NHK朝ドラ【 ちりとてちん 】(2013年・再放送) 第138・139回 感想

小浜で小草若(茂山宗彦)と再会した喜代美(貫地谷しほり)は「大阪に戻って
ほしい」と頼むが、小草若は「草々が草若を襲名したらいい」と言うばかり。
そのころ大阪では、小草若を連れ戻しに行こうする草々(青木崇高)を、四草(加藤虎ノ介)
が体を張って止めていた。
そこには、出来の悪い小草若に対する四草なりの深い愛情があった。
一方、小次郎(京本政樹)は、巨大塗りばしのイベントに向けて、思わぬことを
たくらんでいた。(138話)

清海(佐藤めぐみ)の塗りばしのイベントにゲスト出演することになった喜代美
(貫地谷 しほり)。
そこで喜代美は「小草若(茂山宗彦)に落語への思いを取り戻してもらおう」と、
ある創作落語を考える。
イベント当日、会場に現れた小草若に 聞かせるように、喜代美は「ふるさと」をモチーフに
した落語を演じるが、途中で事情を 勘違いした小次郎(京本政樹)が割り込んできて高座を
めちゃくちゃにしてしまう 。(139話)

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「ちりとてちん」第138・139話「蛇の道はヘビー」
     

      ちりとてちん感想

 

※「ちりとてちん」は、2007年10月期のNHK連続テレビ小説です。
当方は当時の放送をオンタイムで見ているので感想は恐らく回顧目線になりがちです。
ご了承のうえ、ご覧くださいませ。

※レビューでは先のネタバレは控えるよう努力します。
※レビューの更新はイレギュラーで…。書けたり書けなかったりしています。

※再放送時間は月~土・午前7時15分からNHKBSプレミアムにて。

 

小草若を説得できそうもないモヤモヤで寝不足の中、起きてくる喜代美。

 

おはよう。

おはようやないやな。もうお昼やで。

 

お母ちゃん…以外に茶の間に誰か座ってます。

 

こっ…小草若にいさん!?

おう。

えっ!な…何で?

今朝お豆腐買いに行ったらな、商店街でばったり会うたんやわ。

ノンキだけどナイスやで。糸子さん。
小浜を出ていく所だという小草若を引っ張ってきたそうで。

しゃあないわな。
若狭のお母ちゃんにかかったら。

と、ホントにしゃあなさそうに笑う小草若であります。

糸子さんは魚屋食堂へ行ってしまい、残された小草若と向き合う喜代美。

 

その頃、徒然亭一行は「寝床」に移っておりました。

草々さんの小浜行きを全力で阻止して疲れ果てた様子の四草が初めて本音を語ります。

ほっといたらええやないですか。小草若にいさんなんか。
草若師匠とおかみさんの間に生まれて可愛がられて育ったくせに。
草々にいさんへのコンプレックスかなんか知らんけど、ろくに稽古もせんと。
落語は下手やし頭は悪いし。

何でこんなやつが兄弟子なんやろて…。

夕日に溶けてなくなってしまえばええのにてずっと思てました。

 

すごくしんみりして聞いてたんですけど…「夕日に溶けてなくなってしまえばええのに」て。 

もう…ほっといたって下さい。

自分が襲名したいからとちゃうかったんやな。すまん。

四草なりの小草若へのひねくれた兄弟愛…。
草原にいさんもやっと理解したのでした。

けど、それやったら草々師匠が襲名したかてかめへんやないですか?

今ひとつ、人の心の綾っちゅうもんが読み取れきらんらしい小草々。

四草は振り絞るように言うのでした。

 

死んでまうわ!
この上草々にいさんに草若師匠の名前まで取られてしもたら…。
小草若にいさんほんまに死んでまう…。

四草の涙…。
隣りでうつむく草々さん。

草々さんかて当然小草若を心配し、戻らせたいのですわ。
けれども、力技なんですよね。それも愛情。

小草若の心が読めるからこそ、そっとしておきたかった四草。それも愛情。

 

こんなに愛されている小草若は小浜で喜代美に向かって、

 

草々が襲名したらええやん。

とか言っているところでした。

 

ほんな事、思てないですよね。
草々にいさんだけには継いでほしない。それが本音ですよね?
いつか話してくれたやないですか。
ずっとイライシャ・グレイの気持ちやったって。

いつか言ってましたな。
電話機を発明したのに特許出願が2時間遅かったイライシャ・グレイ。

 

今でもそうや。俺はイライシャ・グレイや。
特許の出願がグラハム・ベルより2時間遅れて発明者として名前を残す事ができへんかった
間の悪~い男や。

追いかけても追いかけても、永遠にこの2時間の差は縮まれへんねん。

そして、喜代美に言うのです。

 

若狭かて、その方がええやろ。
自分の旦那が草若になった方がうれしいやろ?

