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【下町ロケット】第1話 感想

俺はこの会社が好きだ!
だから経理のことは精いっぱいやってきた。
みんなが社長に言いづらいことも、いの一番で言ってきた。
会社を思う気持ちは誰にも負けてない!

俺が銀行に入ったのは
能力や技術力はあるのに日の目を見ない企業を助けたかったからです。
銀行員として、ものづくり日本の手助けをしたかったからです。
それが…俺の夢でした。

でも
かなわなかった。

社長。あなたは違う。
あなたは夢に愛されている。

だから逃げちゃいけない。
お願いだから、諦めないでください。

 

下町ロケット  第1話

   下町ロケットop

 

ほとんどドラマ感想になってないので真剣に読まないでくださいっっ!!

 

WOWOWでドラマ化されている事は知っていたが、我が家は見られる環境ではないのでスルーしていた。…そしたら地上波に来たってところ。

『ダブルフェイス』みたいにそのまんまTBSに下ろしてくればいいのに…
とも思うけれども阿部ちゃんの主演は素直に嬉しい。

ただ、このスタッフの大袈裟(ぁ、失礼)熱い演出に阿部ちゃんがハマるのかってのは、ちょっと悩んだ。

オレ的、過去作品で熱い阿部ちゃんといったら…

秋山好古
 
  

  ある意味、上田…ぇ…
   trick2.png

 

いや、違うな…

阿部ちゃんという人は、ノボッとしたキャラの中の芯の熱さと言いましょうか冷静の中の情熱と言いましょうか…その存在感はシュールな世界かあるいは目いっぱいノホホンとした日常の中で生きる気がするので、このスタッフの吠えろ!叫べ!土下座ーーーー!みたいな熱さとは相容れないような気がしてしまうのだった。

 

でも、その辺は結構自分の中で解消できた初回。

佃製作所の幹部も何やら家庭的だし。
太鳳ちゃんとの親子関係も阿部ちゃんらしいオタオタ親父っぷりだったし。

太鳳ちゃんがクールで綺麗でちょっと暗めで、アれから上手く卒業できそうだ…
リハビリ期間をありがとうーーーって意味では良いドラマ。
  下町ロケット1-2

 

しかし…このドラマのテーマ自体が「夢」なんだな…
夢アレルギーの人がいますよぉぉぉぉ……とだけは言っておく…(言うんかい)

 

太鳳ちゃんのことは、ともかく……。

このスタッフの池井戸・前作『ルーズヴェルトゲーム』で気に入ったのか、役者さんに芸人さんが多いこと。

いや個人的には芸人さんというのは独立した世界を自分自身で作り上げている「役者」だと思っているので嫌悪感などはないのだけれども、あまりにも出過ぎだとね…ちょっと大人の事情を見た気分になってしまうわ~。

でも、ホンジャマカの恵は良かったな…やり手敏腕弁護士にちゃんと見えた。
すっっごく頼もしかった。ハマり過ぎていて驚いたよ。
  下町ロケット1-8

 

しかし、これは……

立川談春さん、ほんと悪いけど私にはイツワの坂東社長にしか見えないいや、芝居が悪いとかじゃなくてね『ルーズヴェルトゲーム』で存在感ありすぎて…
  下町ロケット1-9

 

前回悪役だったから今回はイイ人でっていうスタッフの思惑もなんだか透けて見えて、意外性というよりも脳内変換しきれず違和感でしかない。また出演していただくなら同じ悪役の方が良かった。

正直、この2時間SP初回、このキャストが気になって気になってもう。
集中できないレベル。

役柄的には本当にとてもいいのにねぇ…。

 

俺がみんなに嫌われてることは分かってる。
でも俺は、俺はこの会社が好きだ!
だから経理のことは精いっぱいやってきた。
みんなが社長に言いづらいこともいの一番で言ってきた。
会社を思う気持ちは誰にも負けてない!

