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【ダブルフェイス 偽装警察編】 完全ネタバレ感想 と「インファナル・アフェア」比較

犬は部屋の中で人間と暮らしてると、自分を飼い主と同等だと勘違いして
人間が飯を食っている時ワンワン吠えるようになるんだ。
だから、時々犬は死ぬまで犬なんだとしつけてやらなきゃならない。

どんな立派な服を着せてもらって、いいものを食ってたって、
犬は死ぬまで犬だ。

ダブルフェイス 偽装警察編 

    ドラマ『ダブルフェイス』感想

 

2003年に公開された香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクドラマ。

10月15日に前編に当たる「ダブルフェイス 潜入捜査編」がTBS地上波で放映され、
これはその続編で完結編に当たります。

で、初めにご注意を~。

 

※以下の感想は、完全にネタバレしています。
WOWOW未加入の方でも、「偽装警察編」来年1月5日に地上波放送されますので、
まだご覧になっていない方は読まない方がドラマを楽しめます。←絶対

ちなみに当方は、「潜入捜査編」を見た後でどうしても先が知りたくて原作映画
「インファナル・アフェア」を見てしまい、おかげで中途半端に大筋だけ知ってるような
状態で「偽装警察編」を見ることになってしまいました。

これは、今から考えるとあまり賢い観賞方法とは言えなかったです。失敗。

観賞方法は好き好きですが、この作品には「どんでん返し」がありますので、たぶん、先は
知らないで全部観賞する方が良いでしょう…と私は思う。

 

では、簡単ですが「偽装警察編」のあらすじと感想。

 

こちらのストーリーは織田組の犬・高山亮介を軸に展開します。

 

まだ若い頃、高山はヤクザの車を盗もうとして追い掛けられボコボコに殴られます。
そこへ現れて助けたのが現織田組組長・織田大成でした。

 

お前、親はいるのか?
オレが親になってやろうか。

何もヤクザになれって言ってるわけじゃない。
自分の道は自分で決めろ。

 

高山は織田に拾われ、気に入られて組員として教育を受けます。

どんどん大きくなり、ファミリーが増えた織田組は、暴力一辺倒だけではなく頭を使った
「仕事」を考え始めます。

 

悪事に手を染めるのはファミリーを守るため。
俺はファミリーを守るためだったら何だってする。

刑事になれ。
うんと偉くなって、俺と俺のファミリーの力になれ。

高山は大学へ行き、法律を学び、警察に入り、インテリヤクザの道を歩むのです。

「潜入捜査編」を見た時には、元々警察官だった高山を織田が金の力で引き抜いたのだと
思っていましたが、そうではありませんでした。

始めから織田組の構成員という事を隠して、警察に潜入するために育てられたという事です。
一体どれだけの努力をしたか…想像を絶するほどだと思われます。

この過去の経緯については、実はオリジナル映画では冒頭に入っています。

ドラマの方では入れないのかな、と思っていたら、こうして後編の冒頭に入れてきたのですね。
前編と後編の繋ぎ目として、上手い構成だと思いました。

 

さて。

小野寺警視正が思わぬことで亡くなってしまい、高山は葬儀の場で警察の面々から
警視正を尾行していた事を非難されます。

実際には、警視正が殺された事は警察の犬を探す糸口が切れてしまったという事で、
高山にとっても痛手でした。

しかし、今は黙って非難を受ける以外にない…。
高山の立場も辛い物です。

おまけに、織田組からは新たな命令も下っていました。

高山は織田から女の写真を見せられます。

女は、厚生労働省の政治家・末永の娘、万里。

厚労省の役人の娘を思うように動かし証拠の写真などを取っておけば
脅しの材料になり、ヤクの密売がやりやすいというワケです。

 

高山は万里の事を調べ尽くし、バーでアルバイトしている彼女に接近し、
心を掴むことに成功します。

そして、高山の家に転がり込んで来るまでになったのでした。

政治家の娘だというのに自立して奔放に生きているように見えた万里は、
自分が政治家の娘であるが故の苦しみを抱えていました。

小説家になるまであと一歩だという万里。
今、書いている小説は「多重人格者」をテーマにした物。

小説のモデル「多重人格」というのは自分自身だと万里は言うのです。

ずっと父親の言うままに生きてきた自分と、自由になりたい自分。

私、戦ってるの。
もう1人の自分と。

だって、自分の人生は自分で決めるものでしょう。

おかしい?

