文(井上真央)と久坂玄瑞(東出昌大)の婚礼が行われた。
しかし、玄瑞の爆弾発言が露見し、会場は大騒動に。
ぎこちなく始まった新婚生活だが、文はささやかな幸せをかみしめていた。
一方、江戸にいる吉田稔麿(瀬戸康史)からは、刻々と変化する日本の外交情勢が
伝えられ、吉田松陰(伊勢谷友介)と塾生たちは危機感を募らせる。
そして玄瑞に藩医として江戸遊学を許可するという話が来ると、玄瑞は文との結婚に
ある決断をして…。
(あらすじ「Yahoo!TV」より引用)
花燃ゆ 第十二話「戻れないふたり」
簡単感想で。
安政4年12月5日。
久坂玄瑞と杉 文の婚礼は、杉家の一族と塾生たちのみでささやかに行われた。
酔った高杉の
しっかし、久坂のやつ、あれほど言っとったのにのう。
「文は不美人じゃから嫁には欲しゅうない」と。
という爆弾でたちまち凍りつく場。
翌日もそれを引きずり続ける文さんだったが、しばらく杉家で暮らすことになった久坂は
久しぶりの「家族」暮らしにまんざらでもない様子。
お帰りんさい。
ああ…。
何?どねぇかした?
いや…そねなふうに迎えられるんは母が生きとった頃以来で…何か慣れんな。
…もうすぐご飯ですけど。
ああ……どうも慣れんな。
照れたように少し笑う。
それを見て、ついつい久坂のご飯の量だけを増やしてしまう新妻・文さん。
そんな微笑ましい若夫婦に比べて、すっかり冷えた雰囲気になっているのは姉の寿と
伊之助夫婦。
寿は自分が文のために椋梨の奥方に縁談を頼んでいた事を無碍にし、周布を持ち上げる
結果に持っていった夫が気にくわないのだった。
ようやく奥様方のお仲間の端に加えて頂けたというのに。
自分の立場やつきあいがそねぇに大事なんか。
あなたからしたら女のつきあいなど馬鹿げた事かもしれませんが、私はあなたの
お立場がよくなれば…。
そねな事まで頼んだ覚えはない。
私がどんな気持ちで…。
いっつもそうです。
あなたは私の気持ちなどお構いなし!
いっつもそうじゃ。お前は。
私、私、私。
自分の事しか考えとらん!
平成頭感覚で見ても、ホントどうかと思う寿姉のキャラ。
ましてや平成じゃないんですけど。
本当にどうにかしてあげて欲しいわ。
好感度はすでに地の底よりも下なんですけど。
ここ、文さんと対比させるためのこんなキャラなんでしょうかね……。
それとも、後々の文さんの…えっと…立場の事を考えたら、ここで寿の好感度が
上がらないようにしておいた方がいいからですかね…モゴモゴ…。
ご本人、草葉の陰で泣いてると思うで…。
とにかく。
今の文さんは久坂の妻になったばかりなのだった。
なのに、久坂の江戸遊学が決まってしまう。
ついていくつもりだったのか荷造りする文さんに、
俺はやはり独りの方がしっくり来る。
独りの方が気兼ねのう遠くに行ける。
皆様には俺が言うておく。
お前は…お前に似合う相手を見つけてくれ。
と言う久坂であった。
えっと……もちろんこれは、いつもの久坂の天邪鬼なわけですが、遊学するから
離縁って事ですか。
それから……遊学は単身が基本っす…妻は行かないです…文さん。
どねぇしてあげたら一番ええんか分からんで…。
私がおらん方が楽やというんなら…。
と、悩む文さんに、
文の志は何じゃ?
と問う兄・松陰先生。
文さんは考えた末、夫と差向いで話すのだった。
心配なんです。
あなた様は本当に真っ直ぐな人やから…。
よう周りが見えんくなるから…。
江戸に行ってもぶつかってすりむいていっぱいこけるかもしれんから…。
独りにしておけんのです。あなたを。
私がこの萩にいます!
