2018年7月期 オーディエンスベストドラマ賞
あなたの一票による2018年夏期ドラマベストランキング
ブログユーザー、Twitter、Facebook、Google+などSNSユーザーの投票結果による2018年7月期ベストドラマ。
投票結果を発表いたします。
総投票数418票!
たくさんのご協力をありがとうございました!
最優秀作品賞 義母と娘のブルース(TBS系)
脚本=森下佳子/演出=平川雄一朗、ほか/出演=綾瀬はるか、竹野内豊、佐藤健、横溝菜帆、上白石萌歌、井之脇海、ほか
優秀作品賞 2位 dele(ディーリー)(テレ朝系)
脚本=本多孝好、金城一紀、ほか/演出=常廣丈太、ほか/出演=山田孝之、菅田将暉、麻生久美子
優秀作品賞 3位 透明なゆりかご(NHK)
脚本=安達奈緒子/演出=柴田岳志、ほか/出演=清原果耶、瀬戸康史、酒井若菜、マイコ、葉山奨之、水川あさみ、原田美枝子、ほか
優秀作品賞 4位 この世界の片隅に(TBS系)
脚本=岡田惠和/演出=土井裕泰/出演=松本穂香、松坂桃李、尾野真千子、伊藤沙莉、土村芳、久保田紗友、二階堂ふみ、村上虹郎、ほか
優秀作品賞 5位 探偵が早すぎる(NTV系)
脚本=宇田学/演出=湯浅弘章/出演=滝藤賢一、広瀬アリス、水野美紀、片平なぎさ、桐山漣、結城モエ、神保悟志、ほか
投票結果
たくさんの投票をありがとうございました。
◆2018年度7月 夏期ベストドラマ賞 投票所
- 「義母と娘のブルース」(TBS系火曜22時/脚本・森下佳子/主演・綾瀬はるか) (23%, 283 Votes)
- 「dele(ディーリー)」(テレ朝系金曜23時/脚本・本多孝好、金城一紀、ほか/主演・山田孝之、菅田将暉) (22%, 276 Votes)
- 「透明なゆりかご」(NHK総合金曜22時/脚本・安達奈緒子/主演・清原果耶) (17%, 208 Votes)
- 「この世界の片隅に」(TBS系日曜21時/脚本・岡田惠和/主演・松本穂香) (9%, 116 Votes)
- 「探偵が早すぎる」(日テレ系木曜24時/脚本・宇田学/主演・滝藤賢一、広瀬アリス) (6%, 76 Votes)
- 「グッド・ドクター」(フジ系木曜22時/脚本・徳永友一/主演・山崎賢人) (5%, 67 Votes)
- 「サバイバル・ウェディング」(日テレ系土曜22時/脚本・衛藤凛/主演・波瑠) (3%, 38 Votes)
- 「健康で文化的な最低限度の生活」(フジ系火曜21時/脚本・矢島弘一/主演・吉岡里帆) (3%, 32 Votes)
- 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジ系月曜21時/脚本・浜田秀哉/主演・沢村一樹) (2%, 23 Votes)
- 「高嶺の花」(日テレ系水曜22時/脚本・野島伸司/主演・石原さとみ) (2%, 23 Votes)
- 「チア☆ダン」(TBS系金曜22時/脚本・後藤法子、ほか/主演・土屋太鳳) (1%, 18 Votes)
- 「ハゲタカ」(テレ朝系木曜21時/脚本・古家和尚/主演・綾野剛) (1%, 13 Votes)
- 「トーキョーエイリアンブラザーズ」(日テレ系月曜25時/脚本・片岡翔/主演・伊野尾慧、戸塚祥太) (1%, 12 Votes)
- 「限界団地」(フジ系土曜23時/脚本・香坂隆史/主演・佐野史郎) (1%, 11 Votes)
- 「ラストチャンス 再生請負人」(テレ東系月曜22時/脚本・前川洋一/主演・仲村トオル) (1%, 11 Votes)
- 「ヒモメン」(テレ朝系土曜23時/脚本・森ハヤシ/主演・窪田正孝) (1%, 9 Votes)