……それは…。

 

ここで、をい!と思ってしまうわけですが…。 

いわゆる朝ドラヒロインみたいに「何言うとるんですか!」とか目を剥きだして
小草若を諭したりできないのが喜代美なんですわ。

ダンナが襲名した方が嬉しいだろ、と言われて否定できない。綺麗ごとが出来ない。
この人間臭さが「ちりとてちん」の凄さなんですな。

 

帰ったってもええで。大阪に。

ほんまですか!?

そのかわり…。
…草々と別れてくれ。

ここでまた言葉に詰まる。
頭の中には「マンション女」が浮かんでいたに違いない。 

 

うそやうそや。
いけずで言うただけや。

ごめんな。喜代美ちゃん…。

 

「若狭」じゃなくて、わざわざ「喜代美ちゃん」。
マンション女説も完全否定はできませんな。

でも…イケズなんでしょうね。
草々さんと喜代美が別れる。
そんな事、小草若が本心から望むわけがない。

 

俺はな、いつかな、あいつがな草若師匠の名前を継ぐもんやと思ててん。
それをあいつも望んでると思ててん。
そやから頑張れ頑張れって、もっと頑張れって言い続けてきたんや。

もしかしたら追い込んでたんかも分かれへん。
20年以上もずっと小草若の事傷つけてたんかも分かれへんねん。

 

自分が小草若にしてきた事を今さらのように語る草々さん。

「かも分かれへん」のやのうて「そう」なんですよ。

力なくそう言う四草。

 

ここで、

よっしゃ!今夜は特別に俺の秘密を聞かしたろ。

と、突然言い出す草原にいさん。

何ですか?

あんまり興味ないんですけど。

あんまりどうでもよさそうな2人の弟弟子の意向はおかまいなく、話しだす兄さん。

 

ほんまの事言うて俺は…鞍馬会長が襲名の話持ち出した時に「来た!」と思た。
筆頭弟子の俺が襲名できる思た。

いや、けど…兄さん自分で「俺は継がへん」て…。

言われんのが怖かったんや。「何で草原やねん」て。

弟弟子たちの方が華があるのに、と陰で言われるのが怖かったと笑う兄さんでした。

私、前の記事に草原にいさんが継がないからゴタゴタするんじゃと書いたけれども、
にいさんには継ぐ気があったんです。満々に。

おとなしそうで地味そうで思慮深そうな草原にいさんの意外な野心。

 

とにかく、俺はそう言われるのが怖うて草々に「継げ」て言うた。
言うてからくよくよくよくよ悩んだ。

そらな、こんだけバラバラな人間が集まって同じ道志してたらお互い腹ん中でいろんな事
考えんで。

それがしんどい。
けど…それがおもろい。

違うか?

 

いつもの穏やかで頼もしい笑顔。

「おかしな人間が一生懸命生きとる姿は、ほんまにおもろい。落語とおんなじや。」

正太郎おじいちゃんが言うてた事と同じ。

人間はみんな勝手だ。
それぞれ色んな事考えて生きてる。

それが面白い…。

だから、誰も誰かを責めたり自分を責めたりしないで。
楽しんで生きていけばいいんだと。

そんな風に聞こえるのです。

 

それを貰った熊五郎はんの新曲

「~♪ それが しんどい♪~ ♪それが おもろい ♪」

は、割愛させていただきます。 
(言うても歌詞これだけやけど)

 

小浜では塗箸イベントに人が集まらなさそうな雰囲気にエーコたちが悩んでいました。
地元ケーブルテレビのタレントくらいしか呼べそうにないのでゲストも弱い。

そこへカセットで「ふるさと」をかけながら嬉しそうに小次郎さんが登場。

 

…と、このイントロが流れてやな、その会場…会場…どこや?

小浜市民会館の会議室や。

うん。その会議室のドアからド~ンと五木ひろしが出てくんねん!

ほんまけ!?

うそに決まっとるやな。

いきなり帰ってきて何言いだすか思たら…。

ほんまやて!