 

高山が、万里の言葉を織田の言うままに生きてきた自分と重ね合わせた事は
容易に想像できます。

俺も時々、自分は多重人格じゃないかって思う事があるよ。

万里の方も、そんな高山に人間的興味を抱いたようです。

精神科の奈緒子に、自分を「多重人格」だと言う人はどういう人なのか尋ねる万里。

誰にも言えない秘密を抱えている人。
深い孤独を抱えている人。

という奈緒子の言葉に、同じ孤独を感じる万里。

2人は年は離れているけれども人間として惹かれあうようになっていきます。

 

そんな時に、織田から残酷な命令が入ります。

万里を薬漬けにするというのです。
厚労省の役人の娘がシャブ中などと知られたら政治家生命は終わりです。
警察に手出しできなくさせ「仕事」を楽に運ぼうと織田は考えたのです。

 

どうする?
お前が出来ないと言うなら、他の奴にやらせる。

 

この命令が、本当に「仕事」をスムーズに運ばせるために必要な計画なのか、
高山が万里に引かれている事を知っているから離すための計画なのか…

というと、恐らく後述のような気がします。

織田は残酷な男でした。

万里は織田にとっては囮であり商品です。
それに惹かれている高山に危険な臭いを感じたのでしょう。

どんな立派な服を着せてもらって、いいものを食ってたって、犬は死ぬまで犬だ。

高山の行動にも心にも自由を与えない残忍さ…。

 

高山は、ある日小野寺警視正の遺品の携帯の中から不審な電話番号を見つけ、
その相手に電話を発信してみます。

相手は電話に出ませんでした。
しかし、「犬」である事を直観で感じ取る……。

そして、その「犬」の方から携帯に着信があったのです。

高山は申し出ます。

 

小野寺警視正の仇を取りたい。

協力してくれないか。
協力してくれれば、もちろん警察官としての身分を戻してやる。

 

さて…。

森屋の方は、「潜入捜査編」の後どうしていたかというと…。

織田組にシッカリ戻っていました。

警察の「犬」は死んでしまった舎弟・ヒロシに被ってもらいました。
もちろん、鼻が利く織田がそれで納得したとは思えませんが……。

森屋は、診療が終わった奈緒子のクリニックを訪ねます。

灯りを消した診療所で、外から漏れてくる光だけの中での会話。
ゆれる影の映像が冷たく美しい…。

 

最後のチャンスに賭けてみる。
上手く行けば、刑事に戻れるかもしれない。

上手く行かなかったら?

その時は、死ぬだけだ。

本当の自分に戻って、今度こそ君に出会いたい。
今度こそ乾杯しよう。

 

奈緒子の不安な表情。

森屋は「高山」と名乗る刑事に遭う事を決心したのでした。

それは、自分が6年間世話になっていた織田組を裏切る事でもあり、手を切る
チャンスでもあります。

二重の自分を強いられている2人の男が、ついに手を組むのです。

 

多重人格の主人公は最後にはどうなるんだ?

と、万里がバイト先のコンビニから貰って来た季節外れの花火をやりながら聞く高山。

まだ秘密。
明日書き上がる予定だから、帰ってきたらお祝いして。

 

その日。

森屋の情報によって高山は動き、織田組は壊滅します。

逃げる織田を追い詰め、銃を向ける高山。

 

お前何考えてる!自分の親を殺す気か!
俺はお前の親父だぞ!