- 「バカボンのパパよりバカなパパ」(NHK総合土曜20時/脚本・小松江里子/主演・玉山鉄二) (1%, 7 Votes)
- 「そろばん侍 風の市兵衛」(NHK総合土曜18時/脚本・森岡利行/主演・向井理) (1%, 7 Votes)
- 「ゼロ 一獲千金ゲーム」(日テレ系日曜22時半/脚本・土田英生/主演・加藤シゲアキ) (0%, 5 Votes)
- 「捜査会議はリビングで!」(NHKBSP日曜22時/脚本・武井彩、ほか/主演・観月ありさ) (0%, 3 Votes)
- 「GIVER 復讐の贈与者」(テレ東系金曜24時/脚本・継田 淳/主演・吉沢亮) (0%, 3 Votes)
- 「いつかこの雨がやむ日まで」(フジ系土曜23時/脚本・髙橋麻紀/主演・渡辺麻友) (0%, 2 Votes)
- 「遺留捜査 第5シーズン」(テレ朝系木曜20時/脚本・大石哲也、ほか/主演・上川隆也) (0%, 2 Votes)
- 「覚悟はいいかそこの女子。」(TBS系火曜25時半/脚本・李正姫/主演・中川大志) (0%, 2 Votes)
- 「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~THIRD SEASON」(テレ東系金曜20時/脚本・吉本昌弘、ほか/主演・小泉孝太郎) (0%, 2 Votes)
- 「インベスターZ」(テレ東系金曜25時/脚本・土橋章宏/主演・清水尋也) (0%, 1 Votes)
- 「マジで航海してます。〜Second Season〜」(TBS系火曜25時半/脚本・アサダアツシ/主演・飯豊まりえ、武田玲奈) (0%, 1 Votes)
- 「アイアングランマ2」(NHKBSP日曜22時/脚本・飯田譲治/主演・大竹しのぶ) (0%, 1 Votes)
- 「刑事7人(第4シリーズ)」(テレ朝系水曜21時/脚本・寺田敏雄、ほか/主演・東山紀之) (0%, 1 Votes)
- 「幸色のワンルーム」(ABC日曜23時半/脚本・保木本真也/主演・山田杏奈) (0%, 1 Votes)
Total Voters: 418
コメントありがとうございました
- 1位 ぎぼむす 2位 この世界 3位 dele 初回の興味は好きなキャストが出てるからとかだけど、結局は内容の面白いものや、自分の好みに合う ストーリーの物が残った結果になりました♪ 最近は時間がないので、なかなか本数見られない… おもろないわーと思っても見続けるのは朝ドラのみになってまった〜( ̄▽ ̄;)(まこ)
- ギボムス、dele、高嶺の花 高嶺の花とこの世界の片隅で迷った~。けどオリジナル作品ってことで高嶺の花に一票。(のんびり)
- ダントツで「ぎぼむす」。 最終回も最高だったわ。あとは「dele」と「透明なゆりかご」。 (シャブリ)
- 夜の佐藤健がサイコーに可愛かった「義母と娘のブルース」 忙しくて感想書けなかったけど、毎週、短編映画のような余韻がハンパなかったdele。 フツーの幸せをしみじみ・・・・ホンマにしみじみな「この世界の片隅に」(olive)
- 悩んだ末、ぎぼむす、dele、透明なゆりかごにしました!限界団地も捨てがたかったです(こざ)
- 今期も投票させていただきました!ギボムス、dele、透明なゆりかごにしたら現時点で1.2.3でした!笑(明日菜子)
- ぎぼむす dele 探偵が早すぎる の3本です!(とびかめ)
- ギボムス、dele、この世界の片隅に、に投票させていただきやした。ギボムスとdeleはきまってたけど、ら3位は悩んだよ探偵とゆりかごと…ギボムスはね、もうね、泣いて笑ってほっこりして、登場人物みんな愛せたよ。次の日の麦田くんにはガッカリしたがなw(ちょびお)
