真実を全て知った和也は東京に行くための金を大五郎に要求する。
しかし、大五郎は相変わらず威圧的に断るのみだった。
そうして、和也が東京に向かおうと画策する一方、はる菜の方は菊江に連れられて
霞ヶ浦駅に到着する。
「ぼくの夏休み」第25話
ちえ子から話を全て聞いた和也は上条旅館に戻り、大五郎に向かって
はる菜を探すための旅費を要求する。
はる菜に会うお金を下さい。
そったら金はねえ!
ふざけんなよ! ふざけんなよ!
はる菜を帰せよ!
しかし、相変わらず威圧的に怒鳴る大五郎に、和也はついに包丁を握って構える。
本気で怒る和也を見て、ひるむ大五郎。
ちえ子は、和也に向かって叫ぶ。
止めて!予科練の人たちを思い出してよ!
あの人たちは…私たちの…。
日本人の命を救おうとして遠くに行っちゃったのよ。
日本人同士…こんな醜いことをしないで。お願い!
和也の頭の中に省吾の声が蘇る。
上条家で旅費を得られなかった和也は駅まで行って、とりあえず切符をくれと
頼みこみ、駅員から煙たがられていた。
その時、駅員に向かって頼み込む和也の後ろを2人の子どもを連れた女性が歩いていた。
菊江とはる菜とむつみである。
3人は、茨城に辿り着いたのだった。
しかし、すれ違ってしまう和也とはる菜…。
はる菜は、まず、いつも和也と過ごした小屋に菊江とむつみを連れて行った。
菊江に、「旅館に戻ったらまた売られる」と聞いて、初めて現実を思い知るはる菜。
和也を小屋に連れて来ようとして上条旅館に1人で行った菊江は、そこで佐代に巡り会う。
そして、佐代が菊江と一緒に小屋に向かう様子は、2階から女郎屋の追っ手たちに
見られていたのだった。
はる菜はむつみを連れて、自分が入院していた五十嵐医院を訪れていた。
すると誰もいないはずの病院には人の気配があった。
文子と勇作である。
勇作は、文子に
上条の看板がなかったら、お前は泣き虫の半端者だ。足手まといだ。
と、振られたばかり。
その目にはすでに狂気が宿っていた。
そこへ、はる菜を探して和也がやって来る。
はる菜を見なかったか聞く和也に、勇作は笑いながら言い放った。
いるわけねえだろ。女郎屋にいんだから。
俺が、お父さんに売るようにしむけたんだ。
お父さんに褒めてもらおうと思ってやったのに。
それなのに俺は文子のせいで……。
頭に血が上った和也は何度も勇作を殴りつけた。
ふざけんなよ!何、言ってんだよ。
何言ってるか分かってんのかよ!
何してるか分かってんのかよ!
俺のはる菜を…はる菜を!
こいつが俺のはる菜を!
こいつが……。
殴りつけられて壁に頭をぶつけ、ベッドの上に崩れる勇作。
そこへ、鹿野が入ってきて止めた。
磁場の狂いと汽車の関係から平成に戻れると確信した鹿野にとっては、
今はくだらない争いに関わっている間は無かった。
和也は勇作から引き離されて連れて行かれ、勇作は和也にますます憎しみを覚えた。
騒ぎの隙に小屋に逃げ帰ったはる菜は、そこに佐代の姿を見て怯えた。
安心しろ。奥さんはそんな人でねえ。
奥さんは、はる菜を捜して東京さ行ってたんだと。
ホントに?
ごめんね…つらい思いさせて。ごめんなさい。
よく逃げてきたね…。
よく生きてたね…。
遠い時代の自分の母とそっくりな人…、佐代に抱きついて涙するはる菜…。
しかし、女郎屋の追っ手は2人をつけていた。
はる菜だけではなく、むつみも菊江も一度に見つけて、男たちは喜んだ。
佐代がこの追っ手たちと組んで自分たちを罠にかけたのかと誤解する菊江。
男たちにそう言われて、はる菜の佐代を見る目も変わっていた。
はる菜、この人たちの言うこと信じちゃ駄目よ。
はる菜!
はる菜 、信じて!
佐代はもう、はる菜の信頼を失いたくなかった。
これ以上、はる菜を悲しませたくなかった。
佐代は、そこにあった包丁を手に持って、男たちの方に構えた。
はる菜! 逃げなさい!
はる菜、早く逃げなさい。はる菜。
はる菜、何があっても生きなさい!
菊江は、はる菜とむつみを連れ、後ろを振り返らずに走り出していた。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
怒涛の展開…ではあったけど、どうも第一部の終了ってわけでもなさそう。
半端なところで切れてしまい…
予告の感じでは一応和也とはる菜は再会するっぽかったから、月曜で終了ってこと?
すれ違いすれ違いする和也とはる菜にイラっとしますぅぅぅぅ。
駅で「後ろ見ろ、うしろぉぉぉぉぉぉ!!」
と、テレビに向かって思わず叫んだのは私だけじゃないはず…。
すれ違いと…後は誤解だよね。
佐代さん、昨日から誤解ばっか受けてる。・泣
それは自分の意見をちゃんと大五郎に言って強くならないからでしょ…と見る向きも
いるかも知れないけれども、この時代だからねぇ…。
大五郎なんて本当は包丁向けて脅してやってもちょうどいいくらいのクズだけど、
そんなクズでも家長は家長。
愛人上がりで本妻の座に納まったらしい佐代さんは、なかなか強く出れない。
今日はとにかく…和也の怒りと悲しみで溢れ返った回だったな。
妹を売られた事も許せない。
人さらいみたいな手で売ったクセに悪びれない大五郎が許せない。
金が無くて東京に行けない悲しさ…。
そして、勇作の差し金だったという事実。
思わず「こんな昭和なんて!」と言っちゃう気持ち、解る。・泣
いいさ、今はいくらでも言え。
そして、小屋で佐代さんに抱きつくときのはる菜の表情の変化よ…。
あれ見るまで、佐代さんがママに瓜二だったってこと、すっかり忘れてた。
二宮星ちゃん、神演技。
しかし、信頼は再び崩され…とにかくはる菜を守るために立ち上がった佐代さん。
殴られて…あの後、どうなるんだろう。
そして、また例の農家ブラザーズが「スパイスパイ」と現れて、
ついに大五郎まで鎌を持って和也狩りの仲間に入っちゃった。
八墓村かよーーー!!
