大河ドラマ【どうする家康】感想 第1回 どうするこの信長「どうする桶狭間」

個人的には……

(この信長)どうする家康……。

という感じだった。信長が退場したらドラマが終了しちゃいそうなインパクト。

群雄割拠する戦国時代。尊敬する今川義元(野村萬斎)のもとで、人質ながらも充実した生活を送っていた松平元康、のちの徳川家康(松本潤)は、心優しい姫・瀬名(有村架純)と結婚。このまま幸せな日々が続くと信じていた。そんなある日、織田信長(岡田准一)が領地に攻め込み、元康は前線基地の大高城に米を届ける危険な任務を命じられる。何とか使命を果たしたものの、戦場の真ん中でまさかの知らせが!どうする元康!?…

(『どうする家康』上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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大河ドラマ どうする家康 第1回「どうする桶狭間」

大河ドラマ【どうする家康】第1回「どうする桶狭間」感想

感想

2023年の大河ドラマが始まってしまいました。(昨年の大河レビューが終わっていないことは、とりあえず置いておいてください……)

本年は簡単に…本当に簡っっ単っっに行こうと思っています。たくさん書こうと思うと時間的に無理が生じて、結果書けずに1年も過ぎて行ってしまうので。

とりあえずTwitter実況がある時は貼っておきます

どうする家康 第1話(この信長どうする) Twitter実況

大河ドラマ【どうする家康】第1回「どうする桶狭間」感想
大河ドラマ【どうする家康】第1回「どうする桶狭間」感想
大河ドラマ【どうする家康】第1回「どうする桶狭間」感想
首下げて来るし
大河ドラマ【どうする家康】第1回「どうする桶狭間」感想

どうする家康 初回ぼんやり歴史解説

解説といっても、そんなにガツガツ語るほどの事もないと思う。

歴史オタクの人も、疎い人も、日本人ならばみんな徳川家康の名前は知っている(と思うのが決めつけだったらすいません。でもね、小学校の段階で、教科書にももう出て来る)。

彼が「戦はイヤじゃ」で泰平を目指した結果そうなったのか、天下一番獲りを目指した結果そうなったのかはご本人に聞かなければ分からないので現代人は放っとけという話だけれど、歴史の絶妙なタイミングにより戦国戦乱天下取りの世を終わらせ徳川300年の時代を築いたその祖……ということで。

戦国の世を描いたドラマでは主人公になり脇役になり端役になり、と、必ず顔を出すので、大河ドラマでの出演(?)は62作中25作にも及ぶ。

つまり、教科書でもドラマでも有名人です。

生まれは三河国(現在の愛知県)・岡崎城主松平広忠の嫡男であり、本日の放送開始時点では14歳ほど。駿府の今川氏の人質として育てられている。

人質といっても、牢に閉じ込められて奴隷のように暮らしていたわけではなく、半養子のようにきちんと養育されているのが当時のお家間の「人質」。

もちろん、実家の裏切りがあれば容赦なく処分される可能性があるので安泰ではないけれど、こき使われていたわけでもない。

嫡男を人質に出す例はこの時代では少なくはない。跡取りの座にいるような子を差し出すほどの忠誠心を試されるから。

しかし、家康の場合はちょっと特別な「人質人生」だった。奇異な運命というべきか。

家康は元々、駿府の今川へ送られる予定だった。

が、

→ 途中裏切られて尾張の織田氏へ強制送還 →

父が、それでも今川への忠誠を貫いたので殺されちゃう可能性もあったところ、無事2年間尾張に留め置かれる→

今川が織田との人質交換によって取り戻してくれる→

が、三河へは戻れず駿府へ留め置かれる。

途中で陰謀に遭って織田に送られた。

この期間に『麒麟がくる』では信長と将棋をしたり、今回の大河では「白うさぎ」とか言われて蹴り飛ばされたりしていたわけである……そりゃ恐いわ。

6歳の時に岡崎城から人質に出され、13歳で今川氏の下で元服し、今川義元の縁戚である関口氏の姫・瀬名と婚姻。

非常にほんわかした夫婦描写だったが、まぁ、外目には人質継続の政略婚になる。

そして永禄3年、17歳ほどの時に織田と今川の合戦「桶狭間の戦い」が起き、信長が義元の首をゲラゲラ笑いながらぶん投げる展開に至ったのである……

はい。

今、ココです。

どうする家康 どうする初回感想

正直……本当に正直なところ、目新しいものを見た感がなくて、ボンヤリ突っ込みながら見ていました。

「新しい家康」をスタッフは推しているけれど、少なくとも近年三作の家康はみんな若い時は「どうする?」って感じだった(笑)決断力バリバリ冷静に見せている家康は、もう平成令和向けではないのかも。