 

俺の、ファミリーを守るためです。

自分の道は自分で決めます。

 

銃声が響き……

絶命した織田に、高山は深々と頭を下げる。

ありがとうございました。

 

織田は自分を拾ってくれた親父であり、育ててくれた親父であり…

そして、縛り付けた親父だった。

それを自分の手で殺した。

高山の悲痛な思いが伝わるシーンでした。

 

そして、親を殺して帰ってきた息子・高山を拍手で迎える仕事場の面々…。
自由と同時に親を失った高山にとって、なんという皮肉な拍手。

そして、ここで得る物は自由だけではなく、信頼と地位…のはずだった。

しかし、複雑な自由の喜びを噛みしめる高山の前に森屋が待っていたのでした。

 

森屋は、高山の仕事部屋で笑いながら高山を迎えます。
この時点では、もちろん、森屋は高山が何者か知りません。

 

警察に戻ったら、真っ先に織田組の犬、見つけてみせます。
潜入捜査官としての経験がありますから。

それは、高山にとっての脅威でした。

ここで何も知らない森屋から、ずっと解けずに悩んでいた小野寺警視正のパソコンの
パスワードが解明し…。

そして、高山が席を外した隙に、以前履歴書を回収した時の「用心棒」と書かれた
封筒を森屋が見つけます。

ヒロシに聞かれて封筒の隅に書いてやった自分の文字。

全てを察した森屋は黙って警察を後にし、高山は森屋の警察官としてのデータを
パソコンから抹消するのです。

 

森屋は奈緒子に電話をします。

もう一度あがいてみる。
最後まであきらめない。

 

完全な自由を手に入れた高山は、花を買って家に戻ります。

織田を撃つときに言った「自分のファミリー」
彼女に奉げるために…。

しかし、部屋で待っていた万里は、テーブルにばらまかれた写真の前で
茫然と座っていました。

織田組の組員が万里と一緒の高山を隠し撮りした写真です。

写真が入った封筒は、高山が帰る前にポストに入っていたのだそうです。
そこには万里に近づくようにと命令する織田との会話が録音されたCDも入っていました。

 

どういう事?
あなた何者?

俺は……。

あなたなんかに会わなきゃ良かった…。

部屋を出ていく万里…。

 

そして、翌日、高山はビルの屋上で森屋と会います。
いきなり銃をつきつけてくる森屋。

高山は、許しを請います。

チャンスをくれ。
これから俺は生まれ変わって、善人の道を歩きたい。

裁判官に言え。

今のお前には俺を逮捕することはできない。

俺は刑事だ。

そんな事は、誰も知らない。

 

そこへ、銃を構えて高山をずっと支えてきた部下・堺が駆けつけます。

これは、高山を逮捕するために森屋が通報したので駆けつけてきた……
のだと森屋は思うのですが、堺は上司が銃を突きつけられている姿を見て
動揺したのか、森屋を狙って構えたままなのでした。

 

仕方なく、そのまま高山を人質にする形でエレベーターに乗り込む森屋……。

ああ~この役、キャスト見た時からきっと高橋光臣@松岡さんがやると思ったんだよ…。
うえ~ん……

※…で…
中途半端な所で切って申し訳ありませんが……もう一回ご忠告を……。 

まだ「偽装警察編」を見ずにここでネタバレを読んでいる方は、
この下は読まない方がいいです…と、思いますよ。ホント。

一応、読まない方がいい範囲はテーブル枠で括りますね。 
だって、絶対に知らない方が面白いと思うんだよ。

高山を盾にする形で、森屋はエレベーターに乗り込みます。

しかし、堺は射撃の腕に優れていて、隙を見て見事に森屋の頭を撃ちぬくのでした。

森屋はエレベーターの中に崩れ落ちます…即死…。

物言わぬ姿になった森屋を茫然と見つめる高山。

こんな事になって、もう「善人の道」を歩くことなんて出来るわけがありません。
自分の中に少しでも残っていると信じたかった「善」への道を断ち切られた…。

 

安心してください。

その時、堺が思わぬことを言い始めるのでした。

しばらくは現実が解らなくなるような言葉に、高山は頭の中が真っ白になります。

私も仲間です。
7年前にボスに警察に送り込まれました。

織田組は黒新会の傘下に入る事に決まりました。
これから一緒に新しいボスに挨拶に行きましょう。

 

