何の意味があんだよ。
結婚してる人、好きになって何の意味があんだよ。
上司である山賀の事を好きな真奈美に、誠治は言い放った。
父が会っていた若い女。
誠治はそのことでイライラしていた。
残りの人生の終わりが見えちまって、あがいている中年男の悲哀。
と、社長は言う。
温かく見守ってやれば良いと。
しかし、誠治には許せない。
母は親父のせいであんな事になったのに・・・
何を聞いてもはっきり言わない。
だからお前はダメなんだよ。
父にそう言われた誠治は、思わず女と父の関係を責め立ててしまう。
黙ってるんだったら、出て行ってくんないかな。
この家から。
出てってくれよ！
思わずそう言ってしまい、父は本当に家から出て行った。
母の退院が週明けに決まり、誠治は亜矢子に父が出て行ったことを打ち明ける。
亜矢子は女の存在に怒り、乗り込もうと言い出した。
実際に亜矢子と乗り込んでみると、彼女は、公認会計士になる勉強のための
金銭援助をしてもらっていた、と言う。
2人が乗り込んでいる最中に父がやってきた。
仕方なくベランダに身を隠して様子を覗う誠治と亜矢子。
彼女に、もう援助はやめて家に戻ってくれと言われて父は言った。
今までありがとう。
君は僕を頼ってくれた。
父が初めて彼女と出会った時、彼女は喫茶店で公認会計士になるための
勉強をしていた。
彼女への小さなアドバイス。
それが援助を始めた切っ掛けだった。
俺は会社で部下の書類をチェックし続けている。
チェックしてはいるが作成することはできない。
コンピューターが上手く使えないからだ。
部下は俺を見下している。
会社では頼られない存在である父。
家では、何かとやり合ってはいたがそれなりに会話があった娘・亜矢子は
7年前に結婚して家を出て行ってしまった。
息子の誠治とは喧嘩ばかり。
その理由は解っている。
本当はあいつのことをもっと尊重してやるべきだと思ってる。
だが、なかなかそれが出来ない。
家では威張り散らしている父の姿が小さく見えた。
素直になれない中年男。
家に帰りたくても意地で帰れない父は、カプセルホテルに泊まっていた。
誠治は父の携帯に電話する。
あのさ、母さん明日、退院するから・・・
母さんが帰ってきた時、オヤジが家にいないと心配するから・・・
果たして父は帰ってきた。
女とは、きっぱり別れた。
泣きつかれて困ったよ。
と言う。
誠治は笑った。
やるじゃん。
親父も。やる時は。
言いたくても言えない気持ちがある。
家族だからこそ、言えない気持ちがある。
身近にいる人だからこそ、言えないことがある。
と言うのは解ります。
恥ずかしかったり。
妙に照れてしまったり。
親父だからこそ、子供に弱みなんか見せられない。
中年男の悲哀。
私の父も天邪鬼な人なので。。。
でも、こういう人って、言う事が本当に許しがたいほど憎らしいのよね
父が白と言ったら真実が黒くても白。
そういう子供時代をずっと送ってきた私にとって、私の実家は
家族に何でも話せるような家ではなかったです。
誠治の家はあんな父親がいても、子供たちはバンバン言い返している。
羨ましい気がしますね。
ストーリーですが。。。
今週は、ちょっと今ひとつ。。。
見知らぬ女に、ただ学費の援助をしていた、と言うのは、
ちょっと現実離れしすぎている気がしてしまいましたわ。
お世話になった人の娘の面倒を見ていた。。。とか、
そういう事だと思ってたんだけどな。。。
それに、やっぱ変だよねぇ。。。
大富豪じゃあるまいし、見知らぬ女に何の見返りも求めず
大金はたいてたなんて。。。
ラストの哲平の怪我も何か唐突過ぎる気が。。。
今まで、毎週、現実にありそうなストーリーと登場人物の心情に
涙してきただけに。。。残念な感じ。
キャスト
武 誠治 – 二宮和也
千葉 真奈美 – 香里奈
武 誠一 – 竹中直人
武 寿美子 – 浅野温子
永田 亜矢子 – 井川遥
永田 文也 – 七海智哉
永田 智也 – 橋本智哉
永田 則子 – 鷲尾真知子
西本 幸子 – 坂口良子
西本 和彦 – 横尾渉
大悦 貞夫 – 大友康平
塚本 学 – 山本龍二
真田 勝也 – 嶋大輔
星野 あかり – 岡本玲
手島 信二 – 井上正大
豊川 哲平 – 丸山隆平
山賀 亮介 – 眞島秀和
北山 雅彦 – 児嶋一哉
岡野 忠志 – 田中壮太郎
島田 彰子 – 玄里
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コメント
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マイホーム購入を差し置いて、
あれだけのお金を手渡すかな～。
あの女の子は、天涯孤独でも、めっちゃ苦労してる訳でもなかったし、
武に下心があった訳でもなく、ただ頼られた事が嬉しかったばっかりに、お人好し過ぎる・・・・（ーー;）。
