秀吉(竹中直人)の死により、長政(松坂桃李)らを取り込んだ家康(寺尾聰)と、
大老・前田利家(横内正)と結ぶ三成(田中圭)との権力闘争が始まる。
家康は秀吉の遺言を次々と破り三成を挑発、天下への野心をあらわにする。
如水(岡田准一)は一触即発の事態の収拾を図るが、淀(二階堂ふみ)とおね
(黒木瞳)の亀裂も決定的となり、利家の死で均衡は崩れ、家康派の武将による
三成襲撃事件が勃発。
如水は家康の行動の真意を悟る
(「Yahoo!TV」より引用)
軍師官兵衛 第四十六話「家康動く」
簡単感想で。
慶長3年(1598年)8月18日、豊臣秀吉没す。
秀吉の死によって朝鮮にいた将兵は疲弊しきって帰国。
朝鮮出兵に関しては今までの大河でここまで描写されたことがなかった(気がする)
ので…まぁこの大河的には頑張ったと思うの。
みなさん…疲弊しきって、お疲れさまっした…。
帰ってきた長政は、早速、如水にご報告。
父上!三成が博多に迎えに来ておりました。
どの面下げて来られたのか…。
朝鮮から戻った者は皆何の恩賞もなく、三成への不満が渦巻いております。
あやつだけは断じて許せませぬ!
ぃゃぃゃ…一番不満渦巻かせてるのあんただから…。
ものすごく、お怒りで目がギラギラする長政くん。
むやみに争いに巻き込まれるな。
今は形勢を見極めよ。
と、言葉少なに諭す如水。
一方、当の三成は帰国した小西行長と二者会談。
長かった。7年にもわたる戦、得るものは何もなかった。
無用の仲たがいが生まれただけだ。
無用の仲違いっていうけど~…この人も加藤清正に色々と変な事を
やっているんだよね。
「仲違い」のほとんどは自業自得やろ…。
この二者会談は、つまり嫌われ者の二者会談…。
わしは朝鮮から兵を退く折にあやつらのせいでひどい目に遭うたぞ。
という行長のひと言で、これを加藤、黒田らの排除に使おうと目が光る三成。
今週も安定のクズです。
黒田家臣団は如水の教えでほぼ予知軍団なので、今後は世が乱れる予想。
その通りに黒い策略をめぐらす家康であった。
自分の方に取り込もうと思っている加藤、黒田、福島の三将を呼び出す家康。
小西行長が朝鮮での所業についてお主たちを訴えた。
と、朝鮮で兵を退く際に最後尾の行長到着前に清正と長政が町を焼いた事に
ついての訴えがあった事を伝え、その影に誰かがいると匂わせる…。
三成でございますな!?
単純な若造たちは黒いタヌキに簡単に引きこまれます。う~ん…。
この件を取り持つ事で家康と若造たちの仲はどんどん近くなっていくのだった。
慶長4年1月10日。
前田利家が幼い秀頼の後見人として大阪城に入城。
この世界にやっと前田利家が生まれたぉ……。
…うーーん…しかし、激しく咳き込んだりして生まれた途端にもう死にそ~!
小西の言いがかりのお返しのように、今度は家康が
「石田、小西、宇喜多が自分を殺そうとしているお」
と、勝手に大阪を出てしまう。
この件で石田や小西の立場はますます複雑化。
やられたらやり返す…で、三成は前田に、徳川は若造たちに次々と勝手に
縁談を持ちかけていると進言。
こうして、若造たちの諍いは年より2人の対決に……。
これを取り持ったのは細川忠興だったのだが……
この大河では、細川に付いてきちゃう官兵衛@如水である。
そして、初対面なのに(いやいや…視聴者は初対面だけど官兵衛は会ってたらしい)
突然、前田に暴言を浴びせるのだった。
前田様…。
あなたは天下人にはなれませぬぞ!
