本当に何もかも自然だな。
子役さんに至るまで演技も「自然」。
自然の光の演出。自然の木々の演出。
耕治(内野聖陽)は、昔なじみの田中(塚本晋也)と登米でばったり再会する。お互いの若いころの思い出や近況を語らう2人。一方、百音(清原果耶)は林間学校の小学生たちとともに、山歩きと植林体験をしに山へ来ていた。天気もよく順調に山を歩く百音たちだったが、次第に空模様が怪しくなる。そんな中、一行の中でも特に元気のいい小学生・圭輔(阿久津慶人)が、飛ばした木とんぼを追って、ハイキングコースを外れてしまう…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「おかえりモネ」第2週「いのちを守る仕事です」第8話
感想
以前、俳優同士のゲストトーク番組で、「あの人は自然な演技で凄い」とか言うけれど、あれはふざけてるよな。「自然な演技」なんてないよ。
自然に見えるように演技しているんですよね。
という下りがあって、そうだよなぁ……と思い、ずっと心に残っている。
現実社会でも演技っぽい振舞いの人って結構いらして(笑)「自然に見える」のは難しいことだろうと思う。
何もかも「自然」なこのドラマは、ドキュメントのよう。
自然様自然
現在、NHKのよるドラ枠で『きれいのくに』という風変わりなドラマをやっていて、内容はとことん奇抜なのに演出は極めて「ナチュラル」、ドキュメンタリーのような体で作られている。そこに混乱するので、また面白いんだけれど。
本日の林間学校山歩き実習を見ていて、なぜかそういうことを思い出してしまった。
間引き伐採の説明を聞き、見入る子供たち。植樹体験。役者さんの語り方や表情。ドキュメンタリーだよなぁ。今期、NHKドラマが目指すところはリアリティなのだろうか。
役に立つ
「役に立つことなど考えなくてもあなたは一人だけのオンリーワン」主義な令和という時代に逆行しているような感じもするのだけれど、そこを主題として、これからどう変化していくかという話。
切られちゃう木はかわいそう。
そんなごどないよ。
昨日勉強したでしょ?
あの木もすごぐ大事に使われるよ。
重ねて強い板にして家具にしたり、食器とか、駅弁のお弁当箱にもなるし。
切られた木もいろんなものになってみんなの役に立ってるよ。
広葉樹は家の柱にはならない。けれど、雨を溜めたり、落葉が養分になったり……こっちまで聞いていて「ほぉぉ」と思う話が多い。
役に立たない存在などない。というメッセージなのかな。
子どもはやはり事件を起こす
あまりにも描写が自然なので、このまま何も起きずに林間学校が終わるかと思ったほどだけれど(別にそれでもいいんだけど)。
やはり、子どもは想定外の行動をするのだった。
山道からずれて後れを取った上に、ついに道から落ちちゃった圭輔くん。
菅波先生の活躍が見られそう。
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
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NHK朝の連続ドラマ『おかえりモネ』クチコミ感想投稿ページ
NHK朝ドラ『おかえりモネ』◆放送期間 : 2021年05月17日 ~◆制作 : NHK(AK)◆平均視聴率 : %◆脚本 : 安達奈緒子◆主題歌 : BUMP OF CHICKE...
キャスト
永浦百音 – 清原果耶
永浦耕治 – 内野聖陽
永浦亜哉子 – 鈴木京香
永浦未知 – 蒔田彩珠
永浦龍己 – 藤竜也
永浦雅代 – 竹下景子
及川亮 – 永瀬廉
野村明日美 – 恒松祐里
後藤三生 – 前田航基
早坂悠人 – 髙田彪我
及川新次 – 浅野忠信
新田サヤカ – 夏木マリ
菅波光太朗 – 坂口健太郎
佐々木翔洋 – 浜野謙太
川久保博史 – でんでん
田中和久 – 塚本晋也
中村信弘 – 平山祐介
朝岡覚 – 西島秀俊
神野マリアンナ莉子 – 今田美桜
内田衛 – 清水尋也
野坂碧 – 森田望智
安西和将 – 井上順
沢渡公平 – 玉置玲央
高村沙都子 – 高岡早紀
井上菜津 – マイコ
鮫島祐希 – 菅原小春
語り… 竹下景子
スタッフ
◆制作統括 : 吉永証、須崎岳
◆プロデューサー : 上田明子
◆演出 : 一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子
◆脚本 : 安達奈緒子
◆音楽 : 高木正勝
◆主題歌 : BUMP OF CHICKEN「なないろ」