪明宏

※スタッフ

脚本 … 中園ミホ
演出 … 柳川強、松浦善之助、安達もじり
プロデューサー … 須崎岳
制作統括 … 加賀田透
音楽 … 梶浦由記
アニメーション製作 … 和田羊平

原案 … 村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
主題歌 … 絢香「にじいろ」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanako/

 

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コメント

  1. 花子とアン 第26回

    内容
    大文学会の演目でジュリエット役は、亜矢子(高梨臨)にアッサリと決まり、
    ロミオ役に立候補したのは、蓮子(仲間由紀恵)だった。
    はな(吉高由里子)を含めて、不安を感じるが。。。。

    そんななか、はなが翻訳した脚本も、前半部が完成。
    みんなで稽古しようと…

  2. 芝居の稽古>『花子とアン』第26話

    蓮子様が台詞を貶したことに対し花子のために怒る醍醐ちゃんは◎でもこんな風↓に言う花子って…問題があるとしたら翻訳ではなく原文…という考えなのか?(怖…ひじゅ…

  3. 芝居の稽古>『花子とアン』第26話

    蓮子様が台詞を貶したことに対し
    花子のために怒る醍醐ちゃんは◎

    でも
    こんな風↓に言う花子って…

    問題があるとしたら翻訳ではなく原文
    …という考えなのか?(怖

    …ひじゅにですが何か?

    「私よりもシェイクスピアに失礼です」by花子

    朝市:おらのお父も兵隊だっただ
     おらが赤ん坊の時、日清戦争で死んだだよ

    吉太郎:ちょ、ちょっと、それっ…

  4. 紫花浜匙 より:

    SECRET: 0
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    花子とアン、やっとカキコ。
    赤毛のアンに共通する所が所々あって不思議な感じ。

    そして面白い、マイヤーが来てから断然面白い。
    あの役を、仲間サンがやってなかったら、
    きっと面白いって思えず、憎らしく思えてしまうんだろうな〜。

    葉山伯爵役飯田基祐さん見ると、
    つい、頭撃って拳銃自殺してしまうのではと思ってしまいます。

    かよが健気で可愛い。
    かよも修和女学校通わせてあげたい。

    と、分散的な感想でごめんなさい。
    ではでは、ごきげんよう♪

  5. 花子とアン (第26回・4/29) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
    第5週『波乱の大文学会』【第26回】の感想。

    はな(吉高由里子)は前半部分の翻訳を完成させ、いよいよ芝居の稽古が始まった。しかし、自らロミオ役に立候補した蓮子(仲間由紀恵)は一向に稽古へ現れず、ジュリエット役の醍醐(高梨臨)ら級友たちは反発を強める。無理やり稽古場につれてきても全くやる気を見せない蓮子に、しびれを切らした醍…

  6. えりぃ より:

    SECRET: 0
    PASS: 44bbb2e627538f863d2e1deec301aba7
    蓮子さまお出ましで、俄然面白くなって参りました。

    >復讐、キタァァァァ!!!
    ……って、言わせたいのか?
    言わせたいんだよね、もう狙ってるよね

    はい。言わされてます。あの怪しさはマイヤー・・・
    でもってお部屋で歌を詠んでるとこなんかは、山田ぁ!
    あの短冊にはどんな歌が書かれているのか気になりますわ。
    「のろいうた はやくよんでも のろいうた」ってか?

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