築山殿も近年は穏やかでいらっしゃり、そんなに悪い人ではないよね~~……。

子供を2人も産んだのに敗者の地に置き去りにされ、そりゃ恨むだろって個人的には昭和の時代から同情していたのだけど(あネタバレ?…)、近年は描かれ方が緩やかなので逆に悪魔みたいな悪妻キャラを見てみたくなってる。

まぁ……この夫婦についてはまだ、どう描かれるのか分からないので黙っておきます。

近年の大河には珍しく、きちんと側室が配役されているので、目新しいといえばここが一番目新しいかも。

家康の側室は全部で20人余り。さすがにそこまでは出てこないと思うけれど、どう描かれるかは楽しみ。(恋愛脳にはならないでほしいけれど……)

tweetにも書いたけれど、個人的には背景のファンタジックすぎる色合いがものすごく気になった。CGセット感が強く見えちゃって。

こういう映像には見覚えがある。『花も……(やめて)

脚本は私が大好きな古沢良太先生。

初回は特記することはなく、人物紹介に終わった(でもスピードがめっちゃ速くてもう……あっちゅー間に関ヶ原来そう)

古沢さんといえば、『リーガルハイ』『デート』『コンフィデンスマンJP』など、勢いのあるセリフの応酬でコメディ寄りのイメージがある……けれど、『外事警察』や『ゴンゾウ』みたいに、この世界に愛なんてないのではーーと問いたくなるドロっと系も書かれているのですよ。

戦国の人生、ギャグだけではやっていけないし、「どうする?」の使い方もきっと回を追うごとに変わってくるのだろうと思っている。

潤さんも好きだし、期待は大きい。

とりあえずは見守りの姿勢。

このドラマへのレビューをどうぞ

みるはちコメント欄

キャスト(相関図式)とスタッフ

キャスト (相関図式)

徳川家康:松本潤(子役期 / 竹千代:川口和空)

[徳川家臣団と周辺]

酒井忠次:大森南朋
登与:猫背椿
本多忠勝:山田裕貴
榊原康政:杉野遥亮
井伊直政:板垣李光人
鳥居元忠:音尾琢真
大久保忠世:小手伸也
平岩親吉:岡部大
鳥居忠吉:イッセー尾形
服部半蔵 (正成):山田孝之
石川数正:松重豊
本多正信:松山ケンイチ
夏目広次:甲本雅裕
本多忠真:波岡一喜
渡辺守綱:木村昴

大鼠:千葉哲也
女大鼠:松本まりか

[家康妻子]

正室: 築山殿 (瀬名):有村架純
徳川信康:細田佳央太(子役期:寺嶋眞秀)
亀姫:當真あみ

側室: 於愛の方:広瀬アリス
側室: お葉(西郡局):北香那
側室: お万(長勝院):松井玲奈

[今川家周り]

今川義元:野村萬斎
今川氏真:溝端淳平
糸(早川殿):志田未来

関口氏純:渡部篤郎
巴:真矢ミキ
築山殿 (瀬名):有村架純
たね:豊嶋花
お田鶴:関水渚
鵜殿長照:野間口徹

[織田家周り]

織田信長:岡田准一

お市:北川景子(子役期:上村結羽)
五徳:久保史緒里


織田信秀:藤岡弘、
柴田勝家:吉原光夫
明智光秀:酒向芳
佐久間信盛:立川談春


浅井長政:大貫勇輔

[武田周り]

武田信玄:阿部寛

穴山梅雪( 信君):田辺誠一
山県(飯富)昌景:橋本さとし
望月盛時 :
千代:古川琴音

武田勝頼:眞栄田郷敦

[松平家周り]

水野信元:寺島進
於大の方:松嶋菜々子
久松長家:リリー・フランキー


松平昌久:角田晃広


松平広忠:飯田基祐

[豊臣家周り]

豊臣秀吉:ムロツヨシ

[その他]


登譽上人:里見浩太朗
空誓上人:市川右團次

茶屋四郎次郎:中村勘九郎

おふう:天翔愛
おりん:天翔天音

足利義昭:古田新太

語り:寺島しのぶ

スタッフ

◆制作統括 : 磯智明、村山峻平
◆プロデューサー : 村山峻平、川口俊介
◆演出 : 加藤拓、村橋直樹、川上剛、小野見知
◆脚本 : 古沢良太
◆音楽 : 稲本響
◆語り:寺島しのぶ

『どうする家康』各回リンク

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