- 始まった時はこんなにも好きになるなんて思わなかった『ぎぼむす』録画した最終回、さっきまた観てまた涙。 亜希子さん、みゆき、麦田店長、みんなみんな大好きだ~~~\(^o^)/ お別れなのが寂しいよ(´;ω;`)ウッ… また初めから見直そう。 健くん、こっちの作品があって本当に良かったね(*´▽`*) (chia)
- 透明なゆりかごとdeleはストーリーも映像も好き。ぎぼむすは前半の竹野内さんの笑顔と最終回のそれぞれの愛し方が好き。(ゲスト)
- 「義母と娘のブルース」「dele」「この世界の片隅に」に投票させていただきました。 他にも投票したくなる作品がいくつもあって迷いましたが、 それくらいには、豊作で楽しめた夏クールになったと思います。(りんころ)
- ギボムス、綾瀬はるかさんはじめ俳優陣が素晴らしかったです。 探偵が早すぎる、意外にシリアスな場面もあり、見入ってしまいましたが、リアタイしかできないので、もっと早い時間ならよかったのに。 dele、予想通りよかったのですが、もっと突き抜けてくれてもよかったかな。(ゲスト)
- 義母ムス 途中から 娘が高校生あたりから面白くなった ディーリーは脚本家によって秀作と?に分かれる 高嶺の花 石原さとみが好きなので観ていたが 脚本が古すぎ(らんらん)
- 3回目から見た義母ムス。脚本と俳優の力にグイグイ入り込めた良い作品でした! 次点は佐野さん限界団地。ストーリーにもう一歩整合性がほしかった…。(らの)
- 1位 義母と娘のブルース 2位 dele 3位 サバイバル・ウェディング このクールは秀作揃いで録画未見が残っている状態です。(きららマロン)
- daleは、文句なくなんだけど、ギボムスは、かなりダークホースでした。 脚本家さんとスタッフさんは、信頼してたけど、最初のあらすじ読んで、どうなんだろう?って思って。 でも、見てみたら、面白い! あきこさんのキャラが面白くて、そして、深い愛に。 台詞ひとつひとつに重みというか、深みがありました。 後一つは、探偵が早すぎる。 広瀬アリスちゃんのコメディエヌンぶり、馬鹿馬鹿しいトリックとトリック明かし(返し)、こんなドラマ好きだわ(笑) (ゆーふぉ)
- ぎぼむすは笑いに涙に驚きに何でもありだけど、芯が一本通ったいいドラマだった!(ゆゅ)
- deleとハゲタカはダントツで嵌りました! 絶対零度も家族でハマって観てました? 終わってみれば、今季も完走率高かったです。(kira)
- 【dele】 そもそもバディ物が好物。 デジタル遺品の消去にまつわる血肉溢れるエピソードを(血生臭いと言ってもいい程)紡いできたこの物語。クールに処理するのが信条と思われるケイに対し、「いやいや、相手は生身の人間じゃん」というカウンターを穏やかにぶつける祐太郎を眺めているのは極上の時間(✨蜜八瑪)
- まだ見終わってないのもあるんですが、今回はダントツdele でした!次いで透明なゆりかごと、ケンカツ! 底辺の人々を見守るみたいな作品が、今回多かったような? チアダンも好きだったけど、他がよすぎたなぁ…義母むす見たら、そっちも良いってなりそうだけど、まだだから締め切りに間に合わなそう(^_^;)(めい)
- ダントツで,deleです。一回一回の完成度が凄く、楽しみでした。菅田将暉、山田孝之,両名の魅力もいっぱいで、8回で終わるのが本当に惜しいと思いました。ぜひ、ぜひ、続編希望です。(ウィッシュ・ボーン)
- 義母ムスは初回で離脱。でもdele、透明なゆりかごと二つの秀作を観れたから大満足の夏クールでした。(ゲスト)