やっと手に入れた自由。

しかし、高山には自由などなかったのです。
織田組が無くなれば次の組織の犬になり、次の組織が無くなればまた…。
自分の周りに自分の二重人生を知る物がいる限り、逃げられる日などやってこない。

エレベーターの中に銃声が響き、高山は「二重人生を知る者」を排除します。

「善」の道は完全に断たれたのでした。

 

それでも高山は、同じ「二重人生」を生きた男・森屋の焼香に行きます。

そこには、女性が一人佇んでいました。

知ってます?
本当は彼、刑事だったんですよ。

もちろん…
高山には何も答える事は出来ませんでした。

彼は自分と同じ者だったのです。

刑事であり、ヤクザでした。

自分の代わりに死んでいった、もう1人の「犬」。

 

帰り道、エレベーターで高山は見知らぬ男たちに囲まれます。

男は黒新会の武藤だと名乗りました。

後はすべてうちで引き継ぐことになったんで。
今後ともよろしくお願いします。

例の政治家の娘には、どこまで知られてますか?
もし、知りすぎているようなら、あの女もこちらで始末しますが…。

 

何も言わずにエレベーターに乗り込む高山を、礼をしながら見送る武藤。

 

落ちていくエレベーターの中で、高山は笑います。

部屋には誰も居なくなった。

その「女」を助けたい気持ちが引き金になって親父を殺したのに。

そして、新しい組が自分を飼い始める。

今までと何も変わらない。
自由も善もなく…家族も守る物もなく…
同じ人生を生き続ける。

泣きながら笑う高山を乗せたエレベーターが、まるで今後の人生を示唆するように
地獄へ地獄へと落ちていきます……。

 

凄いドラマでした…。

映像は全編に渡って冷たい空気。
心に残る音楽と共に映される風景や誰もいない部屋に寂しい間を見せられるよう。
それは登場人物の孤独な心その物。

高山も万里も森屋もみんな孤独で、そして救いのない余韻を残して物語は終わります。

 

オリジナルの原作映画「インファナル・アフェア」には「無間道」というタイトルが付いています。

「無間道」を抜け出せず、今後も歩き続ける高山。

このタイトルが、この物語の全てを表していると思います。

ラストの落ちていくエレベーターの映像が秀逸。
それその物が「無間道」のようでした。

 

個人的には「潜入捜査編」→オリジナル→「偽装警察編」という変な見方をしてしまったので、
たぶんストレートにこのドラマを見た方とは感想の持ち方が違うかもしれません。

内容はほぼ同じなのですが、演出は私はドラマの方が好きです。

これは、「インファナル・アフェア」の感想の方にも書いたのですが、オリジナルの演出は、
やはりお国柄の出ている物だったので…。(特に音楽)。

「SP」「踊る大捜査線」でも印象的な菅野祐悟氏の音楽は素晴らしく、
ストーリーと共に心に残るものでした。

 

ただ、高山(オリジナルではラウですね)という人物と高山の周囲の描き方については、
私はオリジナルの方が好きです。

香川照之さんは大好きな俳優さんであり、このドラマでも高山の苦悩や自由に憧れる
表情は素晴らしかったです。
だから、決して俳優さんの話ではないのですが…

オリジナルのラウの方が、何だか同情できる人物なんですよね。
もっとこう…2面性が明らかなのです。

オリジナルの方では、万里に当たる人物は妻として最初から存在しています。

夫のやっている事を何も知らない妻、明るい夫婦。楽しい生活。
ラウが守りたかったのは完全なる自由で明るい生活、だったんですよね。

全てを知った時の妻が茫然と涙を流すシーンは、それだけに印象的なシーンでした。
妻が全てを知るタイミングもドラマと違うんですよね…。
そこも、私はオリジナルの方が良いと思ったのでした。

「生まれ変わって、善人の道を歩きたい。」
というセリフはオリジナルの方にもあるのですが、私はこれをオリジナルで聞いた時、
非常に東洋哲学的なものを感じたのでした。孟子の思想などにも出てくる言葉ですよね。