ここで四大老が力を合わせ伏見へ攻め込めば、あるいは徳川様を
討てるやもしれませぬ。
徳川様を討てば大老筆頭は前田様となる。
されどあなたの病は重くもはや長くはない。
それはご自分が一番お分かりのはず。
この大河の死神・如水に「あんた死ぬよ」宣言されたら死から逃れるなんて
出来ないわけで……。
天下のおもしたるお二人なくしては間違いなく世は乱れまする。
和睦をなさるのが天下万民のためにございまする。
何とぞ…ここはお退き頂きたい。
死神の言葉を素直に聞き入れ、家康と和解する利家である……。
一緒に来た細川の立場は一体……。
死神からの死亡宣告通り、ほどなく利家は死亡。
それを機会に若造たちは三成排除に動き出す。
有名な、加藤、福島、黒田、細川、浅野、池田政、加藤嘉明の七将による
石田三成大坂屋敷襲撃事件である。
で…この大河的には、少しも焦らず家康の元に逃げ込む三成。
徳川殿はわしを引き渡したりせぬ。
もしわしが殺されれば引き渡した徳川殿も豊臣家に弓引く逆賊の一味。
天下を狙う大悪人である事が世に知れ渡ってしまうからのう。
ニヤニヤ笑う三成である。
たまにはオドオドした顔も見たいな…三成たん……。
「命には使いみちがある」。
黒田に伝わる教えとご子息・長政殿から聞いた。
実によいご教訓じゃ。
石田殿の命にもまだまだ使いみちはある。
違いますかな?
家康に息子の暴挙を詫びた如水は、黒いタヌキオヤジの狙いをさっさと見抜く。
官兵衛…如水はついに宣言するのだった…。
徳川のねらいは天下を揺るがす大乱じゃ!
生かされた三成は死に物狂いで味方を集めるであろう。
国中の大名がどちらにつくのかを迫られる。
そうして三成に兵を挙げさせしかる後にその敵を根こそぎ滅ぼし天下を取る…。
そうじゃ。
それが徳川家康の天下取りだ。
さすが黒田…もう関ヶ原予言。能力が冴えわたってる~。
大殿はいかがなさるので?
三成にはつかぬ。
では徳川殿に?
播磨を思い出す。
あの時もそうであった。
織田につくのか毛利につくのか生き残る道を必死に探った。
こたびはどの道を…?
生き残る事は無論大事。
しかし…
わしは我が道を行く。
岡田@官兵衛のギラギラ若返った感じの目が良かったね~~。
しかし~今さらの天下取りは遅いね~。
様子を見て美味しい所を取る…ってことが出来ないお人好しさと、完全に徳川に
走っちゃってる息子との意思の疎通がない事が難。
糸姫は育児ノイローゼで自分から黒田を下りちゃいそうだし。
家康はすでに長政の継室、おえいを用意済み。
官兵衛の意思とは無関係にもう徳川に片足ツッコんでる黒田家なのだった。
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※キャスト
黒田官兵衛 … 岡田准一(少年期:若山耀人)
光 … 中谷美紀
黒田重隆 … 竜雷太
黒田職隆 … 柴田恭兵
いわ … 戸田菜穂
ぬい … 藤吉久美子
黒田長政 … 松坂桃李(少年期:秋元黎→若山耀人)
糸姫 … 高畑充希
栄姫 … 吉本実憂
黒田休夢 … 隆大介
井出友氏 … 飯田基祐
母里小兵衛 … 塩見三省
母里武兵衛 … 永井大(少年期:大嶋康太)
栗山善助 … 濱田岳
母里太兵衛 … 速水もこみち
井上九郎右衛門 … 高橋一生
後藤又兵衛 … 塚本高史
