2024年上期朝ドラ「虎に翼」感想

三条の人たちが、この先も主たちの「おかげさま」で生きて行かなくてもいいように。自分の力で誇りを持って仕事できるように。「よそ者」として力を尽くす。そういうことよね。森口（俵木藤汰）との間を自分が取り持つことで穏便に済ませようという杉田弁護士...

「田舎」を一緒くたに語りたくはないけれど、「口出し」してくる人間は時代を遡るほど多いでしょうね。人の家の事情、人の気持ちの事情、全部「長」が何とかすればいいと思っている。息苦しいね。父親の話が聞きたいと言う優未（竹澤咲子）に寅子（伊藤沙莉）...

優三さんの遺伝かぁ。たぶん直明にしろ花江ちゃんにしろ、お勉強を見ていないような環境ではないのに、と思っていたので優未の学業の振るわなさが謎だったのだけど。そういうことね。喜ばしいことではないけれど、つながりは、ちょっと嬉しい。山の境界線をめ...

朝ドラヒロインお約束の水落ちをこんなに成長してからするとは(笑)あれ、でも、支部長様が争いに巻き込まれて水に落ちる羽目になったので、謝らなくてもいいのでは？航一さんにも言われたでしょ。「どうして謝るのですか」と。花江（森田望智）への手紙に「...

優未と2人きりの生活になり、バグりまくる寅子……。「親として」どうしたらいいのか、わからないらしい。気持ちは分かるけれど、落ち着いて(笑)桂場（松山ケンイチ）や多岐川（滝藤賢一）らに送り出され、新潟地家裁三条支部に赴任した寅子（伊藤沙莉）は...

東京編はこれで一旦終わりということだろうか。新潟編がどれほど続くのか分からないけれど(史実のモデルの人は約4年後に東京地裁に戻ってきている。もっとも行った場所が新潟ではないのだけど……)。東京の人たちとお別れするのは寂しいな。寅子（伊藤沙莉...