オリジナルのラウさんの方が、本当に「善」への道を歩みたいと願っていたように
感じられたのです。
高山さんの口から出る「善」は方便のようにしか聞こえなかった。

この辺、変な順番で見てしまったから…というのもあるような気がしています。

興味がある方は、機会があったらぜひ「インファナル・アフェア」の方もご覧になってみて下さい。

 

色々長々と書きましたが、このドラマはずっと記憶に残るドラマになるでしょう。
2時間ドラマ、スペシャルドラマは数ありますが、なかなかここまでクオリティの
高い物にはお目にかかれないと思いました。

感謝。

 

※そして私信ですが、Kさんに心から感謝

 

【ダブルフェイス 偽装警察編】は、1月5日21時からTBSで
地上波放送される事が決定しました!!

地上波待ちの方は、お楽しみに!

 

【関連記事】
・【ダブルフェイス 潜入捜査編】感想 
・【インファナル・アフェア】ダブルフェイス「偽装警察編」予習のためのネタバレ的感想

 

よろしければ→【2012年10月秋期ドラマ一覧】ラインナップとキャスト表

 

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【キャスト】

高山亮介 – 香川照之
森屋 純 – 西島秀俊

末永万里 – 蒼井優
織田大成 – 小日向文世

西田奈緒子 – 和久井映見
堺俊彦 – 高橋光臣

伊藤かずえ
堀部圭亮
深水元基
 他

ヒロシ – 伊藤淳史
小野寺警視正 – 角野卓造

 

※スタッフ

脚本 – 羽原大介
音楽 – 菅野祐悟
監督 – 羽住英一郎

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コメント

  1. 善人になることの苦悩

    SPドラマ「ダブル・フェイス 偽装警察編」を見ました。 

    26日 TBSにて9時からやってました

    さて先週の潜入捜査編からの続きで

    今回は偽装警察ということで、香川さんのパートが多く
    やっぱり魅せてくれますね

    クオリティは前のと変わらずに、まぁ2編で1作品とい…

  2. ダブルフェイス【偽装警察編】WOWOW 10/27

    偽装警察編 

    「犬はぁ、部屋ん中で人間と暮らしてるとぉ、自分を飼い主と同等だと勘違いして、人間が飯を食っているとワンワン吠えるようになる。だから時々、犬は死ぬまで犬なん

  3. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    あっ、そうだったんだw
    いえいえ、お気になさらずに~^^
    私はもう~ヤンポジションについては、トニー、ニシジ、どちらも支持します( 〃▽〃)

  4. えりぃ より:

    SECRET: 0
    PASS: 44bbb2e627538f863d2e1deec301aba7
    ごめんなさい!!
    台湾版は間違いで、レオンとラウの香港版でございますm(__)m

    酒がまだ抜けてないようです。平にご容赦くださいませm(__)m

  5. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >くうさんも「インファイナル・アフェア」ご覧になったんですね~\(^-^)/

    そーなんですよぉぉ。
    「潜入捜査」の後で先が知りたくて我慢できなくて、つい手を出してしまいましたわ。
    トニーさまとアンディ・ラウさまが、とってもカッコよくて、とっても悲しかった~(;_:)

    >ホント、最後のエレベーターが落ちてゆくシーンは、オリジナルを知ってる者には堪らないです!

    あれはすごい演出でしたよね。
    このスタッフの凄さがこのラストシーンだけでも解りますわ~。

    >私は『陽の当たる正義のため』に罪を犯す台湾版が、純粋に好きです。日本版はどうしても『自己中』に見えてしまって…

    台湾版がある事をえりぃさんのおかげで初めて知りました@@;;
    それは、ぜひ見てみたいです~。探してみよう。

    >今後、二話連続再放送してくださる事を期待します!!(地上波でね!)