あんたさーー、余所んちの子、勝手に売ったり、他人の金や米くすねたり、
挙句の果てには鎌持って和也を追っかけるのかよ…。
少しも和也に悪いという気にならないの?
そして、そして…
耕作兄さんが案外活躍してないのが、とっても気になる。・泣
たぶんたぶん月曜日で出番終了しちゃう崎本くん@耕作。
どうか、最後に華々しい活躍がありますように……
そして、しつこいけど、大五郎と勇作には天罰をーーーー!!!
※すっごく気になる2つの記事
・北条隆博さんのブログ http://ameblo.jp/takahirohojyo/entry-11315566208.html
「これからの省吾の活躍に期待してください」出番がまだある?
・崎本大海さんのブログ http://ameblo.jp/sakimoto-hiromi/entry-11303282941.html
7月15日にクランクアップしてる……
※8/6からは第2部に入り、青年期を迎えるらしいです。
役者さんは、「仮面ライダーディケイド」の井上正大さんと有村架純さん。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
(第25話あらすじ)
はる菜(二宮星)が東京で生きているかもしれないとちえ子(水野絵梨奈)から聞いた和也
(綾部守人)。
東京に行くための金を大五郎(升毅)たちに無心する。
しかし、冷たく拒む大五郎に和也の怒りが爆発。「はる菜を返せよ!」と大五郎に手を上げる。
和也は、台所から包丁まで持ち出して大五郎に迫るが、そこでちえ子が、日本人の命を
守ろうと出撃した予科練生を思い出すように言い…。
(上記あらすじは Yahoo!TVより)
よろしければ→【2012年7月期・夏クールドラマ何見ます?】ラインナップ一覧とキャスト表と展望
【キャスト】
・第一部(昭和19年)
青山和也(12) – 綾部守人
青山はる菜(9) – 二宮星
上条佐代・青山詩緒里 – 高岡早紀
青山浩二 – 中原裕也
上条マツ – うつみ宮土理
上条大五郎 – 升毅
上条耕作 – 崎本大海
上条勇作 – 森永悠希
上条栄次郎 – 西山潤
片岡文子 -土谷春陽
小野寺省吾 – 北条隆博
鹿野健一 – 松田賢二
五十嵐先生 – 山崎銀之丞
五十嵐ちえ子 – 水野絵梨菜
吉岡 – 田窪一世
菊江 – 伊藤麻実子
・第二部(昭和27年)
青山和也(20) – 井上正大
青山はる菜(17) – 有村架純
望月知佳 – 逢沢りな
役名はまだ確認できず。もしかしたら「椎名一郎」? – 佐野和真
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コメント
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>わたしが、今まで読んだり見たりしてきたタイムスリップ物の漫画や映画では、だいたいタイムスリップをひきおこす時空のずれって磁場が狂っているところでおきてたような・・
磁場が狂っている…だけでは移動できない気がするのです^^;
そこに「何か」が起きて時空を移動できる…その「何か」を鹿野は解ってるのかなぁと。
スマホかな?
電王は時々健目当てで見てましたが、そこにまでは思い至りませんでしたわ( 〃▽〃)
響鬼は私は見てないのです。出ていらしたんですね。
>しかしスパイと疑っただけで、殺そうとするかあ???
そこだけは理解できない・・・相手は子供なのに・・・
その辺が昼ドラですよね^^;悪く言えば極端。
普通、子供はスパイだとは思わないよね…^^;
それに殺しちゃあかんでしょ・・・
耕作さんはヘタすりゃ今日で出番終了…のはずなので…
このまま何もしないで消えないでほしいです~(-人-)
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連日暑いですね
わたしが、今まで読んだり見たりしてきたタイムスリップ物の漫画や映画では、だいたいタイムスリップをひきおこす時空のずれって磁場が狂っているところでおきてたような・・もとい時空が不安定だから、磁場が狂っているのか!
佐藤健君が活躍した仮面ライダー電王って時空を超える電車にのって戦うという物語で!わたしはこれが今なお一番好きで!SLにのってくる展開は、思いおこさせてよけいはまったみたいです
もう一つ!ザンキさんというのは、松田さんの仮面ライダー響鬼での役名で、一見おっかないけど、過去の戦いで負った命にかかわる怪我とも戦いながらの展開は感動もので、わたしはちょっとオ-バーラップしてみてたかもです・・すみません・・・マツさんを思えば・・・あれは不幸な事故と納得しないとやりきれなかったです・・いざという時は和也の味方になってくれるだろうと
はるなちゃんの演技にはわたしも惹かれました。
菊ちゃんが!はるなはわたしの天使といってたけど、その気持ちよく解ります(笑)
しかしスパイと疑っただけで、殺そうとするかあ???
そこだけは理解できない・・・相手は子供なのに・・・しかもそのまま来週へ・・・イライラはんぱないよお
菊ちゃんたちが、不幸なことになりませんように・・
耕作さんも心配ですね