- deleは登場人物が語りすぎず、短いセリフにその考えや気持ちが凝縮されていて、見直すとその度に発見があるドラマでした。どの話も余韻がありました。圭、舞、祐太郎役の三人の演技にしびれました。この世界の片隅にも丁寧に作られていて、とても良く、毎回楽しみでした。役者さんもそれぞれぴったりでした。そろばん侍も久しぶりに時代劇ではまったドラマでした。(ゲスト)
- 「透明なゆりかご」「dele」「ぎぼむす」」に入れました。 今期は個人的には見る前の期待ほどではなかったなぁと思うものがほとんどだったのですが、そんな中「透明なゆりかご」は見てる間身動きできないくらいに撃たれました。清原果耶を見たかったのですが、彼女はもちろん、次世代の若手女優さんたちが素晴らしかった。脚本家も「コードブルー」ではうーんと思っていたのですが、原作の膨らませ方が素晴らしく、次回作が楽しみと期待しています。(モカ)
- ゆりかご、deleはどちらもテレビドラマでは無いような雰囲気や脚本、語りすぎない余韻が上質で毎回姿勢をただして見ていました。最終回が弱かったけど登場人物みんないとおしかったぎぼむすにも1票!(かえる)
- 「透明なゆりかご」辛い内容も多かったですが、静かで希望のある作品でした。光の使い方が、フェルメールの絵画の様でした。「この世界の片隅に」「dele」も良かったです!選外ですが「ぎぼむす」「探偵が早すぎる」は楽しく、「ケンカツ」「インベスターZ」は興味深く観ました(観てます)。今期は好きな作品が多くて嬉しかったです。 (テレビドラマブログファン)
- 割りと秀作揃いの今期。でも透明なゆりかごは別格です。思うに「それでも生きていく」以来のそれに匹敵するドラマ。そして「誰にでも見る価値のある」ドラマだったと思います。ドラマ、映画を包括しても近年の一位だと思います。日本アカデミー賞位で賞をあげるべきでしょう。国内の映像作品として。 そして「10年に一度」の秀作であれば次の10年にドラマは何を創るべきかを考えさせるドラマです。(ゲスト)
- 透明なゆりかご、キャストの皆さんがリアルだった!はやりの役者さんloveり使うドラマは飽きました、瀬戸さんのファンになりました。(けい)
- 「透明なゆりかご」秀逸でした。放送中に某まんがアプリで連載してたので原作も見ました。原作ももちろん良かったのですが、ドラマは原作の行間をふくらませていて本当に素晴らしかったです!高校生の自転車のシーンが特に心に残っています。(はなっぽ)
- 「透明なゆりかご」です。 瀬戸康史さんが好きで見ることにしましたが、本来なら重い題材のドラマなだけに敬遠してしまったと思います。 けれど毎回見終わるたびに悲しい、苦しいだけじゃない気持ちが残るのを感じました。 「海月姫」からの「透明なゆりかご」実にあっぱれでした。(ゲスト)
- 【透明なゆりかご】 毎回ヘビーな内容なんだけどまっさらで穏やかなアオちゃんの目線でたどる妊娠、出産、時には中絶や妊婦さんの死等をフラットに描いている事でみている側に人ひとり生まれ出ずる奇跡をじっくり見直せる。そんなドラマでした。(✨蜜八瑪)
- 『透明なゆりかご』、とにかく素晴らしい作品でした。思いテーマの中に、いつも考えさせられ、でも最後には優しい想いも残る… 観るのが辛いこともあり、救われることもある… とにかく脚本が素晴らしかった。 そして、それを演じる役者さんたちが素晴らしかった。いつも涙なしでは観ることができないけど、アオイの素直な瞳と透明感、由比院長の真摯な優しい瞳に守られて、温かい気持ちをいただきました。 ありがとう、を言いたいドラマでした。(諒)
- 何はともあれ透明なゆりかご。脚本もキャストも音楽も全てハマった凄い作品。一言で感想が紡げないドラマ。スタッフのブログにさえ感動しました。 次いでdele。苦手だった山田くんを見る目が変りました。 ぎぼむすは思っていた方向でなかったのが良かった。(まりも)