    またやってほしいですよね。
    あ~、前編の振りかえりの部分は要らないので、あれをカットして
    本編はぜひノーカットで放映していただきたいですね^^

  6. ダブルフェイス 潜入捜査編・偽装警察編

    あの香港映画の傑作「インファナル・アフェア」が、横浜を舞台。日本の名優達で、こういう風にリメイクされるとは思わなかったので「をを~!」だったのでした。

    (2度あること

  7. ダブルフェイス「潜入捜査編」「偽装警察編」

    元となった「インファナル・アフェア」、この作品をリメイクした米映画の「ディパーテッド」は観ていません。ちょっと出遅れたので、感想のみとりとめなく書きとめておきます。<続…

  8. えりぃ より:

    SECRET: 0
    PASS: 44bbb2e627538f863d2e1deec301aba7
    酔っぱな状態で地上波を観、再度録画を観て、やっとたどり着いた「偽装警察編」レビュー♪

    くうさんも「インファイナル・アフェア」ご覧になったんですね~\(^-^)/

    ホント、最後のエレベーターが落ちてゆくシーンは、オリジナルを知ってる者には堪らないです!
    台湾版・アメリカ版・日本版、それぞれにお国柄が出てるかなぁ…
    私は『陽の当たる正義のため』に罪を犯す台湾版が、純粋に好きです。日本版はどうしても『自己中』に見えてしまって…

    けど、くうさんも書いてらっしゃいますが、音楽は凄く画面と合ってるし、何より制作陣の思いがビンビン伝わってくるドラマでした!!
    今後、二話連続再放送してくださる事を期待します!!(地上波でね!)

  9. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    いいドラマだったよねぇ…(゜-゜)
    寂しいんだけどね、心にしみるよ。

    >オリジナルとの設定の違いもふむふむ!!!
    香川さん的な人物が既婚者という設定にはびっくり!

    もっとね~根本的に性格が明るいんだよね。ラウもヤンも^^;
    いや、明るく見せているというか…。
    ラウなんて私生活はホント普通なのよ。
    奥さんも何も知らない普通の一般人だし…。
    そういう中での二面性なんだよね~。
    時間があったらインファナル・アフェアもぜひ~。

    >しかし同じ犬でありながらも、あまりに違うにしじと香川さん。
    死んでしまったにしじは不幸ではあるけど、和久井ちゃんと
    心が通じた点を思えば幸せだったし、最後まで刑事としての
    正義感を失わなかった!

    そうなんだよね。森屋は「善」のまま死んで行って高山は「悪」として生き残る。
    どっちも地獄…という悲しい話なのさ~(ノ_-。)

    >はぅ・・・重いけど、何とも言えない素晴らしい作品だった。

    よね~。重いけど名作だよね。
    こういうの好きだからすごく心に残ったよ^^
    さすが有料番組は質が高いね~^^

  10. まこ より:

    SECRET: 0
    PASS: 07af5b8e07a195e1e93130d7617e5041
    夕べから続く余韻で頭がいっぱい・・・
    そして今、くうしゃんのレビュ見て目頭が熱いよ・・・

    オリジナルとの設定の違いもふむふむ!!!
    香川さん的な人物が既婚者という設定にはびっくり!
    だけどドラマ版も、蒼井優ちゃんという年齢差のある女性と
    心を通わせてる分、純愛っぽくてじんときた!

    しかし同じ犬でありながらも、あまりに違うにしじと香川さん。
    死んでしまったにしじは不幸ではあるけど、和久井ちゃんと
    心が通じた点を思えば幸せだったし、最後まで刑事としての
    正義感を失わなかった!

    片や香川さんの方は生き長らえる事は出来ても、
    もはや善人には戻れない・・・
    今後も永遠に地獄の生活が続くんだよね。。。

    どちらが幸せなんだか・・・

    はぅ・・・重いけど、何とも言えない素晴らしい作品だった。

  11. ドラマ「ダブルフェイス 偽装警察編」あら…

    潜入捜査編の放送から2ヵ月半。長かった~~~(><)あえてこうなりゃ放送を待つと決めたので、地上波放送まで耐えましたよ、私は!*潜入捜査編の感想は こちら からどうぞ「…

  12. 「ダブルフェイス」偽装警察編 新年早々ずっしり重厚なドラマ

    新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

    というところで昨年から待ちに待たされた「ダブルフェイス」偽装警察編。

    お正月から、お餅はもちろんまぐ

  13. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    明けましておめでとうございます~(^^)/