俺が銀行に入ったのは能力や技術力はあるのに日の目を見ない企業を助けたかったからです。
銀行員としてものづくり日本の手助けをしたかったからです。
それが俺の夢でした。
でも叶わなかった。

 

のシーンは白水銀行から出向してきて、どっちつかずに思われていた殿村さんが主人公の会社を真に思っているセリフの熱さにウルウルくる……

ところのはずなんだろうけど、もう、坂東のクセに…と思うとまた騙されそうで感動できなかったんだよ。
わしゃ『ルーズヴェルトゲーム』を見ていた自分を呪うよ。←うそ。あれは大好き。

キャスティングって時にドラマを作りもするけれども壊しもするから本当に大事だわ。
しみじみそう思う。

 

あと、ファンの方はすいません。(わしも別に嫌いなわけではないが…)
吉川さまの動きがいちいちスタイリッシュすぎて踊っているようだよ。モニカ…。

スタイリッシュにお走りになる吉川さま。
 下町ロケット1-4

 

……

 

色々と…いっぱい気になった。

 

ストーリー自体はいつものこのスタッフという感じ。

町工場なのにロケットの夢をあきらめきれない夢追い人の社長が、会社の危機に瀕して夢を捨てるかどうかで悩む初回。

会社を危機に陥れるのは特許侵害を突然訴えてきた大手企業のナカシマ工業。目的は佃製作所の買収。

こんな潰れそうな小さな町工場がどうしてそこまで欲しいんだよっっっ!!
佃も佃だ。潰れそうならロケットなんてあきらめろや

って話だが、そうも言えない事情がある。

それは圧倒的な技術力という水戸黄門の印籠的宝もの。

利益目的でそれを欲しがる悪のナカシマ工業と、心からそれを欲している帝国重工という図。こっちはもうロケット開発に手が届いているが失敗実験を繰り返している。

実験成功を祈る新井浩文さんがカワイイ。
  下町ロケット1-5

 

正直、個人的に一番盛り上がったのは、帝国重工の実験成功シーンだった。
  下町ロケット1-6

お…おもわずテレビの前で拍手しちまったよ……こっちが主人公サイドだったら良かったのに。

自分としては、この帝国重工が佃と「イイ感じに組んで」くれる展開を希望したい。
それ目的で見よう。ステレオタイプな悪役になったらイヤだなぁ。

 

キャストを見ると色々と脳が他のドラマに飛んじゃう病を治すには早く慣れることしかない…慣れますように慣れますように……。

このスタッフ(ってか池井戸作品がか)が大好きな土下座も昨日はちょっと可愛かった。

 

すまん。
実用的な研究開発以外は一旦中止する。
研究開発費を削減して白水銀行に融資を頼もうと思う。
もうそれしか会社を守る方法はない。

 

仕方ないですよね。
お願いがあります。
もし、ウチの部署の誰かをリストラするならまず私を…。

 

お互いに泣きながら頭下げる上司と部下。大福持ったままだし(笑)
  下町ロケット1-3

 

空を見上げて憧れに手が届かない自分を嘆く主人公の映像とか、ちょっとしたシーンが好き。
大げさすぎる演出と映像で語るもの静かさ。この辺のギャップは不思議だ。

今までの作品とはちょっと違うんだよ…
ってところも見せていただけるとありがたい。

阿部ちゃんを応援しながら見守ります。
(定期レビューの予定はナシの方向で~)

 


佃(阿部寛)は、かつては宇宙科学開発機構の研究員で、現在は亡父が残した
佃製作所の経営者。
利益の一部を、夢だったロケットエンジン開発につぎ込んでいたことや、景気悪化の
影響などもあり、好調だった業績にも次第に陰りが見え始めていた。
そんな中、大手取引先からの取引終了宣告や、メーンバンク・白水銀行の融資拒否、
佃製作所の技術を狙うナカシマ工業による特許侵害裁判など、次々と難題が立ちはだかる。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

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よろしければ→【2015年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 


※キャスト

佃 航平 … 阿部寛

殿村 直弘 … 立川談春
山崎 光彦 … 安田顕
唐木田 篤 … 谷田歩
江原 春樹 … 和田聰宏
津野 薫 … 中本賢
迫田 滋 … 今野浩喜
埜村 耕助 … 阿部進之介
立花 洋介 … 竹内涼真
川本 浩司 … 佐野岳
真野 賢作 … 山崎育三郎