- deleにつけたあとちょっと考えてせかすみ、みっつめをかなり迷って高嶺。(ウメコ)
- 義母ムス以外は、そんなに積極的なものではありませんが・・・ 高嶺の花は、とにかく石原さとみさんが最初から最後まで美しかったのが良かったです。 芳根京子さんも、回を追うごとに魅力を感じられるような女優さんでした。(uzuraneko)
- 一位は圧倒的に”dele”。投票数が少なかったら泣く。設定・脚本・演者・演出、すべてにおいてパーフェクト。一話ごとに色味が違いながら、それでも全体の色感が統一されているところが凄い。とにかく一人でも多くの方に見て欲しい。ぎぼむすは脚本と演者さん’sの勝利。「ピンピンコロリ」をああいう形で回収する森下脚本に震えた。ケンカツはとにかく誠実。関テレさん偉い。これからもこういう挑戦を続けていただきたいです。おまけ。 高嶺の花: deleと対極にある感性だと思う。そして、残念ながらその感性は、もう時代とはそぐわなくなってしまったかも知れない。(sis)
- ギボムスとdaleはすんなり決まって、最後の1作は片隅とグッドドクターを迷いに迷い…グッドドクターにしました!(りの)
- 【捜査会議はリビングで】 いわゆるコージーミステリー。観月ありさは少々 脳筋寄りだけど機転の利くSAT隊員のママ役がとにかくはまり役。気を抜くとただただ緩い印象に陥りがちなタイプのドラマだけどどのキャストも徹底して役割の破綻がなく丁寧だから落ち着いて楽しめました。(✨蜜八瑪)
- 「義母と娘のブルース」「透明なゆりかご」「限界団地」を推しました。 「限界団地」は佐野史郎さんの怪演がツボに嵌って魅了されました。 後の2作品は皆さんお書きの通りの感想です。(ゴンゾウ)
- ①dele:文句無し。コレが無料だと言うのが奇跡のようなドラマでした。 ②ハゲタカ:一周回って面白いという変な感想ですけど、何故かクセになってました。で゙わ゙ ③限界団地:また変なチョイスですけど、登場人物全員狂ってる世界が好きでした。(もけ)
- ぎぼむす、deleはすんなり決めたけど、3番目で迷って寺内さんがいたから入れちゃった!みんな忘れてそうだし。ダンチマンに恨まれたくないしw(ときわたり@はむ)
- 今季あまり見れていないので、「dele」と「探偵が早すぎる」と「バカボンのパパよりバカなパパ」の3本にしました。(まつ子)
- 探偵が早すぎるがとにかく面白かったです。 わろてんかで唯一の良かったところがアリス嬢の存在だったので期待していました。 振り切った変顔と滝藤さん、水野さんとの掛け合いと見どころ一杯でした。 片平なぎささんも大好きでした。ぎぼむすは最終回前の回がマックスで最後はあれ終わりかあという感じだったので次点。 伏線回収が綺麗すぎてもあまり面白くないんだなというのが感想です。限界団地があったのでこれも。ネタドラマとして最後まで面白かったので入れてみました。(ゲスト)
- サバイバルウエディングが1番よかった!! (ゲスト)
- 「健康で文化的な最低限度の生活」はそのテーマゆえに叩いている人が多いけど、製作・放送したカンテレ・フジTVに拍手したい。極端な自己責任論が幅を利かせている今、(視聴率的には苦戦したけれど)多くに人に見てもらいたいと思えるドラマでした。(ゲスト)
Twitterなどでもたくさんの反応、心より感謝いたします。
総評
1位は『義母と娘のブルース』
風変わりなキャリアウーマンが末期の病を抱えた子持ちの男と出会い、契約結婚してその子どもを育て上げる……と、バッサリ説明してしまうと情も恩もない話になってしまいますが、そこに肉付けされた愛情の深さがたっぷり伝わるドラマでした。
この原作が4コマ漫画だというのが信じられないくらい、きっちり繋がった家族の一大叙事詩。