この萩であなたを思うとってさしあげます。
あなたがどれほど遠くに行っても迷子にならんように。
毎日握り飯を作る時、お芋掘る時、あなたの事を思い出してさしあげます。
朝起きたら江戸の方に向こうて「おはよう」って…
仕事が終わった頃には「ご苦労さま」
夜寝る時は「おやすみんさい」って
言うてあげます。
そねなおなごがここに一人おると思うたら、あなたはどこにいても独りやないでしょ?
嫌やと言うてもそうしますから。
だってもう…志を立ててしまいました。
私の一生の志です。
私はあなたと共に生きてまいります。
天邪鬼ぶっても決して独りにはしないと言う新妻を思わず抱きしめる
久坂である。
不美人コントからはじまり、ベタベタで終わるという……
ぇっと…つまり最初から最後までほぼ婚礼引きずりな1時間。
もう…今日の回は何を描いていたのか終わった途端に忘れちゃったYO……。
うん。夫婦愛を描きたいのは解るんだけれども、久坂がこの先、あんな事や
こんなものを……ぇっと色々あることを解っていると…
何となくシラけてしまうんだよね…。
やっぱり大吉じゃ!
お前は俺の大吉じゃ!
で、もって来週はコロリが来るらしい……。
ほら、仁先生~~~!
伊之助とかやってる場合じゃないから~~…。
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※キャスト
杉文 … 井上真央(子役期:山田萌々香)
吉田松陰 … 伊勢谷友介(子役期:板垣李光人)
小田村伊之助 … 大沢たかお
久坂玄瑞 … 東出昌大
杉百合之助 … 長塚京三
杉滝 … 檀ふみ
玉木文之進 … 奥田瑛二
杉梅太郎 … 原田泰造
杉寿 … 優香(子役期:香音)
杉敏三郎 … 森永悠希(子役期:山田瑛瑠→大橋律)
杉亀 … 久保田磨希
玉木彦助 … 冨田佳輔
毛利敬親 … 北大路欣也
毛利都美子 … 松坂慶子
桂小五郎 … 東山紀之
周布政之助 … 石丸幹二
椋梨藤太 … 内藤剛志
椋梨美鶴 … 若村麻由美
松島剛蔵 … 津田寛治
宮部鼎蔵 … ビビる大木
高杉晋作 … 高良健吾(子役期:山崎竜太郎)
吉田稔麿 … 瀬戸康史
伊藤博文 … 劇団ひとり
入江九一 … 要潤
野村靖 … 大野拓朗
前原一誠 … 佐藤隆太
寺島忠三郎 … 鈴木伸之
品川弥二郎 … 音尾琢真
赤禰武人 … 阿部亮平
松浦松洞 … 内野謙太
梅田雲浜 … きたろう
小田村志乃 … かたせ梨乃
金子ツル … 麻生祐未
高須久子 … 井川遥
福川犀之助 … 田中要次
富永有隣 … 本田博太郎
大深虎之丞 … 品川徹
吉村善作 … 日野陽仁
高須 糸 … 川島海荷
入江すみ … 宮崎香蓮
吉田ふさ … 小島藤子
金子重輔 … 泉澤祐希
井伊直弼 … 高橋英樹
語り … 池田秀一
※スタッフ
脚本 … 大島里美、宮村優子
音楽 … 川井憲次
題字 … 國重友美
制作統括 … 土屋勝裕
プロデューサー … 堀之内礼二郎
演出 … 渡邊良雄 、末永創
公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/
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コメント
「花燃ゆ」感想 第十二回「戻れないふたり」
「久坂の魅力がわからなくて困惑中です」