ほんまやったら嬉しいけどねぇ。

夢を見な。どねしたら小次郎に五木ひろしのギャラが払えんねん。

みんな相手にしてくれませんが……今の小次郎さん持ってるからね。
奈津子さんとの結婚資金も捨てて…役に立ちたいんだよね、この人も。

 

夜になって、喜代美の元へエーコがやって来ます。

塗箸イベントのチラシを喜代美に渡すエーコ。

 

手伝うてくれんかな。
ゲストが弱くて人が集まっとらんみたいやねん。
徒然亭若狭やったら小浜の人もみんなよう知っとるでぇ。

唖然とした顔でエーコを見る喜代美です。

 

あかんやろか。

えっ?…私で…ええの?
私なんかで良かったら…。

ありがとう。

 

長い年月を経て、お互いの負を知って、やっと理解しあえた2人。

あの時は、喜代美の高座のチラシをエーコは返したけれども、今日はエーコの
チラシをビーコが受け取る。

友情が戻ったシーンでした。

 

同時に…小草若にも何かしてあげられることはないか、喜代美は考えていました。

 

ポスターに貼ってもらう「特別ゲスト 徒然亭若狭」のシールを持って魚屋食堂に入った
エーコは、食事している小草若を見つけます。

落語は辞めるんやねんて。

という友春の言葉にエーコは驚きます。

 

え?…あ…ほしたら、どねするんですか?

さあな~。探すわ。もっと俺に向いてるもん。

自分は今何しているのかと訊ねられ、エーコは家の手伝いをしていると言いながら
小草若の向かいに座りました。

最初は、嫌でした。
大学もキャスターの仕事も中途半端に終わってしもうて。
やりたいこと見つけてやり通しとるビーコ見とったら、何て自分てカッコ悪いんやろって。
…悔しくて。

それでも、箸の安全性を訴えるために証明書を発行してもらってPRしたりしていたら
売り上げが上がった、と嬉しそうにエーコは語ります。

キャスター時代の経験も、少しは役に立っとるみたいです。

エーコは、チラシを小草若に渡してイベントに誘います。

今の私の仕事、見てもらいたいで。

曖昧に…戸惑ったように返事をする小草若。

 

おじいちゃんの工房で『愛宕山』を聞きながらネタを考えている喜代美の所へ
小梅さんが入ってきます。

創作落語を作っているのだと喜代美は笑います。

 

私はここで落語と出会うたでぇ。
ここは「徒然亭若狭」のふるさとやで。

ほうこ。

と微笑みながら頷く小梅さんを見て、喜代美は胸の内を明かします。

 

おばあちゃん。
奪っただけやったんやろか。
草々にいさんと私…2人して小草若兄さんのふるさと…
奪っただけやったんやろうか…。

 

泣きだす喜代美をの肩を抱いて小梅さんは優しくなでるのでした。

いいや。
誰にでもふるさとはある。帰るとこがある。
誰にも奪うことの出来ん小草若ちゃんのふるさとが、きっとあるはずや。

 

イベント当日。

人の入りはまずまず。

今日は正典さんが中心になって若狭塗箸の制作過程を説明します。
小学校の教師になった正平も教え子を連れてやって来ます。

喜代美は控えで高座の支度をするのでした。

そこへ、小草若が入ってきます。
キョロキョロ見回す小草若に訊ねるエーコ。

 

どねしたんですか?キョロキョロして。

いや、見覚えあるな、って…。

この会議室がですか?

 

その時、竹谷さんのアナウンスが入ります。

 

それではここでスペシャルゲストの登場です。
小浜が生んだスター。徒然亭若狭さんです!

にこやかに高座に進む喜代美。

喜代美は、小草若のために創作落語を作って来たのでした。

いつものように挨拶をする喜代美……。

 

その様子を控室のモニターで見守っている一行がおりました。

五木ひろしです。

今、喜代美の落語が始まりましたでぇ。
終わったら、わしがミュージックをスタートさしますさけ、ほしたらポーンと登場して
カッコよう歌ってください。

わかりました。

 

みんが期待してくれなかったからね…小次郎さん、サプライズを企画しちゃった…。

 

え~小浜は私のふるさとでございます。
「ふるさと」と言えば五木ひろしでございます。
~♪あ~あ~誰にも~♪ふるさとがある~♪~

こぶしを顔の辺りで下していく、ひろし独特のフリをモノマネしながら話す喜代美。

五木ひろしはにこやかにモニターで見ています。

 

実はこの五木ひろしが!福井のスター五木ひろしが!
そこに居ります私の父の塗箸を買いに来てくれたことがございまして。

指し示されて照れ笑いしながらお客さん達に挨拶する正典さん。

 

父は「お代は結構です」と言うたんですが、さすが五木ひろし。言うことが違います。

「それはいけません。あなたが丹精こめて作られた塗箸です。
そのようなこと言って値打ちを下げてはいけません」

「おっしゃる通りです。ほな1万3千円で」

「そうしてください」
「ええ…ええ…え…60円しか、ない。」

どないやねん!