「親子」と血の繋がりについて考えさせられ、子どもを育て離れて独立することの喜びや切なさを登場人物と共に体感し、心揺さぶられました。
どういう関係性があるのかよく分らなかった麦田くんの行動の1つ1つが亜希子・良一・みゆきの人生に関わっていたというSFのような流れに鳥肌。「JIN」スタッフのお仕事の上手さを感じます。
亜希子さんを演じた綾瀬はるかさんのアンドロイドのような可笑しみ、横溝菜帆さんから上白石萌歌さんへ続くみゆきの成長っぷり、佐藤健さんの風来坊然とした様子。役者さんたちの演技も時に暗くなりがちなシーンに温かさを生み出し、やさしいファンタジーの世界を作り上げました。
2位の『dele(ディーリー)』は、脚本家競作で各回に個性
個性はあるけれども決してバラバラではなく、主人公2人のバックボーンは負わせながらのそれぞれのストーリー。
同じテーマを与えながら、時にはミステリーを、時には人間ドラマを、時には社会派を、時にはアクションを……と、脚本家さんたちに宿題として振ったかのよう。各回の出来が本当に素晴らしく、それぞれの世界を作り上げる役者さんの演技と共に楽しめました。
アクションやサスペンスの回はカメラワークにドキドキさせられ、人間ドラマの回は美しさにホロっとし、映像力の高さも秀逸でした。
自分が死んでしまったら消したいデータ。……これも時代と共にアナログからパソコン、次はスマホに移って行くのでしょうね。この世から完全に消えることも消えないことも難しそうです。考えさせられました。
3位『透明なゆりかご』スタッフの職人芸の凄さ
適所に清水靖晃さんの劇伴がグッっと入ってきて、セリフの強さや温かさと共にいつの間にか涙させられること、多々。
辛い時でも温かいシーンでも、いつも優しく美しい映像。
お涙ちょうだいドラマになりがちな「病院もの」、母性礼賛になりがちな「出産もの」「子育てもの」、その既成概念を突き破り、人の生と死をただ見つめ支える人々を描く詩のように美しい作品となりました。
各回ゲストが心騒がせる演技を剥きだしの感情で見せ、病院内のレギュラーキャストが静かな佇まいでそれを受ける。本物の病院の日々を見せられているようで、実際にこのお仕事に携わっている方々とキャストの方々の姿勢が被り、頭が下がる思いです。
4位『この世界の片隅に』有名原作の後、ヒット劇場アニメを経ての実写化
岡田惠和さんの連ドラ脚本はTBSでは約10年ぶり。日曜劇場では『運命の人』スタッフにあたる組での作品はどんな感じになるのか興味はありましたが、実写版に相応しいリアリティと肉感のある作品になりました。
世界観とキャストはピッチリとマッチし、そこにあの時代が蘇るようでした。
5位の『探偵が早すぎる』は、キャラクターの魅力溢れるドラマ
今期は朝ドラでも活躍した滝藤賢一さんを主演に、個性的なキャラクターを揃え、深夜帯事件もの枠を盛り上げました。
片平なぎささんを主とする大陀羅一族の悪者っぷりに笑えました。キャストの皆さんの伸び伸びとした演技が印象的です。
年末総括ベスト投票への候補
投票開始時にアナウンスした通り、上位5作品を年末ベストの候補としてノミネートしようと考えております。
最終的には1年4期で20作。(本年度は春期の5位が2作になったので、21作になる予定です。)
そういう感じで行きたいと思っておりますので来期もまた、投票をよろしくお願い致します。
(できましたら投票告知の拡散を~ )
では、どなたさまも秋期もよろしくお願い致します!!
個人的な2018年夏期ベスト記事
https://dramablog.cinemarev.net/ranking2018-7.html
https://dramarevue.cinemarev.net/ranking-top/