大野小弁 … 辻本祐樹
黒田一成 … 小林ユウキチ
力 … 酒井若菜
お国 … 中川翔子
お福 … 阿知波悟美
お道 … 福島リラ
おゆう … 中村映里子
織田信長 … 江口洋介
お濃 … 内田有紀
土田御前 … 大谷直子
明智光秀 … 春風亭小朝
徳川家康 … 寺尾聰
柴田勝家 … 近藤芳正
丹羽長秀 … 勝野洋
滝川一益 … 川野太郎
佐久間信盛 … 立川三貴
森蘭丸 … 柿澤勇人
万見仙千代 … 田中幸太朗
織田信行 … 尾関伸嗣
織田信忠 … 中村倫也
織田信孝 … 中山麻聖
豊臣秀次 … 中尾明慶
前田利家 … 横内正
荒木村重 … 田中哲司
だし … 桐谷美玲
高山右近 … 生田斗真
小西行長 … 忍成修吾
宇喜多秀家 … 武田航平
小早川秀秋 … 浅利陽介
羽柴秀吉 … 竹中直人
おね … 黒木瞳
羽柴秀長 … 嘉島典俊
竹中半兵衛 … 谷原章介
石田三成 … 田中圭
蜂須賀小六 … ピエール瀧
小寺政職 … 片岡鶴太郎
お紺 … 高岡早紀
江田善兵衛 … 上杉祥三
櫛橋左京亮 … 益岡徹
櫛橋左京進 … 金子ノブアキ
力 … 酒井若菜
伊吹善右衛門 … 尾藤イサオ
おたつ … 南沢奈央(少女時代:三池怜菜)
伊吹文四郎 … 遠藤要
赤松政秀 … 団時朗
円満 … 麿赤兒
石川源吾 … 升毅
別所長治 … 入江甚儀
別所賀相 … ベンガル
別所重棟 … 佐戸井けん太
上月景貞 … 土平ドンペイ
羽柴秀勝 … 倉本発(子役期:佐藤涼平)
足利義昭 … 吹越満
小早川隆景 … 鶴見辰吾
安国寺恵瓊 … 山路和弘
顕如 … 眞島秀和
山中鹿介 … 別所哲也
宇喜多直家 … 陣内孝則
島津義久 … 永澤俊矢
宇都宮鎮房 … 村田雄浩
宇都宮朝房 … 橋本淳
お鶴 … 市川由衣
ナレーション … 藤村志保 → 広瀬修子
※スタッフ
制作統括… 中村高志
脚本… 前川洋一
演出… 田中健二、本木一博、大原拓
音楽… 菅野祐悟
題字… 祥洲
公式サイト http://www1.nhk.or.jp/kanbe/
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コメント
俺が死んだら三途の川で家来集めて戦するダンチョネ・・・と前田利家(岡田准一)
ここまで完全に気配を絶っていた前田利家登場である。 ちなみに黒田如水のキリシタン仲間、高山右近はこの時期、前田家に潜伏しています。 ついでに・・・ねねの侍女・マグダレナは小西行長の母と噂される人物。 あれか・・・関ヶ原の合戦の後に・・・「息子を助けてくだされ」と突然、ねねに泣きついたりするのか。 利
【軍師官兵衛】第46回感想と視聴率「家康動く」&最終回情報
【第46回の視聴率は11/17(月)追記予定】 副題「家康動く」 新聞ラテ「家康
軍師官兵衛 #46「家康動く」
公式サイト 秀吉(竹中直人)の死により、長政(松坂桃李)らを取り込んだ家康(寺尾
軍師官兵衛 第46回「家康動く」〜生き残る事は無論大事。しかし、わしは我が道を行く
「命には使いみちがある。石田殿の命にもまだまだ使いみちはある」
役者は目で演技する。
家康(寺尾聰)が右目を開くと、官兵衛(岡田准一)は鋭い目でにらみ返す。
この家康の言葉で官兵衛は理解した。
「徳川のねらいは天下を揺るがす大乱じゃ!