    >ものすごくよかった!!名作です。
    前のはいつばれるんだろうの緊張感を堪能しましたが、こちらは人間ドラマの色がより濃くて、くうさんの言う「全編に渡って冷たい空気」「救いのない余韻」に納得しました。音楽もせつなかったです。

    うん!名作なんですよ~。
    地上波放送が明日(…もう今日か)に迫ってますが、みなさんの反応が早く見たいなぁ。と思ってたのです。
    いいドラマですよね。
    そうそう、音楽が素晴らしいですよね。
    このドラマにピッタリで。
    もう、今でも耳に残ってますわ。

    >オリジナルは見てないので ディパーテッドとの比較ですがどちらも好きです。ラストはドラマのほうが好き。殺されるよりこのほうが怖いと思う。エレベーターが暗示してますよね。

    ディパーテッドをすっかり忘れちゃってるんですよね、私。
    これは見直さないとね…。
    ラストは絶対にオリジナルよりもこちらのドラマを推しますよ。
    でも、オリジナルも素晴らしい映画です。機会があったらぜひ。
    そっか、ディパーテッドは死んじゃうんだっけ…ちょっと思い出した気がする!

    >1月ドラマは「書店員ミチル」の感想を聞かせてもらえたら嬉しいな。

    見る予定です^^
    あれ、ドラマ10枠だと思い込んでいたら、その後の枠なのね。
    ちょっと時間が短いんですね。
    高良くんとか南朋さんとか好きな人がいっぱい出るので楽しみ(#^.^#)

  14. Q より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    新年早々すみません。どうしてもくうさんに伝えたい。
    録画をやっと見ました。
    ものすごくよかった!!名作です。
    前のはいつばれるんだろうの緊張感を堪能しましたが、こちらは人間ドラマの色がより濃くて、くうさんの言う「全編に渡って冷たい空気」「救いのない余韻」に納得しました。音楽もせつなかったです。
    オリジナルは見てないので ディパーテッドとの比較ですがどちらも好きです。ラストはドラマのほうが好き。殺されるよりこのほうが怖いと思う。エレベーターが暗示してますよね。

    1月ドラマは「書店員ミチル」の感想を聞かせてもらえたら嬉しいな。

  15. Q より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    新年早々おじゃまします。
    録画したきり見れなくて、くうさんのも読めなくて、今見終わったところです。
    もうね、よかった。
    前のはいつばれるのかっていうスリルを堪能したけど、これは高山の人間ドラマでした。「救いのない余韻」という感想にうなずくのみ。高山が親父を殺すときに言った「俺のファミリーを守るためです」そのあとの「ありがとうございました」が印象的でした。
    わたしはオリジナルを見てないのでディパーテッドと比べちゃいますが どちらも好きです。
    ただ西島さんは 組長の片腕クラスにしては迫力不足のような…菊田さんのイメージのせいかな。香川さん小日向さんはさすがでした。そして音楽、すばらしかったです。

    1月ドラマは「書店員ミチル」を楽しみにしてるんですが、くうさんの感想がよめるとイイナ。

  16. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    ( ゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン!本当に凄いドラマだよ。

    >本当に善の道に行きたいのか、よくわからなかった。オリジナルでは守屋を生かそうって意志がはっきり伝わってきたけど、ドラマの方は状況によってしょっちゅう揺れてるように見えたんだよね。
    自分自身とも思える森屋が殺されたことでどう思ったのかもわかりづらかった。

    ちょうどさ~これ書くために見直す前日に「SP革命編」をCSで見ちゃって、
    黒い香川さんを堪能したもんだから、余計黒く見えたんだと思う^^;

    親父を殺したシーンでは高山の哀愁を感じて涙したんだけど、もう
    森屋に対しては、どす黒くしか見えなかったんだよね。
    「善人になりたい」は嘘にしか聞こえなかったし、エレベーターを
    出た後もすごくサバサバして見えてしまった…。