 

どっと沸く観客……

…とは裏腹に…

控室のひろしの顔色が曇ります。

 

「いや、マネージャーに財布を預けたんですけど」
「~♪あの~ひぃとは 行って行ってしまった~♪ あの~ひぃとは 行って行って…」

 

私、歌なんか歌ってませんけどね。

いや!脚色してますさけ。脚色…。

機嫌が悪くなるひろしにオタオタする小次郎さん。 

 

「仕方がありません。それじゃ。」
「手の込んだ詐欺と違うか?」

 

詐欺!?

あ、五木さん。ちょっと待っててくださいね!
いや、ちょっと、待ってて…待ってください!

 

慌てた小次郎さん、ついに控室を出て高座に上がって来ちゃいました。

 

喜代美!!やめ!!

へ?

今すぐやめ!!

 

これから小草若に向けて「ふるさと」の素晴らしさを訴えようとしていた喜代美は、
突然止められてジタバタ…
喜代美を止めようとする小次郎さんを止めようとする竹谷さん。
ざわつくお客さんたち。

もう、めちゃくちゃ……。

 

ここで、あの…スペシャルゲスト!
五木ひろしが登場しますんで~!

 

何とか自分のサプライズを成功させようと叫びながら、小次郎さんは「ふるさと」
のイントロが流れるはずのカセットのスイッチを入れます。

その時、思わぬことが起きるのです。

 

「え~野掛け。

今の言葉でいいますと、ハイキングとかピクニックとか。遠出をしようというわけで、               
歩いてこう野辺へ出ようかっちゅうんですな。春先やし時候ももう寒うないし。

そや、ちょっと一遍野掛けをしようやないかい!と言う事になりまして…」

 

カセットから流れてきたのは草若師匠の『愛宕山』…。

喜代美が入れっぱなしにしていたのがそのまま流れたのでした。

 

もう、焦りまくってカセットを止めようとする小次郎さんと正典さん…。

そんな中で、小草若に異変が起きておりました。

思い出したのです。
幼い時の記憶を。

どこか覚えがあるこの場所。
小浜市民会館の会議室。

あの、草若師匠の小浜口演の時、幼い小草若はここで遊びながら待っていたのでした。

父の『愛宕山』を聞きながら……。

 

「空にはひばりが ピーチクパーチクピーチクパーチク
 さえずっていようか 麦が青々と伸びて菜種の花が彩っていようという本陽気。
 やかましゅう言うてやって参ります。その道中の 陽気な事!」

 

会場はざわつき、竹谷さんは高座の中止を告げ、小次郎さんは必死にひろしの
登場を訴え、そして喜代美は高座から下りて半泣きで叫んでおりました。

 

ふるさというテーマの創作落語やでぇ!
みんな、聞いてください!聞いてください!

 

その時…

喜代美の横を人影がふっと通り過ぎたのです。

まるで、あの時のように。

草若師匠が復帰した「寝床」寄席。

 

喜代美の横を通り過ぎて高座にいたのは、小草若でした。

 

そーーこーーぬーーけーーに!
お待たせいたしましたがな~!

 
徒然亭小草若でございます。

 

茫然と高座を見つめる喜代美。

 

いやぁ~あの、さいぜんね、あそこからフラ~っと入って来たんですけど
何ですか?この大きなお箸。
いやもう私ね、巨人の国へ紛れ込んだか思うて、
そーこーぬーけーにっ、びっくりしましたがな~。

 

お客さん達が小草若に釘付けになっています。
みんな笑っています。

 

ほんでまあ、話に聞きますと、お箸のセッティングにまだ時間がかかるということなんで。
…お箸と言えば、お茶碗でございます。

まあ今日は1つ、このお茶碗のお噺でお付き合い願いたいと思います。
言うても、ご飯を食べるお茶碗やのうてお茶を飲むお茶碗。
何じゃそら、お前。そーこーぬーけーーにっ!関係あれへんがな~!