おかあさんも納得する様な、全視聴者が納得する様な理由が、
こんなにも無い展開って、かえって天晴だわ～。
お隣さんが、今時、印鑑商法の餌食にされようとしてるし、
このドラマって、一体・・・・・・・。
と、今週はなんだか、脚本家が急に変わっちゃったのかと思える位、完成度が低く感じられたのですが、
なのに、なのに、この先どうなるのかが気になります。
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現実離れしたエピなんで唖然とするばかり。
私も友人の忘れ形見とかで援助してるのかな？
妄想してたんですけど
呆れてぽっか～～んでしたわ。
でも誠治は父親が危ないことをしたわけじゃないから
許せたのかしら。
淋しい中年の心情もわかったしね。
ともあれ武家は多少絆ができつつあるようで
それだけは良かったかも。
何でもいいから早く家を買う方向にもっていってほしいです・・。
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誠治が援助だけしていたなんて、
あまりに人と虫の良い話です。
会社や家庭で頼られないのは、
誠一の性格の悪さだし、それを
寂しいと感じても直そうとはしなかった
という点もカタクナさが見られます。
私の父も、問答無用！の切り捨て型だったから
和やかな生活なんて無理でした。
最後まで、うちとけない親子でした。
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お父さん、私も親友の娘とか、何か事情があるかと思っていたので、がっかりしました。
私は、これはこれで立派な援助交際だと思います。
貢ぐだけで楽しかったのでしょう（＾＾；）
それをぬけぬけと見返りなしで受けていた女の方がしたたかだと思います（汗）
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ただ学費を援助してただけって、何じゃそりゃですわぁ。
イマドキそんないい話があるんなら、あたしも是非援助を
お願いしたいっす(笑)。
てか、原作でもこんなエピなんだろうか？？？
確かに今回は、急に現実味が薄れたような・・・
誠治と亜矢子が女のとこに乗り込んだのも、その勇気は
天晴れだし、そのおかげで早々に決着ついたけど、
実際にはなかなかそこまで出来ないし～^_^;
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ラストの哲平の怪我も何か唐突過ぎる気が。。。
いえいえ、あるんです。こういうこと。喜びすぎても人間、怖いんです。
知り合いに実際にあった話で、女のお子さんが続き、どうしても男の子も欲しかったご夫婦に待望の男の子が生まれ、仕事で離れたところにみえたご主人に病室から報告の電話をすると、それはもう大喜びで、今すぐそっちに向かうから、とのこと。その途中で事故死されました。
それからもう随分経っていますが、私の中でトラウマになっていて、悲しすぎることや嬉し過ぎることは、何が起きるか分からない気がしてとても怖いです。
だから、私にとっては、辛い思い出を蘇らせる、かなり現実的な展開でした。
ただ、この事故の直接の原因はわからないので、もし、哲平が浮かれすぎてるのは関係なく、たまたま事故に巻き込まれたのなら、やはりちょっと安易なドラマ展開という気がしないでもないです。
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やっぱりそうですね。
頼られることが嬉しかったし
不倫とかじゃなかったのはよかったですが
だからといって赤の他人に家の金を使って
いいとは限らないですからね。
その辺はもうちぃと
お説教が必要ですけど、今の誠治じゃもう無理だな￣▽￣
哲平の怪我に関しては
千葉が過去に事故を起こしたって事と
あかりちゃんが彼に惹かれていった事が
なんとなく伏線であった感じなんでいつか
こうなるかなとは思ってたんですけど
遂にその時が来たって感じです￣▽￣ゞ
この二つが次回はメインになりそうなんで
今度は武家の方は安泰ですかね
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今週は詰め込んできましたよね。
武親子だけの話に絞ってくれたらもっと見やすいドラマになるはずなのに、外野にスポットあてすぎな印象で、今週は若干散漫な所はみられました。
＞ラストの哲平の怪我も何か唐突過ぎる気が。。。
せめて何か前振りでもあれば･･･でしたけど、電話でいきなりではなんだか話についていけなかったです。
しかもそれで続くって（＞＜）
他のキャラで引き延ばししてるのは分かりますけど、もう少し「家を買う」方向に向いてもらいたいですよね。