    で、その原因の1つが蒼井優ちゃんに全てを知られたタイミングだと思うの。
    オリジナルの方では屋上シーンの時、まだ妻には知られてないんだよね。
    だから「善人になりたい」と妻のために思っていたと思うの。
    でも、こっちでは屋上のシーンの前に蒼井優ちゃんは去ってしまっている。
    あの時点で高山にはもう自分の自由以外に何も守りたいものがないんだよね。
    だから、ただの悪人に見えるんだと思った。

    >私はドラマ版を先に見たからか、やっぱりドラマ版の方が好きなんだよね。
    織田と高山の関係、そしてそれぞれの女性との関係がすごく丁寧に描かれていて、
    特に森屋と奈緒子の心が結びついていく様子がちゃんと見られた(オリジナルはいまいち、二人の絆がわからんかった)から、後編の別れがより切なく感じられたわ~

    確かに、オリジナルの方では精神科医いらないんじゃ…と思ったw
    まぁ、2時間の映画だからサラッとだよね。
    私はどっちもそれぞれ好きだな。
    やっぱり見る順番はあると思うよ。
    私はオリジナル前半は先にドラマを見てたから、何だかドラマの短縮版みたいだと思った。
    後半は高山の描き方に納得できず…って感じだったので、映画の方が良く感じたもん。
    ドラマを先に全部見ていたら、ラウさま甘すぎって思ったのかもw

    何にせよ、トニー=ニシジ路線に不満なしって感じ( 〃▽〃)

    >そして、ドラマ版の音楽はすばらしかった。
    ドラマチックで寂しくて、美しくて・・・

    そう!音楽演出はもう絶対にドラマ版!
    いいねー。菅野祐悟さん。
    今まで見た映画でも印象に残る曲ばかり。

    >も~今度前後編一挙放送するでしょ~?完全保存版だよ~!!

    地上波も一挙放送やんないのかな~ (´・ω・`)
    ほんと、これは録っとかなきゃね(#^.^#)

  17. WOWOW「ダブルフェイス 偽装警察編」

    TBSとWOWOWの合同企画ドラマの、後編。
    ネタバレ込みですので、ご注意下さい。

  18. 【インファナル・アフェア】ダブルフェイス「偽装警察編」予習のためのネタバレ的感想

    インファナル・アフェア~無間道~ 監督: アンドリュー・ラウ、アラン・マック 出演: アンディ・ラウ、トニー・レオン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、チャップマン・ト…

  19. 悠雅的生活 より:

    ダブルフェイス 偽装警察編

    TBS × WOWOW 共同制作ドラマ

  20. トリ猫家族 より:

    「ダブルフェイス」 偽装警察編

     これは先日TBSで放送された「ダブルフェイス 潜入捜査編」の後編で、織田組のスパイとして警察官として生きねばならなかった男・高山亮介(香川照之)を中心に描いている。
    HPは …

  21. きこり より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いや~ホントにすごいドラマだよね。
    >高山さんの口から出る「善」は方便のようにしか聞こえなかった。
    そうだよね。方便とまでは思わなかったけど、本当に善の道に行きたいのか、よくわからなかった。オリジナルでは守屋を生かそうって意志がはっきり伝わってきたけど、ドラマの方は状況によってしょっちゅう揺れてるように見えたんだよね。
    自分自身とも思える森屋が殺されたことでどう思ったのかもわかりづらかった。
    ドラマの方が全体的にスタイリッシュでかっちょよかったんだけど、オリジナルあってこそだよね。
    ラストの屋上での銃を突きつけるところとか、落ちていくエレベーターのシーンは忘れられないわ~
    私はドラマ版を先に見たからか、やっぱりドラマ版の方が好きなんだよね。
    織田と高山の関係、そしてそれぞれの女性との関係がすごく丁寧に描かれていて、
    特に森屋と奈緒子の心が結びついていく様子がちゃんと見られた(オリジナルはいまいち、二人の絆がわからんかった)から、後編の別れがより切なく感じられたわ~
    そして、ドラマ版の音楽はすばらしかった。
    ドラマチックで寂しくて、美しくて・・・
    も~今度前後編一挙放送するでしょ~?完全保存版だよ~!!
    くうさんの記事読んでたら、私もいろいろ書き足したくなっちゃった。加筆するかも~( *^皿^)

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