生かされた三…
軍師官兵衛第46話(11.16)
豊臣秀吉@竹中直人が死ぬや野心を露わにする大老徳川家康@寺尾聰と
他の四大老五奉行は一触即発、
全面抗争は免れたものの大老前田利家@横内正が死ぬと、
黒田長政@松坂桃李ら七将が石田三成@田中圭を襲撃する事件が発生、
家康が大乱を望んでいるのを見抜いた黒田如水@岡田准一は
天下取りを目指す決意をしたと
五大老五奉行が揃わぬまま前田利家死去か・・・
家康の婚姻政策→四大老五奉行との対立→利家の…
「軍師官兵衛」 第46回、家康動く
大河ドラマ「軍師官兵衛」。第46回、家康動く。
豊臣秀吉が死に、天下の形勢は変ろうとしていた。
徳川家康と石田三成が勢力争いをする中、官兵衛はどうするのか。
軍師官兵衛 第46回「家康動く」今日は最初…
遅くなりましたが、軍師官兵衛。今日は見れましたよ! 最初からっ!!(^0^)まずは 今見つけたこんなニュース。→こちらです。春風亭昇太さんが軍師官兵衛に出られるとは!(^0^)いや…
軍師官兵衛 第46回「家康動く」
これまで圧倒的な権力を誇っていた秀吉も亡くなってしまうと完全に出番をなくし、今回は1回ほど回想の場面で登場しただけでした。時代は徐々に家康が主導する世界にうつっていくことになります。それに立ち向かうのが三成。本当であれば、秀吉が亡くなった後に諸大名を上手く束ねてまとめ上げていかなければならないにも関わらず、長政たちに今まで通りの罪を問うような動きを強めてしまったため、完全に反三成派になり再び…
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第46回「家康動く」
秀吉様亡き今、天下の事は五大老と五奉行の合議制。その中でも両雄たる徳川家康様と前田利家様、両者ともに大河の主役になられたことのあるビッグネームのビッグボスですけど、後世の後付けで申し訳ないですけど利家様にはもう残された時間がないわけで、天下取りにいよいよ動かれますか家康様~~~。
軍師官兵衛 第四十六回
『家康動く』
「家康動く〜後継争い激化!勝者は誰か?」
内容
秀吉の死により、家康(寺尾聰)と三成(田中圭)による権力争いが激化。
朝鮮から帰国した長政(松坂桃李)らの三成への不満がうずまき、
そんな長政を如水(岡田准一)は、はやらず見極めるべきと諭すが…
〔NHK大河ドラマ〕軍師官兵衛 第46回「家康動く」 前田利家(横内正)出て来て20分で死去
横内正が前田利家を演じる、
って情報はかなり前から流れていて、
いつ出てくるんやろ?少なくとも秀吉臨終の場面には同席してる筈、
と思いきや、出てきたのは今回の13分30秒付近、
登場時に既に咳して死亡フラッグ立ってるし。
で33分頃には遺体となっていた、2…
大河ドラマ「軍師官兵衛」生き抜く為に勝つ術46家康動く!如水は冷静に大局を見つめ三成には付かず独自で動く事を宣言した
大河ドラマ「軍師官兵衛」第46話は秀吉の死去でいよいよ家康が動き出した。三成はそれを阻止せんとまず朝鮮から帰国した長政らを処分する沙汰を申告するが、これに反発した長政 …
大河ドラマ「軍師官兵衛」 #46 家康動く
秀吉の死。
そして家康が動き始めます。
SECRET: 0
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ホントにありませんね。大事な局面なのに。
家康は嫡子の秀忠を教育しつつ第2軍団をまかせるわけですから、そういう点も如水は雑で勝手な気がしますね。
(もっとも、秀忠は関ヶ原に遅参という大失敗をしてしまうので、どこも親子二人三脚は困難なのかもしれませんが)
小早川隆景は退場しましたが、来週は久しぶりに安国寺恵瓊が出るようで、どんな会話をするか楽しみです。
軍師官兵衛 第四十六話 「家康動く」
第四十五話「秀吉の最期」はこちら。前回の視聴率は16.8%と予想的中。しかも、書いた放送作家が「他の番組にちょっとずつ視聴率を分けてほしい」と思うぐらいに高いレイティングを誇る「イッテQ!」が20%を獲得した真裏なのだから立派だ。前田利家登場。NHK-FM「クロ…
SECRET: 0
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>今週も安定のクズです。
今回も三成のクズっぷりが半端なかったですね(苦笑)
伏見城での一件も然り。
あの押し殺したような笑いが何とも憎々しくって…!
田中圭さん、大河ドラマ後の仕事が心配になってきました。
>たまにはオドオドした顔も見たいな…三成たん……。
どうやら次回でその顔が見られそうですね。
予告編を見る限りでは、焦っている三成がいたような…。
期待したいです♪
『軍師 官兵衛』 第46回「家康動く」
太閤秀吉の最期により、朝鮮半島から遠征軍が引き上げてきました。そのなかには疲弊した長政の姿も。如水はその労をねぎらいますが、長政は博多に三成が迎えにきていたことを不快に感じており、これまでの憤懣をもらします。同じような不満は加藤清正や福島正則など太閤子飼いの武将たちも共有しており、天下の情勢はきな臭いものとなってきました。 太閤の遺言により、7つになった秀頼は大坂城に入り…
大河ドラマ「軍師官兵衛」第46回
如水、天下獲りを決意…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201411160000/
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