神谷 修一 … 恵俊彰

佃 利菜 … 土屋太鳳
和泉 沙耶 … 真矢ミキ
佃 和枝 … 倍賞美津子

富山 敬治 … 新井浩文
水原 重治 … 木下ほうか
浅木 捷平 … 中村倫也

柳井 哲二 … 春風亭昇太
根木 節生 … 東国原英夫

三田 公康 … 橋本さとし
中川 京一 … 池畑慎之介
田辺弁護士 … 阿藤快
… 今田耕司

財前 道生 … 吉川晃司

藤間 秀樹 … 杉良太郎

ナレーション … 松平定知

※スタッフ

脚本 … 八津弘幸
演出 … 福澤克雄、棚澤孝義、田中健太
プロデューサー … 伊與田英徳、川嶋龍太郎
音楽 … 服部隆之

原作 … 池井戸潤「下町ロケット」

公式サイト http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/

 

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【下町ロケット】第1話 


コメント

  1. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >原作が大好きなだけに、キャスト、演出とも、イメージと違いすぎました。多分途中で力尽きるかもしれません。

    原作先に行っちゃうと、どうしてもそうなりがちですよね^^;
    今、手元に原作があるのですが~ドラマ終わってから読みます。やっぱ。

    >特に殿村はこの作品のオアシスのような存在なのに、なんか真っ向からの嫌われキャラに変更。

    今回和解したので次回からはオアシスになりそうですね~。

    >新井さんの役は、底意地悪い小物なので

    えええぇぇぇ…そーなんですか!
    いやぁ、それ設定変わってるといいなぁ。(でも小悪党は本来 新井さん得意分野かも^^;)

    吉川さんはわざと大げさにやっている気もしますよね。
    ある意味、昔の大映ドラマのように演出が大げささを求めているのかもしれません。
    もう少し見守ります~。

  2. 隠れ常連 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんばんは
    原作が大好きなだけに、キャスト、演出とも、イメージと違いすぎました。多分途中で力尽きるかもしれません。
    特に殿村はこの作品のオアシスのような存在なのに、なんか真っ向からの嫌われキャラに変更。談春ありきで変更したんですかね。殿村役は私の心の中では山西惇さんでした。
    新井さんの役は、底意地悪い小物なので、宮川一郎太しかないです。
    また吉川の役は平岳大のイメージなんですよねぇ。吉川の無駄に大きな演技は興ざめです。
    たおは・・・、おまけみたいなもんなので、何でもいいです。
    今回は安田さんだけが救いでした。

  3. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >いくつか見た池井戸ドラマシリーズが頭の中でMIXされてて、
    日曜日はドラマを見ながら内容整理するのが大変でした。
    年だわ〜(_ _ ;)。

    あ、やっぱりそういう事になっちゃいます?^^;
    年々リセットするのに時間がかかるのは役者さんの以前の役柄が記憶に残り過ぎているからだと思っていたんだけど、それって雲状記憶なのかもーー ○| ̄|_

    >恵の神谷役、最初は嫌だったんだけど上手だったね。
    吉川君、うん、スタイリッシュだった^^。

    いや~恵っていつからあんな演技達者に…。
    そういえばホンジャマカとして活動してるのを長年見てない気がする~。石ちゃんも俳優やっちゃってるし、このまま元芸人俳優になっちゃうのかな~。

    >しかし…このドラマのテーマ自体が「夢」なんだな…

    もう、くうさんのツッコミ、好きだわ〜@^^@。

    お陰さまで夢アレルギーだわいね。視聴者の方が(爆)

  4. 下町ロケット 第1話

    佃航平(阿部寛)は、宇宙科学開発機構の元研究員で、現在は亡き父親が残した精密機械製造の会社・佃製作所を継いでいます。

    社長就任後、経営は順調で次第に業績が上がり、佃は夢だったロケットエンジンの開発に着手します。

    しかし、それに力を入れ過ぎて少しずつ業績が下降し始めていました。

    ある日、佃は大手取引先から突然、取引中止を言い渡されます。

    佃と経理部長・殿村(立川談春…

  5. 紫花浜匙 より:

    SECRET: 0
    PASS: 984e0037bc680040c3165a33fc64e091
    『下町ロケット』と『空飛ぶタイヤ』は原作を読んだのだけど、
    いくつか見た池井戸ドラマシリーズが頭の中でMIXされてて、
    日曜日はドラマを見ながら内容整理するのが大変でした。
    年だわ〜(_ _ ;)。
    『下ロケ』は原作読んだ当初は面白かったけど、
    どの作品も、ベースはほぼ弱小企業、大手企業、銀行の三つ巴だから、
    今はそんなでもないかな〜と思ったら、
    今でも###面白かった〜!!!!###。

    恵の神谷役、最初は嫌だったんだけど上手だったね。
    吉川君、うん、スタイリッシュだった^^。

    >しかし…このドラマのテーマ自体が「夢」なんだな…

    もう、くうさんのツッコミ、好きだわ〜@^^@。

  6. 下町ロケット「ジャパン・ドリーム感動物語の誕生!!中小企業が大企業に勝負!涙…!夢とプライド」

    原作は、第145回(2011年上半期)直木三十五賞受賞作品、および、第24回山本周五郎賞候補作品。もちろん、今をときめく、池井戸潤作品

    それに、スタッフも、『半沢直樹』(2013年)『ルーズヴェルト・ゲーム』(2014年)に継ぐ3作目で、「夢よ、もう1度」と、力、入りすぎちゃったかな?

    例えば、半沢で、片岡愛之助がブレイクしたように、やたら、サプライズ・キャスティングが目立ち、

  7. 下町ロケット (第1話 初回2時間SP・10/18) 感想

    TBS系・日曜劇場『下町ロケット』(公式)
    第1話/初回2時間SP『ジャパン・ドリーム感動物語の誕生!!中小企業が大企業に勝負!涙…!夢とプライド』の感想。
    なお、原作小説:池井戸潤氏の『下町ロケット』は未読。WOWWOW版は未見、ラジオドラマ版も未聴。

    佃(阿部寛)は、かつては宇宙科学開発機構の研究員で、現在は亡父が残した佃製作所の経営者。利益の一部を…

  8. 新ドラマQ より:

    下町ロケット

    下町ロケット

    日曜 21:00 TBS
    2015年10月18日~

    [キャスト]

    阿部寛
    土屋太鳳
    立川談春
    安田顕
    和田聰宏
    今野浩喜
    山崎育三郎
    中本賢
    谷田歩
    中村倫也
    阿部進之介
    竹内涼真
    佐野岳
    阿藤快
    真矢ミキ
    新井浩文
    木下ほうか
    橋本さとし
    春風亭昇太
    東国原英夫
    池畑慎之介…

  9. 下町ロケット 第1話

    「ジャパン・ドリーム感動物語の誕生!!中小企業が大企業に勝負!涙…!夢とプライド」

    内容
    種子島宇宙センターの管制室で佃航平(阿部寛)は、祈っていた。
    そして、ついにロケットが発射された。
    だがしばらくして警報音が鳴り響きはじめる。
    大場(大石吾朗)は、爆破…

  10. 「下町ロケット」中小企業の技術力1大企業の特許権訴訟で経営は窮地に陥るも会社を守るため大企業と戦う決意を固めた

    「下町ロケット」は池井戸潤原作の「下町ロケット」をドラマ化した作品で下町工場でエンジン開発しながら技術力に定評ある中小企業が突然特許侵害を受けて経営ピンチに陥りながら …

  11. 下町ロケット #01

    『ジャパン・ドリーム 感動物語の誕生!!
      中小企業が大企業に勝負!涙…!夢とプライド』

  12. 下町ロケット 第1話

    「ジャパン・ドリーム感動物語の誕生!!中小企業が大企業に勝負!涙…!夢とプライド」10月18日 START! 日曜よる9時 元宇宙科学開発機構の研究員で、現在は父親が遺した下町の工場で経営者として第二の人生を送っている佃航平(阿部寛)。年頃の娘・利菜(土屋太鳳)との仲…

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