 

正平の生徒たちが「そーーこーーぬーーけーーにっ!」をフリ付きで
真似しはじめ…いつしか会場に「そーーこーーぬーーけーーにっ!」の合唱が起こり…。

会場のみんなが楽しそうで。笑顔になって。

喜代美は…泣いていました。

 

「え~これは京都のお噺ですが、ご承知の清水の観音さん。
 あそこには音羽の滝いう滝がございます……」

 

以前、この小浜市民会館に響いていた『愛宕山』に代って、今日は『はてなの茶碗』が響く。

私、以前から落語はこのドラマにとって上質なBGМの1つだと申してまいりましたが、
この回にBGМがまた1つ増えたわけです。

落語から逃げていた草若師匠。
同じように逃げていた小草若。

そして、同じように…徒然亭一門のために復帰する。

親子だなぁ、思います。何てよく似た親子でしょう。

親子どちらのふるさとも、結局「落語」なのでした。

喜代美は「奪った」と言っていましたが、喜代美と草々さんは奪ったんじゃなくて、
エーコにも小草若にもふるさとを思い出させてあげたんですよね。

もちろん、意図したわけではなく。
「運命」のようなもんです。

そんな風に、だから、人が生きていく流れは面白い。

高座の小草若が今までになく大きく見えました。堂々として見えました。

一番弟子でもなく、一番芸風を受け継いだわけでもなく、自分流の落語で一門を引っ張る。

「四代目 徒然亭草若」は、きっとそんな人になる事でしょう。

お帰りなさい。小草若にいさん。

 

最近スッカリおかみさんが板について、すっかりプロの落語家も板について…
と、思っていた喜代美の久しぶりのドタバタっぷりはなかなか面白かったです。

いやぁ…まだまだなんやね…と思うと、なぜか安心感。 

 

小次郎さんもね…またあんたそんな事やらかして…っと思うけれども、
これも「役に立ちたい」という思いがあったればこそ。憎めませんな。
和田家の、小浜の役に立ちたくて…。

 

小草若も小次郎さんも、根底にあるのは今は亡き父に「認められたい」。
その思いが滑稽な描写の中から伝わってくるから…切ない。

「ちりとてちん」終盤の神週でした。

 

このドラマも4月5日で最後です。
毎度、長々とすいません。どうぞ最後までおつきあいください。

 

※コメントレス、溜まっている状態で申し訳ありません!

 

※告知~~!!
4月からこの「ちりとてちん」のBS再放送枠で「カーネーション」の再放送が
底抜けに~決定いたしました~~~!!

 

よろしければ→【2014年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

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※キャスト

和田喜代美→青木喜代美/徒然亭若狭 … 貫地谷しほり(少女時代:桑島真里乃)

徒然亭草若(三代目) … 渡瀬恒彦
徒然亭草々 … 青木崇高(少年時代:森田直幸)
徒然亭草原 … 桂吉弥
徒然亭小草若 … 茂山宗彦(少年時代:榎田貴斗・森川翔太)
徒然亭四草 … 加藤虎ノ介
木曽山勇助/徒然亭小草々 … 辻本祐樹
吉田志保 … 藤吉久美子

和田糸子 … 和久井映見
和田正典 … 松重豊
和田小梅 … 江波杏子
和田小次郎 … 京本政樹
和田正平 … 橋本淳(少年時代:星野亜門)

和田正太郎 … 米倉斉加年

和田清海 … 佐藤めぐみ(少女時代:佐藤初)
和田友春 … 友井雄亮(少年時代:小阪風真)
和田秀臣 … 川平慈英
和田静 … 生稲晃子
野口順子 … 宮嶋麻衣(少女時代:伊藤千由李)
野口幸助 … 久ヶ沢徹
野口松江 … 松永玲子
野口春平 … 斉藤勇人/新岡澪
野口順平 … 斉藤隼人/新岡塁

熊五郎 … 木村祐一
咲 … 田実陽子
磯七 … 松尾貴史
菊江 … キムラ緑子
徳さん … 鍋島浩
お花 … 新海なつ
緒方奈津子 … 原沙知絵
原田緑 … 押元奈緒子

鞍馬太郎 … 竜雷太
万葉亭柳眉 … 桂よね吉
土佐屋尊建 … 波岡一喜
万葉亭柳宝 … 林家染丸
土佐屋尊徳 … 芝本正
柳宝の弟子 … 林家染左、林家染吉
烏山 … チョップリン西野
原田颯太 … 中村大輝(少年時代:河合紫雲)

音大の教授 … キダ・タロー
あわれの田中 … 徳井優
横山たかし・ひろし … 本人
五木ひろし … 本人
ニュースキャスター … 浅越ゴエ

竹谷修 … 渡辺正行
堀田由美子 … 和田はるか
高島恵 … 中井飛香
北川沙織 … 村上佳子

 

語り – 上沼恵美子

 

※スタッフ

脚本 … 藤本有紀
演出 … 伊勢田雅也、勝田夏子、井上剛、菓子浩、三鬼一希、吉田努、櫻井壮一
制作統括 … 遠藤理史
音楽 … 佐橋俊彦

テーマ曲・ピアノ演奏 … 松下奈緒

 

 

 【ちりとてちん】第1週~第3週、
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