今回は…えーっと…ほぼ45分間痴話喧嘩回でした。
ツンデレVSツンデレの主人公ご夫婦と、フリーダムVSフリーダムの姉夫婦の喧嘩模様がお茶の間で流れるという、正直幕末ドラマとしてどうなんだという回です。
「花燃ゆ」って恋愛ドラマとしてもちょっと詰めが甘い作品ですよね。
妹よ・・・お前が久坂玄瑞の妻としては稚劣であることは明らかだ(伊勢谷友介)
吉田松陰(伊勢谷友介)が妹・文(井上真央)に贈った言葉で現存しているものが安政四年(1857年)十二月五日付の「文妹久坂氏に適くに贈る言」である。 「久坂玄瑞は防長年少第一流の人物にして、固より亦天下の英才なり」で結婚相手の久坂を高みに持ちあげ「今少妹の穉劣なる、其の耦に非ざるや審らかなり」と妹の文
花燃ゆ 第12回「戻れないふたり」〜心配なんです。あなた様は本当にまっすぐな人やから
まずは夫婦コント三連発。
★コントその1
婚礼の席、高杉(高良健吾)がいきなり爆弾発言。
「文は不美人だから嫁には欲しゅうないと久坂は言ってたのう」
北風+犬の遠吠え、アオーーン!(笑)
周囲はなんとか取り繕うとするが、酔った周布(石丸幹二)がポツ…
「花燃ゆ」 第12回、戻れないふたり
大河ドラマ「花燃ゆ」。第12回、戻れないふたり。
文と久坂玄瑞の婚礼。
しかし、うまくいかない夫婦関係。
そして、久坂の江戸行きが決まる。
【花燃ゆ】第12回感想と視聴率「戻れないふたり」
【第12回視聴率は3/23(月)追加予定】 「戻れないふたり」 安政4年(185
花燃ゆ #12「戻れないふたり」
公式サイト 文(井上真央)と久坂玄瑞(東出昌大)の婚礼が行われた。しかし、玄瑞の
花燃ゆ 第12回「戻れないふたり」
今回は、文と久坂玄瑞の婚礼に関する話題でした。見終わった率直な感想としては、歴史ドラマとして見るのではなく普通のドラマとしてみるのであれば、今回は大きなターニングポイントであったということ。
それはこれまで自由気ままに生きてきた主人公の文という人物が今回明確に志として久坂とともに生きて行き支えていくのだと自覚したことが大きいと思います。結婚してからもしばらくは久坂の気持ちを感じることが…
花燃ゆ – 2015年大河ドラマ 井上真央
花燃ゆ
平成27年大河ドラマ
NHK総合
2015年1月4日~
[キャスト]
井上真央
大沢たかお
伊勢谷友介
高良健吾
東出昌大
優香
瀬戸康史
劇団ひとり
佐藤隆太
要潤
かたせ梨乃
内藤剛志
奥田瑛二
長塚京三
松坂慶子
北大路欣也
ほか
ナレーター:池田秀一
[スタッフ…
大河ドラマ「花燃ゆ」 #12 戻れない二人
久坂玄瑞と文の婚礼。
そこに周布と小田村まで参列。
この辺りから、長州藩の中に入って行くのでしょうか。
花燃ゆ 第十二回
『戻れないふたり』
「戻れないふたり〜夫まさかの決心に妻の初仕事は?」
内容
兄・松陰(伊勢谷友介)の勧めもあり、
夫婦となることになった文(井上真央)と久坂(東出昌大)。
祝言には家族が出席するだけでなく、塾生や周布(石丸幹二)も招かれるのだが、
酔っ…
大河ドラマ「花燃ゆ」吉田松陰の妹12文は玄瑞得意の議論に持ち込み自らの志は生涯あなたについていく事ですと告げて玄瑞を素直にしてみせた
大河ドラマ「花燃ゆ」第12話は文と玄瑞は婚礼を行ったが、そこで晋作がかつて玄瑞が文について語った事を暴露した事で気まずいまま夫婦生活がスタートした。そんな中でお互いに …